スカーレット 第23週「揺るぎない強さ」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『スカーレット』
2020年3月9日 〜 3月14日放送

あらすじ

武志に病名を告げることを迷う喜美子

昭和59年1月。医師の大崎から、武志の病気が命に関わるものであることを告げられた喜美子は悩んでいました。武志にそのことを告げるべきかどうか迷っていたのです。

一方、たこ焼きパーティーをするために真奈を自室に呼んだ武志は体調が悪化。武志は自分の体調不良の正体を知るために大崎のもとに足を運びます。

同じころ、喜美子は自分の口から武志に真実を告げる気持ちを固めました。そして、意を決して武志が住んでいるアパートに足を運ぶと、武志に真実を告げました。

武志が病名を聞かされる

喜美子は武志にすべてを打ち明けました。武志の病気は命に関わるほどのものであること。しかし、武志を死なせはしない。出来る限りの手は尽くすと。

武志は大きなショックを受けながらも気丈に振る舞っていました。そして、陶芸で次の目標を見つけ、未来への希望を捨てようとはしませんでした。

そして一週間後には、武志は入院して治療に専念することになりました。しかし、武志は自分の病気のことが他人に知られることをいやがりました。

ドナー検査

武志が応募した次世代展の結果が発表される日。喜美子は家族を集めて食事会を開き、武志の病気のことを知らせるつもりでした。しかし武志はそれを拒みました。

とりわけ、自分の病名が八郎に知られたくないと武志は望んでいました。しかし喜美子は意を決して八郎にだけは武志の病気のことを打ち明けました。

入院中の武志が絵本に書いたメッセージを読んで、喜美子は武志の気持ちを察しました。そして喜美子は、大崎に励まされる中、ドナー検査を受ける決意を固めるのでした。

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予習レビュー

未来への希望でいっぱいだった武志くん

亜鉛結晶による陶芸というライフワークを見つけた武志くんはまた、この頃には窯業研究所の事務員・真奈ちゃんと付き合い始めているのでしょうか。

未来への希望でいっぱいの武志くん。

その一方で喜美子ちゃんは、武志くんの未来への不安で胸が押しつぶされそうです。

喜美子ちゃんはついに意を決して、武志くん本人に告げることにしました。武志くんの病気が命にかかわるようなものであることを。

ついに武志くん本人も、自分自身の現実を知ることに。

このような状況におちいる直前に、喜美子ちゃんと八郎くんの関係が修復され、家族の再生がはじまっていたことは救いでした。

しかし、せっかく家族が再生への道を歩みはじめたというのに、家族の再生をもっとも願っていた武志くんが重い病気になるなんて。

人生は皮肉です。

骨髄バンクのフラグ?

喜美子ちゃんは今週の後半でドナー検査を受けるようです。でもきっと、不適合との結果が出るような気がします。あくまでも憶測ですが。

そして、これもまた憶測なのですが、喜美子ちゃんが不適合との結果を知らされ、そこから骨髄バンクの活動がスタートする。そんな展開になるような気がしています。

今週を経て『スカーレット』は残り二週間しかありません。

最後の二週間で、武志くんの病気という『スカーレット』始まって以来の最大の危機は、どのように回収されるのでしょうか。

これまで淡々と進んできた物語が、クライマックスを目前にして急に流れが早くなってきました。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

    きゅうぽん様
    そうそう、家族全員一致団結して「胃潰瘍」で乗り切る!昭和の昼メロあるあるでした。
    で、この逆パターンがゴールデンタイムのホームコメディ。つまり
    「本当に胃潰瘍なのに、本人が胃ガンだと思い込み、するべき養生を怠って暴走したり、今でいう終活を初めて、家族を困らせる」(笑)
     私自身、高2の時に母が子宮筋腫で全摘手術を受けたんですけど、回復が遅かったのは早く受診しなかった本人の不養生と、傷の治りが遅いという体質的な問題だったのに、顔を出すと決まって
    「あんた、お父さんから本当のこと聞かされてるんでしょ?本当はお母さん、ガンなんでしょ?」と毎回詰め寄られ、閉口したことを思い出しました。

  2. 海ブドウ より:

    白血病と宣告されてしまいましたね。私の母も白血病で亡くなりました。怒濤の半年間の入院生活でした。その頃の事を思いだして見ていました。胸が痛くなりました。今後の展開が予想されますが、少しでも光が射すような進め方をしてくれますように。

  3. きゅうぽん より:

    昔、お昼のメロドラマとか、胃がんとかも本人には告知はせず、家族だけが知っていて、みんな「胃潰瘍」で乗り切ろうとしていたのを思い出しました。

    ドラマでは一人っ子でしたし、私も骨髄のために次の子を産むというのを海外であったと知ったとき、まだ学生でしたが、考え込んでしまいました。
    若くて可能なら、母親としてその選択肢も窮地にあったら考えてしまうのもわかります。
    でも、その後、救えたらその弟妹は可愛がられますが、そうでなければどうなるか、たとえ愛情があっても、よく自分が生まれるまえに、上の子を亡くした、同じ名前をつけられたとか聞くと、背負わすのはと思いますね。

    朝ドラで身内が後半で病死はいくつかあるけれど、宮崎あおいのは、本人が亡くなりましたね。

  4. つい しょうこ より:

    丹善人様、「私の中の他人」早速調べてみます。
    骨髄移植がらみとなると、まず思いつくのは「半落ち」ですね。
    骨髄以外だと、かなり昔のドラマですが、「ラスト・ホープ」というメディカル・ドラマの主役だった相葉雅紀さん演ずる町の開業医さんは、高橋一生さん演ずるお兄さんのドナー・ベイビーだった、ではなかったかと。
    「ひとつ屋根の下」では酒井法子が安達祐実演ずる異父妹から腎臓をもらうの、もらわないのと。
    映画「優駿」もあったな。
    昔のドラマは骨髄より腎臓のほうがポピュラーでした。

    で、究極は何といっても「私を離さないで」。
    映画とテレビは見ていませんが、カズオ・イシグロの原作を読みました。あれは凄かったです。

  5. 丹善人 より:

    「ドナーとなる子どもを作る」ということでは、昔外国映画にありました。
    「私の中の他人」という、有名子役の映画。姉のドナーとなるための妹が
    自分の命を守るため、母親を訴える裁判を起こす話。

  6. つい しょうこ より:

    病名を八郎さんにだけは告げる旨、安堵しました。
    こういう時、家族の間で隠し事があったり、言葉は悪いですが、お互いを騙しあう状態は絶対良くないことです。ですが、当時は「治らない病は告げてはならない」がお約束でした。
    白血病について、この空気が変わったのは渡辺謙の発病が大きかった気がします。カナダで映画「天と地」(なお、渡辺は降板)の撮影中に向こうで診断、治療が始まったんで、病状の説明とか、患者へのアプローチが日本とまったく違っていたからです。

    当時の日本だと、医師も最初は「まずまず患者さんを言いくるめられそうなまことしやかな病名と病状」というフィクションを創作(?)する。
    ところが同室の患者さんに「自分は白血病なんです」と自己紹介されて、「かわいそうだな」と思っていたら、翌日から自分も同じ薬を投与され、同じ副作用に苦しむ。直ぐにばれるんですよ。
    もしくは一向に快方に向かう気配がなく、医者を質問攻めにする。この状況、医師も実は結構しんどいんです。

    「だから、その痛むところに腫瘤があるんだよ!」とか、言ってはいけないが言わずにいられない悪態を、よくぶちまけられました。(24週以降参照)
    やさぐれた気分がピークに達する真夜中の「悪態付きまくり大会」の電話があった日の翌朝は、マジで最悪の気分でした。

  7. 偽君子 より:

    こうなると、もう武志君は死んでしまうしかないでしょうね。むしろ、その方が本作のクオリティをアップさせると思いますし、特に女性には、かえって好印象になるのでは。
    もともと朝ドラは「生老病死」を描くものなんでしょうけど、本作の場合、特にそれをつぶさに描くことで、視聴者に寄り添うものになっているように思えます。多分武志君の死までは結構引っ張るでしょう。「マッサン」の場合、エリーさんの死は最終回直前でしたが、本作ではもっと前?ともかく、それで「あの子は心の中にいるし、そばには八郎さんもいるし、他にも仲間たちがいる」と気づいて、ようやく立ち直って前を向いて進むことを決意、という感じの、いわば「明るすぎず暗すぎない」終わり方になるような気がしますが、いかがでしょう?(あんまりネタバレになりすぎるのは心苦しいのですが。)

  8. ぷん より:

    つい しょうこさんのコメントを見て、以前ドラマ10でデザイナーベイビーという番組を思い出しましたが
    倫理的にいけないとは分かっていても、母として私だったら分からなくもないとすごく考えされられた名作でした。

    私って、NHKドラマ大好きなんですよね(笑)

    https://www.nhk.or.jp/drama10/baby/sp/index.html#index

  9. つい しょうこ より:

    誤解のないようお伝えしておきますが、「将来ドナーとなる子供をつくる」というのは、ほとんど無謀と言える行為です。
    まず、生まれたお子さんのHLA(簡単に言うと白血球の血液型。骨髄だけでなくあらゆる移植の成否はこれの適合にかかっている)がマッチしなくてはいけない。兄弟姉妹でマッチする確率は25%。
    HLAがマッチしていても、生まれたばかりの赤ちゃんが骨髄を提供できるわけがなく、提供可能な年齢に達するまで、患者であるお兄さん、お姉さんが何とか無事に生き延びなければならない。
    出産するお母さんの身体的、精神的負担。
    穴窯のための借金どころではない、もはや捨て鉢にならないと実行できない行為です。

    ご両親の主張はただ一つでした。「わずかでも希望があるなら親として、娘の命を救うためなら出来ることは何でもやる。他に娘を助ける方法があるなら、教えてほしい。」

  10. つい しょうこ より:

    そういえば「病名の告知」も家族の意向に任されていた時代でした。
    だけど、病状が深刻であればあるほど、治療が進むにつれて、患者本人は否応なく知らされる。というか、忖度を強いられる。誰も打ち明けず、また患者本人が忖度できなければ、家族も医師たちも嘘をつき続けざるを得ない。今では考えられないほど残酷な習慣でした。

    当時の骨髄移植の成功例のほとんどは「ドナー検査で完全一致する兄弟姉妹が見つかった」でした。
    一人っ子の武志君はこの点でも不利です。喜美ちゃんは「夫婦ノートの通り、子供が二人だったら」と苦悩するかもしれません。

    娘さんが白血病を発症し、理想的なドナーが見つからない。そこで彼女のご両親はとても重大な決断をした、という実話があります。それは、
    「子供をもう一人もうける」でした。
    ドナーを待ち望む関係者を取り巻く環境は、壮絶、凄絶なものでした。
    (生まれたお子さんは検査で適合が確認されたと記憶しておりますが、その後移植ができたのか、移植がうまくいったのか、については確認しておりません。)