喜美子とアンリの出会い / スカーレット 第112話

2020年2月13日(木)第19週「春は出会いの季節」

あらすじ

京都の美術大学を卒業して信楽に戻ってきた武志は、信楽窯業研究所で修行することになり、実家を出て下宿生活を始めました。喜美子がふたたび一人暮らしをすることになった川原家に、小池アンリという名の見知らぬ女性がやって来ました。

喜美子がアンリのことを不審に思うその一方で、アンリは喜美子の作品を買いたいと言い出しました。アンリが買いたいと言ったのは、穴窯で初めて成功した作品でした。売るつもりのない喜美子は100万円の値段を吹っかけてあきらめさせました。

そんな中、ちや子が川原家にやってきました。ちや子は市会議員に当選した直後でした。その頃の喜美子は自分に違和感を感じていました。作品が高値で売れるようになった自分は変わってしまったのではないかと喜美子は考えていたのです。

その数日後、アンリは100万円の現金を持って再び川原家にやって来ました。アンリは喜美子の作品を買うことをあきらめてはいませんでした。100万円の札束をアンリから渡された喜美子は言葉を失うのでした。

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予習レビュー

新キャラクターの登場です。烏丸せつこさんが演じる「小池アンリ」です。

烏丸せつこさんのキャスティングが発表されたときのアナウンスによれば、「小池アンリ」というキャラクターは「大久保さんやフカ先生に変わる、喜美子を成長させる人」。

これまでずっと人生の師匠に恵まれてきた喜美子ちゃんに、新たな師匠の登場です。

ちなみにアンリさんは女優。芸術をこよなく愛し、古信楽の色合いの再現に成功した喜美子ちゃんの作品に一目惚れして、かわはら工房にやってくるのだとか。

「芸術は見知らぬ者どうしを引き合わせる」

そう考えるアンリさんが喜美子ちゃんに引き寄せられ、喜美子ちゃんもあたアンリさんの独特な感性に引き寄せられ、二人の間に友情が育まれる。

それが、今のところわかっているアンリさんの劇中でのポジションです。

大久保さん、そしてフカ先生。

喜美子ちゃんの仕事と人生の師匠たちが大好きだったブログ主は、昨年末にはすでに発表されていた「3人目の仕事と人生の師匠」の登場を心待ちにしていました。

待ちに待った「3人目の仕事と人生の師匠」がついに登場しました。

これから、喜美子ちゃんが大きな試練に直面することがアナウンスされています。

窮地の喜美子ちゃんをアンリさんはどのように支えてくれるのでしょうか。

感想

朝ドラの主人公が師匠に導かれるエピソード

喜美子ちゃんの穴窯初作品を買いたがるアンリさんが「百万円」を吹っかけられてその場から立ち去ったのは、その金額に驚いて退散したのではなく現金の持ち合わせがなかっただけだった。

前回のアンリさんの初登場場面は文字通りの顔見せ程度でしたが、本格的な初登場となった今回のアンリさんのインパクトの強さと言ったら・・・

ちょっとだけネタバレになりますが、アンリさんはこの先で喜美子ちゃんの師匠のような存在になることが、キャスティング発表の際にアナウンスされています。

大久保さんやフカ先生に続く師匠、というポジションなのだそうです。

大久保さんとフカ先生も強烈な存在感を放つ師匠でしたが、それを超える強烈なキャラが見え隠れするアンリさん。

朝ドラの主人公が師匠に導かれるエピソードが大好きなブログ主としては、アンリさんに対して期待でいっぱいです。

ただでさえ『スカーレット』で描かれる「師匠」は素敵な人ばかり。しかも、何を考えているのかまったくわからないキャラとして登場したアンリさんです。

喜美子ちゃんが師匠に導かれる新しいエピソードにワクワクが止まりません。

コメントへの返信 by 朝蔵

武志の、切なさといったら・・・(ぷーさんさん:112話)
過去にこれほどまでに切なさでいっぱいの朝ドラはあっただろうか!?そう言いたくなるような、登場人物たちの切ない気持ちがつづきますね。

しかも本作『スカーレット』の場合、描写がリアルなので切なさが際立っています。

私的に竜也君は案外早く更正しそうな予感(よるは去ったさん:111話)
照子ちゃんが家庭菜園に夢中になっていたというそのレベルことが原因の「非行」ですから、立ち直りも早いでしょうね。

好青年すぎる武志くんと一緒に修行できるのも竜也くんが更生するきっかけになりそうです。

きみ子もまた、一人暮らしになって、残念だ(オペラ座の怪人さん:111話)
シーンと静まりかえった川原家に、やっとにぎやかさが戻ってきたと思ったら、またしても静まりかえった川原家に逆戻り。

でも、そんな川原家をにぎやかにしてくれそうな人物があらわれましたね。

あれだけ仲のいい照子と喜美子の子供同士が交流ないのは不思議(ぷーさんさん:112話)
武志くんと、照子ちゃんのところの三姉妹は、子供のころに一緒に遊んでましたが、照子ちゃんの末っ子の男の子は、これまで武志くんと遊んでいる場面が一つもありませんね。

照子ちゃんの言葉を借りると、家庭菜園に夢中になっている間に竜也くんがあんなことになってしまったとのこと。

照子ちゃんが川原家に野菜をせっせと運びはじめるようになってから、子供たちを川原家に連れてこなくなったので、武志くんと竜也くんは一緒に遊ぶ機会がなかったのかもです。

その二年後に「夕やけキャット」なんて番組が放映されてたりして(よるは去ったさん:111話)
『なつぞら』では繰り返されたパロディネタが、『スカーレット』でも最近になって急に増えてきましたね。

こうしたネタがあると時代背景を直感的に理解しやすくなるので、ドラマがいっそう楽しめます。

やっと産まれた男の子だからプレッシャーは相当だったでしょうね(丹善人さん:111話)
敏春さんは照子ちゃんに対しては頭が上がりませんが、息子には厳しいかもしれませんね。実際、仕事ぶりは厳しいですし。

しかもお父ちゃんが優秀なので、竜也くんとしてはそれだけでも十分すぎるほどのプレッシャーを感じていたものと思われます。

「カーネション」では主人公の幼馴染で、悲劇的な亡くなり方(ちーぼーさん:111話)
勘助のことですね。子供の頃からヘタレでしたが、そのヘタレゆえに廃人同様になってしまい最期は・・・

勘助のことを思い出すと胸が締め付けられます。

終盤に向けて、この展開は謎(はままさん:21週)
喜美子ちゃんと八郎くんのまさかの展開があるのかもしれません。その部分だけを伏せて、それ以外の差し障りのないところだけ事前にアナウンスしているような気がします。

第20週で、川原家に連れてこられた八郎くんのその後のことも一切、伏せられていますから。

新キャラの登場には期待しかないですね(はままさん:111話)
楽しそうな新キャラが立て続けに2人も出てきて期待でいっぱいですね。

さらに第3の謎の新キャラまで登場。このコメントを投稿する頃には第3の新キャラの素性は明かされているものと思われますが・・・

母親と二人きりで酒を酌み交わし、じっくりと話をしたことなんかなかったな(みいちゃん命(欅の)さん:111話)
ブログ主も同じことを考えていました。ブログ主の母親は酒は一滴も飲めませんでしたが、せめて食事に誘うくらいのことをしたかったと。

武志の出会いもあるといいな(文月さん:111話)
武志くんの出会いも用意されているみたいですよ。それがいつ描かれるのかは、まだわかってはいませんが。その日が来るのが楽しみです。武志くん、大好きなので。

「エール」では『3年A組』のメンバー(文月さん:『エール』)
同窓会みたいなメンバーで仕事をしたら、現場はきっと和気あいあいとして、仕事を楽しくできるでしょうね。

復縁はせずお互いを見守る関係(ははさん:117話)
『ふたりっ子』は観ていないのでそのときの様子はまったく想像がつかないのですが、復縁しなくても、頼りあえる関係を復活させてほしいものですね。喜美子ちゃんと八郎くんの二人には。

ストーブの後ろの棚に飾ってある自然釉の作品に目を止めてましたね(まっきーさん:110話)
八郎くんのそんな動き、気が付きませんでした。そこまで細かいところに気づいてくれる視聴者がいることで、松下さんも役者冥利に尽きるというものですね。

掛井先生役の尾上寛之さんを見て柴田理恵さんが『息子が出てる』(リキちゃんママさん:111話)
ブログ主も、掛井先生の姿を見たその瞬間。北茨城村のお母ちゃんのことを思い出していました。そして、とっても強い嫁のことを(笑)

吾郎さんが医師役で出演する翌週以降辛い展開になる(名乗るほどの者ではございませんさん:21週)
翌週からいよいよ武志くんの主治医が登場してしまうことを忘れていました。悲劇の直前の週となるわけですね。第21週は。悲劇への心の準備をするための時間なのでしょうか。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

    武志君。
    自立心旺盛なのは結構だけど、それなら「はなれの間借り人扱い」ということで、バイト代からお母さんに家賃と食費を払えばいいのに・・・
    あ、でも研究所やバイト先が家から遠いから、かえって自由がないか。

  2. ぱぽりん より:

    穴窯に成功した時に書こうと思ったものの、八郎の解釈で面白くもなるのかな、っと思っていたのですが、やはり書いてしまいます。

    スカーレット、お子様ランチになっている。

    毎回を切り分けてみるとそれなりに面白いのですが、芯が無い。

    スパゲティー、美味しいね。
    ハンバーグ、美味しいね。
    フライドポテト、美味しいね。
    プリン、美味しいね。

    だけれども、いったい何をメインに据えているのか、それをおいしくいただく為に、どう組み立てているのか、そこのところがズッポリ抜けている。

    「いやいや、長男の病気が・・・」

    事前の報道で、そんなことは全く触れられていない。
    事前の報道は、芯になることを伝えるものではないのか。
    芯を伝えてなおそれを盛り上げ、視聴者の期待をいい方向に裏切るトーリーがあるのではないのか。

    ドラマの制作者たち、何を考えているのでしょうか。

  3. みいちゃん命(欅の) より:

    ちや子さんが大阪の市会議員になった3年後の1986年、社会党は総選挙で大敗北し、解党的な出直しを求められました。そこで土井たか子さんが憲政史上最初の女性党首として誕生することになりました。そのあと、マドンナブームとともに社会党は大躍進することで、女性議員は飛躍的に増えたのです。
    ちや子さんはそんな時代をつくりだす「さきがけ」だったのですね。実際に1980年代に入ると、大阪を含めた大都市部を中心に女性議員の数は増えはじめていました。東京や神奈川などでは「政治は生活の道具だ」を旗印に掲げる生活クラブが、各級議会で無視できない勢力になりつつありました。
    ちや子「私たちの活動で女性の投票率があがった」、喜美子「うちも興味持ちましたもの」、百合子「選挙は必ず行こう言うてたもんなぁ」という何気ない会話が、芽吹き始めた女性が社会を動かして変えるという時代のムードを感じさせますね。ちや子さんの存在は、喜美子が「骨髄バンク」を設立する運動に関わるおおきなキッカケとなるんでしょうね。

  4. ぱぽりん より:

    先の書き込みの追記です。

    100円も100万円も同じように扱う、と言うのは好きです。
    100万円でも無造作に。
    ただし、それは自分の中でのことで、他者にお金を渡すにあたっては、100円であっても丁寧にありたい。

    このあたり、ひよっこで由香にお金を渡す時の、シェフと鈴子の封筒の違い、それのみねこへの渡し方の違い、みねこの由香への差し出し方、由香の受け取り方、細やかな演出が思い出されます。

  5. ぱぽりん より:

    朝ドラを、東京製作、大阪製作と決めつけて評価しようとは思わないのですが、お金に関わるところの演出を見るとどうしても両者の違いが際立ってしまうように思います。
    自分は<わろてんか>が大嫌いなのですが、それを明確に感じたのは、風太が札束を机に叩き付けるシーンを目にしてでした。
    そして今朝、そこまで露骨ではないにしろ、やはりアンリが札束を叩き付けた。

    お金に不自由しない人でも、きちんとした人はお金を大切に扱うのではないでしょうか。
    あのシーン一つで、アンリがろくでもない人物でしかなくなった。
    品格のカケラも無い人物にしか見えなくなった。
    ガサツであったり言葉づかいが荒くとも、お金を丁寧に扱う人はしっかりした人物、と思わせます。
    なにも袱紗で包んで、とは思いません。
    喜美子にとってアンリが重要な人物となるのなら、その見た目とは違う何かを印象付けられるシーンにできたのではないか。
    ひよっこで富さんがカギを渡すシーンのような、その人物の背景をうかがわせるような演出の工夫が欲しかったところです。

  6. きゅうぽん より:

    ちやこさんって、琵琶湖大橋の取材はしてましたが、その後、大阪で市民活動してたんですよね?
    大阪に遊びに行ったときに事務所みたいなところがあったので。
    それが、喜美子の後援会の住田?さんが、選挙のはがきを持っていたし、百合子と喜美子が選挙に行こうと思った…とあったので、ちやこさんは、多分大津か?(守山、草津、彦根)辺りで市民活動してたんですかね?飛び飛びで最近みているので、見落としがあるので、大阪から大津に拠点を移して市民活動してってかなり短期間ですごいな!と思いました!大阪つながりですんなりといったのかもしれませんが、つい考えてしまいました。

    小池紡績…昔、彦根の方は紡績工場がありました。アンリさんええとこのお嬢さんやー。

    最近、照子の進化ぶりがいい感じです。ある意味敏春さん偉い!
    八郎は喜美子の才能が怖かった。だから女としかみようとしなかったに対し、最初はしおらしい女性が、今や怖いもんなしの滋賀のおばちゃんですし。
    ただ、やってしもた…竜也の子育て。

  7. ゆきこ より:

    喜美子としてはリーズナブルな値段でみんなに気楽に楽しんで欲しかったのに男の変なプライドで高級品にされちゃったんですね…この点は喜美子に同情します

  8. 丹善人 より:

    ついでながら、誰も過去ふれてなかったことで一言。

    八郎君がまだ頑張っていた頃、タイトルクレジットでは
    喜美子と八郎のそれぞれの作品を実際に作った人の
    名前が別々にありました(喜美子のは神山清子さん)が、
    八郎君が東京での個展以降、あの金賞取った作品が
    工房から消えた後は、八郎君の作品の実際の制作者の
    名前がなくなり、工房からも一切の八郎作の作品が
    展示されなくなりました。そんなところからも、
    八郎君が去ってしまう伏線になっていました。

  9. 丹善人 より:

    大金持ちの金銭感覚はわかりませんが、どうしても欲しいという人は
    金銭感覚が破壊されるかも。別のたとえで言うならば、
    超人気グループのコンサートのプレミアチケット。ネット等で
    超高額で転売されていても、どうしても欲しい人は大金出して
    購入してるかも。東京2020のチケットしかり。本人確認が
    なければとてつもない値段がついていたことでしょう。
    今ならマスクの高額転売が問題になっていて禁止宣言も出てますが。

    そうでしたね。あの後援会の人、直虎の腹心の家来の一人でしたね。
    もう一人の家来は「半分青い」で主人公二人の親友やってたし。

  10. オペラ座の怪人 より:

    小池アンリさん?
    「人違いして、勘違いし、申し訳ありませんんんんんー!」

      

    と、平身低頭、平謝りに謝るのか!?
    と、思ったら、それはなくて、残念!

    100万円と言われて、
    私「大丈夫か!?盗まれちゃんじゃないか!?」
    と、思ったら、
    100万円を持ってきて、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    このアンリさん、
    一体何者なのか?
    一体どうなるの?

    おしまい

  11. よるは去った より:

    秀樹「こんな値段嘗められまっせ・・・・・・。」
    作品の値段を釣り上げるのはこういう周囲の人たちなんですな。

    中條N「大学出の初任給が十二万円・・・・・・。」
    ちや子「あの頃は月給千円やったからなあ・・・・・。」
    下記から上記に上がったのは新潟県出身のかの大先生のせいだけではないでしょうけど。

    アンリ「100万円言うんで用意して来ました・・・・・。」

    明日は喜美ちゃんのリアクションから始まるわけですな。
    少なくとも「驚き」はゼロではないでしょうけど。

  12. ぷーさん より:

    連投すみません。

    そういえば、以前武志が友達とビリヤードしているときに現れた女の子三人組。
    もしかして、照子の娘さんでは???
    弟くん探してたのかなーっと。

    あれだけ仲のいい照子と喜美子の子供同士が交流ないのは不思議ですが、今日の対面を見たら、おまり交流なさそうだな、と思いました。

    これからどうお話に絡んでくるのか、楽しみです!

  13. ぷーさん より:

    昨日録画を見直していて、武志の表情を追っていました。
    マツにせがまれてみんなで話したテレビの「めでたしめでたし話」。
    お父ちゃんが帰って来たと思っていた武志の、切なさといったら・・・。
    あのシーンは、ただマツのボケを描くのではなく、あの明るさと武志の切なさの対比を描いていたのですね・・・。

    うう、八郎と喜美子、切ないよーっ!!!!

  14. キヨコ より:

    「あさが来た」の、あさと、大隈重信夫人の綾子さんとの関係を思い起こしました。

    余談ですが、橘ひろ恵役の紺野まひるさんは「おひさま」にも出演されて、子育てしながら働く主人公を、厳しくも陰で見守る役どころでした。
    ひとつ芯の通ってるイメージがある俳優さんです。