長引く武志の体調の異変 / スカーレット 第134話

2020年3月10日(火)第23週「揺るぎない強さ」

あらすじ

正月にあたり一年の計画を立てた喜美子は、今年は手間のかかる穴窯を使った作品づくりをやめることを宣言しました。同じころ、喜美子が定期的に開催すると決めた陶芸教室の日を迎え、陽子たちが集まってきました。

一方で武志は長引く体調の悪さが不安でした。そして医学書を購入し、自分の病名を調べようとしていました。そんな中で武志は、真奈を自室に呼んでたこ焼きパーティーをすることになりました。

しかしたこ焼きパーティーの準備をしているその時に体調が悪化。武志は真奈を追い返してしまいました。自分の体調がいよいよおかしいと察した武志は、医師の大崎のもとに足を運ぶものの、大崎に挨拶しただけで帰ってしまいました。

その日の夜、喜美子は大崎から武志が来院したことを告げられました。武志の行動を大崎から聞かされた喜美子は武志のアパートに駆けつけました。そして、部屋に置いてある家庭医学書を見て、武志が自分の病気を察していることに喜美子は気付くのでした。

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予習レビュー

武志くんの容態がますます悪くなるようです。医学書を買って、自分の病気は何なのかを調べるほどの状態に。

また、真奈ちゃんを自室に招いてたこ焼きパーティーの準備を始めるものの、たこ焼きパーティーどころではないくらいの異変が身体に生じるのだとか。

具体的にどのような状態になるのかはまだ判明していませんが、本人が焦りを感じるほどひどくなることだけは間違いなさそうです。

一方で喜美子ちゃんも、武志くんを守ることに力を注ぐためなのでしょうか。穴窯の窯焚きをやめると宣言。

これは、クライマックスに向けた武志くんを救う喜美子ちゃんの戦いの布石なのでしょうか。

ところで昨日、第23週のページに追記を行いました。追記した項目は次のとおりです。

・武志くんが応募していた次世代展の結果発表の日を迎えること。
・喜美子ちゃんは八郎くんにだけは武志くんの病名打ち明けること。
・武志くんが書いたメッセージが喜美子ちゃんに何かを決意させること。
・武志くんは陶芸の次なる目標を新たに持つこと。

などです。

希望を捨てない武志くんと、その希望を叶えてあげたい喜美子ちゃんの闘いの日々が間もなく始まろうとしています。

感想

真実に気づき始める武志くん

前回、武志くんが自分の病状に不安を抱えていることが、自室で家庭医学書を読む姿を通して表現されました。

その不安の描写が、前回よりもあからさまになってきました。

アルバイト先のお皿に残ったケチャップを見て自分の出血を思い出す。真奈ちゃんとたこ焼きパーティーをするはずが急に体調が悪くなり、それどころではなくなる。

そして、ついに大崎先生のところへ。

しかし、武志くんは大崎先生に何の相談もせずに帰ってしまいました。

病院の待合室で、高熱に苦しむ男の子の姿を目にして、武志くんは大崎先生に真実を聞くのが怖くなってしまったのでしょうか。

これまで、喜美子ちゃんの不安な様子は何度も描かれましたが、武志くん本人が不安を抱えている様子がここまで描かれるのはこれが初めて。

武志くんの病状がますます進んでいるということなのでしょう。

そしてついに喜美子ちゃんは察してしまいました。武志くんが自分の病気の正体に気づきはじめていることを。

いよいよ次回、武志くんはすべてを知ることになりそうです。

コメントへの返信 by 朝蔵

常治祖父ちゃんの前でおどける時に言っていた(よるは去ったさん:133話)
たしかに言ってました。武志くん。おじいちゃんと一緒のときに。お父ちゃんが家に戻ってきたことで、童心に帰ったのでしょうか。

いつまでもこの幸せが続いて欲しかった。否。この幸せをもう一度取り戻すことができると信じたいです。

仲良し3人家族っぷり、が、悲劇とのコントラストで、とっても良かったです。(オペラ座の怪人さん:133話)
喜美子ちゃんと八郎くんが新しい関係をつくりはじめてから。この元夫婦の二人は、正真正銘の夫婦だったときよりも夫婦らしくなったような気がします。

離婚前は気持ちのすれ違いばかりが強調されていましたが、今は、二人の間の微妙な距離がちょうど良いせいか、すれ違いを感じることがありません。

そんな平和な空気が、悲劇とのコントラストをより一層際立たせていますね。

家庭医学書から今週の一転激動の時間の始まり(丹善人さん:133話)
喜美子ちゃんが武志くんの前では無理して明るくつとめいるのが痛いほど伝わってきました。一方の武志くんもやっぱり無理してるのかな?と思っていたら・・・

武志くんが自分の部屋に帰ったあとの家庭医学書が武志くんの気持ちのすべてを物語っていましたね。

やっぱり自分の身体のことが心配でならないようです。お父ちゃんとお母ちゃん、そして百合子ちゃんと二人の娘の前では明るく振る舞っていましたが、自分の身体のことが気にならない瞬間なんてなかったことでしょう。

私が支えるという思いはどこへやら・・・・こき使ってます(笑)(あやさん:133話)
ハッピーエンドのコメントに心が和みました。支えるという思いを忘れ去ってしまってもまったく問題がないくらいに、当たり前の日常を取り戻すことができたんですね。

あやさんと同じようなハッピーエンドを、喜美子ちゃん、八郎くん、そしてなんと言っても武志くんが迎えることができるよう祈るばかりです。

八郎沼なんて冗談を言っていた頃の胃のキリキリさとは比べ物になりませんね(ともあきさん:133話)
常治お父ちゃんが大酒を飲んでは暴れ、気に食わないことがあるとすぐにちゃぶ台をひっくり返す。

あの残念な日々ですら、今となっては楽しい思い出になってしまいました。逆に考えると、どんなに苦しいことでも生きているうちは楽しい思い出になる可能性を秘めているのかもしれませんね。

私は覚悟を決めました。第22週からは喜美子の人生の最終章『生きるということ』を描いていきます(地方都市住民Y.M.さん:133話)
「私は覚悟を決めました」。この強い言葉に心が震えました。これほどの気持ちを持って作品づくりに挑まれているのかと。

ブログ主も思いました。一視聴者として覚悟を決めよう。作家の覚悟をしっかりと感じながら最終回まで観ようと。

笠間焼と信楽焼には浅からぬ《縁》がある事を(ひるたまさん:『スカーレット』)
笠間の土が陶芸に向いていることを見出したその職人さんは、何をしに笠間まで旅をしたのかなとふと思いました。

より良い土を求めて全国を旅していたんでしょうかな。ちょうど、全国の窯元を訪ね歩いていたかつての三津ちゃんみたいに。

三津ちゃん。回想場面で久しぶりにチラッとだけ出てきましたが、その後のことが気になっています。さそり座のヒロシとよりは戻せたのかな・・・などなど想像が広がります。

今日はバカボンとバカボンのパパですかねぇ〜?(美喜子さん:133話)
はい。そうだと思います。

八郎くんと武志くんのマヌケ過ぎる顔を見て笑い転げる喜美子ちゃん。その喜美子ちゃんに対して八郎くんが真顔で「何がおかしい?」

このときの八郎くんの反応に吹きました。

あのエセお嬢様と結婚して尻に敷かれてるのか(あさのあさみさん:24週)
圭介くんのその後は誰もが気になるところ。喜美子ちゃんが大久保さんと雄太郎さんに再会したときもその話題は出ませんでした。

本人の口からその話が出ると嬉しいですね。

八さんがおもむろに腕まくりを始めたときは、感無量でした(つい しょうこさん:133話)
八郎くんが陶芸家として復活するフラグかな?などと期待しながらこの場面を観ていましたが、もうそんなエピソードを描いている時間はなくなってしまいましたね。

限りなくゼロに近い(つい しょうこさん:139話)
ドナーになれる確率ってそれほどまでに低いんですか!?「1%に満たない」というのは大崎先生にとってギリギリの表現だったんでしょうね。

希望を捨てさせるわけにはゆかない。しかし、期待を持たせてもいけない。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

     穴窯中止ではなく、スケジュール調整で安堵しました。大崎先生も陶芸に興味がおありのようですが、先ほどの急患の母子に限らず、血液内科は不測の事態が良く起こる診療科です。教室に通うとなると、なかなか難しいかもしれませんね。
     もともと裕福な家の生まれの傾向、というのもあり、お医者さんでアーティスティックな趣味(鑑賞だけでなく自ら描く、演奏する)を持つ方、才能を発揮する方は結構多いです。陶芸が趣味、という方も探せばいるかもしれません。
     武志君の部屋に来て、真奈さんと鉢合わせした喜美ちゃんがうろたえながら「そういう時代?そういう時期?そういう世界?タコ焼きかー」とブツブツ言うシーンには大爆笑しました。録画を見直している時も「おいおい、この後のシーンのことを考えろ、笑ってる場合じゃないだろうが」と自分自身にツッコミを入れつつも、やはり爆笑しました。
     
    そして、「家庭の医学」の文面と武志君の書き込みに胸が詰まりました。

  2. 丹善人 より:

    一人暮らしの一人息子の部屋を訪れると、見知らぬ妙齢の女性が!
    しかも完璧な女性じゃなくて、どこか間が抜けている。
    母親としては、息子もこんな青春してるんだなとか、大変な時に
    心休める時間があるのがほっとしたりとか。

    照子の娘は仕事も辞めて米屋に嫁ぐんですね。

  3. 地方都市住民Y.M. より:

    10代で腎不全を患い、10年以上透析治療を頑張り、30前半で他界した幼馴染の友がいました。彼には素晴らしい職場の同僚と、彼の病状を知りながら心から愛してくれた恋人がいました。彼の人生は、例え短くても豊かだったと、別れの悲しみの中でもみんなが感じました。
    骨髄バンク創設の困難と偉業を描く上で、武志君の人生がどのように描かれるのかは"作家の覚悟"だと思いますが、例えどのような人生が描かれたとしても、主題歌の3番に歌われる"胸を焦がす恋"は武志君の人生を彩る炎であって欲しいなと、今日のお話を拝見して、友人を思い出しながら思いました。

  4. みかんの皮 より:

    息子のアパートで彼女と対面した母喜美子のうろたえぶりが可愛いし、喜美子と八郎のアパートのシーンとかぶって、懐かしくせつなくなります

    こうやって息子の背中を押してやれる母に私もなりたいと思いました‼️

    それにしても、朝ドラらしからぬ、重みの有る展開にヒリヒリしながら見いってます。製作陣の本気を感じます。最後まで、どういう結末になろうと応援したいです。

  5. 丹善人 より:

    石井さん、もう2回来たんですね。でも、あんなひどい「たこ焼き」、
    初めて見た!
    大阪人なら、店で作っている人のやり方をしっかり見て覚えます。
    信楽は見かけないのかな。でも武志のバイト先にはたこ焼きがあるけれど。
    神戸人の戸田恵梨香はさすがにやり直しをするのかと。
    (ひょっとして本当に作っていたりして)

    病院で見かけた親子、自分の遠くない将来を感じたのでしょう。
    家庭医学書の書き込みは確定ですね。

  6. オペラ座の怪人 より:

    たこ焼きをしに来た彼女を
    追い返しちゃって、
    「おいおい」と思ったけど、

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    結局、たこ焼きができたようで、
    良かった、良かった、

    ( ̄。 ̄)(* ̄。 ̄*)

    と思ったら、下手っぴい。
    お母ちゃん(きみ子)もビックリ。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    全く本筋ではないけど、
    陶芸教室で、
    財前直見さんが
    「お父ちゃんの足が臭い~」とか言っていて、

    おいおい、朝っぱらから、
    そういうセリフを言われると、
    聞いているこっちは、気分が悪いぜ、
    と思いました。

    「やれやれ」┐(´~`;)┌

    おしまい

  7. よるは去った より:

    喜美子「そういう時代・・・・・・・そういう時期・・・・・・そういう世界・・・・・・・。」
     やはり、あんな場面にいきなり、遭遇するとなかなか妥当なワードは出て来ませんかね。
    喜美子「送って行き・・・・・・。」
    とか粋なお母ちゃんではありますね。

  8. アーモンド より:

    武志の同僚真菜、いい彼女だと思うのですが、残念ながら添い遂げることなく、余命のカウントダウンが、始まるんですかね。