雄太郎や大久保との再会 / スカーレット 第102話

2020年2月1日(土)第17週「涙のち晴れ」

あらすじ

ちや子の事務所で聴いたラジオから流れる歌声に、喜美子は驚かされました。歌声の主は雄太郎だったのです。映画俳優になることを目指していた雄太郎は、その後、歌手としてデビュー。喜美子が思い付きで口にした「信楽太郎」という芸名で成功をつかんでいました。

ラジオから流れてくる雄太郎の歌を聴きながら、喜美子は八郎と過ごした日々のことを思い出していました。雄太郎が歌手になっていたことへの驚きを喜美子が語っているところに、なつかしい顔ぶれが集まってきました。

喜美子を一人前の女中に育ててくれた大久保、そしてラジオの声の主の雄太郎が喜美子のもとに駆けつけてきたのです。少し遅れて喫茶さえずりのマスターもやってきました。喜美子は、大阪で出会った面々との再会を心から喜びました。

数日後、喜美子と武志は信楽に帰ってきました。なつかしい大阪の人たちと再会することができた喜美子の気持ちは晴れわたっていました。そして、穴窯の窯焚きへの決意を新たにするのでした。

<<前回101話 | 次回103話>>

第17週 | 第18週 | 第19週

Sponsored Link

予習レビュー

ブログ主が大好きだった、大阪・荒木荘の住人たちが顔を揃えます。ちや子ちゃん、大久保さん、そして雄太郎さん。

ちや子ちゃんは信楽にやってきたことがありますが、大久保さんと雄太郎さんは大阪編以来の登場です。とりわけこのお二人は大好きだったので本当に嬉しい。

残念ながら羽野晶紀さんの名前はクレジットされていないので、荒木荘の家主のさださんは登場しないみたいです。

圭介くんの登場もなし。

しかし、荒木荘の住人たち全員が顔を揃えたら、それはそれでできすぎた話なので、今回の三人くらいの再登場がちょうどいいのかもしれません。

ところでこの回はオール阪神さんもクレジットされています。

雄太郎さんが通っていた喫茶店「さえずり」のマスターも登場するのでしょうか。それとも回想場面での登場?

思えば雄太郎さんは「さえずり」で歌を歌うアルバイトをしていました。あのアルバイトが歌手に転向するきっかけとなったのかもしれません。

八郎くんに出て行かれ傷心の喜美子ちゃん。懐かしい面々との再会で、傷ついた心は癒されるのでしょうか。

感想

荒木荘のネコが回収

大好きだった大阪・荒木荘の面々が次々に登場して大満足の回でした。

大久保さんはもちろんのこと、歌手として一躍有名人になった雄太郎さんも、まったく変わっていませんでした。

また、雄太郎さんが大ブレイクのきっかけとなった歌の歌詞は、可愛がっていたネコの死への悲しみというところがいかにも雄太郎さんらしい。

また、荒木荘の場面で、朝ドラでは珍しくネコが繰り返し登場したこと。また、前週の予告映像でそのネコをわざわざ登場させた理由も回収。

それにしても、ネコとの別れの悲しい気持ちを歌った歌詞が、八郎くんとの別れに深く落ち込む喜美子ちゃんの心を癒すことになるとは・・・

大阪から信楽に帰ってきた喜美子ちゃん。久しぶりに清々しい笑顔を見せてくれました。

しかし、穴窯の窯焚きへの決意を新たにした喜美子ちゃん。次週もふたたび暴走を始めるのでしょうか。

次週予告映像

大阪でなつかしい面々に再会できたことで気持ちがリセットされた喜美子ちゃんでしたが、次週もまた波乱に満ちた一週間になりそうです。

涙を流す八郎くん。

陶芸家になると決意を口にする喜美子ちゃん。

火を噴く穴窯。

そして、成長した姿の武志くん。

今日から2月。『スカーレット』は残り2ヶ月となりました。いよいよクライマックスを迎えますが、最終回まで当ブログとお付き合いいただければ幸いです。

どうぞ良い週末をお過ごしください。

コメントへの返信 by 朝蔵

八郎さんは離婚後、また十代田姓に戻るのか?(つい しょうこさん:18週)
次週、穴窯が完成したとき、八郎くんはかわはら工房にやってくるらしいのですが、訪問者が名前を記す芳名録には旧姓で自分の名前を記すのだそうです。

これは八郎くんの離婚への意思表示かもしれません。

その気持ちを察した喜美子ちゃんが、離婚届を出すことで八郎くんへの気持ちに応える。そんなところなのかなと。

というわけで、八郎くんは旧姓に戻りそうですね。

ただし、八郎くんと武志くんの関係はその後も良好。父と息子の関係が円満な状態でありつづけるところに何か狙いがあるような気がします。

武志くんが病気になったとき、愛する息子のピンチとなったら八郎くんも黙っているわけにはゆかないでしょう。

そのとき、復縁とまでは言わなくても、喜美子ちゃんと八郎くんの関係が復活する展開になるような気がしています。

「カーネーション」と「ごちそうさん」(偽君子さん:105話)
『カーネーション』の第1回。冒頭で描かれただんじりの迫力ある演出は男性ならではのものでした。この冒頭の強烈なつかみは男性ごのみ。

その後のメリハリの効いた演出もいかにも男性的でした。

喜美子とは器の大きさが違うというか(ろくさん:100話)
川原家を出て行ったあとの八郎くんの生き様というか、暮らしぶりを知ってはっきりとわかったことが一つだけあります。

喜美子ちゃんは一国一城の主になれるタイプ。一方の八郎くんは、誰かに雇われないと生きてゆけないタイプ。この違いがわかりました。

八郎くん、各地を転々とするのは食い扶持を求めてのようです。

一度は陶芸家として独立はしましたが、喜美子ちゃんの言葉を借りるなら、自分がさらに成長できると信じる力が足りなかった。だから成長が止まってしまった。

自分を信じることができなければ一国一城の主は難しい。成長が止まったら、たった一人で生きてゆくことは難しくなりますから。

マツさんが八郎さんにお話がある(ゆきこさん:101話)
喜美子ちゃんのことをいちばんよく知っているのは八郎くんではなくマツさんですから、マツさんが喜美子ちゃんの心の中を喜美子ちゃんに代わって伝えたのかもしれません。

おしんの養子が窯を焚いています(アーモンドさん:100話)
『おしん』に出てきた窯も穴窯でしたね。『なつぞら』のときも『スカーレット』のときも、『おしん』とシンクロしますね。

試行錯誤の繰り返しも無理ない(よるは去ったさん:101話)
作陶は八郎くんという師匠がいましたが、窯焚きは独学ですから試行錯誤は避けては通れませんね。

失敗の繰り返しで落ち込んでいる喜美ちゃんに勇気を与えてくれる(よるは去ったさん:101話)
雄太郎さんの、苦労に苦労を重ねた末の歌手デビューは、苦労に苦労を重ねている真っ最中の喜美子ちゃんの心に元気を与えてくるものと思います。

あのアパート時代がもっと長ければ、今日のシーンも、生きてくる(オペラ座の怪人さん:101話)
大阪編、あと2週間か3週間は欲しかったです。荒木荘の面々、素敵な人たちばかりでしたので。

八郎には思いを理解してくれる人が近くにいるのかな(ぽんぽこりんさん:101話)
八郎くんが信楽に住んでいるしばらくの間は、信作くんが八郎くんの良き理解者になってくれるみたいです。

信作くんにとっても、八郎くんは極めて希少な同性のお友達ですからね。

圭介はもう出演されないのかな?(klar2goさん:101話)
初恋の相手という、とても重要な登場人物の職業をわざわざ医師にして、ドラマの後半では重要人物として新たに医師が登場する。この二人の医師の間につながりがあると嬉しいですね。

なつぞらの牛たちは、姿が映るものの存在感が今一つ(ぱぽりんさん:『ひよっこ』4話)
同じ牛でもドラマの中では『ひよっこ』の牛よりも『なつぞら』の牛の方が、はるかに重要な役割のはず。ただでさえ主人公の家の牛なのだから。

にもかかわらず、たしかに『ひよっこ』の牛。脇役の家の牛の方が存在感がありましたね。かわいいという感情が自然にわいてきました。

ハチさんはきみちゃんに才能があるのを信じてるから(夏蜜柑さん:99話)
八郎くんは、喜美子ちゃんがいないところでは、喜美子ちゃんの才能をたたえまくっているのに、喜美子ちゃん本人だけがそのことに気がついていないのが切ないですね。

やっぱり喜美ちゃんは強がっていますよ(偽君子さん:101話)
助けてほしいけれど、誰かに素直に甘えることができない第一子の悲哀ですね。そんな喜美子ちゃんが「お姉ちゃんのお姉ちゃん」ことちや子ちゃんと再会できました。「お姉ちゃん」に助けてもらうことができますように。

551の蓬莱(丹善人さん:101話)
551蓬莱って、最近になってできたお店だとばかり思い込んでいました。ちょうだいしたコメントをきっかけに調べてみたら歴史のあるお店なんですね。

関西出身のお店なので、551蓬莱の創業者のストーリーが朝ドラになったら楽しそうです。

八郎君にも意地と誇り(丹善人さん:107話)
喜美子ちゃんに押され気味なので、どこかで元気なところ、意地と誇りを見せてほしい。そんな場面を八郎くんに用意してあげてほしいです。

きみちゃんのラジオ聞いた時の反応がドン引き(ともあきさん:101話)
喜美子ちゃんは雄太郎さんのとんでもない過去をこれでもかというくらいに見てますからね。荒木荘で。歌声を聴いたその瞬間、荒木荘での雄太郎さんの姿を思い出したのかもしれません。

信楽を去る前に一度でいいので、喜美ちゃんがあのかけらを拾った場所に立って、夕日を眺めてください(つい しょうこさん:101話)
喜美子ちゃんの夢の原点ですからね。陶芸家・川原喜美子の原点でもあります。かけらを拾ったあの場所は。その場所に立ったことがないのが、八郎くんが喜美子ちゃんを理解しきれない原因の一つのような気がしてきました。

うらしまミルク(ひらさわさん:101話)
そこは気がつきませんでした。喜美子ちゃんの大阪滞在中の場面では、様々なネタが仕込まれているかもしれませんね。注意して観察するようにします。

丸熊の跡継ぎとして期待されたのが重すぎた(すいかさん:19週)
人生の選択肢がないという若い人にとってはつらいものがあるでしょうね。まして、上の三人のお姉ちゃんは好きにさせてもらったことが考えられます。つらさはなおさらです。

やっぱり離婚は避けられないんですね(はちゃんさん:107話)
離婚という事実だけはドラマの中にとり込み、離婚の原因は芸術家と芸術家の葛藤にする。いい落としどころを見つけたものですね。

これだから男は(偽君子さん:107話)
女性の共感を呼ぶことに徹した作品ならではの反応ですね。

昨日を生き今日を生き明日へとつながることへの感謝(ぱぽりんさん:『ひよっこ』6話)
平穏な日々への感謝は『とと姉ちゃん』のテーマでもありましたが、『とと姉ちゃん』はそのテーマを抽象的な言葉で語ってしまったことで、テーマが弱くなった印象を受けています。

『ひよっこ』は、そもそもヒロインが難しい言葉を使いこなせない女の子なので、言葉ではなく情感だけで平穏な日々への感謝を表現することに成功していたと思います。

<<前回101話 | 次回103話>>

第17週 | 第18週 | 第19週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 偽君子 より:

    しかしなんですね、いまでこそ喜美ちゃんは大久保さんと強い信頼関係を築いていますが、最初のうちは大久保さんを誤解し、ブチキレて枕に当たったりしてるんですよね。こう言う人のありがたさ、大切さがわかるまでは、結構時間がかかるものだ、ということなんでしょう。もっと言えば、その真意がわからなくて、ただむかつく存在でしかなかったとしても、そう感じるのは仕方のないことであって、責めることはできないわけで。いずれにしろ、のっけからありがたがって涙を流してたりしたら、かえって喜美ちゃんの魅力は減殺されるのかも。

  2. ぱぽりん より:

    鉄筋コンクリート造の文化アパートというか、美術さんがふと同潤会アパートを思い浮かべてデザインしたかと思われる<ちやこの事務所>。

    だけどさ、入り口入って階段何段も下りるってのは無いよねー。
    なんだか昔の映画かドラマに出てきたギャングのアジトって感じだ。
    外部に階段を造って入り口ドアが高い位置になってしまったものだから仕方なくなのでしょうけれど、余りにリアリティーに欠ける。
    部屋があるのではなく、演技する場を部屋の壁などのセットで囲んで部屋に見せる必要上、どうしても壁や柱を載せたパネルを成立させるために床をスキップさせたりして誤魔化しているものと思いますが(荒木荘もそうだった)、せいぜい1段分で納めてもらいたいものです。
    演技する場はスタジオの床そのものと想像するのですが(でないと演者が歩く度に床の音が出てしまうハズ)、なつぞらの雪月は床を造って当初は板張り、商売繁盛してからはタイル張りであったし、ひよっこの柏木堂も床を造っていながらうまいことドラマを作っていた。
    今回の内容で考えれば、たいしたボリュームではないのだから外部の階段部分を別に分けて造ればいいように思うのですが、そうしなかったのは、これから何度か登場するセットであって、内部外部が通しで映るから、ということなのでしょうか。

    とすると、<ちやこの選挙事務所>になる???

  3. みいちゃん命(欅の) より:

    「雄太郎さんが…信楽太郎さんがもっと売れますよーに!」
    信楽太郎の「さいなら」で今年の紅白狙いましょう。今のところ音源は劇中のものしかないだろうから、NHKのラジオ番組にガンガン、リクエストかけます。
    ところで可愛がってた猫が亡くなってその別れを歌にしたくだり、プリンセス・プリンセスの名曲「ジュリアン」を作曲した時のエピソードを思い出しました。

  4. あさのあさみ より:

    「家のことをきちんとできる人は、他のこともきちんとできる」と喜美ちゃんを励ました大久保さんの言葉、喜美ちゃんだけでなく、朝ドラのメイン視聴者である多くの主婦を励ましてくれたと思います。
    でも、一方、さださんやちや子さんは⁉とツッコミも入れたくなったりして(笑)お二人とも優秀な社会人ですが、家事能力は全くないものと思われます。いえ、きっと、やればできるんですよね!(笑)

  5. よるは去った より:

    雄太郎「やっと人様にお金渡せる身分になった・・・・・。」 
    のぶ子「そんなんになるまで気張んなはれ・・・・・。」
    やはり勇気くれたのはこの人たちでしたか。

  6. 丹善人 より:

    信楽太郎さんの歌、上田正樹ややしきたかじんの歌を彷彿させて
    良い歌です。

    猫ちゃん、亡くなったんですか。もう会えないとなると寂しいです。

    絵に付け足したお父さんらしき姿。陰が薄いのは心象とか。