エール 第2週「運命のかぐや姫」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『エール』
2020年4月6日 〜 4月10日放送

あらすじ

裕一と鉄男の友情

小学校のガキ大将・鉄男が落とした『古今和歌集』の本を返すために、裕一は鉄男の家に足を運びました。そのとき鉄男は、父の善治から稼ぎが悪いと殴打されているところでした。鉄男の家は貧しく、鉄男は魚の行商を強いられていたのです。

裕一がカバンから本を取り出そうとしたその時、裕一が来た意図を知らない鉄男は裕一のカバンを地面に叩きつけました。裕一が驚いて逃げ去った後、カバンから出てきた本を目にした鉄男は裕一が来た理由を理解。数日後、鉄男は裕一に自分の非を詫びました。

鉄男は詩人になる夢を裕一に語りました。しかし裕一は、その夢を父から反対されていました。裕一は「必ず道は開ける」という藤堂の言葉を鉄男に告げ、鉄男を励まします。しかし程なくして、借金取りに追われた鉄男一家は夜逃げするのでした。

学芸会の準備

大正12年(1923年)。裕一が川俣の教会で心を奪われた少女・関内音は11歳。陸軍に馬具を卸す事業を営む父・安隆。母の光子。姉の吟、妹の梅とともに愛知県豊橋市で暮らしていました。その年の秋、音が通う学校で学芸会の準備が始まりました。

学芸会の演目は『竹取物語』。音は主役のかぐや姫に選ばれるという強い自信がありました。しかし、決まった配役は「おじいさんその2」でした。失意の音に安隆は言いました。誰もが主役になれるわけではない。脇役の支えがあって主役が生きてくるのだと。

安隆の言葉で元気になった音は、安隆に連れられ教会へ。音はそこでオペラ歌手の双浦環が披露する歌声に心を奪われました。環の美しい歌声が忘れられない音は、安隆に言いました。歌を習いたいと。

父・安隆の死

学芸会の練習が始まった頃。見知らぬ子供を助けようとした安隆が鉄道事故で亡くなりました。家族が悲しみに沈む中、生前の安隆の知り合いの打越が、陸軍との契約打ち切りをちらつかせながら光子に近寄ってきました。

しかし吟の機転により、光子は安隆の遺品の中に陸軍との契約書を発見。家業の窮地を脱しました。一方、音の通う学校ではかぐや姫の役が決まっていた良子が、音にその役を譲りたいと言い出しました。良子の配役は、良子の意に反して良子の母が決めていたのです。

良子がかぐや姫の役を音に譲ったのは母への反抗でした。そして迎えた音が主役をつとめる学芸会の日。音が父を思いながら歌った歌声は観客たちを魅了しました。その日の夜、家に帰った音は、自分は大人になったら歌手になると亡き父に誓うのでした。

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予習レビュー

天性の詩人

鉄男くんのエピソードが泣かされくれます。

鉄男くんは貧しい家で粗野に育ったガキ大将でした。しかし、そんな家庭環境に生まれながらも『古今和歌集』をこよなく愛する詩人気質の少年でした。

両親が教養のある人で、本がたくさんあるような環境で育った子が『古今和歌集』が好きというなら、十中八九、その子の趣味は両親から影響を受けたものでしょう。

でも鉄男くんの場合は貧しい家の生まれです。

しかも、鉄男くんのお父ちゃんはかなり粗暴な男らしく、鉄男くんが口から出血するほどまで激しく殴打することも普通にやってしまう人。

しかも飲んだくれで借金だらけ。

そんな家庭に育ちながらも『古今和歌集』を読破して、しかもそらんじているくらい和歌をこよなく愛しているのだとか。

天性の詩人、または歌人と言っても差し支えないのではないでしょうか。

そんな鉄男くんと、主人公の裕一くんの友情はいつまでも続くことが考えられます。この二人の成長物語が楽しみでなりません。

相手役の音ちゃんの本格登場

武志くんの相手役の音ちゃんが今週から本格登場。そして登場して早々にお父ちゃんを亡くすという悲劇に見舞われます。

ところでお父ちゃんが亡くなる間際、お父ちゃんは娘の音ちゃんの人生を暗示するうような言葉を残しています。

音ちゃんは学芸会で『竹取物語』の主役をやる気満々でした。

しかし、その役を他の子にさらわれてしまった上に、音ちゃんにまわって来た役といえば「おじいさんその2」というあまりにも残念な言葉の響きを持った登場人物です。

音ちゃんは深く落ち込みます。

そんな失意の音ちゃんに言うのです。お父ちゃんが。人は誰もが主役になれるものではない。脇役がいてこそ主役は輝くのだと。

この言葉。将来の伴侶、裕一くんという主役を輝かせるための音ちゃんの人生の役割のことを言っているに違いありません。

お父ちゃんが亡くなる直前に残したこの言葉。大人になった音ちゃんをの心を支え続ける言葉になるのでしょうか。

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