2020年4月16日(木)
2020年7月14日(火)第3週「いばらの道」
あらすじ
昭和3年(1928年)。音楽の道に進むことをあきらめた裕一は商業学校を卒業。叔父の茂兵衛が経営する川俣銀行に就職し、銀行に住み込みで働くことになりました。川俣の街では、川俣銀行の将来の頭取候補として裕一の存在が噂に。
そんな中、川俣銀行支店長の落合や行員の落合と昌子、そして入行二年目の新人行員である松坂たちが働く職場で、裕一は歓迎されました。そして、裕一が川俣銀行で働きはじめたある日、仕事を終えた裕一は鈴木からある場所にに誘われました。
裕一が誘われた場所。それはダンスホールでした。裕一は意外にも、ダンスホールの一番の踊り子・志津からダンスに誘われました。そして、裕一は志津に恋をしました。裕一が恋をしたことに、川俣銀行の同僚たちはすぐに気がつきました。
川俣銀行の同僚たちは裕一の恋を応援することで、音楽の夢に破れた裕一を元気づけようとしました。同僚たちに背中を押され、裕一は毎晩、ダンスホールに通いつめました。そして同僚たちもまた、裕一と志津を交際させようと真剣になるのでした。
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復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵
福島ことば指導の相楽さんですね!(魁光さん:14回)
そんな方が登場されていたんですか!?初回も2回目もまったく気がつきませんでした。
今思うと最後志津は裕一を手酷く振りましたが・・・(魁光さん:14回)
いじめっ子の史郎くんも思いやりのある青年として再登場しました。太郎くん、そして志津ちゃんにも救いが欲しいですね。
同伴してきた鈴木さんが常連客で、川俣銀行の行員だと店内で知られていたら、そりゃ「ああ、あれか」とピンとくる(たいとうみほさん:14回)
事前情報が志津ちゃんの耳に入っていれば察しはつくでしょうね。男性は二十歳くらいまでは幼少期の面影が残っていますし。
つまり自分の好きな世界にはとことんのめり込むけど、それ以外のジャンルには全く関心がない(たいとうみほさん:14回)
作曲に没頭しているときの浩二くんの進路への無関心な態度。そこにも「それ以外のジャンルには全く関心がない」裕一くんの残念な面が如実に現れていましたね。
本人は「自分に自信がない」ことが、周りにはかえって「唯我独尊の自信過剰」に見える(たいとうみほさん:14回)
ブログ主自身がほぼ同様の経験を持っているのでとってもよくわかります。(笑)
頼りない子だからこそ、親は心配するのです(ずんこさん:14回)
養子に出されたのが自分だったらお父さんはこれほどまでに心配はしないはず。浩二くんの言葉は当たっていたが浩二くんはその理由まではこの時点では理解できなかった。
するどい洞察です。三郎さんの最期の場面での回収につながっていることがよくわかりますね。
裕一は鉄男も久志も、相手が名乗って初めて気がつくくらい(丹善人さん:14回)
子供時代に面識があった人物と大人になってから再会しても裕一くんは相手が誰なのか認識できない。
音ちゃんについてもこのパターンが繰り返されているのかなとふと思いました。
「列車衝突事故」(知らんけどさん:14回)
「列車衝突事故」は『スカーレット』のことでしょうか。実はブログ主はあの事故の2〜3週間前にあの列車に乗って喜美子ちゃんの故郷で開催された陶芸博に行ってました。
裕一が、志津ちゃんに求めていた事は、単に恋愛の対象だけでなく、音楽の代わりに人生を賭ける存在(還暦のたつおさん:14回)
昌子さんの言葉を借りるならば「死んだ魚の目」をしていた裕一くんを生き返らせたのが志津ちゃんでしたからね。
突きつけられた現実から目を背けない。こういう点は見習って良いかも。(偽君子さん:14回)
見たいところしか見ない。目の前の現実も見たくなければ見ない。そんな人が少なくありませんからね。
恋愛論語るのに暴走気味な昌子さん(知らんけどさん:14回)
口角泡を飛ばす勢いで恋愛論を熱く語る昌子さんを、ビフォーコロナの人と人が普通に接近していたい日々を懐かしく思い出していました。
戦時中に古関先生が福島に疎開しており(魁光さん:14回)
情報提供ありがとうございます。幼少期の登場人物たちを疎開のエピソードで回収するというのは十分に考えられますね。
田口さんは、趣味は社交ダンス(還暦のたつおさん:14回)
『Shall we ダンス?』を思い出しました。田口さんの趣味はもしかするとこの作品がきっかけになったのかな?とふと思いました。
予習レビュー
音楽活動にのめり込んだ学生生活を終えた裕一くんが、夢であった音楽をあきらめて叔父の茂兵衛さんが経営する川俣銀行に就職しました。
さて、女性が主人公の朝ドラの場合、主人公が社会に出てから「天敵」とでも言うべき手ごわいキャラが登場して、主人公に対してストレスを与える展開がよくあります。
前作『スカーレット』では大阪・荒木荘の大久保さん。その前の『なつぞら』では東洋動画の麻子さんなどがそうでした。
しかし、社会人になった裕一くんは、生まれて初めての職場で天敵に悩まされることなく、先輩たちから歓迎されるようです。
もっとも、裕一くんの場合は先輩ではなく経営者の茂兵衛さんが天敵なのかもしれません。
そして、将来の頭取候補だけに、先輩行員たちも下手に天敵になることはできないと言う打算が働いていることも十分に考えられます。
そのような環境で始まった新生活。
裕一くんの恋バナがいきなり始まります。お相手は、ダンスホールで出会う志津という名の美しい女性。
ネタバレになりますが、この女性への恋心は残酷な結末を迎えてしまうようです。
裕一くんが恋をする志津ちゃん。もしかすると彼女が「主人公の天敵」のようなポジションのキャラなのかもしれません。
感想
川俣銀行の面々がいちいち楽しい
夢破れた裕一くんの、前回の失意の表情がウソのようです。また、前回の切なすぎる悲劇は一転、ラブコメディとなりました。
さて、ラブコメディを支える川俣銀行の面々がいちいち素敵です。
皆さん、決して立派な人物というわけではありませんが、こんな人たちと同じ職場だったらどれほど働きやすいだろうと思わずにはいられない人ばかり。
あのコワモテの茂兵衛さんが雇い入れた人には見えませんが、でも、こんな心優しき人たちを集めてしまう何かを茂兵衛さんは持っているのかもしれません。
できることなら、川俣銀行のエピソードが長く続いて欲しい。そう思わずにはいられません。
しかし、主人公が浮かれる状況の後には思わぬトラブルがあるのがストーリーテリングの定石です。
明日の展開が心配です。
コメントへの返信 by 朝蔵
母親なればこその励ましですかね(よるは去ったさん:13回)
これまで祐一くんの音楽好きを応援してくれるのはもっぱら三郎お父さんでした。でも、ここぞというときにはやっぱりお母さんが頼りになりますね。
もっとも、お父さんの立場からしたら、いまさら音楽がつらいときの支えになるなんて言えなかったのかもしれません。
お父さんは、音楽そのもので息子に悲しい思いをさせてしまいましたからね。
祐一くんが旅立つ場面。息子の夢をあきらめさせることになってしまった自分の失敗を悔やむ三郎お父さんの表情は見ていて痛々しいほどでした。
しかし、そんなお父さんに「気にすんな」と言った祐一くんの優しさに救われました。
そして、この場面を観ていて『半分、青い。』のヒロインの言葉を思い出していました。
たしか、ヒロインの鈴愛ちゃんの漫画家になる夢がついえそうになったときのこと。鈴愛ちゃんが、親のくせに子供の夢をつぶすのか!みたいなことを言ったと記憶しています。
本作『エール』の主人公・祐一くんも、状況としては親に夢をつぶされてしまったわけですが、それだけは決して口にしない祐一くんは大人でした。
明治の男の気骨というやつでしょうか。
明るそうな同僚ばかりで救われます(丹善人さん:13回)
同僚のみなさん、揃いも揃って明るい人ばかり。そして、とっても仲も良さそう。
朝ドラの主人公が故郷を離れ、社会人になって早々に天敵ともいうべき厳しい先輩にしごかれるのが朝ドラの定番の展開ですが、本作はそれはなさそうですね。
また、職場のややこしい人間関係に巻き込まれて苦労するという、ありがちな展開とも祐一くんは縁がなさそうです。
そんなわけで、これからしばらくは安心して観ていられそうです。ここまではちょっとばかりつらかったですが。
ついに養子に出ましたか!(オペラ座の怪人さん:13回)
これまでずっと、三郎さんは二人の息子のどちらも養子には出さないとがんばっていてくれましたが、ついに詰んでしまいましたね。
祐一くんが実家を出てゆく日の三郎さんの沈痛な面持ち。直視できないレベルでした。
そして、息子に好きな道を歩ませてあげられなかった三郎さんの苦悶の表情を見ながら思い出したのは前作『スカーレット』の常治お父ちゃんのことでした。
前作は、ヒロイン喜美子ちゃんの視点から見えたものを中心に物語が進んでいたので、常治お父ちゃんの気持ちはあまり見えてきませんでした。
でも、きっと三郎さんと同じ気持ちで喜美子ちゃんを大阪に送り出したんでしょうね。
大阪に行った喜美子ちゃんの声を電話を通して久しぶりに聞いたとき、常治お父ちゃんは泣いていました。
喜美子ちゃんが大阪に旅立った直後も、家族に知られないところできっと泣いていたんだろうなと思いました。
裕一にとっても銀行での数年が有益な節目になっていくんでしょうね(丹善人さん:13回)
祐一くんは作曲家という、かなり特殊な職業に就くことになるので、まあまあ普通の職業である銀行員という経験そのものも、後になって役立ってくるのかもしれませんね。
また、川俣銀行の愉快すぎる面々。
この人たちとの出会いや職場で一緒に過ごした時間も、祐一くんの人生にとって宝物になってゆくのではないでしょうか。
というか、そうあってほしいです。
裕一に自信をつけさせるための親心ですかね?(アーモンドさん:12回)
おそらくそうだと思います。館林さんは祐一くんの才能をしっかりと見抜いていました。しかし、ちょっとばかり弱々しい自信なさげなとこがが心配だったのかもしれません。
自分にはない天賦の才能が祐一くんにはある。そのギフトを発揮してもらいたい。会長への就任がそのきっかけになってもらいたい。
そんな気持ちが働いたのでしょうか。
男前すぎる館林さん。家業を継ぐとのことでしたが、立派な当主になって、いつかどこかで再登場して欲しいですね。
銀行員時代の裕一は、すんなり受け止められそうです(^^)(さやさん:13回)
銀行員時代の裕一くん。先輩たちが楽しい人ばかりで、とっても楽しめそうですね。川俣銀行の同僚たちは、ブログ主が大好きなタイプのキャラばかり。いつまでも銀行員時代が続いて欲しいと思うほどです。
光石さん、菅原さんに続きプロバイプレイヤー相島一之さん登場(名のる程の者ではございませんさん:13回)
相島一之さん、本当にいい味出してますね。
下手な役者がこの支店長役を演じたら、単なるお人好しに過ぎなくなりかねない。でも、相島一之さんが演じると、チャーミングさと貫禄が同居してお見事です。
この兄弟、永遠に分かり合えないか、分かり合えるようになるまで、長い時を必要になりそうな気がします(つい しょうこさん:13回)
音ちゃんの三姉妹は仲の良い様子が丹念に描かれましたが、裕一くんと浩二くんの兄弟は、すれ違いは描かれても、が仲良くする描写はこれまでのところありません。
すれ違いはこれからしばらく、ますます大きくなりそうですね。
良さそうな人たちでよかった(アーモンドさん:14回)
朝ドラの主人公が社会に出て真っ先に経験するのは、天敵みたいな存在の厳しい先輩からの洗礼です。
裕一くんが将来の頭取候補ということもあるのでしょう。天敵の心配はなさそうですね。少なくとも銀行の中では。
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どうでもいいことですが、詐欺師吉野役の田口浩正さんは東京乾電池に所属いていて、その後、小浦一優さんとお笑いコンビ「テンション」を結成し、しばらく、テレビ等で活躍していましたが、その後コンビ解散して、田口さんは俳優一本で周防正行作品の常連としてブレイクします。一方、小浦さんは、芋洗坂係長の芸名で、ピン芸人として「エンタの神様」等で活躍しています。一方、間違えられやすい松尾諭さんは大学中退後、俳優を目指し、長い下積み生活の後、岡田準一主演のアクションドラマ「SP」で、一躍有名になります。ちなみに田口さんは、福岡県出身の52歳、身長180㎝、趣味は社交ダンス。松尾さんは兵庫県尼崎市出身の44歳、身長176.5㎝、趣味は総合格闘技とラグビーです。なので、二人とも体形の割に身軽です。
太郎くん、志津への救いが今後あるとしたら、戦時中に古関先生が福島に疎開しており、その劇中のエピソードで回収されるんじゃないかと。
また音ちゃんが腸チフスにかかる展開が予想されます。
そこで太郎くん、志津ちゃんが助けてくれたら嬉しいですね。
ちなみに古関夫妻の疎開先の方のお名前がなんと「二階堂」さんでした。
狙いましたね?(笑)
https://www.minyu-net.com/serial/koseki/FM20190817-406478.php
ちなみにこの記事を見るとどうやら智彦さん、吟ちゃん夫妻は後に中国に渡る可能性ありですね…。
恋に浮かれ過ぎの裕一くん
恋愛論語るのに暴走気味な昌子さん
ここは鈴木さんに「シンゴジラ」の時みたく「まずは君が落ちつけ!」と二人に水ドンして頂きたい
よっぽど運が悪いと「才子、才に倒れる」になりかねないタイプですよね。正直歯がゆくてジリジリさせられることもしばしばなんだけど、嫌いになれないのは、踏んで爆発した地雷に吹っ飛ばされたとき、それを人のせいにしないからでしょう。突きつけられた現実から目を背けない。こういう点は見習って良いかも。確かに人を選びますけど、気の合う人たちは一丸となって助けようとしているのも、むべなるかな。マッサンとか萬平さんにもそういうところはありましたけど。こういう「美化しない」スタンスは嫌いではありませんよ。
裕一が、志津ちゃんに求めていた事は、単に恋愛の対象だけでなく、音楽の代わりに人生を賭ける存在だったのですね。だから志津ちゃんに手ひどく裏切られたら、普通の失恋以上にダメージが大きかったのでしょう。でも、この時の失敗のおかげで、躊躇なく音ちゃんとの恋愛に突き進む事ができた気がします。
本日の冒頭ナレーションで語られた恐慌は金融恐慌、昭和恐慌ではないから御蚕様は桑を食ってまだ製糸工場は絶賛稼働中なのは歴史通り
世界恐慌は1年先で日本がダメージ食らう昭和恐慌はまだ2~3年先、製糸産業はダメージ受けましたし裕一くんの留学は中止になりました(喜多一が潰れ川俣銀行売却したのもこの頃でしょう)
その後、東北地方は冷害に見舞われますが、裕一くんの弟が養蚕農家に冷害に強いリンゴ栽培への切り替えを勧めているのはこの影響かと思われます
ですので、このドラマはかなり歴史に忠実ですよ
東京制作の朝ドラは時代考証が雑だというコメントをたまに見ますが、歴史を語るならば一応は調べてからコメントすべきかと思われます(むしろ主人公の人生に多分に影響を与えた「あさま山荘事件」や「列車衝突事故」をなかったことにしている大阪制作朝ドラへのコメントかと)
裕一は鉄男も久志も、相手が名乗って初めて気がつくくらい。
ましてや単に同級生だっただけのましてや女の子のことなど
覚えているわけはないですね。向こうとしては、裕一は作曲が
得意な呉服屋のボンボンとして女の子からもけっこう認識は
されていましたけれど。
ですから、むしろミュージックティーとの再会ですぐに気がついた
事の方が不思議なくらい。(まあ子役と大人の違いとか(笑))
店先にぼんやり腰かける、三郎さん。
浩二くんは、養子に行ったのが自分ならこんなに心配しない、と言ったけれど、半分当たっていますね。
最初観た時には三郎さんが裕一くんを溺愛している姿と思っていたけれど、三郎さんの最後を知ってから観ると溺愛というより心配でならなかったのですね。
裕一くんは、音楽以外まるでダメ。
そんなダメな裕一くんに銀行員が務まるか、一人でどんな生活をしているのか。
頼りない子だからこそ、親は心配するのです。
でも、浩二くんは違います。
お兄ちゃんと違って、しっかりしている。
だから、もしこれが浩二くんなら、三郎さんはここまで心配する必要はなかったのでしょう。
そういう意味で、浩二くんの言葉は当たっている。
でも、浩二くんが思っているような意味ではない。
最後に浩二くんもそれを理解できるのが、救いです。
二度見ると、いろんなものが違って見えるので面白いですね。
三角屋のお饅頭は、三角なんですね。
裕一くんの部屋に同僚みんなで集まっていた時、机の上のお饅頭が丸かった気がしました。
あれが、丸屋のお饅頭なんでしょうか?
小さなお遊びが、面白いです。
裕一君としたら。コミュニケーションが苦手なので人と距離を取っているのですが。こういうのって周りは案外、そうは思わないもの。「何考えてるかわからない」「お高く留まって人を馬鹿にしている」という誤解を招く場合もあります。本人は「自分に自信がない」ことが、周りにはかえって「唯我独尊の自信過剰」に見える。まったく正反対の原因でも、表面に出る結果が一緒になってしまう。(例えば一人でご飯食べてた千鶴子さんが周りにどう見えたか。音ちゃんが近づいたからこそ彼女のキャラはわかったのですが)裕一君に一方的に「馬鹿にされてる」と思った志津さんも、そうだったんでしょうね。
古山家と張り合う位の大店?の、志津さんの家が廃業して川俣に移った、のなら。狭い地域社会なら大人達は皆知ってると思われるのに、裕一君は知らなかった。つまり自分の好きな世界にはとことんのめり込むけど、それ以外のジャンルには全く関心がない、世間の事など知ったこっちゃない、という事になりますね。時折的外れな言動をして人を傷つける残念さも、そこに原因があるのかもしれません。こういうキャラは、うまく使えば芸術家としては大成の原動力でしょうが。作家や役者さんで評価の高い人が、実生活では家族や知人の厄介者だったというのはよく聞く話です。
今思うと最後志津は裕一を手酷く振りましたが、その割には長く付き合ってあげたり、外に食事したり、幼少時代の行動を見てもただただ裕一のことが嫌いという訳では無さそうな気がします。
むしろ裕一のことが好きだったのかもと思っています。
振ったときの妙に感情的な態度も照れ隠しのように見えなくもありません。
再開後、その謎が解明されるかどうか気になります。
前半の団子食べながら、裕一の噂をしていた人は福島ことば指導の相楽さんですね!
お父さんを騙した人と、川俣銀行の先輩鈴木さんって似てませんか?思わず見入ってきまいました。
ダンスホールのシーンで「え~?密閉されたホールでそんなに人が集い、しかも密着してダンスしていいのか?」と一瞬考えてしまった。はぁ、いつまで続くのでしょうかねえ、自粛生活・・・。
裕一君の場合、「男女交際」のほかに、
「お金持ってそうな男に貢がせようと、手ぐすね引いている女狐のあしらい方」とか、
「(志津ちゃんに袖にされた何人もの)男の嫉妬の怖さ」などをセットで手ほどきしてあげないといけない気がします。
ダンスホールは、「純情きらり」や「カーネーション」にも出てきましたね(^^) 支店長役の相島さんは「純情きらり」でもいい味出してました。
映画「Shall We Dance?」でも夜中の公園で役所広司さんがシャドーダンスを
行う場面がありましたが、No1の美人に目をかけられたとあっては恥を
かかせないようにやるしかないですね。望んで行った場所ではない職場で、
来てよかったと一瞬でも思えるのなら。でも、なんで自分が、とは
思わなかったんでしょうかね。
今日は古き良き時代の
濃厚接触のお話でした。
相島支店長のことを
我が家では熊面鯉と呼んでいます。
三谷幸喜さんが、相島さんの芸名を
熊面鯉にしようと提案していたから。
この人は、偉い人から、情けない人まで、
何でも上手に演じていて、凄いでふ!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
おしまい
弟がめちゃくちゃ僻んでますね(笑)どっちが行ったってお父さんは寂しがったと思いますよ
志津「Shall we dance・・・・・・・・?」
やっぱり、ああいう初々しい感じの男がモテちゃうんですかね?
しかし、ダンスホールがあんな感じのところだとは、今回のドラマで初めて知りました。
会社の上司、先輩、同僚良さそうな人たちでよかった。