三郎が金策に走りまわる / エール 第5回

2020年4月3日(金)第1週「初めてのエール」

あらすじ

裕一の担任の藤堂が喜田一にやって来ました。藤堂は裕一に音楽の才能があることを、裕一の両親に伝えたかったのです。そこに裕一も帰ってきました。藤堂は裕一に告げました。得意なものをついに見つけたのではないかと。

そのとき以来、裕一はクラスの人気者になりました。さらに、裕一の作曲の才能は学校中に知れ渡り、生徒たちはこぞって自分の書いた詞を裕一に作曲してもらうようにもなりました。一方の裕一は藤堂のすすめでハーモニカ部に入りました。

しかしその頃、不況によって喜多一の経営は行き詰まっていました。三郎は喜多一の経営の経営を立て直すために必死になって金策するものの、金を貸してくれるところなどありません。三郎は窮地に陥っていました。

そんな中でも、作曲に楽しみを見出した裕一のために三郎は高価な楽譜を買い与えました。ところが、人気者になったことで妬まれるようになった裕一は、いじめっ子の太郎と史郎から楽譜を奪い取られてしまいます。そのとき、裕一に助け舟があらわれるのでした。

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予習レビュー

本作『エール』から週休二日制になった朝ドラ。金曜日のこの回が一週間の最終日です。

藤堂先生によって裕一くんの秘められた才能が発見され、そしてその才能によってそれまで地味過ぎる存在だった裕一くんは一転してクラスの人気者に。

裕一くんのことを心底かわいがる三郎さんは、そのことをどれほど喜んだことか・・・

しかし、喜んでばかりもいられなくなってしまいました。

不況によって、家業である喜多一の経営が窮地に立たされる事態に。

また、クラスの人気者になったことで裕一くんは嫉妬の対象に。いじめっ子が裕一くんの楽譜を取り上げたそのとき・・・

裕一くんにとって助け舟となるような人物が姿を表します。

鉄男くんという名のガキ大将です。

裕一くんと鉄男くんは、大人になってからも友情を育み続けます。とても重要なキャラクターです。

でも次週、この鉄男くんには切な過ぎる展開が用意されています。

感想

実質4回の第1週

第1週が終わりました。一週間の放送回数が6回から5回へ。1回減っただけなのに、ずいぶん少なくなったような気がします。

もっとも第1回が原始時代だったので、裕一くんの物語は実質4回。だから余計に物足りなく感じるのかもしれません。

わずか4回でしたが、裕一くんの少年時代の描写は心から楽しめるものでした。

内気で不器用で地味すぎる男の子が、先生にその才能を見いだされ一躍クラスの人気者になるまでの過程がテンポよく描かれ、前作とは一転して明るいドラマに春の到来を感じました。

とりわけ今回の三郎さんを演じる唐沢寿明さんの演技は秀逸。

藤堂先生を借金取りか何かと勘違い。その直後、藤堂先生から蓄音器をいい買い物をしたと認められると有頂天になり・・・

しかし、その一方で喜多一は経営の窮地に。

裕一くんの知らないところで銀行員(?)に必死になって頭を下げるその一方で、裕一くんに楽譜を買い与えるさいの三郎さんの、不安を噛み殺すような表情と言ったら・・・

一方で、裕一くんまわりの将来の人間関係のフラグも随所に立っていて、それが今後の展開を期待させてくれます。

いつの間にか背後にいる(?)久志くんは裕一くんに興味津々。前作『スカーレット』で喜美子ちゃんを追いかけ回す照子ちゃんとどこか通じるものがあるようなないような。

そして鉄男くんが男前。

しかし鉄男くんは、同級生たちの知らないところで、つらい少年時代を送っていたようです。

以上、実質4回の『エール』第1週はあっという間に終わってしまいました。

次週も引き続き子役ちゃん時代です。また一緒に『エール』を楽しんでいただけると幸いです。

春なのに外出はできませんが、どうぞ良い週末をお過ごしください。

追伸:今回の最後の場面。鉄男くんの家のカット。風が吹き荒れる様子などが黒澤明監督の『用心棒』みたいだなと思いました。

コメントへの返信 by 朝蔵

運命の出逢い・・・・・・?(よるは去ったさん:4回)
女の子が手を振っている相手は実は女の子のお父ちゃん。でも裕一くんはその事実に気がついていない。幸福な勘違いでしたね。そして、その幸福な勘違いが、その後どこかで回収されることになるのでしょうか。

小5で、楽器を実質に使わずに作曲とは、これは、凄い才能だ!(オペラ座の怪人さん:4回)
これが天才というやつなんですね。そしてこれほどの才能がこれまでは眠っていたわけです。眠れる才能を目覚めさせた藤堂先生。偉大な方ですね。

ちび音ちゃん。二階堂ふみさんにそっくりですね(丹善人さん:4回)
よく似た子を見つけてきましたね。見つけたというか、正確にはオーディションだったんでしょうが。

「刑事コジャック」の威圧感ありあり声は健在!(名乗るほどの者ではございませんさん:4回)
威圧感のある声に加えて眼光がするどすぎです。森山周一郎さん演じる祖父の前では、風間杜夫さん演じる叔父ですら、三郎さんくらいに見えてしまいます(笑)

因みに「ぐずだれ」はお隣り山形の方言らしいです(ちゃーちゃん:4回)
感じた違和感が的中。福島ではなく山形の方言。さすがですね。ブログ主など違和感の「い」の字も感じませんでした。

違和感は感じませんが、聞き取りにくい言葉がたまにあります。にぶいのでそれくらいしか感じません(汗)

「エール」の1回目を見た時、原始時代が出てくるのを見て続けてみれないかも???(コテツのママさん:4回)
『スカーレット』の最後の一週間とはまったく異なるテイストだったので、原始時代のオープニングにドン引きした人はたくさんいたのではないでしょうか。

でも、2回目以降は登場人物たちがみなさんいちいちチャーミングで安心して楽しめますね。

すばらしいハーモニカ演奏の動画(つい しょうこさん:4回)
とっても素敵な動画のご紹介ありがとうございます。この動画を見た影響なのか、鎌倉に行く夢を見ました。鎌倉の海岸の景色の記憶が鮮明に残っています。

「さ… さっき… 人が…。」の意味がわかりませんでした(はままさん:3回)
騎馬戦の練習で転倒したときに自分の上に人が落ちてきて足を痛めた。「さっき人が自分の足の上に落ちてきて足を痛めた」と言いたかったのかなと思いました。

裕一の音楽家の才能が早くも発揮されるんでしょうか?(アーモンドさん:4回)
天から与えられていたにもかかわらず誰も気がつかなかった才能がついに発見されましたね。藤堂先生がその才能を発揮させてくれるのかもしれませんね。

その感性が合体して結実したのが大ヒット曲『イヨマンテの夜』(名乗るほどの者ではございませんさん:4回)
『イヨマンテの夜』は、リアル裕一くんとリアル久志くんの合作だったんですか!?

この曲はブログ主が生まれる以前の曲ですが、高校生時代に大好きな曲だったんです。

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コメント

  1. 丹善人 より:

    チビ音ちゃん、ドラマ出演0で、いきなりヒロイン抜擢だそうで、
    近年の朝ドラで経験豊富な子役が中心人物やっているのとは
    かなり違うのは、やはり二階堂ふみに雰囲気が似ている子を
    最重点に選んだためでしょうかね。

    ちなみに主人公の子、知り合いの幼児によく似ていて
    親しみがあります。

  2. 名乗るほどの者ではございません より:

    内気な主人公、不良だけど根は正義感が強い男の子、イジメっ子の太った男の子・・・何か既視感がある感じがした浩一くん・鉄男くん・イジメっ子二人が対峙するシーン、その前後に鉄男くんが不良なのは不幸な家庭に起因することを想像させるシーン。何だろうと思いながら総集編反応のTwitter見てスッキリしました、映画『スタンドバイミー』です。

  3. つい しょうこ より:

    頼まれて詩に曲をつける裕一君は勿論凄い。
    でも「曲をつけて」と頼もうと思うほどの詩が書けるクラスメートもまた凄い。

    喜多方の子供たち、才能にあふれてますね。

    そういえば学生時代の小室哲哉さんは、音楽の授業で作曲の課題が出たとき、クラスメートのほとんど全員の曲を代わりに創り、しかも頼んだ相手のスキルに合わせて曲の完成度まで変化をつけていた、という武勇伝(?)があるそうです。

  4. tonko より:

    お久し振りです。
    「スカーレット」最後まで観ていましたが
    途中から特にコメントする感想が持てず
    御無沙汰してしまいました。

    又、今週から宜しくお願いします(^-^ゞ
    「エール」1話
    面白い構成で始まりましたね
    本編?が始まってからは
    オーソドックスな朝ドラだな…っという感じ
    子役がみんな可愛いです(*´∀`)♪
    裕一くんの失敗に大人も子供も笑うので
    トラウマのある私にはちょっとキツかったですが
    時代なんでしょうから仕方ないですね
    土曜日に総集編があるということで
    金曜日には予告がないので
    ラストシーンの感じ悪さもあって
    これで終わり?っていう感じでした

    全体的には明るい作品になって欲しいです。

  5. まーちゃん より:

    あらあら鉄男君、かわいそう;;魚屋のお父さん、良さそうな人に見えたけどお家ではDV親父だったのでしょうか?まあ外面が良くても家ではサイテーな人間ていうのもありがちですけどね(怒)

    今のところ子役ちゃんたちの中では鉄男君が面構えと言い言動と言い私のイチ押しです☆子供ながら硬派な感じでオトコマエです!長じて中村蒼君になるというイメージはちょっとわかないんですけどね^^;

  6. 名乗るほどの者ではございません より:

    限られた文字数をリズムに乗せて思い(想い)を伝える日本特有の古典、和歌。リアル鉄男は将来作詞家になりますが幼い頃に和歌に親しんだらというのは説得性の高い設定だと思います。力道山自伝映画の主題歌で自ら髷を切り相撲部屋を出たときに流れる『怒涛の男』には男の無念さとこのままで終わるかという反骨心が、『東京だヨ、おっ母さん』には娘の母親に対するありったけの美しい愛情が、短い歌詞の中にあふれています。

  7. 文月 より:

    スカーレットで関西弁の雰囲気(間合いとイントネーション)に慣れて,いきなり東北弁の雰囲気(間合いとイントネーション)は,聞き取りにくくて当然かと思います。
    私も関西へ旅行して近鉄に初めて乗ったときは,女子高生の長く続くお喋りが,騒音以外の何物にも感じませんでしたから。
    いまは,久しぶりに近鉄に乗っても,たいていのことが言葉としてすっと入ってきますから,慣れの問題かと。
    あとは,脳が東北弁の雰囲気になれると聞き取りやすくなるかと思います。
    関西弁も,大阪,京都,滋賀,・・で少しずつちがうように,東北弁も,山形,福島,宮城,・・(別格の津軽)で少しづつ違います。
    脚本に異論を唱え,本当は「地元の言葉ではない!」というよりも,言葉の雰囲気でドラマの展開を楽しんだ方がいいように思います。
    スカーレットでの大島優子さんの関西弁も賛否あったようですが,結局,関西のおばちゃん風のキャラクターは評価されたようですもの。

  8. ちゃーちゃん より:

    ちび音がそっくりだと巷で話題ですが、私は裕一の雰囲気がとても似てると思ってました。
    いやいや、乃木大将も口元が中村蒼に似てる、久志も山崎育三郎に…
    今回の子役選びは凄い。
    少し前まで子役でホクロの有った子が大人になると無くなるなんて配役ザラにあったのに。
    この子達のお陰で子供時代から大人になってもすんなり内容が入ってきそうです。

  9. オペラ座の怪人 より:

    私も年を取ったせいか、
    子供の顔の区別がなかなかつかず、
    誰が、誰やら?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    洋服を着た、蝶ネクタイの子は、
    なんなんでしょうね?
    実在するの?
    それとも、座敷童(ざしきわらし)?

    それはそうと、
    明日の土曜日は、お話は進展せず、
    1週間の総集編、みたいな感じかしら?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    おしまい

  10. よるは去った より:

    鉄男「その声に免じて助けてやっただけだ・・・・・・。」

    自分が「古今和歌集」を大事にしていたように、個々が大事に持っている「宝物」の尊さを、鉄男君は身を持って感じていたのかな。