かわはら工房が穴窯導入 / スカーレット 第94話

2020年1月23日(木)第16週「熱くなる瞬間」

あらすじ

注文を受けた大量の小皿を焼いていた喜美子が大ピンチに直面しました。かわはら工房の電気窯が故障してしまったのです。納期までにわずかな日数しか残されていない喜美子の事情を知った照子は、丸熊陶業の窯を喜美子が使えるよう敏春に頼みました。

一方、信作と百合子は結婚の挨拶をする機会をうかがっていました。しかし、電気窯の故障の騒ぎでによって、その機会を失ってしまいました。そんな中、百合子はようやく信作と結婚するつもりであることをマツに打ち明けることができました。

電気窯の故障を機に、八郎は穴窯をつくることを喜美子に提案しました。穴窯によって、喜美子が願う古い信楽焼のカケラの色合いを再現できるはずだと八郎は考えたのです。早速、喜美子は穴窯のことを学ぶために柴田に相談しました。

穴窯をつくった者を柴田は知っていました。それは喜美子が子供のころに信楽の山中で出会った慶乃川でした。しかし、慶乃川はすでに亡くなっていました。喜美子を訪ねてきた慶乃川の甥は、穴窯には多額の費用がかかることを喜美子に告げるのでした。

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予習レビュー

『スカーレット』第1回の冒頭。陶芸家となった喜美子ちゃんが穴窯に薪を入れて火力を強くする映像が挿入されていましたが、ようやくその穴窯がつくられるようです。

そして、かわはら工房への穴窯の導入を機に、なつかしい人物が再登場します。

川原家が信楽に引っ越してきたばかりのころ、野生のタヌキに導かれたリトル喜美子ちゃんが山の中で出会った慶乃川さんです。

慶乃川さんはあのころ、陶芸家を目指していたものの断念。農業をするため信楽を去り草津に移り住んだはずです。

しかし、かわはら工房の穴窯の導入にあたり、その名前が再び登場するということは、その後に陶芸家、または陶芸職人としての活動を再開したのでしょうか。

ただし、今回のキャスティングに慶乃川さんを演じた村上ショージさんはクレジットされていません。

慶乃川さんは再登場するのか。再登場するとしたら、これから再び出番が増えるのか。

まるで隠遁生活を送る『スターウォーズ』のベンケノビかヨーダみたいだった慶乃川さんのことがブログ主は大好きだったので、彼のポジションが気になります。

感想

慶乃川さん

なつかしい慶乃川さんが再び登場することをブログ主は期待していたのですが、残念ながら慶乃川さんはすでに亡くなっていました。残念です。

ただし、慶乃川さんが亡くなっていたことで穴窯での焼きものづくりの厳しい現実が明らかになりました。

慶乃川さん本人が登場していたら、穴窯での焼きものづくりがどれほど大変なことなのかを喜美子ちゃんが知ることはなかったでしょう。

慶乃川さんがやっていたことに呆れ果てていた甥っ子だからこそ語ることができた穴窯のあまりにも厳しすぎる現実。

この厳しすぎる現実が、次週の喜美子ちゃんと八郎くんの間に大きな溝をつくることになるようですが、今回の喜美子ちゃんと八郎くんにはそのことを知る由もありません。

マツさんは気がついていた

一方の百合子ちゃんは、信作くんとのことをようやくお母ちゃんにだけは打ち明けることができました。

そしてお母ちゃんもうすうす勘づいていました。勘づいただけでなく、百合子ちゃんと信作くんの結婚を心から喜んでくれました。

お母ちゃんが百合子ちゃんと信作くんの結婚を反対する理由はありませんが、それでも結婚を祝福してもらえて、よかったね、百合子ちゃん。

戦友の忠信さんの一人息子との結婚だけに、お父ちゃんが生きていたら同じように喜んでくれていたのではないでしょうか。

コメントへの返信 by 朝蔵

武志くんも亡くなるか、亡くならなくても再会はおぼつかない(偽君子さん:92話)
ブログ主も武志くんのこれから先の悲しすぎる展開については回避されることをもうすでにあきらめています。

八郎くんは、復活するのではないか。復活してほしいと淡い期待を抱いています。ブログ主は八郎沼にハマったわけではないのですが、八郎くんの復活が願いです。

八郎さんはあえて松永さんと読んでるのは、彼も少しは意識してるのかなあなんて思いますよ(ときわごぜんさん:92話)
異性として意識しているからこそファーストネームでは呼べない。それはあるかもしれませんね。

『とと姉ちゃん』では花山伊佐次が常子ちゃんのことをファーストネームで呼んでいました。それで違和感を感じるどころか、安心感の方が上回っていたことを思い出しました。

「釉薬」は「薪の灰」によって出た「色合い」を、人工的に作りたいと願う人が考え出したアイテム(よるは去ったさん:93話)
素焼きは見るからにそっけないので、物足りなさを感じた人の欲求不満の産物なのかもしれません。釉薬は。発明・発見のきっかけは一体何だったんでしょうね。

ジョージ富士川、いいねえ。西川さんは演技もうまいと思います。(オペラ座の怪人さん:93話)
ジョージ富士川役。セリフをしゃべらなくても、そこにいるだけで破天応な天才芸術家のオーラを全身から発散してますね。

演技はうまい人というのはセリフがなくても大丈夫なんですね。

自分は普段使いの食器を作る、芸術は喜美子に任せた(ちーぼーさん:93話)
ちーぼーさんが考える喜美子ちゃんと八郎くんの役割分担だと、それぞれの才能が生かせそうですね。

天性のひらめきでつくられた普段づかいの器なんて、一歩間違えると料理の味を損ないかねません。でも八郎くんのようなおとなしい作風なら安心して使えそうです。

八郎さんが自分の夢を諦めて別の歩みを始める(丹善人さん:93話)
今だったら普段づかいの器の作家がもてはやされるので、八郎くんはその方面に活路を見出すことが出来たかもしれませんね。

でも昭和40年代って、そんな文化があったのかどうか。すでにそんな文化があるといいのですが。

いい人ばかりなのはとてもいいことだし、安心してみていられる(ずんこさん:93話)
いい人ばかりで思い出すのは『ひよっこ』です。あの作品もお父ちゃんを襲った暴漢をのぞいたら一人残らずいい人ばかりでした。

それなのに、あれだけ心をえぐられるような思いがしたのは何故なんだろうとふと思いました。お父ちゃんの記憶喪失のエピソードを除外しても、心を揺さぶられることばかりでした。

大事にしたい(みいちゃん命(欅の)さん:92話)
いつも二人の女子にぶら下がってるだけで、誰かをリードすすることができない信作くんの性格から考えて「大事にしたい」という言葉は、思い切った発言だなと思いました。

信作くんもやっと真剣になれる相手を見つけることができたんだなと安心しました。

波乱の人生の幕開けとなるスイッチ転換点(地方都市住民Y.M.さん:93話)
『ふたりっこ』は観たことがありませんのでそれについては何も語れないのですが、喜美子ちゃんと八郎くんの運命が逆転する瞬間という地方都市住民Y.M.さんのレビューに深く納得させられました。

いつもどおり地味で静かな描写でしたが、夫婦にとって大きな転換点になるような気がします。そして電気窯の故障も夫婦の運命の逆転にかかわってくるような気がします。

探検家の川崎浩さん(ぽんほこりんさん:92話)
「かわ」と「ひろし」で、ブログ主が真っ先に思い出したのは「かわぐちひろし」でした。でも「かわ」違い。

探検家、川崎浩でググってみましたが、そのような人物がいるんですね。まったく知りませんでした。

水曜スペシャル川口浩探検シリーズ(ぽてさん:93話)
ブログ主もぽてさんと同じ人物のことを思い出していました。もっとわかりやすい人物にしてほしかったですね。内山田さんと同じくらいに。

銀座の大急百貨店(1013さん:93話)
旧数寄屋橋阪急。今は東急になってますが、通りをはさんで反対側にギャラリーが何軒かならんでいるので、あのあたりのことかなと想像していました。

もしそうだとすると、ずいぶんいいところで個展を開いたんですね。八郎くんの実力がどれほどのものなのかが個展のロケーションからよくわかりました。

長男の主治医役(文月さん:18週以降)
稲垣吾郎さんはお医者さん役ですか!?しかもただのお医者さんではなく「主治医」。主治医がいるくらいなのでそれなりに重い病気なのでしょう。

武志くんの今後の展開については史実に近いものになりそうですね。

キイハンター(まめしばさん:93話)
『キイハンター』なつかしいです!ほぼ毎週観てました。主題歌(主題曲)のメロディー、今だに忘れられません。

川口浩さん、あの番組に出演されていたんですか!?ブログ主は探検隊シリーズしか記憶にありません。

信楽由来に固執していたのは八郎の方(地方都市住民Y.M.さん:93話)
思えば喜美子ちゃんも八郎くんも信楽の人ではありません。大阪出身です。だから、信楽にこだわる理由などないわけです。

八郎くんの信楽の土へのこだわりは、今になってよ〜く考えてみると、その理由がわかりません。こだわる理由が見えません。

でも喜美子ちゃんが信楽にこだわる理由は明確です。

信楽にこだわる動機の深さ。才能だけでなく、動機の深さも喜美子ちゃんと八郎くんの逆転劇の原因になっているのかなと思いました。

八郎さん、ようやく吹っ切れたようでうれしいです(つい しょうこさん:93話)
普段づかいの器の作家。このポジションなら、何をしでかすかわからない天才タイプの喜美子ちゃんより、冒険しないタイプの八郎くんの方が合ってますね。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

    え?えぇ?わけわからん!
    八さん、今喜美ちゃんの背中を押すのはまずい、非常にまずい。
    なんで電気窯が故障して「穴窯建設」にいく?
    ここは「まずは新しい電気窯を購入。建設コストもランニングコストもかかる穴窯は、ひとまず棚上げ」では?
    電気窯なし?ないと困るでしょ。
    あとでどうなっても(どうなるかわかってるけど)知ーらないっと。

    今日のマイ・ベストシーンはやはり「電話中にきゅんとなった自分の胸を押える信作君」でしょう。
    マツさん、夜中に御不浄へ行く時のために、明日からは縁側に履物を用意しておきましょう。

  2. リキちゃんママ より:

    信作と百合子ちゃんの電話での『逢いたい』に朝からキュンキュンしました。

  3. キヨコ より:

    稲垣吾郎さんが武志の主治医役で登場となり、武志が何らかの病気と闘う事が確実となりました。

    リアル武志さんは白血病でした。
    白血病と聞くと、発症して一週間で亡くなってしまった息子の同級生を思い出してしまいます。
    けれど、適切な治療法に出会い社会復帰している人もたくさんいらっしゃいます。
    どうか、闘病中の方、病気でなくても様々な事に闘っている人たちに勇気と希望が得られる展開であって欲しいと願います。

    どなたかも言ってましたが、医者を目指していた喜美子の初恋の君が、ゴロウちゃんの登場に一役絡んでいる事を望みます。

    追伸:先日は私のくだらないつぶやきに、わざわざ調べて下さってありがとうございました。
    お忙しいのにお手を煩わせてしまいました。

  4. 丹善人 より:

    「川崎さん」と聞いて僕も真っ先に浮かんだのが川崎敬三さんでした。
    元祖実写版サザエさんのマスオさんとか、元祖二枚目半で、彼が演じた
    コメディー以降「二枚目半」という言葉が作られた。
    やはり「川口浩探検隊」の川口さんをくっつけた造語でしょうね。
    「カワサキ・ヒロシ」って。時代的にも。おそらく名前を使うのに
    OKが取れなかったとか。

  5. よるは去った より:

    純平「伯父の殴り書きですわ・・・・・・・。」
    最後の行に大きく「あかん」

    二十数年前の
    善「陶芸家なんかになったらあかんで・・・・・。」
    はそんな心の叫びでもあったわけだったんですね。

     喜美ちゃんがその壁をどう乗り越えるがこれからの見処なわけですね。

  6. 丹善人 より:

    信作と百合子が電話している場面。音声消したら「ホントにあった怖い話」
    みたいな。
    と言えば、稲垣吾郎がお医者さん役で出演決定とか。武志の入院が決定した
    みたいですね。

    窯が壊れても、親友夫妻が助けてくれてよかったですね。直前に恩を売って
    おいたのが伏線ですか。情けは人のためならずというか。
    しかし、穴窯で1回当時のお金で40万円近くって、本気で無いと大変ですね。
    日本TVのダッシュ村で登り窯を作っていたけれど、TV局がからんで
    いたからこそできることなんでしょうね。

  7. オペラ座の怪人 より:

    設備投資するか否か?
    これは経理部勤務の私の目から見たら、
    調達金利(WACC)を上回る収益率(IRR)を
    上げられるか否かで決定するべし!

    ( ̄~ ̄)ξ ( ̄ー+ ̄)

    とも言えないわけで、
    かのケインズ先生は言いました、
    「アニマルスピリッツを持っているか否か?」

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    きみ子!
    アニマルスピリッツを持っているか!?

    !( ̄- ̄)ゞ (ロ_ロ)ゞ (`◇´)ゞ

    おしまい