敏春が照子の愚痴を言う / スカーレット 第123話

2020年2月26日(水)第21週「スペシャル・サニーデイ」

あらすじ

信作と百合子の間の険悪な空気を和ませようと焦る敏春は、照子の素顔の様子を話し始めました。しかし敏春の話は、いつしか照子への愚痴へと変わり、いつの間にか照子が来店していることにも気づかず、敏春は照子への愚痴を夢中になって話し始めました。

信作と百合子は、あわてて敏春を止めようとしますが、時すでに遅く、照子が激怒。ようやく照子が来ていることに気がついた敏春は、照子に必死になって謝罪します。敏春と照子を仲直りさせようと間に入ったのは信作でした。

信作の仲裁により、敏春と照子は二人の馴れ初めの振り返り、照子はこれまで口にできずにいた本音を打ち明けました。好きなことをやらせてくれて、何をしても怒らない敏春に対して、照子は申し訳なさを感じていたのです。

そんな中、思いがけない客がカフェサニーにやって来ました。百合子はその客に親しそうに話しかけ、その客は百合子のことを「ゆりちゃん」と呼びました。その様子を見ていた信作は、激しく動揺するのでした。

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予習レビュー

前の週までの喜美子ちゃんと八郎くんの家族の再生の物語。そして、次週から予想される武志くんが病気になるエピソード。

そんな前後と何ら関連のないカフェサニーでの日々が語られるこの一週間・第21週「スペシャル・サニーデイ」。

原作・脚本にクレジットされているのは水橋文美江さんではなく、三谷昌登さん。フカ先生のお弟子さんの2番さんを演じた方です。

ここまでは前回の予習レビュー欄でも記しましたが、もっと大事なことを見落としていました。

なんと第21週に入ってから戸田恵梨香さん,伊藤健太郎さんがクレジットされていないのです。主役が不在のまま一週間の物語が進行するようです。

また、ナレーションの中條誠子さんのお名前も、クレジットから消えています。

そのようなわけで、第21週「スペシャル・サニーデイ」は明らかにスピンオフ。しかも、本放送中のスピンオフというはじめての試み。

働き方改革の一環として、主要メンバーの労働時間を放送回にして一週間分減らすのが目的なのでしょうか。

ところで前週・第20週「もういちど家族に」で、アンリさんが喜美子ちゃんをパリ旅行に誘う場面があります。

喜美子ちゃんがその誘いに乗るのかどうかはまだ判明していません。

もしかすると喜美子ちゃんをパリ旅行させることで喜美子ちゃんが不在の状況を作り出し、今週のつなげる・・・などという展開もあり得ます。

感想

前言撤回

敏春さんと照子ちゃんの年に一回の恒例行事・夫婦ゲンカは、空気を読む能力に欠いた敏春さんが口をすべらせて勃発するのではないか。

前回のレビュー欄で書いたブログ主の憶測は撤回します。

敏春さんが空気を読めないのは間違いなさそうですが、少なくとも照子ちゃんの前で口をすべらせることはなさそうです。

仮にあったとしてもささいなことくらい。それを照子ちゃんが大げさにとらえてしまった。

そんなところでしょうか。

敏春さんはやっぱり敏春さんでした。

そして、敏春さんと照子ちゃんのすれ違い場面。かつての八郎くんと喜美子ちゃんのすれ違い場面。二つのすれ違い場面を見て感じたこと。

八郎くんが敏春さんみたいなタイプであれば。

何ごともやわらかく受け止められる、またはかわせることができる度量が八郎くんにあったなら。

八郎くんと喜美子ちゃんの夫婦関係は、小競り合いを繰り返しながらも持ち堪えたのかもしれません。

でも、そんな夫婦関係のファンタジーをあきらめたのが『スカーレット』の際立つ特徴でもあります。

コメントへの返信 by 朝蔵

照子ちゃん顔恐すぎ(よるは去ったさん:122話)
照子ちゃんの女王様キャラが久しぶりに全開しましたね。敏春さんも踏まなくてもいい地雷を踏んでしまいました。

『半分、青い。』の鈴愛ちゃんなら、こんな場面で「やってまった!」とつぶやくところでしょう。

最後のBGMが詰みです(笑)(ゆきこさん:122話)
空気がまったく読めないらしい敏春さんはもしかするとこれまでも似たようなことを繰り返していたんでしょうかね。

年に一回の恒例行事、照子ちゃんと敏春さんの夫婦ゲンカの理由がわかったような気がしました。

戸田えりかさんの名前に「回想」とあって(オペラ座の怪人さん:122話)
脚本家の先生のお名前にも注目してみてください。水橋文美江さんではなく、三谷昌登さんというお名前に代わっています。

ちなみに三谷昌登さんは、フカ先生の二人のお弟子さんのうちの2番さんを演じられた役者さんです。

話変わって、「スピンオフドラマ」という物がいつの頃から始まったのでしょう(丹善人さん:122話)
これはアメリカの話ですが『スーパーマン』のスピンオフで『スーパーガール』という作品がありましたね。

最近のアメコミ原作の映画は、どれが本編でどれがスピンオフなのか、もはやブログ主には判別不能となってしまいましたが(笑)

喫茶店がそこここにあった頃は店ごとにコーヒーの淹れ方に拘りがあって、それを楽しめたように思います(ぱぽりんさん:122話)
豊かなコーヒー文化があったころ、ブログ主はコーヒーの味がまったくわからなかったので実に惜しいことをしました。

腕のいいマスターたちが、独自のコーヒーの淹れ方を競い合うような、そんな文化がもう一度復活してほしいものです。そのときにはきっとコーヒーの違いを楽しめるはず。

百合子は、大野家のおじさん、おばさんの前で信作にコーヒーをぶちまけていたんだろうか?(みいちゃん命(欅の)さん:122話)
もし、百合子ちゃんが信作くんに振られたならば、百合子ちゃんはそこまでやっていたかもしれませんね。

そして大野家のおじさん、おばさんにとっては百合子ちゃんは命の恩人の大事な娘です。百合子ちゃんを応援していたような気がします。

ブルーボトルコーヒーの創業者が、インスパイアされた喫茶店(みいちゃん命(欅の)さん:122話)
これほどの名店が日本にありながら、このお店をお手本にして日本発祥の新しいコーヒーショップが生まれなかったことが残念です。

その一方で、アメリカからやって来て、こんな宝物を発掘できるなんて素晴らしい。そのような才能に憧れます。

スピンオフの週がある理由は、チコちゃんの「働き方改革のコーナー」と同じ理由ではないでしょうか(地方都市住民Y.M.さん:122話)
ブログ主もそんな気がしています。次回作の『エール』が週休二日制になったのは働き方改革によるものだと、何かの機会に報道されていました。

週休二日制になった『エール』は全150回。『スカーレット』も一週間をスピンオフにすると本編は全150回。6回分減らしている点で両作は共通しています。

これが男の子2人だったらと思うと・・・恐ろしいです(にゃんこさん:121話)
同じ孫を連れて行くにしても男の子が二人だったら、おじいちゃんとおばあちゃんは疲れきって帰ってくるでしょうね。

というか、そもそも孫を連れて行かないかもしれません。

後ろに店長がいた、という背筋が凍るようなこと(にゃんこさん:122話)
照子ちゃんににらみつけられた固まってしまう敏春さんの気持ちに大いに共感できたのではないでしょうか?

でも、敏春さんの場合は、ちょっと空気が読めなさすぎですね。信作くんが過去の恋愛遍歴に触れられるのを明らかにいやがっていることもまったく気がつかないし。

息子の竜也くんが野球部のレギュラーを降ろされたことを聞いて思わず「よかった!」と口をすべらせてしまったという敏春さんの失敗談。

あの切れ者の敏春さんがそんなこと口に出すんだろうかと違和感を感じていましたが、もう違和感はまったくありません。(笑)

台所回りの恥ずかしい失敗談特集(つい しょうこさん:122話)
コーヒー前に直接お湯を注ごうとした信作くんと同レベルかそれ以上の恥ずかしい失敗を照子ちゃんもかなりやっているかもしれませんね。敏春さんの口ぶりだと。

家族の健康に気をつかっているはずの料理がかえって家族の健康を損ねているという敏春さんの強烈な毒舌がありましたが、そんな照子ちゃんの料理を見てみたいです。

朝ドラで初のスピンオフドラマは「ちりとてちん」の「まいご三兄弟」(名乗るほどの者ではございませんさん:122話)
情報提供ありがとうございます!あれが初めての試みだったんですか!?『ちりとてちん』は大好きだったのでネットで購入して観ました。

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コメント

  1. みいちゃん命(欅の) より:

    「つい、しょうこ」さんの言う敏春が穴窯について後押しはしないというのはどうかな。経営者である限り、そこに突破の可能性があれば大胆に投資を行うのではないでしょうか。確かに、電気釜が壊れて思いつきのような穴窯の採用であったけれど、その発想のベースにあったのは、あのお守りにしていた古い信楽焼きの欠片ですよね。もしあの欠片を敏春が見ていたら、自然釉の信楽焼きへの挑戦を強く推していたかもしれません。だって敏春は新入社員だった八郎たちに、火鉢の時代が終わることを見越して、「もっと発想を広げて(新商品開発を)」と言ってましたよね。

  2. つい しょうこ より:

    「それとな、ありがとうな・・・・・ま、ゴキブリ以下やけどな。」
    少々空気が読めなくても、つい口が滑っちゃっても、妻に感謝の言葉が言えるなら、ひどいコメントに傷ついても、自虐ネタにして吐露してしまうことが出来るなら、むしろ照子ちゃんはそっちの方が嬉しいので、ご主人を許せるんでしょうね。今回出ませんでしたけど、照子ちゃんの「ええのん、つかまえたの~」のシーンで、敏春さんが「せやから、なんちゅう言い方やねん。ほら冷えるで。」とストールをかけ直してくれた仕草を思い出しました。

    でも、喜美ちゃんの夫が敏春さんのような男性だったら・・・それでも無理じゃないかなぁ。
    八郎さんとは「陶芸家同士」でしたが、敏春さんとは「事業主同士、かわはら工房の共同経営者同士」の対決になって、卓越した経営手腕を発揮して、喜美ちゃんの資金繰りを完封してしまうとか、ガチで実力行使に出たかもしれないです。
    ただし何度も蒸し返しますけど、敏春さんは八郎さんと違って、電気窯が壊れて困っている時に穴窯どうかとか、「いつか何て言わないで今やり」なんてお気楽な後押しは絶対しないでしょうけど。

  3. ひるたま より:

    続きです。
    私達視聴者そして番組制作サイドも、本田大輔さん演じる「敏春さん」がここまで人気キャラになるとは思いもよらなかったのではないでしょうか。
    今作の内田ゆきチーフプロデューサーを始めとする番組制作チーム、そして演者の本田さんにとっても(言い方が悪くて申し訳ないのですが^^;)「嬉しい誤算」となったかもしれませんね。(^^)

    今週の「トシャール(さん)」は結構遊ばれているというか(^^;)…スタッフ側も「敏春(というキャラクター)で結構遊べるわ!」と嬉々として撮影なさっているのでは?

    昔TBS系で放送されたドラマ『ずっとあなたが好きだった』主役を演じられたのは賀来千香子さん&布施博さん…の筈ですが、結果として主役のお二方以上に佐野史郎さんが演じられた「冬彦さん」が視聴者の印象に残るキャラクターとなったのは周知の事実。何かで読んだのですが「冬彦で遊べた」という当時のスタッフさんの裏話が今も頭に引っ掛かっています。
    ドラマの主要な筋に直接絡まない脇役故に、“遊ばせられる”ケースは往々にしてあるのかもしれませんね。(^^)

  4. ひるたま より:

    「終わったら、構たって下さい」「帰るで、何してんの」「行くよぉ」「早う」「はいはい…うん」
    喜美ちゃんの7度目の窯炊きの時に差入れを渡しに来た照子&敏春夫妻。その後左腕を奥様(照子ちゃん)に差し出し、腕組みして帰宅の途につく2人…第105話の2人の登場場面を録画で確認したら「終わったら、構たって下さい」敏春さんのセリフで終わっていました。まさか105話の2人の登場場面の後にこんな続きがあったとは…!!(^^)

    今作は現場スタッフ(演出担当者?)の意向もあってか、台本に書かれている場面が終わってもなかなか「カット」がかからず(俳優さん達にアドリブも含めて、とにかく芝居を続けてもらう。実際にそのようなやり取りの中で本編に採用された場面もあります)…というケースが少なくないようです。(先日『あさイチ』プレミアムトークにゲスト出演されていた「武志くん」=伊藤健太郎さんが明かしておられました)

  5. リキちゃんママ より:

    近藤くん役の中山義紘さんは『ごちそうさん、あさが来た、べっぴんさん』に出られてた方らしいです。

  6. 文月 より:

    スピンオフというと,映画では,「人生劇場 飛車角」と聞いています。
    が,映像化はず~と作ですが,近世の有名なスピンオフは,「怪人二十面相」のスピンオフ「少年探偵団」だとおもいます。「怪人二十面相」の後半で,「少年探偵団」が登場し,そのごシリーズ化しています。

  7. リキちゃんママ より:

    百合子ちゃんの『照子さんいらっしゃ~い』は、もしかして某テレビ局の『新婚さんいらっしゃ~い』のマネでしょうか?手まで一緒でしたね。かいらしかったです。

  8. 丹善人 より:

    チビ照子、久々の回想シーン登場。可愛かったですね。

    信作君、2歳上の八郎君と親友付き合いだし、敏春さんも
    かなり年上のはずだけど、親しく話が出来るのはある意味才能かも。

  9. ぱぽりん より:

    いつも勝手に変な計算をしては計算間違えをしている自分ですが、今日は不遜にも朝蔵さんの計算間違えを指摘しましょう。

    エール    5×26週=130回
    スカーレット 6×25週-6(スピンオフ相当分)=144回

    大分疲れているご様子。
    ご自身の仕事をこなしながらこのブログを運営している朝蔵さんにも働き方改革が必要なようです。

    さて、現在の年度前半156回から26回もの減少、今の放送の仕方で考えると丸一か月以上短くなるわけで、
    「女(男)の一生」
    を描くストーリーはますます難しくなるでしょう。
    主人公のある時代を切り取って丁寧に描く、というストーリーがより増えるのではないかと思いますが、どうなるのでしょうか。

    それにしても「おしん」、全部で300回を超える話をあの密度で書き通すなんて、考えるだけで眩暈がします。

  10. よるは去った より:

    信作「琵琶湖大橋が出来た・・・・・。」
    百合子「あ~うち渡ったことないけど・・・・・。」
    信作「東京オリンピックや・・・・・。」
    百合子「あ~うちテレビなかったし見てへん・・・・・。」
    信作「月面着陸や・・・・・・。」
    百合子「うち行ってへん・・・・・・。」
    信作「俺も行ってへんわ・・・・!。」

    漫才じゃないっつーの!(笑)

  11. オペラ座の怪人 より:

    サイドストーリーは
    本筋があってのサイドストーリーであって、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    サイドストーリーばっかり1週間やられてもなあ、
    と思うのは、私だけなのかしら?
    ほんと、申し訳ないけど、
    今日も、ちっとも面白くなかったです、
    私には。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい