入院して治療に挑む武志 / スカーレット 第137話

2020年3月13日(金)第23週「揺るぎない強さ」

あらすじ

川原家にやってきた直子や百合子たちに、喜美子は武志の病気のことを告げ、ドナー検査をしてほしいと頼みました。直子と百合子が帰ったあと、遅れてやってきた八郎にも喜美子はすべてを打ち明けようとしました。

しかし喜美子は、武志の病気のことを語り出せずにいました。そして、酒の力を借りてようやく打ち明けることができました。武志の余命は3年から5年しかない。思いもよらぬ事実を知らされ、八郎は激しく動揺しました。

その数日後、武志の入院生活が始まりました。入院が始まった翌日、喜美子と八郎はドナー検査を受けました。そのころ、武志は抗がん剤を使ったことで食事ができなくなりました。そして、入院が続くことになりました。

そんな中、武志に知られぬよう病院にやってきた八郎は、大崎医師に面会。患者の気持ちを八郎は大崎から聞かされました。一方の武志も、自分の病気と向き合う決意を固め、八郎に自分の病気のことを知らせてほしいと喜美子に頼むのでした。

<<前回136話 | 次回138話>>

第23週 | 第24週 | 最終週/第25週
Sponsored Link

予習レビュー

武志くんが白血病であることが、百合子ちゃん直子ちゃん、そして八郎くんたちの知るところとなりました。

百合子ちゃんも直子ちゃんも武志くんのことを心配するでしょうが、八郎くんがどれほど大きな衝撃を受けることになるのか。

ブログ主の知るかぎりの範囲内での過去の朝ドラの例に見ないほど仲の良い父と息子です。八郎くんと武志くんは。

この父と息子の絆は、喜美子ちゃんと八郎くんの離婚や関係の再構築を経て、ますます強くなっています。

それだけに八郎くんのことが気の毒でなりません。

しかし、これほどの窮地に立たされる直前に、喜美子ちゃんと八郎くんの関係が再生していたことは、喜美子ちゃんや武志くんにとっては不幸中の幸いとも言えます。

第23週は次回で終わり。

そして『スカーレット』は残り2週間となりました。

わずか2週間の間に、武志くんの悲劇はどこまで回収されるのでしょうか。

感想

「堪忍な、病気になってしもうた」

武志くんの余命がわずかないことを初めて知らされたときの八郎くんのうろたえぶりに泣かされました。

事実を受け入れまいとするかのような八郎くんの反応に泣かされました。

そして、そんな八郎くんに対して喜美子ちゃんが言った一言に号泣です。

「堪忍な、病気になってしもうた」

ところで、入院がはじまった武志くんと同室の男の子。彼はもしかすると、いつぞや武志くんが病院に一人でやってきたときに待合室で遭遇した男の子でしょうか。

ちょっとネタバレになりますが、一週間後の金曜日の放送では、この男の子とお母さんがとても悲しい事態を迎えます。

今回の放送を観る直前にそのことを知ってしまったので、この親子の姿だけで、さらに泣かされてしまいました。

あまりにも辛すぎる回でした。

そんな中で、武志くんが前を向き始めたことが救いでした。

コメントへの返信 by 朝蔵

最終回まで心して拝見します(たぬき煎餅さん:142話)
心中察するに余りあります。揺るぎない強い気持ちは平常時でさえ持つのは大変です。そんな気持ちを保とうとされるたぬき煎餅さんの意志の力は素晴らしいです!

妹2人に、武志の白血病を話すシーン、私、泣きました。(オペラ座の怪人さん:136話)
ブログ主も泣きました。ちゃっちゃと治せや!と激昂した直子ちゃんに泣きました。家を出るや泣き崩れた百合子ちゃんに泣きました。

そして何よりも、心が折れそうなところを必死に耐えて、武志くんの病気のことを二人の妹たちに告げた喜美子ちゃんに泣けました。

喜美ちゃんが何かある度に檄を入れられできた言葉だったような気がします(よるは去ったさん:136話)
どのような場面だったか忘れてしまいましたが、大阪の荒木荘時代に、喜美子ちゃんが大久保さんに言われてましたね。「チャッチャッと・・・・・・」って。

直子ちゃんの強さはある意味喜美子にとって救いかも(丹善人さん:136話)
今週のサブタイトルは「揺るぎない強さ」ですが、喜美子ちゃんや八郎くんのような肉親が「揺るぎない強さ」を自分たちだけで保つのは至難のわざです。

お父ちゃんが亡くなったときも、鮫島くんに捨てられた直後も、いつも強かった直子ちゃんが喜美子ちゃんを支えてくれるのかもしれません。

これから直子ちゃんがいい働きをしてくれそうな気がします。

実際、この先の展開の中で、直子ちゃんが武志くんと真奈ちゃんの二人を見守る、そんな場面が用意されているそうですし。

結末は見えているような気がします(匿名さん:25週)
実在のモチーフがある物語でもあり結末はどうしても限られてしまいますが、その結末によって何が語られるのか。

ブログ主はそこが興味津々です。

どうか信楽の火の神様、武志君を護ってください(ともあきさん:136話)
『スカーレット』前半では、何度も登場した(信楽の火の神様をおまつりしているらしい)神社が、物語後半に入ってから久しく登場していませんね。

誰か、あの神社にお参りに行って!と願わずにはいられません。

三姉妹のそれぞれ性格の違いが出たけれど悲しみは同じ(コテツのママさん:136話)
三姉妹の性格がそれぞれ違うように、悲しみの表現のしかたもそれぞれ異なりました。でも気持ちはみんな一緒。

仲良しの三姉妹だけに、お互いを思い合う気持ちが深い分だけ悲しみもまた深い。三姉妹の愛と悲しみに朝から泣かされました。

後半になっての離婚エピソードはそのためか(みずたまさん:136話)
なるほど!と思わずヒザを打ちました。リスクの高い骨髄移植。直子ちゃんなら、あの性格から考えても引き受けるかも。

「ちゃっちゃと治せや!」もその時へのフラグかもしれません。

また実際に、先々の展開の中で直子ちゃんが武志くんをドライブに連れて行く場面があるのですが、どうして直子ちゃん?と疑問に感じてました。

今まで、直子ちゃんと武志くんの接点。ほとんどなかったですからね。

「死なせてやるのが慈悲かもしれんが、わしは医者だ」(つい しょうこさん:136話)
黒澤明の『赤ひげ』は繰り返し何度も観たので、このセリフは微妙なイントネーションまではっきりと記憶しています。

このセリフによって、大崎先生の患者さんに対する立ち位置がよく理解できるようになりました。

ありがとうございます。

「ひよっこ」でも誰も亡くなっていません(zebraさん:最終週)
登場人物にとっての大切な人の死がセリフの中では語られたものの、死の描写そのものはありませんでしたね。

<<前回136話 | 次回138話>>

第23週 | 第24週 | 最終週/第25週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. つい しょうこ より:

     喜美子と八郎という陶芸家同士の夫婦の姿を書くために、製作チームはファンタジーを捨てたと思っていましたが、親子三人に少しでも救いを残したい気持ちに執着しているのか、大崎茂義医師についてはリアリティを追求できていないのが残念です。彼は、難病に向き合うこの家族にとっての理想の医師像のように感じます。だから良い人なんだけど、ごくわずかですが嘘くさく感じてしまう。(笑)
     私が今まで結構な数の医師を(時に裏の顔も)見てきていることも、関係があるかもしれません。
     医師は、患者の家族に時間をかけて個別対応する、自分のプライベートなことまでさらけ出して語るなどまずありません。患者の家族全員にあんなことをしたら、身が保たない。真っ先にメンタル面がやられます。(治る見込みが少なく、余命も少ない)血液疾患が専門なら、なおのことです。 
     「病気は辛いことも多いが、泣きたくなるような素晴らしいこともいっぱい起こる」
     これのどこが八さんの相談事の答えなんでしょうか?
    断言しますが、この発言は先生の優しい噓です。
    ただ、「素晴らしいことが起きるのではなく、その素晴らしさにあらためて気づかされる」ことはあるかもしれませんが。
     

  2. つい しょうこ より:

     今日も2件書きます。(またかいな!) 
    「堪忍な、病気になってしもうた」落ち度のあるなしなど問題じゃない。子供の病は産んだ者の責任。
    子の母ならば、みな思うことは同じです。
     聞かされた八郎さんは・・・彼の場合、信楽を去ったとき既に、一度息子を失いかけている。その子が十数年ぶりに自分の人生に確かな形で戻ってきた。これからという時に、自分はまたこの子を失うのか?それも永遠に奪われるのか?その恐怖を目の当たりにするのは、出勤前で泣くに泣けない身には堪えました。
     
     追伸:私は近畿・東海地域に全く土地勘がありません。名古屋ー信楽間の移動というのは、所要時間 はどのくらいなんでしょうか?

  3. 美喜子 より:

    大崎先生と掛井先生の言葉ってなんて心に響く名言ばかりなんでしょうか?難しい言葉でなくて優しく包み込む温かい言葉で…悲しい場面ではありますがなんだか安心して見ていられます。
    常治お父ちゃんの病気と武志君の病気の時も八郎さんがお医者さんに説明受ける日はどちらも雨、これは偶然?

    あさイチで近江アナが願掛けからたこ焼きをしたと言っていたので私もと思ったんですが、数年前の引っ越しを機に終活みたいな事して処分してました。あらっ残念(^^;)

  4. おたかちゃん より:

    「あさが来た」では終盤で信二郎さんが病気になって亡くなったのですが、重くなりすぎずとても感動しました。「まんぷく」の咲姉ちゃん、「わろてんか」の藤吉さんは早い段階で亡くなったけど、最終回まで幽霊(?)として登場して、主人公を励ましたり活躍していましたね。でもこのまま武志がなくなっては、真奈がかわいそうで救いがないように思います。なので自分的には奇跡的な回復を期待してます。

  5. コテツのママ より:

    「堪忍な・・・」母親というのは自分の責任と思うのですね。
    そして八さんの呼吸をするのも忘れてしまうほどショックを受けている姿に
    私も胸が苦しくなりました。
    残りわずか目が離せない日々となりそうです。

  6. ぷん より:

    久しぶりにきみちゃんの顔が明るく終わって よかった。

    史実ではリアル喜美子の妹がドナーになったそうなので、直ちゃんですね。

  7. 丹善人 より:

    「今日が私の一日なら、私は・・・」この言葉が武志君に病気に立ち向かう
    力をくれたのですね。ジョージさん、良い仕事されてますね。自由は不自由だと
    共に。

    「帰らんでいいんやったら、泊まっていきや」。男友達にはしょっちゅう使っていた
    言葉でも、女の子につい言ってしまって、自分でもとまどってしまって。
    これ以上深い仲になってはいけないと思いつつ、どんどん惹かれていってしまう。
    健康だったらこれ以上望ましい相手はいないのにね。

    先日廊下で見かけた少年が同室だった。そのことは、あの状態が自分にも
    やがて訪れることを理解してしまった。そうなんですか、悲しい結果が待っているんですか。

  8. よるは去った より:

    智也「また食べるわ・・・・・。」
    理香子「また食べる・・・・・?」
    武志君が外来で見かけた母子が同じ病室で・・・・。
    主治医が大崎先生ということは・・・・・。
    ベッドの患者名「安田智也」がアップになったということは彼とはまた出会えるというフラグでしょう。
     以前の「カーネーション」でヒロイン(夏木マリ)が病院の入院患者のために催したファッションショーに出演した末期癌の女性患者(中村優子)が、ヒロインが天寿全うして他界した後の最終回に、すっかり元気に回復して夫や成長した二人の息子と「だんじり祭」を観に来ているという奇跡的な場面があったのを思い出しました。

  9. オペラ座の怪人 より:

    きみ子が、はちさんに、
    武志の病気を教えるところで、
    私、今日も、泣きました。

    (>___<。)

    先の展開を予習しないから、
    先の展開は知らないし、

    史実は知らないから、
    現実にどうなるのかは、知らないけど、

    なんとか、治って欲しい、
    なんとか、適合者が見つかって欲しい、です。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    おしまい