喜美子はドナーになれず / スカーレット 第139話

2020年3月16日(月)第24週「小さな希望を集めて」

あらすじ

昭和59年(1984年)2月。ドナー検査を受けた喜美子の検索結果がわかる日を迎えました。病院に足を運んだ喜美子は大崎医師から告げられました。喜美子の白血球の型が武志のそれとは一致しなかったことを。

ドナーになれないことがわかり失意の中にいる喜美子は、八郎のドナー適合検査に望みをかけていました。しかし、八郎の結果も不適合でした。そんな中、喜美子と武志を助けるために照子と敏春、信作もドナー適合検査を引き受けました。

一方で武志は二人の友人についに自分の病名を打ち明けました。そして、自分の余命が3年から5年であることも告げました。その数日後、武志の友人たちと真奈もドナー検査を受けることを喜美子に申し出ました。

武志を救うために名乗りをあげた人はそれだけでは済みませんでした。数多くの人たちがドナー検索を申し出ました。しかし、不適合の結果が次々と喜美子のもとに知らされました。そんな中、ちや子から連絡が入るのでした。

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予習レビュー

いつだったか大崎先生が、親が子供のドナーになれる確率は1%。奇跡に近いことなのだと喜美子ちゃんに告げました。

残念ながら奇跡は起こりませんでした。喜美子ちゃんは1%の中には入れませんでした。

あとは八郎くんがその1%に入ることを願うばかりです。

そんな中、照子ちゃんと信作くんがドナー適合検査を引き受けてくれることに。

さらに、これはまだブログ主の予想なのですが、武志くんが自分の病気のことを打ち明けたことで、友人たちも検査を受けてくれことになるのではないでしょうか。

照子ちゃんや信作くん。そして友人たちがドナーになれる確率は、親よりも低い1%に満たない確率。

その「小さな希望」が集まってくるのが今週のサブタイトルになっているのかな、と。

さて、「小さな希望」がさらにたくさ集まれば「小さな希望」は少しだけ大きな希望になることができます。

少しだけ大きな希望になる展開へのフラグなのでしょうか。

このタイミングでちや子ちゃんが登場します。

ちや子ちゃんが新聞記者、フリージャーナリストを経て、市議会議員になったことが、いよいよ回収されるのかもしれません。

感想

ちや子ちゃんの働きに期待せずにはいられません

ブログ主は直子ちゃんのドナー検査の結果に期待していました。

クライマックス近くになってからの唐突すぎる離婚。このタイミングで人生が大きく動き始めた直子ちゃんには何かがあると。

しかし、喜美子ちゃんと八郎くんに次いで、不適合の結果が真っ先に分かったのは直子ちゃんでした。

まるでブログ主の期待を打ち砕くかのように・・・

一方で、ドナー検査を申し出てくれる人がこれほどまでに集まることも、ブログ主にとっては意外でした。

武志くんと仲良しの二人の友人と真奈ちゃんは予想がつきましたが、それ以外にも続々と名乗りを上げてくれるとは。

そしてついに、喜美子ちゃんの周囲の人たちの中では顔が圧倒的に広いちや子ちゃんまでが登場しました。

今週の物語の中で希望を見出すことができますように。

コメントへの返信 by 朝蔵

石井さん、声出したら泣いてしまうかもしれないと思って喋らなかったんでしょうか(丹善人さん:138話)
それもあるかもしれませんね!

ブログ主は「逢いたかった」とか「手を握ってもいい?」を口で言うのが恥ずかしくて、メモ書きしたものを見せたのかなって思ってました。

直子ちゃんが喜美子ちゃんの代わりに免許を取るのかな?(リキちゃんママさん:138話)
最終週に直子ちゃんがドライブをする場面があるらしく、すでに運転免許証を持っているか、または喜美子ちゃんの代わりに取るのか。どちらかみたいになりそうですね。

一日一日の大切さを私たち視聴者にも伝えているメッセージ(よるは去ったさん:138話)
『とと姉ちゃん』にも通じるメッセージでしたね。当たり前の日常がどれほど尊いものかがあの作品のテーマでしたから。

改竄をしない決意を固めた(通りすがりさん:25週)
朝ドラでは珍しい、人生のファンタジーを捨て去った作品としてここまで来ているので、最後までそのポリシーを貫き通すかもしれませんね。

喜美子は昭和12年生まれとなっており、2歳年齢が合いません。(申し訳ありませんさん:25週)
そこはまったく気がつきませんでした。脚本家の先生のうっかりミスでしょうか。

フカ先生が来るのかなあ?(いくさん:144話)
喜美子ちゃんと八郎くんの絆がもとに戻ってから、フカ先生の「ええよぉ〜」が繰り返されるようになりました。

その度に思います。フカ先生にもう一度会いたいって。

初孫を抱いて笑顔の喜美子の横で顔がとろける八郎で幕(丹善人さん:138話)
八郎くんに初孫を抱かせてあげたいですね。そして、武志くんは吉本系の丸熊陶業のお母上のお気に入り社員に(笑)

ふか先生はもう出てこないのかしら?(喜美子のファンさん:24週)
ブログ主もそこが気がかりです。さださんと圭介くんの再登場も決まり、再登場がないのはフカ先生だけ。

あれだけ重要なキャラなのに、これでおしまいというのは寂し過ぎます。

武志のドナーは 鮫島(ぱぽりんさん:138話)
まさかのカードですね!

あれだけ存在感を発揮していた鮫島くんが事情が良くわからないままドラマの外に消えたままというのは、確かになにがしかのカードとして取ってあるような気がします。

人類は確実に、いろいろな病を乗り越えていく。そういう希望を感じさせて、物語は進んでほしいと思います(坂本京子さん:138話)
まさに今は「人類が乗り越える」ための戦いの真っ只中ですからね。最終回には希望を届けてほしいです。

「揺るぎない強さ」とは、「平常心」(さつい しょうん:話)
逆風が吹いているときも、追い風に吹かれているときも、平常心を保つのが一番むずかしいですからね。

最近になって、後者の追い風の中での平常心がいちばんむずかしいと感じるようになってきました。

油断大敵という言葉もありますが、本当に手強い敵です。追い風は。

過度にリアリティを追及し過ぎないことが逆に安心して朝からフィクションとして視聴できます(名乗るほどの者ではございませんさん:138話)
朝ドラとしては異例のリアリティを追求した作品ですが、朝ドラの存在そのものが、リアリティを追求することを目的としたドラマシリーズではありませんから。

ほどよいところで、ファンタジーであって欲しいです。

1%以下だがゼロではない(名乗るほどの者ではございませんさん:139話)
ゼロではない。ここにすがりたい気持ちでいっぱいです。

武志君が祖父母のところに行った方が、かえって安心すると思ってしまうのなんでだろう・・・?(偽君子さん:最終週)
先日、当ブログに黒澤明監督『赤ひげ』の、主人公の医師のセリフが紹介されていました。そのセリフ「死なせてやるのが慈悲かもしれんが・・・」ということなのかもしれません。

設定の曖昧さ(ぱぽりんさん:最終週)
ブログ主は、鑑賞の仕方が雑なので(笑)時代設定の細かいところはあまり気にならなかったのですが、ある時期までそれぞれの時代背景が感じにくかったかなとは思います。

前作『なつぞら』、前々作『まんぷく』。

良作が描かれる時代それぞれの流行画面の中に色濃く反映しているのに対し、そのあたりの描写が奥ゆかし過ぎる(?)のか、本作の時代背景がたまに見えなくなることがありました。物語の舞台の大半が川原家とかわはら工房だったということも一因でしょうか。

武志くんが成長しアルバイトを始めてから、やっと時代が見えてきた。そんな気がします。

親子の陶芸への情熱の炎は作品の中に宿り決して消えることがない(にゃんこ先生さん:最終週)
おっしゃるとおり、最終週のサブタイトルは「炎=生命」などという単純なものではないと思いますが。

しかし、単純な意味であってほしいと願わずにはいられません。

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コメント

  1. つい しょうこ より:

     今日更新されたNHKオンラインのスカーレットブログ、今週のきみちゃんvol.25によれば、本編ではカットされましたが、喜美ちゃんが提案した「罰金貯金」のビンに、八郎さんが愚痴りながらお札をどんどん入れる、というシーンがあったそうです。戸田恵梨香さん曰く、「お札の入れ方を試行錯誤している松下さんの姿が、松下さんらしくてかわいかった」そうですが、そのシーンを是非採用してほしかったです。

    https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/scarlet/kimiko/425693.html

  2. つい しょうこ より:

    「全滅」キツイ現実です。
     でも、患者と家族が個人的に行うドナー探しとしては、武志君と喜美ちゃんの場合はかなり「大規模な展開」に発展してるほうではないかな、とも思います。
     知名度の高い陶芸家で、地元の大手企業の経営者一家と昵懇の間柄、市議会議員や市民運動の代表を友人に持つお母さん、なんて滅多にいません。
     行動力がある、武志君自身の有り難い地元の友人たちに加えて、大学の同期、先輩、後輩にも発信力の強そうな方が多そうです。
     いわゆる一般家庭、サラリーマンのお宅では、家族、親族、友人知人、この辺りで行き止まりになることがほとんどだったのではないでしょうか。
     二人の「ありがとうございました。」は、その辺のことを十分理解しての行動なのでしょう。

     できればそろそろ、八郎さんのご兄姉や会社の同僚辺りにも動きがあればな、と思います。ご兄姉は年齢制限にかかってしまうかもしれないので、
    「川原武志君?はじめまして、君のいとこです。」ってサプライズで誰か来てくれないかなぁ。

  3. ちーぼー より:

    リアル武志くんのドナーが叔母様だったとのこと。直子ちゃんが突然の離婚で何かある!と私も思いましたが、この可能性が無くなった今、叔母様は八郎さん関係の方ではないかと。八郎さんに兄姉が多い理由を、まだここに求めております(笑)

  4. リキちゃんママ より:

    いつも喜美子ちゃんのターニングポイントには草間さんが出てきてくれるので、今回も出てきてくれないかなぁって思いました。草間さんがドナー検査して武志君を助けてくれないかなぁ。草間流柔道の精神で❗

  5. 丹善人 より:

    「オラに元気を分けてくれ!」という悟空の叫びが聞こえてくるような。

    ちや子さんが市会議員になったことで、喜美子姉妹が選挙に関心を
    持ったように、身内や知り合い、知り合いの知り合いが骨髄移植に
    関心を持って輪が広がっていく。それがドラマ最後のメッセージなんでしょうね。

    で、あまりにも大きすぎる展開に、これまでのストーリーがぶっとんでしまいました。

  6. オペラ座の怪人 より:

    ちや子さんというのは、
    新聞記者さんでしたっけ?
    私、予習はしないし、
    復習もしないから、
    ちと、忘れちゃいましたけど。

    で、新聞記者ののち、
    議員になったんでしたっけ?
    もし、議員になっていたら、
    支援者の縁で、
    ドナーが見つかるかも!?
    ドナー、見つかれ~!!!

    !( ̄- ̄)ゞ (ロ_ロ)ゞ (`◇´)ゞ

    おしまい

  7. よるは去った より:

    武志「全滅やな・・・・・・・。」
    喜美子「全滅や・・・・・・・。」

    喜美子・武志「どうもありがとうございました・・・・・。」

    予想していた程「重さ」を感じさせないのは「登場人物」たちの「病」に前向きに立ち向かう姿勢が伝わってくるからでしょうか。
     以前の「だんだん」でヒロインたち(三倉茉奈・三倉佳奈)の祖母(三林京子)が「膵臓癌」に前向きに治療に取り組んで回復したという件をダイジェスト的にナレーション(竹内まりや)だけで進めた件がありましたが、それに対して「勇気づけられた人たちもいるはず。」といった旨のコメントを他のサイトで記したことがあります。
     ちや子「気分転換に出てけえへん・・・・・?」
    が何か新しい展開を期待させてくれます。

  8. 名乗るほどの者ではございません より:

    映画「火火」に看護師役で出演なされていた女優の吉井怜さんは白血病になり実母からの骨髄移植を受け生還なされたというケースがあります。ドラマで喜美子さんげ言っていた1%以下だがゼロではないという実例です。

  9. つい しょうこ より:

     ウソを書いたらいけないと思って検索して確認してみたら、政府広報でやはり「数百から数万分の一」と、ありました。
     だから、百人目で見つかったら、「類まれな強運の持ち主」と言っていいと思います。むしろ数十万人候補者がいるのに見つからないからといって、「不運すぎる」などと思ってはいけない、と考えるべきです。

     仮に、武志君のドナーになれる人が身内にいるとしたら、武志君の兄弟姉妹、いとこで、お母さんが直ちゃんか百合ちゃん、お父さんが八さんのお兄さんの一人かその息子さん、またはお姉さんの息子さん、みたいな血筋(?)の方だったら少しパーセンテージが上がるかもしれません。
     あるいは八さんが実は病的に女癖の悪い人で、喜美ちゃんの妹二人とも関係していて、その結果できた子供をこっそり里子に出していた(!)ならば、その子はかなりパーセンテージは高いです。
     あるいは常治さんやマツさんが、実は十代田家と血縁関係があった、とか。

     うわー!これでは朝ドラというより、韓ドラか横溝正史の世界(笑)

     タイトルの「スカーレット」も別の意味(scarletには、罪深い、身持ちの悪い、という意味がある)になってしまいます。 

    私が「(兄弟姉妹以外)両親と非血縁者では可能性が限りなくゼロに近い」と言ったのは、そういう意味です。

  10. つい しょうこ より:

    「非血縁者が骨髄移植のドナーになれる確率は、1%に満たない」ですが、正確には

    「限りなくゼロに近い」

    です。
    少なくとも万単位の人が名乗りを上げてくないと、理想的なドナーにヒットしません。