八郎と三津の仲の良い姿 / スカーレット 第87話

2020年1月15日(水)第15週「優しさが交差して」

あらすじ

窯業研究所のひろ恵が小皿を200枚、喜美子に発注しました。その打ち合わせを終え、大喜びしながら帰宅した喜美子の目に最初に飛び込んできた光景は、喜美子の心をざわつかせました。喜美子が帰宅したとき、八郎と三津は話し込んでいるところでした。

三津が提案した、東京で人気を集めている洋食器セットの図案を見つめながら話し込む、八郎と三津があまりにも仲良く見えたからです。そんな二人を前にして戸惑う喜美子に八郎は言いました。東京銀座での個展は中止しないと。

そして八郎は、個展を開く前に東京に下見に行くことも決めていました。八郎が決めたことを聞かされた喜美子は、注文を受けた小皿づくりを遅らせて東京の下見への同行を申し出ました。しかし、喜美子の申し出に対して八郎は、否とも応とも答えませんでした。

一方の喜美子は、東京に下見に行くまでの間に、ひろ恵からの注文を仕上げるつもりでいました。それを知った八郎は、喜美子の東京の下見への同行を断りました。そして、注文の小皿の制作の完成を急ぐようすすめるのでした。

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予習レビュー

ついに、喜美子ちゃん・八郎くん・三津ちゃんの「三角関係」がはじまってしまうのでしょうか。

八郎くんと三津ちゃんの仲の良い姿に喜美子ちゃんが心をざわつかせる描写が描かれます。

前週。年が明けて最初の回では、夜の工房で喜美子ちゃんと二人きりで過ごす時間がかけがいのないものとすら口にしていた八郎くんが、どうしてこんなことに。

年が明けてから今回までの八郎くんの心の動きを振り返ってみました。

上にも述べたように、八郎くんは喜美子ちゃんと工房で二人だけで過ごす時間が大好きでした。それがなければ生きていけないとすら言いました。

そのころの喜美子ちゃんは、自分を押し殺しているように見えました。

好きなこと、やりたいことを、困難な中でも見つけようともがき続けていた喜美子ちゃんらしさがなくなったと百合子ちゃんが真剣に考えるほどでした。

そんな喜美子ちゃんに支えられている安心感があったのでしょう。八郎くんは。

しかし、自分の夢や希望を封印しているかに見えた喜美子ちゃんが、実は八郎くんを驚かせるほどの釉薬の知識をたくわえていた。

この瞬間、八郎くんにとって喜美子ちゃんは、一歩下がって自分を支えてくれる存在から、自分の脅威になりかねない存在になってしまったのかもしれません。

だから、その後の喜美子ちゃんの、東京の個展を中止したらどうかという提案も素直に聞くことができなかった。

そんなタイミングで三津ちゃんは、東京で人気を集めそうな作品づくりの提案を行い、八郎くんは三津ちゃんの提案は受け入れました。

喜美子ちゃんの釉薬の知識の豊かさを八郎くんが知った瞬間が、すれ違いの第一段階。

そして、東京銀座での個展の開催の是非。このことをめぐって、八郎くんが三津ちゃんという存在に自分の支えを見出したのがすれ違いの第二段階。

喜美子ちゃんの提案は無視し、三津ちゃんの提案を受け入れた八郎くん。このままどこに向かって行くのでしょうか。

感想

百合子ちゃんが結婚のことを口止めする理由は?

大野家のおじさんとおばさん。忠信さんと陽子さんが、信作くんと百合子ちゃんの結婚を喜美子ちゃんに対してひた隠しにするのは、百合子ちゃんに口止めされているから?

では、百合子ちゃんが口止めする理由は?

百合子ちゃん、サプライズを狙っているのでしょうか。いきなりの結婚宣言をして、家族を驚かす算段をしているのかな。

百合子ちゃんが結婚のことを隠す動機がまったく見えませんが、百合子ちゃんと信作くんのコミカルな結婚エピソードのおかげで、楽しく鑑賞ができます。

もし、この二人のエピソードがなかったとしたら、喜美子ちゃんと八郎くんの微妙なすれ違いがリアル過ぎてかなりつらいものになりそうです。

【速報(半分朗報)ネタバレ注意!】

八郎くんと三津ちゃんの駆け落ちはなくなりました!

三津ちゃんはひとりで川原家を出て行ってしまうことが判明。三津ちゃんは八郎くんに恋心をいだくものの、三津ちゃんの恋はかなわぬ恋に終わってしまいます。

八郎くんと三津ちゃん、喜美子ちゃんの心をざわつかせるほどに楽しそうにしていましたが、三津ちゃんが八郎くんに振り向いてもらえることはなさそうです。

八郎沼が底なしの泥沼になる最悪の展開はなくなりました。

しかし、切ない展開は避けては通れなくなりそうです。

三津ちゃんはひとりで川原家を去って行きますが、八郎くんもまたひとりで川原家を去ってゆく展開になりそうです。

八郎くんの収録場面がどうやら終わったらしいという情報がありますが、その情報をとおりの展開になりそうな見通しです。

でも、二つの救いがあります。

まず一つ目の救いにして最大の救いは、上にも述べたように八郎くんが川原家をひとりで立ち去るという点。三津ちゃんと駆け落ちではない点です。

そして、二つ目の救い。

それは、喜美子ちゃんの行動が八郎くんが去るきっかけをつくるらしいこと。

なので、いつか八郎くんが川原家に戻ってきても、歓迎されても招かれざる客にはならないという点です。

八郎くん、出て行ってしまうようですが、いつか戻ってくるかも。そんな気がしてきました。

第17週「涙のち晴れ」

コメントへの返信 by 朝蔵

百合子と信作、結婚するのね(オペラ座の怪人さん:86話)
百合子ちゃんと信作くん。結婚までのカウントダウンがはじまったみたいですね。忠信さんと陽子さんはもうそのつもりなので。

しかし、これまで女性との関係が一つとしてうまくまとまらなかった信作くんのこと。

両親にも喜ばれ、お相手の百合子ちゃんもすっかりその気だというのに、結婚まではスムーズには進まないみたいです。

信作君がチョイ悪だったら、「お義姉さん・・・・・。」とか半分媚びを含めて言ってるかな?(よるは去ったさん:86話)
喜美子ちゃんをお義姉さんと呼んで自分の意思を伝える機転の効かせ方ができるキャラならば、もしかするととうの昔に他の誰かと結婚できているかもしれませんね。

不器用な性格のせいでここまで結婚が遅れてしまったけれど、その性格のおかげで百合子ちゃんという伴侶を得ることができそうです。

人間どこででどんな「憂き目」「苦労」を見ているかわかりませんな(よるは去ったさん:85話)
『おちょやん』の実在モデル・浪花千栄子さん、それほど苦労をされた方なんですか!?

歴史に名前を残すような人物の多くは浮き沈みの多い人生を経験していますが、沈んだことで人物が磨かれて浮くことができるのか。

それとも普通の人以上に浮いた分だけ沈み方も深くなるのか。

いずれにせよ、浮いたり沈んだりが激しいからドラマになるのでしょう。

大野さん夫妻は本当に常治さんのことが好きだったんですね(丹善人さん:86話)
おそらく忠信さんが戦地から復員してからずっと、忠信さんは陽子さんに繰り返し語り続けたのでしょうね。

自分は常治さんに救われたのだと。

そして、常治さんも家の外ではどうやら人気者でした。そして、忠信さんと陽子さんは、常治さんのいいところしか知らないので、今でも大好きなんでしょうね。

照子の娘は誰が演じるのかな(丹善人さん:86話)
照子ちゃんの三姉妹の成長後のキャスティングについては、まったくアナウンスがありませんね。

ストーリーの真ん中に入ってくるような重要なキャラにはならないのかもしれません。てる子ちゃんと異なり娘たちの方は。

あらすじ、予習レビューともに照子と喜美子が入れ違っている(ホリカワさん:91話)
はじめまして!初コメント&誤記載のご指摘ありがとうございます!

助かりました。早速、訂正いたしました。今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

喜美子の手を離さへんって言ったじゃない(ネコさん:16週)
手を離さないなんてわざわざ言ったのは、いつか手を離すことになることへのフラグだったのかもしれませんね。

ドロドロ朝ドラは反対!(Mayumiさん:16週)
ドロドロの展開だけは回避されることが確定しました。ご安心ください!八郎くんと三津ちゃんの駆け落ちという最悪の事態はなくなりました。

しかし、この悲劇だけは避けては通れないようです。

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コメント

  1. ひるたま より:

    東京:銀座での個展を何が何でも開催&成功させる事が八郎さんにとっての「意地と誇り」なのだと個人的には考えています。
    大昔に「女にだって、意地と誇りはあるんじゃ~~!」と父親:常治さんに対して高らかに言った喜美ちゃんですが…夫:八郎さんにも「意地と誇り」があるんだよ~喜美ちゃん、と思いながら見ていました。

    「ほんまは作りたいんやろ?…」「作りたい。…」「僕は僕でやるから、喜美子は喜美子でやりたい事やったらえぇ」←この時、八郎さんが喜美子の手を離した(放した)ように思えたのは気のせいでしょうか…?

  2. つい しょうこ より:

    喜美ちゃんと八さんの別れは「ドロドロ」ではないけれど、「ヒリヒリ」なんですね。
    なんか、フクザツです。
    ところで喜美ちゃんのモデルとなった女性は、息子さんを白血病で失ったのちに骨髄バンクの設立に貢献なさったとのこと。
    このエピソードがドラマに反映するならば、当時は骨髄移植は血縁者の提供しか不可能ですから、是非「ドナー候補としての八郎お父さん再登場」に期待したいです。

  3. 1013 より:

    そういえばお父ちゃんの臨終の時に「うちは結婚しいひん!」って百合ちゃん言ってた!
    いや、しろよ(笑)
    まあ信作くんなら喜美ちゃんにぶん投げられるんだろうけどね(笑)

  4. ともあき より:

    泥沼回避がわかると、色眼鏡無しで見ることが出来ますね。朝蔵さんに感謝です!
    ただ、今日のきみちゃんキツかったー。
     「あれを超える作品を目指してたんちゃうの?それがうまくできひんから、
      今回休んだらどうや言うたんよ。無理せんと心に栄養与えてな。
      ほんでやれるようになったらやればええ思うたんよ。
      間違うてる?うちが言うてること。」
     「間違うてないよ。間違うてないけど…。」
     「けど 何?」
    頑張って悩んでいる人にこんな言い方しちゃだめだ、追い込んじゃだめだ。
    きみちゃんの言ってることもわかる、ただ真っすぐにぶつかったボールは痛い。
    正論は、時に人を傷つけることを分かってほしいものです。

  5. キヨコ より:

    たぬきのぽん作 なまずさま びわたろう ねんどまじん

    喜美子と八さんが真剣に話し合っているのに
    私の眼に飛び込んできた
    武志の本棚に並ぶ、赤い背表紙の文字

    実在のものなのか、スタッフの創作なのか
    気になって仕方がない

    久々のつまらないつぶやき
    すみません

  6. にゃんこ より:

    うーーん。
    喜美子が三津ちゃんと八郎さんの仲のよさそうな雰囲気を見て、正常な判断がしづらいのだろうと思ったとしても、喜美子の態度がなんかイヤ~な感じがします。
    「あなたのためを思って言っているのよ」的な、やさしさのような威圧感。
    喜美子が主張する「小皿の注文を受けたから八郎さんはゆっくり制作に取り掛かればいい。無理に個展を開くつもりはない」は確かにやさしさなんだけど、それは八郎さん自身が「ディナーセットの和食器版に取り掛かってみるのも悪くはないかな」「結婚前の作風に戻してみようかな」「成功するかしないかはわからんけれどやれそう」って思ったならそれはそれで尊重して、思うようにやらせてみるのがやさしさなんじゃないのかな・・・って思います。
    「東京についていく」って言ってたけど、もしついて行ってたら絶対あれこれ口出しするやろうな~
    やっぱり常治さんの娘やな~

  7. 丹善人 より:

    まさに新しい風でしょうか。洋食器の製作などこれまで頭の片隅にも
    なかったこと。洋食と和の伝統との融合。これなら信楽の土の魅力を
    壊さずにオリジナルな物を生み出せそう。三津との会話は新しいイメージを
    膨らませてくれますが、これがもし3人の会話の中で出てきた物ならば
    何の問題も生じなかったのでしょうが、コソコソに見える会話で
    出てきたのなら誤解が生じてもしかたがない。五回で終わってくれれば
    いいんですがね。

    この先の回の予習で「柔道着姿の新作と照子」というのが書かれていましたが、
    謎が解けました。そういういきさつだったのですね。

  8. オペラ座の怪人 より:

    芸術と実用との巡る、
    夫婦の会話、
    いいですね。

    (⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)

    しかし、女性弟子の存在が気になる、
    というか、心配。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    銀座には女性弟子を連れていくのか?
    多くの視聴者が心配していることでしょう。
    気になる、
    というか、心配。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    先の展開を検索したいけど、
    予習はしない主義なので、
    予習をしないように、がんばります!

    !( ̄- ̄)ゞ (ロ_ロ)ゞ (`◇´)ゞ

    おしまい

  9. よるは去った より:

    喜美子「『あれを超える作品を』と言うてたやん・・・・・・。」
    八郎「昔の自分に戻ろう思ってな・・・・・・・・結婚する前の・・・・・・・。」
    陶芸家同士の行き違いだけですまなくなっているのは確かかも・・・・・・。
    喜美子「うちも付いていく・・・・・・。」
    という気持ち最もです。
    それにしても
    八郎「僕は僕でやるから・・・・・喜美子は喜美子でやりたいことやったらええ・・・・・・・。」か・・・・・・・。