喜美子が陶芸教室の講師 / スカーレット 第127話

2020年3月2日(月)第22週「いとおしい時間」

あらすじ

昭和58年(1983年)8月。このころの喜美子と八郎、そして武志の三人は、ときおり一緒に食事をするまでになっていました。喜美子と八郎は、武志の力を借りながら新しい関係を模索していたのです。

そんな中で喜美子は信作からあることを頼まれました。それは、観光客に向けた一日だけ陶芸を体験できる教室の講師でした。信作は信楽在住の人気の若手作家に講師を依頼するものの断られていたのです。

信作は、断られた若手作家の代わりに、喜美子にこんなことを頼んでは申し訳ないと考えていました。しかし、信作にとっては意外なことに、喜美子は信作の頼みをこころよく引き受けました。信作から頼まれたことを断る理由はないと喜美子は言い切りました。

一方の武志は、その美しさに心を奪われていた亜鉛結晶を使った作品づくりに挑みはじめていました。何度も失敗を繰り返しながらも、あきらめずに試行錯誤を重ねていました。そんな中で武志は、立ちくらみを起こすのでした。

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予習レビュー

異例の本放送中の「スピンオフ」の一週間が終わり、クレジットには喜美子ちゃんを演じる戸田恵梨香さん、ナレーションの中條誠子さん、そして脚本家の水橋文美江さんの名前が戻ってきました。

さて、今回からいよいよ放送最終月の3月。そして武志くんの悲劇がはじまります。

武志くんの体調の異変が今週の何曜日から描かれることになるのか、それはまだ定かではありません。

曜日単位で今のところわかっているのは以下の通りです。

武志くんの主治医・大崎医師の登場は水曜日から。ただし、最初から武志くんの主治医として登場するかどうかは不明です。

武志くんの行動の異変に喜美子ちゃんがはじめて気がつくのが木曜日。川原家で食事会をするはずが、その時間になっても武志くんが来ない。そんな場面があります。

喜美子ちゃんはこの時点で武志くんのいつもと違う行動に気がつきますが、視聴者にはそれ以前から何らかのフラグが見せられることも考えられます。

そして金曜日。

武志くんの血液検査で異常が発見される。そして、このときにはじめて、大崎医師が武志くんの主治医になります。

ただしこの時点でも、武志くんの病名が明らかになるかどうかまではわかりません。

土曜日。武志くんの病名がこの回では確実に判明しています。しかし、そのことを知っているのは土曜日の時点では喜美子ちゃんのみ。

武志くんは自分の身体に生じたことをまだ知りません。

感想

「いとおしい時間」の切なさ

異例のスピンオフドラマの一週間が終わり、ついに武志くんの悲劇の週がはじまりました。そして穏やかな空気の中でドラマが始まりながらも、武志くんの病気のフラグがしっかりと立っていました。

今回のドラマの冒頭で描かれた川原家の食事場面。そうめんをめぐってのゆる〜い会話の様子を描いた場面は、もしかすると最後の幸せの瞬間になってしまうのでしょうか。

そして、このゆる〜い場面こそが今週のサブタイトルでもある「いとおしい時間」なのかもしれません。

その一方で、窯業研究所の女性職員・真奈ちゃんを怒らせてしまった武志くん。この場面は恋バナのフラグなのでしょうか。

そして、こんな可愛らしい気持ちのすれ違いの場面もまた、数日後には「いとおしい時間」として記憶されることになるのかもしれません。

ゆる〜く始まった第23週。でも先々の展開を知ってしまっているので、そのゆるさがただただ切ない一週間の始まりでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

結婚したいと思った1番目の女性ですね(丹善人さん:126話)
1番目の女性。成人してから経験した初恋の相手ですね。信作くんにとっての百合子ちゃんは。そのことを知ることができた百合子ちゃん、幸せ者です。

水出しはコーヒー豆がたくさん必要なのでちょっと贅沢(ぱぽりんさん:125話)
水出しで思い出すのは『ごちそうさん』の中で和枝姉さんがつくった水出し煎茶。もしかすると氷出し煎茶だったかもしれません。

煎茶もまた香りが飛ばず渋味も出てこないので、楽しみが広がります。

信作君の「株」は急上昇(よるは去ったさん:126話)
空気の読めない敏春さんのツッコミがきっかけになった信作くんと百合子ちゃんの夫婦の危機でしたが、うまい具合に丸くおさまりましたね。

敏春さんと照子ちゃんの夫婦も円満な回収。きれいに一週間が終わりました。

コーヒーと言うよりも、まるで点滴ですね(丹善人さん:125話)
ここまで丹念につくりこまれたコーヒー。味と香りが一滴一滴にしっかりと包み込まれていて美味しいでしょうね。

ハチさんが何らかの手を尽くして助けてくれる事を願い克服して欲しいです(みっこーさん:132話)
武志くんの病気が描かれる直前のタイミングでの、喜美子ちゃんと八郎くんの夫婦関係の修復。これはきっと八郎くんが喜美子ちゃんを支えるフラグであると信じたいです。

予告ショット(つい しょうこさん:126話)
スピンオフの一週間が、緊張感とは無縁の一週間だったので、予告ショットに含まれていた悲痛な映像の数々が際立ちましたね。

女は常に、男にとっての最後の女になりたがる(つい しょうこさん:126話)
百合子ちゃんにとって信作くんは、男にとっての最初の女にして最後の女。ぜいたくなポジションを取ることができましたね。百合子ちゃんは。

コーヒーを淹れるための「えらい高さのある実験容器のような物体」(ポーラさん:126話)
コーヒーサイフォンで画像検索してみました。どこぞのホテルで見かけたのがまさにこれでした。しかも、かなり巨大なやつでした。ご教示ありがとうございます!

毎回火事寸前なんて隣近所はひやひやものね(中部セラミック開発研究所副所長さん:107話)
川原家の周囲には他に家がなさそうなので、隣近所の人がヒヤヒヤすることはなさそうですが、山火事の危険がありますね。

波佐見という有名な焼き物(ぷんさん:125話)
波佐見焼きで検索してみました。藍色の染付けが鮮やかで素敵です。そして若い作家さんが多いのでしょうか。シンプルで現代的なデザインの器の数々に心をひかれました。

街場の純喫茶というよりこだわりのある珈琲専門店のようですね(みいちゃん命(欅の)さん:126話)
ご教示ありがとうございます!カフェサニーは、実はこだわりの名店として、近所の通の間では人気店なのかもしれませんね。

思えば新規開店のときに、カップを既製品ではなく作家に焼いてもらうなど、こだわり抜いていましたね。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

    ダッチコーヒー、早速画像検索しました。ご教示して下さった皆さん、ありがとうございました。

    「スイカ出すの忘れた。持ってく?」
    家でのお食事会のお開きであるある、の失敗ですね。
    祖母や母がが存命中、夏休みに叔父たちとその家族が集う時、必ずありました。テンパって色々準備するんですけど、決まって出し忘れたものが冷蔵庫に残っている。
    喜美ちゃんもきっと「そや、今日は3人やからスイカ丸ごと1個、買うたろ」と、3人揃っての食事の準備にウキウキしていたに違いありません。

  2. 丹善人 より:

    武志君が男女の機微にうといのは、母親の血を受け継いでいるんでしょうね。

    離婚しながらも円満な家族関係が始まって、普通ならこの後、息子の恋愛エピソードが
    中心になるはずなのに、月曜からいきなり体調不良が始まってしまいました。
    週末の喜美子じゃないけれども、辛い週になりそうですね。

    陶芸が趣味だった義父が生前に近所の公民館で陶芸教室やっていて、生徒作品を
    家の灯油窯で焼いていたので、なつかしく思っています。

  3. 美喜子 より:

    武志君が亜鉛結晶の実験をしている時のBGMが黒木華さん主演の澪つくしで料理の試作品を作っている時と同じでした。脚本、俳優、そして音楽三拍子揃うといいなぁ〜と感じました。照子、信作、喜美子の腐れ縁の三人、八郎さん武志、喜美子の新しい三人の家族のあり方、
    賛否両論ありましたが、先週のスペシャルサニーデイ私は楽しかったです。過去の映像見てみんなちゃんと歳を取っていると確認出来てこれからの現実がより一層インパクト大になりました。

  4. オペラ座の怪人 より:

    7:59AMに高瀬アナ曰く「先週はコント」
    ほんとに、コントだったよねえ。
    私は、滑っていたと思うけど。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    で、今週は、新展開、急展開。
    明日!体験教室って、お~い、信作~、あのなあ。
    でも、きみ子、偉い。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    武志が女子社員に、彼氏とのことを聞いたら、
    女子社員「川原(武志)さんには言いません!」
    え!?
    なぜ?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    そして、武志の立ち眩み。
    ああ、やっぱり、病気になってしまうのか!?

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい

  5. よるは去った より:

    真奈「川原さんには言いません・・・・・・!」
    いささか苛立ちモードの真奈ちゃんの本意はひょっとして・・・・・・・・・・。

    そして、
    武志「さいなら・・・・・・・・・。」
    の後に不意に襲うた立ちくらみ・・・・・・・。