作曲が進まずあせる裕一 / エール 第12回

2020年4月14日(火)第3週「いばらの道」

あらすじ

ハーモニカ倶楽部の演奏会で披露する曲をメンバーが作曲し、投票で選ばれることになりました。裕一はその作曲に挑むことになり、ハーモニカ倶楽部の会長・館林と競うことに。しかし、意気込んではじめたものの裕一はなかなか作曲できずにいました。

苦悩する裕一に対して史郎は言いました。館林への反発心で曲を書こうとしている今の裕一ではないと。史郎のその言葉に裕一はひらめきを得ました。そして、ようやく曲を完成。演奏会で披露する曲は裕一の作品が選ばれました。

その日の夕方。三郎は裕一と浩二に告げました。喜多一は浩二に継がせると。父親に認められたことを浩二は心から喜びました。そして三郎は茂兵衛に告げました。裕一も浩二も養子には出さないと。

しかしその直後に、三郎が連帯保証人を引き受けた京都の仕入れ先が雲隠れしたのです。窮地に陥った三郎とまさは、助けて欲しいと茂兵衛に頭を下げることになりました。そんな中で裕一は、ハーモニカクラブの次期会長に指名されるのでした。

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予習レビュー

三郎さんが喜多一を窮地から救い出すために乗っかったもうけ話の取引先が倒産。

最後の頼みの綱だったはずのもうけ話が、逆に喜田一に致命的なダメージを与えることになってしまいました。

三郎さんはそのもうけ話によってピンチを乗り切り、茂兵衛さんから再三頼まれている裕一くんが浩二くんの養子縁組を完全に断るつもりでいました。

三郎さんのその目論見も失敗に終わりました。

そして、商業学校を留年するほどに音楽活動に没頭していた裕一くんが、音楽の夢をあきらめざるを得なくなる状況になってしまいました。

作曲が進まずに苦悩する裕一くんですが、その苦悩も、ぜいたくな苦悩になってしまうのでしょうか。

一方で、窮地に立つ三郎さんの気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。

感想

残された時間のカウントダウン

三郎さんが喜多一の未来を浩二くんに託し、裕一くんの夢を応援すると心に決めた直後に一転した喜多一の経営環境。

二人の息子は養子に出さないと三郎さんが茂兵衛さんに言い切った直後の、三郎さんと茂兵衛さんの立場の逆転。

心をかなり激しく揺さぶられる回でした。

取引先の雲隠れによって、三郎さんと喜多一は完全に詰んでしまいました。

しかし、そのことをまだ裕一くんは知らない。

裕一くんのメトロノームの音は、裕一くんの夢が詰んでしまうまでの残された時間のカウントダウンをしているかのよう。

一方、喜多一を継がせてもらうことを心から喜んでいた浩二くんが心配です。

多額の借金を背負った状態の喜多一を承継するわけですから。

コメントへの返信 by 朝蔵

ゆういち君の夢を応援してくれて、ありがとう!(オペラ座の怪人さん:11回)
裕一くんはすでに一留もして、さらにこの一年の成績も悪いに違いありません。にもかかわらずそのことを一切とがめず好きにしていいと言ってくれるお父さん。

本当に素敵です。でも、その一方で弟の浩二くんが心配です。

商業学校に進学しないと言い出したのはご両親への反抗かな?と思いました。両親に認めてもらおうと必死になって勉強してきたのに、両親は好き勝手に生きるお兄ちゃんを甘やかしてばかり。

だったら、自分もちょっとくらい好きに生きてみよう。そんな意思表示なのかなと思いました。商業学校に行くのをやめると言い出したのは。

以前この人は「『音楽』なんて『女(オナゴ)』のやるもの(よるは去ったさん:11回)
たしかに!裕一くんを見下しながら言ってましたね。史郎くんは。それがいつの間にか、自分も音楽をやっていて、しかもかつて自分がイジメた相手が相談相手になっている。

裕一くんと史郎くんの立場が逆転する瞬間。見てみたかったです。そして、裕一くんと史郎くんの立場が逆転したそのとき、太郎くんはどうなってしまったのか。

彼の消息も気になります。

男バージョンは一週間ぶりなので、つながりがわかりづらい(丹善人さん:11回)
裕一くんと音ちゃんの二人の人生が一つに合流するまでは、裕一くんと音ちゃん、それぞれのストーリーを追いかけるのが大変ですね。

裕一くんと音ちゃんが結婚したあとは、今よりはわかりやすくなっていて欲しいです。

ただ一方で、ブログ主は三郎お父さんが大好きなので、裕一くんと音ちゃんの結婚後に出番が少なくなりそうなのが寂しいです。

裕一くんと音ちゃんの新婚生活が描かれるころには、ブログ主は三郎ロスに悩まされているかもしれません。

元いじめっ子史郎くん、学校も一緒なんでしょうか?(あさのあさみさん:11回)
ブログ主もそこがよくわかりません。史郎くんは、音楽または学業以外のことに没頭するあまり留年するタイプには見えません。

今週中に彼の今の立場が語られるといいのですが・・・

「スカーレット」の脇目もふらずたったか歩く女性を見た後に、男性のこういうのを見るとどうしてもイラッと(偽君子さん:16回)
喜美子ちゃんが八郎くんと別れたあと、喜美子ちゃんは寂しい気持ちを抱えながらも、懸命に前をむいて歩いていました。

そのころの八郎くん。もしかすると過去を引きずりながら傷心の中で苦しんでいたかもしれませんね。

さらに陶芸家まで止めることになってしまって、八郎くんはかなり苦しい時期を過ごしたことが考えられます。

目下本作も嫌いではありませんよ。念のため。(偽君子さん:回)
承知しました。

大正デモクラシー華やかなあの時代でも「嫁して三年、子なきは去れ」は根強く残っていたんでしょうか(つい しょうこさん:11回)
茂兵衛さんのお父上は、幕末生まれであることが考えられますので考え方が古く、新しい時代の考え方を拒絶しているのかもしれません。

そこへゆくと茂兵衛さんは、病弱な奥様を守ろうとしていて、見かけによらず優しい気持ちを持った方みたいですね。

儲け話って怪しいことが多い(アーモンドさん:12回)
『わろてんか』でも、藤吉くんが家業の窮地を救うために儲け話に乗り、結局、すべてを失ってしまいましたね。

成長した良子は、今後は出ないんですかね?(アーモンドさん:11回)
今のところ再登場の気配はなさそうです。音ちゃんの周囲でこれからも出続けるのは、お姉ちゃんと妹、そしてお母さん。

さらに音ちゃんがこれから歌を習う音楽の先生。あと、職人の岩城さん。これくらいでしょうか。

音の学校の学芸会の帰りの海辺で、父親の散骨をしてましたね(アーモンドさん:11回)
散骨したタイミングを見落としていました。学芸会の帰りだったので、お父さんの遺灰も学芸会の会場にあったわけですね。

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コメント

  1. アーモンド より:

    裕一と館林会長の決戦投票で、館林の「先輩からの票」のおかげで、裕一が逆転勝利したわけですが、館林の持ちこんだ票の束は、りわゆる組織票だったのではないでしょうか?裕一に自信をつけさせるための親心ですかね?
    後で裕一を会長に抜擢してますから。

  2. 文月 より:

    大正デモクラシーが話題になっていますが,ジェンダー問題に関しては,大きな進展がなかった時代と見てよいかとおもいます。
    大正デモクラシーの説明としては,多くの場合,護憲運動と普通選挙が引用されます。
    女性参政権は,第二次世界大戦後まで実現できません。
    あくまでも男の政治のなかでのデモクラシーであるのです。
    ただし,新婦人協会のように部分的に女性の政治活動を社会的に認める動きがあったのも確かですが,社会的認識は「おんなこども」という言葉で代表されるあつかいでしょう。
    当時の文化として,自由主義的はモボ・モガの文化も特徴的に取り上げられますが,こちらは,大正デモクラシーのおかげというより,第一次世界大戦後の好景気のおかげ,厳しい言い方をすれば,戦勝国の「バブル」とみることが妥当かと思います。

    「子なきは去れ」といわれる時代というより,子ができなければ外に子を作る時代ととらえるのがいいかと思います。
    茂兵衛にとっては,妻を立てて外に子を作りたがらない,妻想いの当時としては珍しい男だと思います。
    丁度,「花子とアン」の白蓮の時代です。

  3. よるは去った より:

    福之助「大丈夫ですよ・・・・・私を信頼しておくれやす・・・・・・。」

     田口浩正君は過去の作品の「ふたりっ子」では妻子を抱えながら棋士として生き残るべくヒロイン(岩崎ひろみ)に対抗するライバルの役でしたね。
     私も視ていて共感を覚えたのですけど。
     「とと姉ちゃん」ではヒロイン(高畑充希)の最初の勤め先の嫌な上司の役で、今回は詐欺の役ですからね。
     それでいて現在は民放で「警視庁捜査一課9係」の刑事役ですからね。

     「まれ」でヒロイン(土屋太鳳)の父親(大泉洋)を騙す詐欺の役を演じた六角精児さんも民放の「相棒」では主役(水谷豊)の良き相談役の鑑識係員の役だったし。
     「つばさ」ではヒロイン(多部未華子)の一家を騙す詐欺役に斎藤清六氏だったのにも驚きでした。
     
     朝ドラに登場する「詐欺」役には善人顔の多いことったら。

     そう言えば「君の名は」のヒロインだった鈴木京香ちゃんも民放の「素敵にダマして!」の女詐欺役で大ブレイクしているんですよね。

  4. 丹善人 より:

    昔のいじめっ子が今は背中を押してくれている。いろんな意味で
    主人公は誰もが関わりたくなる何かがあったんですね。
    後々大きくなった大将が後押ししてくることにつながるのでしょう。

    昨日の、音楽家を目指しているということを、夢を打ち砕くような
    言葉で馬鹿にしたのも、それに反発してくれることを期待しての
    発言だったのでしょうか。

  5. オペラ座の怪人 より:

    会長、いい人でした~

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    さて、養子に出す、出さない、ってのが、
    私には、あんまり、良く分からないなあ。

    次男ちゃんを養子に出して、
    長男ちゃんには呉服屋を継がせて、

    経営は大吉さんに任せて、
    長男ちゃんは音楽に専念、
    ってわけには、
    いかないのかしらね?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    前にも書いたかも、ですが、
    大吉さんは、ほんと、
    知的な役
    知的でない役
    官僚
    浮浪者

    なんでもできる、
    素ん晴らしい役者さんだと思いまふ

    !( ̄- ̄)ゞ (ロ_ロ)ゞ (`◇´)ゞ

    おしまい

  6. アーモンド より:

    儲け話って怪しいことが多い気がする。詐欺の可能性も。