食事会に武志が現れない / スカーレット 第136話

2020年3月12日(木)第23週「揺るぎない強さ」

あらすじ

武志が応募した次世代展の結果が発表される日を迎えました。その日、喜美子は家族を家に呼び寄せ、皆で一緒に夕食をとることにしました。喜美子は武志のお祝いをしつつ、武志の入院のことも集まった面々に告げるつもりでした。

しかし、武志が病気のことを知られるのを拒みました。武志の反応は喜美子にとって意外なものでした。一方で武志は窯業研究所の掛井に検査入院をすることを報告しました。しかし武志は検査の目的を武志が語ることはありませんでした。

自分の病気を誰にも知られたくない。武志の拒絶に遭った喜美子は、医師の大崎に電話をしてどうしたら良いのかの助言を求めました。大崎は喜美子に告げました。患者の心は揺らぎやすい。だから自分が揺るぎない強さを持つことにしているのだと。

その日の夜。武志は仲間たちと飲みにゆき泥酔しました。一方、川原家には直子と百合子が集まってきました。遅くなる八郎を待たず、直子と百合子に喜美子は告げました。武志が白血病であること。そしてドナー検査の協力をしてほしいことを。

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予習レビュー

喜美子ちゃんが武志くんに対して病名を告げたのが今回。また、前回には武志くんが一週間後に入院することが決まりました。

今回は入院する直前のタイミングでしょうか。

亜鉛結晶を使った作品を応募した次世代展の結果発表の日。

武志くんのお祝いと、入院の報告。そして病気のことを家族に知らせるために、喜美子ちゃんは食事会を計画するものの、武志くんはそれを拒否。

武志くんの複雑な気持ちが描かれます。

結局、食事会に武志くんは姿をあらわさないようです。

武志くんが不在の中、喜美子ちゃんは武志くんのことをどこまで家族に打ち明けることになるのかは今のところ不明です。

また、家族への対応のことで喜美子ちゃんから相談を受けた大崎先生がどのようなアドバイスを喜美子ちゃんにすることになるのか。

苦しんでいる武志くんの周囲の人たちの武志くんを気づかう様が今回の見どころになるのかもしれません。

感想

揺らぐ心

大崎先生が喜美子ちゃんに対して、患者の気持ちがどれほど揺らぐものなのかを語ったことで、いつもとは異なる様子の武志くんの気持ちが痛いほど伝わってきました。

人の気持ちににぶいブログ主は、大崎先生の言葉がなければ武志くんの気持ちは話からかったかもしれません。

そして、武志くんの気持ちがわかったからこそ、喜美子ちゃんの気持ち、直子ちゃんの気持ち、百合子ちゃんの気持ちがなおのことよくわかりました。

喜美子ちゃんに対して「ちゃっちゃと治せや!」と怒鳴りつけた直子ちゃん。川原家から出たその途端に泣き崩れた百合子ちゃん。

二人とも武志くんを想う気持ちは一緒です。

それにしてもなんたる皮肉。竜也くんいわく「敏春」が丸熊陶業での就職を武志くんに提案。将来がそれほどまでに期待されているというのに・・・

追伸:陶業研究所の廊下で、真奈ちゃんに対して「またな」と告げた武志くんの寂しそうな表情が忘れられません。

コメントへの返信 by 朝蔵

ずいぶん以前にフカ先生と常治父ちゃんとの間でこんなやり取り(よるは去った135さん:話)
ありましたね。弱音を吐くと言われて根性なしと違うと言い返したことが。既視感のある会話だなと思いながら観ていたのですが、ちょうだいしたコメントでスッキリしました。

それはさておき、根性だけでは乗り切れない問題を抱えた武志くん。お父ちゃんの前で啖呵を切る姿が見ていて気の毒でした。

喜美子はしっかりしたお母さんですね(オペラ座の怪人さん:135話)
高学歴でもしっかりしていないお父さんやお母さんはたくさんいますからね。また、喜美子ちゃんは学歴とは異なる次元で様々な経験を積んでいますから、しっかり度合いも人並みはずれたものがあるのでしょう。

はちさんは八人兄弟、ここでその人数が役に立って、だれか移植に適合する人が出てくる(ちーぼーさん:135話)
わざわざ八人兄弟という設定にした理由の回収。いいですね!これまで、八人兄弟である必然性がまったく語られていませんので、この時のために撮っておいたのかもと期待せずにはいられません。

息子さんのことをしっかりと描かないといけないと思われた(丹善人さん:135話)
陶芸作品を通して、脚本家の先生の武志くんへの思い入れが強くなっていたのですか!

芸術を通して人と人は心を通い合わせることができる。こんな意味のことをアンリさんが口にしましたが、まさにこのセリフ通りですね。素敵です。

あれだけ志のあった陶芸を止める時の苦悩を実は私たちは見ていないのです(ともあきさん:135話)
おっしゃるとおりですね。八郎くんが陶芸をやめるという決断を下したそのとき。どれほど悩み苦しんだことか。想像するにあまりあります。

そんな困難なときを乗り越えることができたからこそ、今の八郎くんの安定感と頼もしさがあるんですね。

本作は悲しさ・辛さの度合いが強いように感じますね(おたかちゃん:最終週)
悲しさ・つらさの中でも、母親が最愛の子供を失うかもしれないという、もっとも悲しくつらい物語ですからね。

ブログ主は『ひよっこ』みたいな和やかなドラマがなつかしいです。

京都で知りあった洋服のデザインしてる人の子供さん(リキちゃんママさん:135話)
すでに『スカーレット』の中で『べっぴんさん』ネタが登場してますので、あり得るかもしれませんね。ちなみに『べっぴんさん』ネタとは大急百貨店の紙袋のことです。

白血病を知った武志の今後(みいちゃん命(欅の)さん:135話)

たこ焼きを一緒に作って食べたいと言えば部屋に上がらせてくれる(丹善人さん:135話)
なるほど!たこ焼きをつくらせたら信楽一という作り話は、武志くんに近づくための算段だったという推測。思わずうなずいてしまいました。

あのレベルで信楽一とは、普通の神経なら言えないでしょうからね。それとも真奈ちゃんは普通の神経ではない、いわゆる心臓に毛が生えているタイプなのかもしれません。(笑)

圭介さん再登場(にゃんこさん:24週)
そうなんです。ようやく出てきました。ちなみに彼は小児科医になったようです。武志くんの助けになってくれるといいですね。

何とも気の毒なニュース(よるは去ったさん:『エール』)
『エール』の放送が始まるころには少しは落ち着いてほしいものですね。新型コロナウイルスの騒動。

誰も亡くなられなかったのは、「あまちゃん」と「まれ」(名乗るほどの者ではございませんさん:25週)
『まんぷく』と『なつぞら』は亡くなってましたね!

『なつぞら』は思い出したのですが『まんぷく』は二人とも亡くなったのが早い時期でもあったのですっかり忘れていました。

ご教示いただきありがとうございます。

今後も川原さん母子と父十代田八郎さんに寄り添ってあげて下さい(つい しょうこさん:135話)
いよいよ大崎先生の力を借りるときが来てしまいましたね。ここに来て、白衣を着用しないことが気にならないくらい頼りがいのある先生に見えてきました。

「他人を思う、誰かの人生に寄り添うことで自分の人生が豊かになる」と言っていたエピソードを回収するのでは?(つい しょうこさん:最終週)
最終週のサブタイトル「炎は消えない」の「炎」は喜美子ちゃんの「炎」。「消えない」は喜美子ちゃんの新たな目標をあらわしているのかもしれませんね。

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コメント

  1. 丹善人 より:

    そうか。なぜこのタイミングで離婚なのか。そういう伏線もありですね。

  2. つい しょうこ より:

     昭和の時代は、武志君のように患者さんの本人が自棄になった時、そこはかならず乗り越えられる、乗り越えられるよう寄り添うという考えが全くなく、家族はただ「病名がばれたこと」だけをやたら後悔してばっかりでした。

     今日大崎先生の口から今週のタイトル「揺るぎない強さ」という言葉が出たわけですが、厳密にいうと、強くあるために大崎先生と喜美ちゃんのとる行動は微妙に違います。
     大崎先生は、揺るがずに強くあるために一歩引く、という行動をとることが出来ます。マイナスイメージを抱かれるでしょうが、時に医師はそうしなければいけない。できないことがあだになる、のほうが正しいかもしれません。
     でも、家族である喜美ちゃんにはそれが許されません。だから、本当に強くなければいけない、ならざるを得ないのは患者さんの家族のほうだな、とつくづく思います。
     私の場合は黒澤明の「赤ひげ」が参考になりました。三船敏郎演じる赤ひげ先生のセリフです。
    「死なせてやるのが慈悲かもしれんが、わしは医者だ」
     患者にとって真に慈悲深い医者などこの世には存在しない。そう思うことで楽になれました。

  3. みずたま より:

    今日の三姉妹のシーンを見て、骨髄提供するのは直子かなと思いました。
    今よりも提供者のリスクが高かった時代なので、他家に嫁ぎ子供のいる百合子は厳しい。
    わざわざ後半になっての離婚エピソードはそのためかと思いました。

  4. コテツのママ より:

    三姉妹のそれぞれ性格の違いが出たけれど
    悲しみは同じで私も朝から涙・涙でした。

    明日はとうとう八郎さんが告知される回
    こういう時の男の人って弱いからなぁ~
    (一般的にです。)
    八さん大丈夫やろか?心配です。

  5. ともあき より:

    既出かもしれませんが…、
    スカーレットの象徴の『炎』が『命の炎』でもあるのかなーっと,最近思っています。
    「女にも維持と誇りはあるんやー!」と叫んでいた幼少期のきみちゃんはプライドとか意地の『炎』がメラメラ燃え上がっていました、青春期はやりたいことやりたい気持ちの『炎』が燃えていました。青年期には仕事への情熱や八郎さんへの愛情の『炎』、そして穴窯へ懸ける情熱の『炎』。
    でも、子供のころから家族への愛情の『炎』はいつでも誰に対しても絶やさなかった。
    どうか信楽の火の神様、武志君を護ってください。
    武志君の命の炎が消えないでほしいと、切に願います。

  6. 丹善人 より:

    空襲を経験した直子ちゃんと、戦後生まれの百合子ちゃんの違い。
    直子ちゃんの強さはある意味喜美子にとって救いかも。
    お父ちゃんが亡くなった時も、一人悲しみを抱えながらも
    一人で自分の場所で父親を見送った強さ。泣きたい時にも
    この場で自分が泣いたらダメだと言う強さ。どれだけ喜美子に
    とってありがたいことか。

    事実を知った時の真奈ちゃん、取り乱しそうです。
    (うちの娘も真奈と言うので他人事ではないような気も)

  7. よるは去った より:

    直子「チャッチャッと治せや・・・・・・。」
    「チャッチャッ」という言葉も喜美ちゃんが何かある度に檄を入れられできた言葉だったような気がします。
    喜美子「治すのにな・・・・・・お願いがある・・・・・・。」
    いよいよ「骨髄バンク」の始まりということに・・・・・。
    八郎「遅なった・・・・・・ごめんごめん・・・・・・・。」
    母親は事実をどのように伝え、父親はそれをどのように受け止めるかが次回の始まりなわけですね。

  8. オペラ座の怪人 より:

    妹2人に、武志の白血病を話すシーン、
    私、泣きました。

    (>___<。)

    適合検査っていうのが、
    大変なのか?
    大変ではないのか?
    私は知らないけど、

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    適合するといいね。

    おしまい