信作と百合子が店番する / スカーレット 第121話

2020年2月24日(月)第21週「スペシャル・サニーデイ」

あらすじ

商店街の福引で、信作が有馬温泉の温泉旅行を当てました。信作は百合子と子供たちを連れて温泉旅行に行くつもりでいましたが、信作に対して忠信が異を唱えました。福引券を集めた陽子、そして自分にも温泉旅行にゆく権利があるはずだと言い出したのです。

そんな中、百合子はその招待券を忠信と陽子に贈りたいと言い出しました。川原家が信楽に住むことができるようになったのも。そして信楽で無事に暮らし続けてこれたのも、忠信と陽子のおかげだと百合子は考えていたのです。

百合子は、忠信と陽子にお世話になった日々を思い出していました。常治の最期の日々まで力になってもらった恩返しをしたい。それが百合子の考えでした。信作は百合子の気持ちを受け入れました。そして忠信と陽子は子供たちを連れて有馬温泉に出発しました。

一方の信作と百合子はカフェ・サニーの店番をすることになりました。しかし信作はコーヒーの淹れ方すら知りませんでした。百合子に教わりながら、信作が不器用ながらもマスターをしていると、最初の客として敏春がやって来るのでした。

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予習レビュー

信作くんが福引で旅行を当て、その景品を譲られた忠信さんと陽子さんが旅行に行くという今週のエピソードを知ったとき、ブログ主は感激したものです。

信作くん。両親に旅行を譲るなんてえらいな、と。

しかし、やっぱり信作くんは信作くんでした。あくまでも自分たちで旅行に行くつもりでした。自分たちは百合子ちゃん、そして子供たちです。

そして、忠信さんはやっぱり信作くんの父親でした。

自分にも旅行に行く権利がある。忠信さんはそう言い、信作くん一家だけの有馬温泉旅行にイチャモンをつける。

忠信さんの言う「権利」の根拠が何なのかは定かではありません。それなりに理由はあるのでしょう。

そんな父と子の、いかにもこの二人らしい対立の仲裁に入ったのが百合子ちゃん。

百合子ちゃんの提案を信作くんは素直に受け止めるのでしょうか。かくして忠信さんと陽子さん。そして信作&百合子の夫婦の子供たちは温泉へ。

信作くんと百合子ちゃんがカフェ・サニーの店番をする「スペシャル・サニーデイ」の始まりです。が・・・

ブログ主は、前週とも、そして次週とも関連がなさそうな、今週のとってつけたようなエピソーが描かれることが少し不安です。

次週以降の怒涛の展開前の小休止。そんな一週間ではないかと言う気がしています。

感想

スピンオフは振り返りの一週間?

異例の本放送中「スピンオフ」の一週間がはじまりました。

ヒロイン不在の朝ドラがはたして成り立つのか。そこが少しばかり不安でしたが、回想シーンを取り入れ、これまでの歩みを振り返りながらの物語進行。

この手があったかと思わず膝を打ちました。

次週からはクライマックスに向けて怒涛の展開になることが予想されます。

クライマックスに向けて過去を振り返ることで、クライマックスの感動を際立たせる効果もあるかもしれません。

さて、久しぶりにお父ちゃんの若い頃の姿を見ました。

若い頃から酒癖の悪いお父ちゃんでしたが、それでもまだあの頃は思い通りにゆかない自分の人生にいらだって酒に溺れるほどではありませんでした。

今、改めて川原家の三姉妹が子供のころのお父ちゃんを見てみると根っからの残念な人ではなかったんだなと思います。

クライマックスに向けて、これまでの歩みの振り返りをする回想場面の数々。

明日以降、今週いっぱいずっと、これまでの振り返りができたら、それはそれで楽しい一週間になりそうです。

コメントへの返信 by 朝蔵

おじいちゃんおばちゃんと行くことが本当に嬉しかったのでしょうか?(アーモンドさん:121話)
おじいちゃんとおばあちゃんの方がわがままを聞いてくれる。好きなものを買ってくれる。そんなメリットがあるので、非日常体験を満喫できるかもしれません。

アンリさんはこれで出番終了でしょうか(丹善人さん:120話)
アンリさんはこれで終わりかもしれませんね。大久保さんやフカ先生のときとは異なり、珍しく別れの場面をきちんと描いていましたので。

アンリさんの存在は大きかったですね。アンリさんがいてくれたおかげで喜美子ちゃんは自分の中にまだ残っている八郎くんへの想いと向き合うことができたわけですから。

大阪人あるあるです(丹善人さん:120話)
大阪人特有の「いじり」だったわけですか。飛行機にのつときは靴を脱げというのは。そんな時代があったのかと間にうけてしまいました。はじめて飛行機に乗ったのは平成になってからだったもので。

時々、喜美子のもとを訪れて、電気窯で自分の陶芸作品を焼く八郎を見れるといいのですが(文月さん:120話)
武志くんが窯業研究所で釉薬のサンプルの中に「宝物」を発見する場面。武志くんの姿にお母ちゃんとお父ちゃんの二人の資質を見たような気がします。

お母ちゃんの審美眼とお父ちゃんの技術への探究心です。お父ちゃんのこの資質が、再びよみがえってくれると、とっても嬉しいです。

新人賞なん?金賞やなかったの?(坂本京子さん:120話)
どちらでしたっけ!記憶が定かではないんです。過去のエピソードを調べている時間もないので、どちらかだったということにしておいてください。

陶芸をやめていた八郎君はこれで新たな道を見つけることができるのでしょうか(よるは去ったさん:120話)
陶芸家という過去を断ち切ったのか。それとも、過去の陶芸スタイルを断ち切ったのか。どちらなのかはまだわかりませんが、八郎くんがあれほどすがすがしい顔を見せてくれるのは彼が独身のとき以来のような気がします。新たな道を進むことになりそうですね。

「女は、強いな」こういう時、やはり語り合える男がいないと、男は潰れますね(つい しょうこさん:120話)
とりわけ喜美子ちゃんは強いですからね。その一方で八郎くんは誰よりも繊細な性格です。

土曜日の回の喜美子ちゃんは強引にも見えましたが、二人の馴れ初めも喜美子ちゃんの強引な性格があってのことでした。

身に覚えのない全身倦怠感と発熱、頻発する鼻血、歯茎からの出血(つい しょうこさん:22週)
武志くんが長引く体調不良に悩まされると聞いてもピンとこなかったのですが、こんな症状がいつまでも続いたら、それはかなりつらいものがありますね。

当時の骨髄移植の成功例のほとんどは「ドナー検査で完全一致する兄弟姉妹が見つかった」(つい しょうこさん:23週)
喜美子ちゃんも妹が二人いて、八郎くんは兄姉が七人もいた。喜美子ちゃんの親友の照子ちゃんは子供が4人。百合子ちゃんは2人。

そんな中で喜美子ちゃんと八郎くんの間だけは子供が1人。1人である理由が回収されましたね。(史実にしたがっただけなのかもしれませんが)

著名な陶芸作家の最初の穴窯による作品に、800万という値をつけたことは、むしろ安すぎだったのかもしれない(みいちゃん命(欅の)さん:120話)
80年代半ば。バブルの頃だったら安く見積もっても3〜4倍の値はついたでしょうね。著名な作家の穴窯の初作品。これは世界でただ一つだけのものですから。

綺麗事で済まさない、今作品には大きな力をもらってます(みかんの皮さん:120話)
『スカーレット』は「人生のファンタジー」の要素がない朝ドラとしては珍しい作品ですが、それゆえに自分の人生と、ドラマの中の登場人物たちの人生をくらべる楽しさがありますね。

「人生のファンタジー」作品も大好きですが、自分の人生とくらべると自分のリアルにガッカリすることが少なくありません。

わずかでも希望があるなら親として、娘の命を救うためなら出来ることは何でもやる(つい しょうこさん:23週)
それが親心というものですね。そこまで追い詰められる気持ち。想像に余りありますが、自分のそんなふうに考えるだろうなと思います。

三津はどうなったのだろう(みいちゃん命(欅の):119話)
三津ちゃんのドラマの中でのポジションは、八郎くんに自分の才能を限界を語らせることにありました。

八郎くんはようやく過去を壊して前に進むことができたので、彼が新境地を開いたタイミングで、陶芸家としてブレイクした三津ちゃんが再登場。

そんな形で回収してほしいです。

第1週の第1話から第3話(美雪さん:『おちょやん』)
ご指摘ありがとうございます!訂正いたしました。助かりました。

デザイナーベイビー(ぷんさん:22週)
すでに大切にしている生命を、新たしく誕生する(させる)生命で守る。古典文学の世界ではあり得ないテーマですね。

“あの皿”を割るのは息子:武志くんが適任(ひるたまさん:120話)
八郎くんの赤い皿を割るのは状況から言っても武志くんしかいませんね。その武志くんも本人が驚くほど衝動に駆られて割ってしまった。そして割れた事実は、信作くんがやわらかくフォローしてくれました。

一歩間違えたら悲痛な場面になりかねなったところを適材適所で素敵な場面になったかと思います。

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コメント

  1. にゃんこ より:

    遅ればせながらの投稿です。
    温泉旅行、おじいちゃんとおばあちゃんが孫2人連れて行ってくれましたね。
    温泉旅行に行けることを喜んでおられましたが、孫2人を連れて行くとなると、そっちのほうが大変なのでは・・・^^;
    まぁ、孫が女の子2人だからいいのかもしれませんが。
    これが男の子2人だったらと思うと・・・恐ろしいです。

  2. つい しょうこ より:

    時々信作君に持たせてくれる美味しそうなケーキと一緒に、百合ちゃんの淹れたコーヒーを飲んでみたいです。

  3. ぱぽりん より:

    朝ドラあるある

    <ヒロインの廻りで、温泉旅行、当たりがち>、かな?

    ひよっこ2でも愛子さんが福引で当てましたものね。
    でも、信作が当てたのが有馬温泉でなく<酸ケ湯温泉>や<指宿温泉>だったらどうなったのでしょう。
    はたして大野家で、招待券争奪戦は勃発したでしょうか?
    交通費を考えたら、自費でもって一家して有馬温泉楽しめそうですからね。

    複雑な顔をして招待券を睨む大野一家の絵柄も見てみたかったりして。

  4. リキちゃんママ より:

    信作のマスター姿が、まんぷくの喫茶店のマスターを思い出しました。もしかして『オッケー』って言うかと思いました。

  5. 丹善人 より:

    NHKの公式ページのギャラリーで確認できますが、
    八郎が新人賞を取ったのが割ったお皿で、金賞を取ったのは
    壺です。盾と一緒に飾ってありました。

  6. 丹善人 より:

    そういえば大河でも長期間の朝ドラでも、振り返りの回というのがありました。
    しかしこうして振り返ってみると、お父ちゃんはいい人でした。一生かかっても
    返せない恩というのを大野さんは思っていたのでしょうね。そんな話、照れくさいから
    何も語らないお父ちゃん。

    ところで、桜と桃の初登場が、武志が高校2年の時。信作と百合子が結婚して7年くらい
    たっていたので、娘二人は4・5歳でしょうか。それから6年経って、娘二人も
    小学校高学年。でもそうには見えなかった。まあ高学年でも小さい子どももいますが。

  7. よるは去った より:

    百合子「ここにお湯入れたらコーヒー出来る思ってる・・・・・・?」
    信作「出来ひん・・・・・?」
    百合子「多分出来ひん・・・・・?」
    信作「出来るんちゃう・・・・・?」
    百合子「出来ひん・・・・・!」

    多分あの頃から5~10年前の映画でガイ・ハミルトン監督「007/死ぬのは奴らだ」でジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア卿)が全自動のコーヒーメーカーでコーヒーを入れて、上司のM(バーナード・リー)を驚かせる場面があったのを覚えてますが、家庭用の電動のコーヒー・ミルそしてコーヒーメーカーなるアイテムが出回るのは今回のドラマより、多分5~10年後ぐらいですかね。
     あの頃は、
     信作「東京や大阪のマスターはビシッと決めてんねん・・・・・。」
    とか言いながらコーヒー豆を挽かずに湯を注ごうとするオッサンっていたのかしらん?

  8. アーモンド より:

    信作は、夫婦と子供たちで、有馬温泉へ行きたかったのに、父親が異議を唱えましたね。
    結局両親老夫婦とその孫と行くことになりましたが、子供たちも、父ちゃん母ちゃんではなく、おじいちゃんおばちゃんと行くことが本当に嬉しかったのでしょうか?

  9. HiyoccoFan より:

    朝蔵さん、こんにちは☆いつもサイト運営ありがとうございます。
    どんギツネ。さんがコメントされているように、21週は水橋先生ではなく、二号さんが書かれてらっしゃるようですね。
    (*゜д゜*)二号さん、絵付け以外にも脚本の才能があるんだ(違う)

  10. どんギツネ。 より:

    21週は脚本書かれてるのが水橋さんじゃないんですね。
    今までドラマ終了後に放送されるスピンオフは、別の脚本家が書かれてたけど、本編の脚本を別の方が書くというのは聞いたことがないような・・。
    本編内に組み込まれたスピンオフなのかな?