2020年4月2日(木)第1週「初めてのエール」
あらすじ
裕一は小学5年生に進級し、音楽教育に対して情熱を注ぐ藤堂が担任教師になりました。藤堂は宿題を出しました。それは北原白秋の詩に曲をつけるというものでした。しかし、裕一は五線譜に向かったまま何も書くことができません。
そんなある日。裕一は母のまさに連れられてまさの実家がある川俣を訪れました。まさの実家には、祖父の権藤源蔵、祖母の八重、そして伯父の茂兵衛が住んでいました。その日、裕一はまさと映画を観に出かけました。
そして映画を観た後、商店街でまさが知り合いと話し込んでいるそのとき、裕一の耳に美しい歌声が聞こえてきました。その歌声に導かれるように教会の中に足を踏み入れた裕一は、聖歌隊と一緒に歌を歌う少女の姿に心を奪われました。
裕一が家に戻ると、三郎が作曲の入門書を買って裕一の帰りを待っていました。入門書を一心不乱に読んだ裕一は藤堂の言葉にヒントを得ると頭の中にメロディーが流れ始めました。そして書き上げた裕一の曲の出来栄えに藤堂は心の底から驚かされるのでした。
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復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵
今見ると4話は何気にかなりの重要回でしたね(魁光さん:4回)
そうですね。裕一くんの人生を左右するような重要な人物が次から次へと登場するとっても濃密な回でした。
1話のオリンピックでのスタジアムのシーン。実は豊橋で収録していたようです。(魁光さん:4回)
あの会場。豊橋なんですか!?豊橋にこだわるところがまた素敵です。ところで写真に写っているのは魁光さんですか?
作曲するのに楽器は必要ない(オペラ座の怪人さん:4回)
ブログ主は作曲の才能もなし。手先が不器用なので楽器もからっきし。でも、楽器の演奏が得意な人よりも音感だけはいいんです。
集団行進で一糸乱れぬというのは常識(丹善人さん:3回)
高校野球の甲子園大会も戦前の価値観の延長線上にあるそうですね。主催者は戦前の価値観を全否定していることで有名な企業ですが。
実際は音ちゃんが2歳年下なんだけれど、どう見ても年上に見えてしまいますね(丹善人さん:4回)
子供のうちは女の子の方がおませですから、音ちゃんが年上に見えてしまうのはあれはあれでリアルなのかもしれません。
福島の三人とも藤堂先生によって忘れた歌を思い出す金糸雀(知らんけどさん:4回)
そこに気がつきませんでした。子供たちが歌った楽曲が「かなりや」である理由のことです。
正:ファーストコンタクト(魁光さん:4回)
訂正しました。
とみが喧嘩を売ってくるシーン(偽君子さん:3回)
今にして思えばあの喧嘩の場面はその後へのフラグでしたね。
後年祖母の恐ろしい本音を知り絶望し、怖いと思っていた茂兵衛さんが、実は優しい人柄だと知ることになる(還暦のたつおさん:4回)
権藤家の人々の印象。最初の印象が逆転していたんですね。それだからこそ裕一くんが祖母の本音を知りあれほどショックを受けたのかと納得です。
息子の第二校歌を見てみてびっくり!なんと作詞は古関裕而先生!(ぷんさん:5回)
第二校歌まであること自体驚きですが、その作詞がリアル裕一くんだったとは!二度ビックリです。
一番興味深かったのは古関先生の全国のご当地ソング一覧マップ(魁光さん:5回)
これは面白そうです。残念ながらブログ主が出た学校は小中高とも歴史が浅いので、校名が載ってはいなさそうですが・・・
予習レビュー
今回は、裕一くんが音ちゃんと初めて出会うとても重要な回です。
また今回のドラマの中で描かれる、作曲しようにも曲が浮かんでこない裕一くんの姿。この姿も今後のフラグかと思われます。
裕一くんが大人になって音ちゃんにプロポーズをする際。裕一くんは音ちゃんにこう言います。
「僕の音楽にはあなたが必要です」
この言葉を暗示するかのようなエピソードが今回か次回に描かれるはずです。
裕一くんは宿題の作曲が進まない。しかし、教会で聖歌隊と一緒に歌う音ちゃんの姿を思い出すと、いきなり曲が頭の中に浮かんでくる。
そんな場面があるようです。
裕一くんの音楽には音ちゃんが必要である。このことを暗示するようなエピソードが初めての出会いとともに描かれる今回。または次回。
この重要なエピソードが描かれる場面はどのような場面になるのでしょうか。
感想
茂兵衛さんの苦悩?
裕一くんの才能が覚醒しました。その直前には裕一くんが運命の人と出会いました。一生涯の友とも交流が生まれました。
これら3つのビッグイベントが描かれた今回は記念すべき回です。
一方で、裕一くんが苦手とする(さらに三郎さんがもっと苦手とする)茂兵衛さんの思惑が見えてきました。
裕一くんと浩二くん。二人の子供のうちどちらかを養子に出せと、まささんに迫る茂兵衛さん。
その茂兵衛さんもまた、お父上の源蔵さんから圧力をかけられているようです。
早く養子をとれ。それが出来ないのなら、今の妻を捨てて再婚しろ。源蔵さんが茂兵衛さんに迫っていました。
今の妻を捨てて、というのは今の奥様には子供ができないということかもしれません。
そして、その奥様と別れとまで言われてしまうのは、茂兵衛さんがその奥様を大事に思っているからなのでしょう。
跡取りをもうけるのが最優先。もし茂兵衛さんがそんな考え方であるならば、源蔵さんに圧力をかけられるまでもなく、再婚して跡取りをつくっていたでしょうから。
茂兵衛さんは奥様のことで苦悩を抱え込んでいるらしい。
それが見えてきたことで、威圧感たっぷりでちょっと怖かった茂兵衛さんに親しみを感じることができるようになりました。
コメントへの返信 by 朝蔵
ハ―モニカ部の「エール」(よるは去ったさん:3回)
火曜日の放送で目覚めた西洋音楽。水曜日の放送で目覚めた音楽によるエール。小さな経験の積み重ねが裕一くんの人生の基礎を形作る描写がワクワクします。
特に「音楽によるエール」は裕一くんの人生に大きなインパクトを与えたはず。それが回収される頃、裕一くんはどのような状態になっているのでしょうか。
安定の威圧感ありのエラそうな役(名乗るほどの者ではございませんさん:3回)
風間杜夫さんは『マッサン』でも威圧感キャラとして強烈な印象を残しましたが、あのときよりも威圧感に磨きがかかってますね。
煮ても焼いても食えない。そう言いたくなるような性格がにじみ出ています。三郎さんがあまりに小心者なので余計にそう見えるだけなのかもしれませんが。
「純ちゃんの応援歌」でしたね。そして今回は「エール」(よるは去ったさん:3回)
応援歌つながりなんですか!?
ブログ主にとっての唐沢寿明さんの朝ドラ作品といえば『とと姉ちゃん』。花山伊佐次が大好きでした。ドア越しに見えた花山伊佐次の最後の顔がいまだに忘れられません。
体罰をふるわないことで公平を保って欲しいです(オペラ座の怪人さん:3回)
体罰をふるわないことで公平を保ってくれる素敵な先生が登場しましたね。何かと体罰の対象になりそうな裕一くんや鉄男くんがこれで救われそうです。
体罰をふるう先生よりも腕力もありそうなところもまた頼りがいがあります。この先生と裕一くんたちの交流の描写がとっても楽しみです。
体操部を差し置いて運動会の模範演技の中心になったことが体育での唯一の誇りとしてあります(丹善人さん:3回)
すばらしいですね!ブログ主は体育を含めて「模範」と呼ばれた経験がまったくないので、まぶしいほどです。
というか、あらゆる場面でいつも模範とは正反対のところにいたので「模範」という言葉にトラウマさえ持っています(笑)
前作『スカーレット』は台風19号の影響で2ヶ月以上の避難所生活で全てを見ることが出来ず(ちゃーちゃん:3回)
そんな大変な思いをされていたんですか!?
大切な故郷で生まれた偉大な作曲家の物語からエールをたっぷりと受け取ってください。
『麒麟がくる』と『エール』の収録を見合わせる(1013さん:3回)
情報提供ありがとうございます。収録を見合わせる期間が約2週間なので、放送もそのくらいの期間なくなることも考えられますね。
途中にスピンオフみたいな期間が3週間あるので、その3週間を省略すれば最終回まで乗り切れるかもしれません。
ただ、収録の見合わせが2週間で済むのか、という問題もありますね。
何だか最後のシーンでは不覚にも朝から涙がこぼれてしまいました(Anneさん:3回)
ブログ主も小学生の頃は裕一くんと性格がそっくりな子供だったので、藤堂先生に抱きしめられる場面は、思い出すだけで涙が出てきます。
裕一くん、素敵な先生に出会うことができてよかったね。と、言ってあげたいです。
藤堂先生のような人はめったにいないもんですからね(偽君子さん:3回)
藤堂先生みたいな方がたくさんいて欲しいですが、学校の先生がみんな藤堂先生みたいな方だとドラマが成り立たないのも確か。
また感度の悪い生徒だと、素晴らしい先生の価値に気がつくこともないでしょうね。
コントで田舎者のおじさんを演じている加藤茶さんが被ってしまいます(つい しょうこさん:3回)
そんなコントがありましたね!いかにも小心者のところがまさにカトちゃんです。なつかし過ぎます。(そして泣けてきます、志村けんさんのことを思い出すと)
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川俣で、祖父母にかわいがられていた裕一、反面、いかつい茂兵衛さんにはかすかに恐怖心を抱いていました。それが、後年祖母の恐ろしい本音を知り絶望し、怖いと思っていた茂兵衛さんが、実は優しい人柄だと知ることになるのですね。皮肉なものです。ところで、祖父役の森山周一郎さんですが、他の投稿者の方々にとっては「刑事コジャック」のテリー・サバラスの吹替のイメージが強いようですが、私の世代にとっては、フランス人俳優のジャン・ギャバンの吹替ですね。「現金に手を出すな」、「ヘッドライト」など名作ぞろいですが、なかでも印象深いのは、野沢那智さんのアラン・ドロンとの掛け合いになった「地下室のメロディー」、「シシリアン」です。だけど森山さんの地声にもっとも近いスターは、ジョン・ウエインなのです。これは大昔に映画雑誌「スクリーン」のインタビューで自ら語っておられました。しかし、ジョン・ウエインのフィックス声優は小林昭二さん(仮面ライダーのおやっさん、ウルトラマンのムラマツキャップの人です。)だったので、俳優仲間に配慮して、森山さんは、ジョン・ウエイン
の吹替は、ほとんどしませんでした。ただ一回だけ国際線の旅客機の機内上映映画で、ジョン・ウエイン
の吹替をしたそうです。どの映画かは、触れられていませんでしたが、ちょっと気になります。
誤:ファーストインプレッション
正:ファーストコンタクト
でした。
大変失礼しました。
合唱されていた西條八十先生の「かなりや」
福島の三人とも藤堂先生によって忘れた歌を思い出す金糸雀だったんだよな
振り返って見れば趣深いですね
西條八十先生の詩って「人間の証明」で使われている「帽子」以外意識したことなかったけど意識すれば良い詩が多いみたいですね
四日目にして音ちゃん登場。可愛かったな。
安隆さんも生きてました。クリスチャン家庭だから
教会に抵抗感無く、讃美歌もふだんから歌っているので
飛び入りでも歌えるという設定。
音ちゃんは裕一君のことを気づいていないのは当然としても、
裕一君は心ときめかしていたんだから、覚えておいて
ほしかったですね。音ちゃんのことを思うだけで作曲が
ひらめいてくるという始まりの話。
実際は音ちゃんが2歳年下なんだけれど、どう見ても
年上に見えてしまいますね。
いつかも書いたかもしれないけど、
作曲するのに楽器は必要ないんだよね、
(まあ、才能があれば、の話ですが)
楽器ができないよりは、できた方が良いけど、
楽器ができない、楽器がない、
でも、
才能があれば、音を聞かずとも、
作曲はできまふ!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
おしまい
個人的なお話しですが、昨日仕事の休みを使って渋谷スクランブルスクエアのエール展に行って参りました。
そこで初めて知った裏話ですが、1話のオリンピックでのスタジアムのシーン。
実は豊橋で収録していたようです。
てっきり東京でやってたとばかり思っていました(笑)
お土産にポストカードを貰いました。大事に取っておきます!
https://imgur.com/gallery/vOpzfgw
https://imgur.com/a/Qjhhmsa
今回は裕一に音楽の才能に目覚めることが軸でしたが、今見ると4話は何気にかなりの重要回でしたね。
前半部分での福島パートの懸案になるフラグが全部一気に出ていたんですよね…。
裕一と音ちゃんのファーストコンタクト、権藤家の養子問題、今の嫁に見切りをつけるように圧力を加えられる茂兵衛さんの複雑な表情と裕一に対する微笑み、浩二へのお土産と三郎さんが裕一に構うところを見て悲しそうな浩二。
それが全部11週で回収される訳ですからね…。
裕一君と同じく自宅に蓄音機があり西洋音楽に馴染みピアノまである久志くん。まだクラシックが日本人に馴染みがなかった時代に二人とも独特な感性を育んだのでしょうね。戦後、その感性が合体して結実したのが大ヒット曲『イヨマンテの夜』なんでしょうね。『イヨマンテの夜』が創った流れは平成のヒット曲『ジュビター』にまで続いていると個人的には思います。
教会の合唱で出会った女の子「音」、いかにも音楽に因んだ名前ですね。
そして、裕一の音楽家の才能が早くも発揮されるんでしょうか?
裕一君の初めてのエール、ハーモニカですが、
すばらしいハーモニカ演奏の動画を見つけました。
興味のある方はこちら↓
https://youtu.be/dnq3ujjLrIE
「スカーレット」にどっぷりハマっていたので
「エール」の1回目を見た時、原始時代が出てくるのを見て
続けてみれないかも???と正直、思ってしまいました。
が見続けていると毎回、笑いのエッセンスがあっておもしろい!に
私の心が変わってきました。
今回は教会での一コマ 完全に勘違いのお手振り姿に笑い^^
明日も楽しみです。
初回から何度か使われた言葉『ぐずだれ』に違和感を感じていました。
そして昨日入ったお店でラジオが流れていて朝ドラエールの話でした。
視聴者からの投稿で「『ずぐだれ』てどういう意味?使わないですよね。喋る言葉も福島弁ぽくない」と言うものでした。
根っからの福島県民じゃない私の違和感をネイティブ福島県民も抱いていたようです。
確かに完璧にやられては聞き取れなくなるかもしれませんが同時期にBSで再放送され始めた「『はね駒』はやはり舞台が福島県ですがリアリティーを感じます。
因みに「ぐずだれ」はお隣り山形の方言らしいです。
この作家さん「ぐずだれ」押しなんでしょうね。何度も出て来そうな感じがします。その度にイラッとすることになるのでしょう。
威圧感ある風間杜夫さんを上回るええ声過ぎる祖父役の森山周一郎さん、85歳でも「紅の豚」「刑事コジャック」の威圧感ありあり声は健在!
スノーボールって、この時代にすでにあったんですね。
ちび音ちゃん。二階堂ふみさんにそっくりですね。この子も10数年後には
小悪魔に成長するんでしょうか。
確か、オープニングのお名前のところで、
森山周一郎、と。
あの、おじいさんかしら?
懐かしい~
(⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)
大昔、刑事KOJAK(コジャック)の声、
吹き替えていました。
いいおじいさん、と思ったら、
跡継ぎができないなら、
嫁を捨てろって、
ひど~い。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
お母さんと長男ちゃんで、お出かけ、
お父さんと次男ちゃんは、お留守番、ってのは、
これで良いのかしらね?
( ̄  ̄) ( ̄。  ̄)
今日は作曲の第1回。
才能があれば、
楽器なんてなくても、
作曲はできるけど、
って、小5で、楽器を実質に使わずに作曲とは、
これは、凄い才能だ!
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
おしまい
裕一「川俣いい・・・・・・すんごくいい・・・・・・。」
あんな表情今まで見せたことなかったですね。
運命の出逢い・・・・・・?