サニーの最初の客は敏春 / スカーレット 第122話

2020年2月25日(火)第21週「スペシャル・サニーデイ」

あらすじ

忠信と陽子が有馬温泉に旅行に行っている間、信作と百合子がカフェ・サニーの店番を任されることになりました。しかし、忠信の代わりにマスターを引き受けた信作は、コーヒーを満足に淹れることもできません。

そんな中、最初の客としてやってきたのは京都への出張から戻ってきたばかりの敏春でした。敏春は出張中に信作のことをよく知っているという女性に会ったことを信作に話しました。その女性とは「お見合い大作戦」に参加した女性のことでした。

そしてその話がきっかけになり、話題は信作の独身時代の恋愛遍歴に。信作の恋愛遍歴に触れたことで、信作はすっかり不機嫌になってしまいました。そしてついには、信作と百合子は言い争いをはじめる事態に。

あわてた敏春は、二人を和ませようと照子の話をし始めました。照子の話題は、そのまま料理が下手な照子への愚痴に発展。敏春が照子の愚痴を夢中になって話しているそのとき、照子がカフェサニーにやってくるのでした。

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予習レビュー

信作くんと百合子ちゃんがカフェサニーの店番をすることになって、最初にやってきた客は出張帰りの敏春さんでした。

敏春さんについて最近になってわかってきたことと言えば、空気がまったく読めないキャラクターであるということ。

野球部のレギュラーから外され失意の中の竜也くんの目の前で「良かった」と口にし、

その竜也くんを励ますつもりで用意したのは、竜也くんの好物ではなく自分の好物のバナナ、

そして、おそらくは照子ちゃんとの間で年中行事と化している夫婦ゲンカも、きっと敏春さんの空気を読めない悪いクセが災いしているのでしょう。

その悪いクセがカフェサニーで炸裂します。

信作くんと百合子ちゃん。夫婦で働いているその現場で、どうしてわざわざ信作くんの恋愛遍歴を持ち出すのか。

京都で会った信作くんをよく知るという女性の話を持ち出すのか。

敏春さん、今回のドラマの中で空気の読めなさぶりを大いに発揮して思いっきり笑わせてくれるのではないでしょうか。

話変わって、次週からは悲しい展開になるらしい。今週は怒涛の展開に向けての箸休めの週らしい。

そんなことを前回の予習レビュー欄で記しました。

その箸休めの今週。脚本を手がけているのは水橋文美江さんではないようです。三谷昌登さんのお名前が今週からクレジットされています。

三谷昌登さんと言えばフカ先生のお弟子さんのうち「2番さん」を演じた男優さん。

ただし俳優業と一緒に脚本家もされているそうで、箸休め週だけ起用されたのでしょうか。

感想

朝ドラ史上最強レベルの男性天然キャラ

二つの定期開催の「イベント」。オリンピックは年に4回。敏春さんと照子ちゃんの夫婦ゲンカは年に1回。

敏春さんと照子ちゃんが定期的に夫婦ゲンカを繰り返す理由。その度に敏春さんが信作くんに詫びの手紙を託す理由。それらがわかったような気がしました。

どうやら空気を読む能力が悲しいくらい欠落していると思われる敏春さんが、定期的に口をすべらせ照子ちゃんを怒らせているのではないか。そんな気がします。

敏春さんが空気を読めない人であること。周囲の人に無頓着であることは、窯業研究所で修行している息子の竜也くんの様子を見にきた場面で明らかにされていました。

愛する竜也くんを案じてやってきたはずなのに、竜也くんに食べさせてあげようと持ってきた手土産は、竜也くんの好物ではなく自分の大好物のバナナでした。

それ以降、ブログ主にとってバナナは空気を読めない敏春さんのシンボルになりました(笑)

今回。そのバナナを食べながら話しはじめた敏春さんはまたしても空気が読めない。人の顔色が読めない。

信作くんがみるみるうちに不機嫌になってゆくのをまったく気がつかないまま、夢中になって信作くんの嫌がる話を楽しそうに語り続ける敏春さん。

朝ドラ史上最強レベルの男性天然キャラとして記録されるかもしれません。

ブログ主は敏春さん推しでここまできましたが、敏春さんのことがますます好きになりました。

初登場時、冷徹な経営者として姿をあらわした敏春さんが、実はこんなキャラだったとは。完全に意表をつかれました。

コメントへの返信 by 朝蔵

東京や大阪のマスターはビシッと決めてんねん・・・・・(よるは去ったさん:121話)
スタバがまだない時代の東京のマスターがビシッと決めて淹れたコーヒー。このコーヒーの影響を受けて生まれたのが、スタバよりも高くてオシャレなブルーボトルコーヒーだと、どこかで聞いたことがあります。確かに懐かしい昭和の味がします。

振り返ってみると、お父ちゃんはいい人でした(丹善人さん:121話)
お父ちゃんは思い通りにいかない人生に絶望して、一時はずいぶんと荒れていましたが、そうなる前のお父ちゃんの姿を久しぶりに見て、本当の姿を見たような気がしました。

大野のおっちゃんが命の恩人として慕い続けるその気持ちもよくわかります。

八郎が新人賞を取ったのが割ったお皿(丹善人さん:121話)
ありがとうございます。彗星のごとくデビューして彗星のごとく消え去ってしまう役者や芸術家がたまにいますが、八郎くんはまさにそんなタイプなのかもしれませんね。

新人賞をいとも簡単に取ってしまい金賞まで順調だったのにその後は・・・。一方の喜美子ちゃんは新人賞は落選しましたが、それから実力を発揮するようになりました。

まんぷくの喫茶店のマスターを思い出しました(リキちゃんママさん:121話)
なつかしいですね。あの喫茶店。世良さんが文句言いながらもあの喫茶店でしょっちゅう食事していた姿を思い出します。

また喫茶店に貼ってある映画のポスターを見るのも楽しみの一つでした。

ひよっこ2でも愛子さんが福引で当てましたものね(ぱぽりんさん:121話)
『ひよっこ2』で愛子さんが熱海旅行を当てた直後のすずふり亭でのある一場面での愛子さんの天然ぶりが忘れられません。

熱海旅行は家族揃って行きたい。省吾さんと二人きりではなく、鈴子さんと由香ちゃんも一緒に行ってほしい。

最初からそう言えばいいものを、いきなり省吾さんと行きたくないなんていうところから話を切り出すから省吾さんを激しく動揺させてしまう。

いかにも愛子さんらしい場面でした。

百合ちゃんの淹れたコーヒーを飲んでみたいです(つい しょうこさん:121話)
ブログ主は信作くんが淹れたコーヒーを飲んでみたいです。もちろん、半分は怖いもの見たさというやつです。(笑)

冗談はさておき、カフェ・サニーみたいな喫茶店、見かけなくなりましたね。

令和が舞台の朝ドラがもしできたら、ヒロインたちの集まる場所はスターバックスコーヒーをモデルにしたコーヒーショップになってしまうのでしょうか。

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コメント

  1. 名乗るほどの者ではございません より:

    因みに、朝ドラで初のスピンオフドラマは「ちりとてちん」の「まいご三兄弟」です。

  2. つい しょうこ より:

    あ、回想シーンで喜美ちゃんと八郎君が登場するわけね。でも、商品開発室シーンに登場するのはあの二人だけなんで、ちょっとそれどうよ?って思いました。

    ところでカフェ・サニーは食べ物の持ち込みはOKなんですか?地元優良企業のトップゆえの特権とか。

    私の本棚に「台所回りの恥ずかしい失敗談特集」のせいで、どうしても捨てられない数十年前のESSEがあるんですが、その内容が、「お米研ぐときに洗剤使った」とか、「『おとしぶた』は今や絶滅してしまった大変肉質が良い幻の豚、という友達のジョークを真に受けてしまった」とか、豆に直にお湯注ぐどころの話じゃないエピソードが満載で、クスッと笑って終わりました。

    この時代「妻のトリセツ」と「夫のトリセツ」はまだ出版されてなかったしねぇ。あれこそ今の熊谷夫妻に必要なアイテムだと思いました。

  3. にゃんこ より:

    あ~あ、敏春さんやっちゃいましたね。
    嫁の愚痴言うのになんであんな生き生きとしゃべるん?

    照子が後ろに現れた時、思わず「志村、うしろ~~~!!」って言いたくなりました。

    そういえば私も年末、「初めて店長に殺意わいたわw」ってしゃべってたら(スーパーで勤務してます)後ろに店長がいた、という背筋が凍るようなことをやってしまいましたが^^;

  4. 地方都市住民Y.M. より:

    邪推ですが、スピンオフの週がある理由は、チコちゃんの「働き方改革のコーナー」と同じ理由ではないでしょうか。
    NHKにおいても過去に過重労働による死亡が労災認定された事件があり、他社の労働災害を報道する機関として労働環境の新基準遵守は切実な問題のはずだからです。
    脚本家をはじめメインチームを入れない編成がスピンオフの理由かと、個人的には思います。
    そういえば、労働新基準の適用で、朝ドラの週5日化が検討されているとかなんとか、そんなニュースを見たような記憶が…

  5. みいちゃん命(欅の) より:

    ブルーボトルコーヒーの創業者が、インスパイアされた喫茶店の一つは南千住にある「カフェ・バッハ」というお店。自家焙煎で、手作業による豆の選別(ハンドピック)にこだわって、とても美味しいコーヒーをいただけます。山谷と呼ばれる地域にあるこのお店のコーヒーが、東京で行われたサミットで正式に採用されたことでも有名です。確かに、ここの店員の皆さんビシッと決まっています。
    関係ないこと書いてしまいました。すみません。
    と言いつつ、お店の情報です。http://www.bach-kaffee.co.jp
    もしコーヒーに興味があったら、ぜひ一度行ってみてください。

  6. みいちゃん命(欅の) より:

    信作が付き合っていた相手と別れる時って、必ずお酒をかけられたり、物で殴られたりしているけど、相手はよっぽど信作に弄ばれたと思っていたんだろうか?
    信作がプロポーズした時、実は百合子は別れを切り出されるのではないかと戦々恐々としいた。あの時もし百合子が振られていたら、信作はどのような目に遭っていたのだろう?二人はすでに結婚前提のお付き合いをしていたわけだから、何らかの実力行使を伴ったリアクションがあってもおかしくないはず。百合子は、大野家のおじさん、おばさんの前で信作にコーヒーをぶちまけていたんだろうか?

  7. ぱぽりん より:

    1970年代後半から80年代前半にかけてでしょうか、喫茶店がそこここにあった頃は店ごとにコーヒーの淹れ方に拘りがあって、それを楽しめたように思います。

    自分が良く通った店はサイフォンだったのですが、フラスコの湯がロートに上がりきった時に素早くロートを外すとフラスコに残った湯を捨てる。
    ロートを戻すとフラスコに乾いた布を当てフラスコの空気を冷やして一気にロートのコーヒーを引き戻す。
    捨てた湯の分コーヒーが薄まらず、又、いつまでも煮立てないのでスッキリ感もあって、それが自分の好みに合っていました。
    水出しコーヒー用のでっかいフラスコをいくつか持っていて、水出しのアイスコーヒーが人気の店もありました。

    そうそう、ひよっこで島谷がコーヒーを入れたケメックスを使っている店は今まで見たことがありませんし、自分でも使ったことがありません。

    大人数でBBQの時などは鍋で沸かした湯に挽いたコーヒーをドーンと入れて煮だし、それをろ過してヤカンに移します。
    細かな粉が残ってしまいますが、手早く大量に作れ、ちょっとB級な味が結構気に入っています。

  8. 丹善人 より:

    敏春さんは性格的に信作と近い所があるのかも。
    だから照子にとっては扱いやすいのでしょう。
    もし八郎君がそのような性格だったら離婚は無かったかも。
    今日の振り返りでも、そんな生真面目すぎる八郎君の姿が
    出ていましたね。

    話変わって、「スピンオフドラマ」という物がいつの頃から
    始まったのでしょう。映画だと「デスノート」のスピンオフ映画で
    ヒロインを演じたのが百合子をやっている福田麻由子さんだったけれど。

    歴史上たぶん一番最初じゃないかと思われるスピンオフ小説が、
    「水滸伝」の登場人物を使ってエロ小説にした「金瓶梅」だったりして。
    「封神演義」には孫悟空が登場していたりとかもあったり。

  9. オペラ座の怪人 より:

    予習はせず、いきなり放送を見ることにしていて、
    昨日は、戸田えりかさんの名前に「回想」とあって、
    ビックリしながら見たら、本当に「回想」シーンのみで、
    え!?
    今週は、こういう回想だけで、1週間引っ張るの!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    制作側でも、こういう冒険をすることには、
    賛否色々と、議論があったんでしょうけど、
    まあ、面白ければ、OKなんでしょうけど、
    今のところ、滑ってますなあ。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    昨日のオープニングの、
    大野家父母と信作が
    揉めている辺りが、
    「何事か!?」と思ったら、
    温泉、しかも、近場に当たりました、みたいな。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    それを「おもしろいでしょ!」と言わんばかりの演出で、
    やれやれ、でしたし、
    「やれやれ」┐(´~`;)┌

    今日は、照子の悪口を言うだんなさんの後ろで、
    照子がしっかり聞いているというベタな展開で、
    やれやれ、でした。
    「ヤレヤレ」┐(´∀`)┌

    おしまい

  10. ゆきこ より:

    百合子ちゃんの言い方が段々似てきて笑えますねそんでもって攻め方が容赦なくなってて笑えますそして敏春さんあんまり調子に乗って悪口言ってると嫁に殺されますよ(笑)殺されますね(笑)最後のBGMが詰みです(笑)

  11. よるは去った より:

    敏春「豆挽かんとそのままお湯入れたんですわ・・・・・・。」
    ん~(笑)信作君だけじゃなかったか・・・・・・・。

    敏春「わあっ・・・・・・照子・・・・・・。」
    わあっ!照子ちゃん顔恐すぎ・・・・・・。
    明日は火を吐く照子ちゃんから始まるか・・・・・。

  12. キヨコ より:

    脚本の方が変更になってるという事は、本作中でまさかのスピンオフをやっちゃうみたいな?