武志の心配をする喜美子 / スカーレット 第130話

2020年3月5日(木)第22週「いとおしい時間」

あらすじ

武志がついに亜鉛結晶を用いた作品を完成させました。その一方で武志は、体調の不良が長引いていました。喜美子は武志が心配でした。しかし武志は、病院に行けという喜美子の忠告に耳を貸そうとはしませんでした。

同じころ、川原家に八郎、信作、百合子たちが集まり、皆で食事をすることになりました。食事会には武志も参加することになっていました。しかし時間になっても姿をあらわさない武志のことを心配する喜美子は、武志のアパートに電話をしました。

武志は、実家に行けない理由を喜美子に告げました。しかし武志は、本当は体調が悪くて横になっていたのです。その翌日、喜美子は武志に電話をしました。しかし、武志は電話には出てきませんでした。

その日、武志が喜美子のもとにやってきました。武志はひどい風邪をひいたときに病院に行き、血液検査をしたことを。そしてその検査結果に異常値が見つかり、再検査することになったと喜美子に告げるのでした。

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予習レビュー

武志くんの「病気」がはじめて言葉として登場しました。

今週の今回以前のどこかのタイミングで、武志くんの体調の異変をさりげなく暗示するようなフラグが立つのかもしれません。

武志くんだけは、何かのきっかけで体調異変に気がつく。そして、その場面がドラマの中で描かれて視聴者も武志くんの身に何かが起きたことがわかる。

しかし喜美子ちゃんをはじめドラマの中の登場人物たちは、武志くんの身に何かが起こりつつあることに気がつかない。

そんな描写のフラグはどこかで出てくるような気がします。

しかし、武志くん本人、そして視聴者だけでなく、喜美子ちゃんや他の登場人物たちにも武志くんの異変がはっきりとわかる。

ブログ主のように察しのよくない視聴者でもはっきりとわかるように、病気のことが真正面から描かれるのは今回がはじめてです。

ところで昨日、第23週のページに追記を行ったのですが、武志くんの病気が命にかかわる重い病気であることを喜美子ちゃんが武志くん本人に告げる場面。

喜美子ちゃんは武志くんに対して、武志くんを死なせはしないと宣言するのだとか。

武志くんを守るための戦い。これがドラマの中での喜美子ちゃんの最後の戦いになるのかもしれません。

スカーレット 第23週「揺るぎない強さ」

感想

武志くんの不安

武志くんが自分の体調不良が深刻な状態であることをお母ちゃんに共有。ついに始まってしまいました。武志くんと喜美子ちゃんの闘う日々の物語が。

武志くんが血液検査を受けた事実は明日の回でお母ちゃんに報告するものとばかり思っていました。意表を突かれました。

だから、最後の武志くんとお母ちゃんの会話の場面にすべてを持って行かれました。

さて・・・

ただ事ではない体調不良。不安で押しつぶされそうな気持ちをこれまでずっと武志くんは一人で抱え込んでいたのでしょう。

そんな武志くんの気持ちが、ヒリヒリするほど伝わってくる回でした。これ以上、言葉が出ません。ショックが大きすぎて。

コメントへの返信 by 朝蔵

こんな場面で回収させるとはニクい(よるは去ったさん:129話)
ヒロインと少しでも接点を持った人は、着実に回収していますね。病院の勤務中に仁子ちゃんを見つけて喜ぶファン。はじめは無駄な描写だと思いましたが、まあまあ意味のある描写だったとは。

ついに現れはじめてしまった症状(よるは去ったさん:129話)
窯業研究所でのめまいが最初の症状。その時は武志くん本人も気に留めてなどいなかったんだろうけれど一向に改善されない長引く体調不良。いつの間にかこんなことに。

ちょっと休むと言って、竜也くんが来ているにもかかわらず横になる武志くん。その不安でいっぱいの表情が忘れられません。

でも、竜也くんはいい仕事してますね。竜也くんだけが武志くんの異変を察知してましたから。いつの間にかすっかり好青年になっていました。

そして、武志、大丈夫か!?大丈夫じゃ、ないんだろうなあ。(オペラ座の怪人さん:129話)
大丈夫ではなさそうですね。窯業研究所でめまいを起こしたときから、症状もかなり進んでいるようで。しかも、体調がかなりおかしいことを本人がよ〜く自覚している様子です。

ドラマの中で武志くんを一人暮らしの設定にしたのはこの時のためだったみたいですね。お母ちゃんと暮らしていたら、お母ちゃんならすぐに異変に気が付きますから。

武志君の背中を見ている竜也君だから気づいたこと(丹善人さん:129話)
竜也くんが初登場したとき。彼は誰にも心を開かない。そんな空気を全身から発していました。それがいつの間にか、誰よりも武志くんのことを観察できるまでに。

武志くんのことがなければ、竜也くんの成長を心から喜んでいるところです。

当時の医療ドラマも不治の病として白血病がよく使われ余命をどう生きるかといったストーリーが多かった(スナフキンさん:130話)
『スカーレット』の中で描かれている昭和の終わりごろ。ブログ主はテレビはほとんど観ていなかったのですが映画はよく観ました。

そして映画でも白血病を題材にした映画が多かったと記憶しています。

複雑な今日の放送内容でした(コテツのママさん:129話)
ブログ主は、あの竜也くんが心優しい好青年に成長したことがたまらなく嬉しく、敏春さんみたいに泣きたい気持ちでした。

でも、武志くんの重い病気のことを考えると手放しでは喜ぶことができず、複雑な気持ちで観ていました。

先生の言葉が、武志君の今後を暗示(きりあすさん:129話)
先生の言った武志くんの「限られた時間」が、今回の作品づくりに限っての「限られた時間」で終わることを祈るばかりです。

史実ではリアル喜美子ちゃんとリアル八郎くんは別れて終わりでしたが、ドラマの中では新たな関係を築くことができました。

それと同じように史実とは異なる展開であって欲しい。それがブログ主の願いです。

白衣を着ているべきだったような気がします(オペラ座の怪人さん:129話)
黒澤明監督の映画『赤ひげ』を思い出しました。

加山雄三さんが演じる若い医師が、反発心から当時の白衣に該当するものを着ることを拒否。しかし、それを着てくれていた方が患者に安心感を与えることができると諭される場面がありました。

傷つけることを避けるのが、かえって傷つけてしまうわけですから(偽君子さん:『スカーレット』TOP)
優しくするという行為は、相手を傷つけないというより、自分が傷つかないための方便みたいなところもありますからね。

自分が傷つきたくないという下心があっての、相手を傷つけることを避ける行為が、かえって相手を傷つける結果を招いてしまうのかもしれません。

大崎先生のお人柄はもっと他の方法で表現してほしかったです(つい しょうこさん:129話)
大崎先生の型破りなキャラを白衣で表現するのは無理があるかなとブログ主も考えていました。白衣は権威の象徴でもなければ、人を型にはめるための制服でもないわけですからね。

言った掛井先生本人が一番傷つくんじゃないか?(つい しょうこさん:129話)
「限られた時間の中で最善を尽くす。」という言葉。もちろん掛井先生には他意はないはずですが、後悔することになるかもしれませんね。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

    「美味しいものいっぱい、食べさしたろ思って」
    「名古屋でも美味しいもん食べてるで」
    「・・・武志にや」
    「・・・はい」
    新しい関係、順調で何よりです。(笑)

    今日の放送で、「武志君のベッドはビールケース製、電話用の机は段ボールとお盆」であることを発見。
    なるほど!工夫してますね。

    「白血球がなんとか・・・」
    くどいようですが、先生もそこは言えないんだよねぇ。「疑いがある」ですら口にできなかった時代でした。
    川原家のテレビは、置いてあるだけでニュースや天気予報ですら誰も見ていたためしがないので、きっと「赤い疑惑」も映画の「ジョーイ」も見てないんだろうなぁ。(古すぎて誰も反応出来ないだろうな)

    追伸:今「スゴ腕ドクター25」という番組を見ているんですけど、「スカーレット」のBGMが使われてます。こういうの、アリなんですか?

  2. 美喜子 より:

    八郎さん少し背中が丸くガニ股歩きっぽくなってて年齢をとった感じが出てました。新しい夫婦の会話が漫才みたいにテンポ良くっていい感じでしたね。
    武志くんの部屋にテレビないのにベットがある?ってなに?瓶ビールのケースひっくり返して布団敷いてる…

  3. よるは去った より:

    武志「掛井先生がなあ・・・・・急に来はってん・・・・・・。」
     武志が使っていたプッシュホンも今では懐かしい型ですね。
     プッシュホン出始めの頃じゃないですかね。
     大野家に最初に引かれたダイヤルのない電話機といい、まるで電話の歴史を見せられているようです。
     今はリトルの桜ちゃん、桃ちゃんが大きくなって携帯電話、スマートフォンを使う時代までやるのかな。
     

  4. 坂本京子 より:

    喜美子ちゃんと八郎さんの、新しい関係がいい。父も母も、それぞれに、息子にごちそうを食べさせているという、ほのぼのした会話がいい。
    そして、自分の体調に不安を感じる武志は母に会いたくなったのだろう。
    いよいよ、明日は、武志の病気が喜美子さんに告げられるのでしょうか。今から涙が出ます。

  5. きゅうぽん より:

    ふと思いました。
    夫婦の仲がどうあれ、死別でなければ、ドナーになれる可能性があるならば、酷い父親でも頼らざるを得ないです。母親として、愛する我が子をなんとかして救いたいと思われたはず。
    では、モデルの元ご主人は助手と蒸発して、後に別の地か信楽か忘れましたが、大成されていたけど、血を分けた息子の事の命、どう思われたのかな?と思いました。
    自分の血で救えるならとあったのか、そんなんもう関係ないとなったのか…
    いくら意志があっても、型が合わなかったら仕方ないですが、
    夫婦仲は破綻していても、息子さんは憎んでいたとしても、ご自分は子供への愛情なかったのかなとか知りたいなと思いました。
    映画の方には描かれているのかな…とふと思いました。

    親の心子知らずで、信作は「臭い」と言い切られてしまいましたが(^_^;)

  6. 偽君子 より:

    なんか本作を観てると、自分の考えがものすごく甘かったような気がしてきますねぇ。

  7. 偽君子 より:

    そりゃ誰だって傷つくのは嫌ですよ。でも何度も傷ついてこそ成長できる、それも事実ですよね。

  8. 丹善人 より:

    ちょっとイラッとします。
    怒る前に、ちゃんと話を聞いたれや。
    自分だったら、もういい!と切れて、肝心の話しないまま出ていくかも。

    大事な話だから、落ち着いてしっかり語る武志君は大人ですね。

    自分がやりたかったのに、できなかったことを全部娘にやらせたい
    百合子ちゃんの気持ちもわかるけれど、落ち着いて子どもの立場を
    考えさせる喜美子ちゃんは偉いけれど、自分がその立場になると
    とたん逆のことをやってしまう矛盾。

  9. ましず より:

    歌の前のきみちゃんと八さんのやりとり、面白くて、八さんがかわいくて、ほっこりしました。
    その後の元夫婦の会話も夫婦の時と変わらないようにまでなっていて嬉しかったし、食事のシーンも、陶芸教室のシーンも楽しかったのに…
    最後の武志から白血球がどーのこーの、と話すシーンでそれまでのシーンが全部流されてしまうくらいとっても悲しくて、泣いてしまいました。

  10. オペラ座の怪人 より:

    昨日も書き込んだけど、
    今日も、また、書き込んじゃうけど、

    稲垣吾郎ちゃん先生が
    お医者のユニフォームである白衣を、
    どうやら嫌っている、着たがらない、みたいだけど、
    これって、何か、意味があるのかしら?

    なんか、見ていて、イライラさせられるんだよなあ。
    医者は、医者らしく、白衣を着て、
    病院内で、一目で医者だ、先生だ、と分かりやすくして欲しいです。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    おしまい

  11. ぽんぽこりん より:

    ふと、競泳の池江璃花子選手を思い出しました。現在の医療とこの当時の医療は違うとは思うけれど、志半ばでの試練と戦う若者として共通していますね。彼女にも希望がもてるような展開だといいなぁ。

  12. アーモンド より:

    武志が、家族らの食事会に体調不良で参加しなかった。ひそかに病院に行き、良くない結果を告げられていた。それがあの病。
    これから大変な闘病生活が始まるんですね。

  13. スナフキン より:

    30年以上経った現代でも白血病や癌は発見が遅ければ完治は難しい病気ですよね 当時の医療ドラマも不治の病として白血病がよく使われ余命をどう生きるかといったストーリーが多かった気がします。

  14. ひな より:

    武志は常治じいちゃんと同じだね
    一人で病院へ行ったんだね
    じいちゃんは照子に見つかったけど…