2020年4月21日(火)第4週「君はるか」
あらすじ
豊橋では17歳になった音が、姉の吟に頼み込まれて見合いすることになりました。音の見合い相手の兄・春彦に近づこうと算段したのです。しかし、見合いは破断。さらに春彦は、音に一目惚れしてしまいました。
一方で裕一は、「国際作曲コンクール」に挑むことにしました。しかし、音楽から離れていた2年間という時間は短くはありませんでした。裕一はコンクールに応募するための交響曲の作曲に挑むものの、曲を書く手は進まずにいました。
作曲に行き詰まる裕一のために、川俣銀行の同僚たちは鉄男を招いて、曲のアイデアを練るための会議を開くことにしました。会議が終わった夜。満月を眺めた裕一は竹取物語に着想を得ました。その1ヶ月後、裕一にとっての始めての交響曲『竹取物語』を完成します。
そのころ豊橋では、春彦が音にプロポーズしていました。しかし音は、結婚する気はありませんでした。音は結婚よりも歌手になることを選んだのです。同じころ、福島の裕一のもとに「国際作曲コンクール」入賞の知らせが届くのでした。
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復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵
若き安隆さん、光子さんのいいお話(魁光さん:17回)
こんな出会い方をした夫婦が最後まで添い遂げられなかったのはやはり気の毒です。
作戦会議のボードにちゃっかり「英龍」(笑)(魁光さん:17回)
松坂くんはいつも先輩行員たちとはどこかズレてますからね。
本当のインテリ(知らんけどさん:17回)
さりげなく口をついて和歌が出てくる大将に対して、曲のインスピレーションという形で応える裕一くんもまた豊かな教養を感じさせてくれました。
光子さん「夢を叶えられる人は一握り。」(魁光さん:17回)
一握りの人というのは「幸せ捨てても夢を取る」ことが出来る人と言うこともできますね。
結婚前の音ちゃんは「幸せ捨てても夢を取る」と宣言したものの、結婚して子供が生まれてからこの言葉を軽くは言えなくなってしまいました。
銀行の人たち(オペラ座の怪人さん:17回)
裕一くんが失恋してから一年あまりの時間も、銀行の先輩方は裕一くんの傷心をいつも癒そうとしてくれていたんでしょうね。
外国人が竹取物語のストーリーを知っているとも思えないし(丹善人さん:17回)
欧米人が知らない物語なので新しさを訴求できるということはあったのかもしれません。
「男の後ろを歩くつもりはない、男と並んで歩く」=同じ大きさの夫婦茶碗(ずんこさん:17回)
同じ大きさの夫婦茶碗によって茂兵衛さんの不器用さ(笑)を表現しながら、さりげなく裕一くんと音ちゃんの夫婦関係を表現もしていたんですね。
島田歌穂=「がんばれロボコン」のロビンちゃん(知らんけどさん:17回)
二十歳くらいになると子どもの頃と顔が変わってしまう人。あまり変わらない人がいますからね。
大人になったロビンちゃんが判別できなかったブログ主も、大人になったケーキ屋ケンちゃんは一目でわかりました。(笑)
裕一は一人では、何もできないけど、必ず誰か助けてくれる(還暦のたつおさん:17回)
前作『スカーレット』のヒロインも人との出会いに恵まれてましたね。彼女は一人でも出来るタイプでしたが、それでも支えが必要なときには助け舟が登場しました。
予習レビュー
裕一くんが、一度はあきらめた音楽の道に戻ってきました。
音楽の道に裕一くんを連れ戻したのは幼なじみの鉄男くんです。裕一くんと鉄男くんの少年時代の友情が回収されました。
ちょっとネタバレになりますが、ここから、今判明している第14週までは裕一くんは音楽の道一筋です。
ただし、その音楽の道に本格的に戻るまでにはいくつもの困難が用意されているみたいですが。
手始めの困難が2年間のブランクなのでしょうか。裕一くん、作曲できずに苦悩します。
一方、音ちゃんのエピソードも描かれます。
第1週は裕一くん。第2週は音ちゃん。
それぞれのエピソードが最初の2週では別々に語られましたが、ひとつの回の中で二人のエピソードが同時に語られるのは、二人の出会いが近いことのフラグでしょうか。
感想
裕一くんと音ちゃんの将来のフラグ回
今回は、お話全体が、裕一くんと音ちゃんが一緒に並んで音楽の道を歩むことになる将来へのフラグのような回でした。
裕一くんと音ちゃんが(すでに出会っていますが)出会うきっかけは、裕一くんの「国際作曲コンクール」の入賞です。
その入賞が最後の最後に描かれました。
一方で、音ちゃんは、普通の結婚よりも音楽の夢を選びたいと宣言。また、見合いの席では男の後を歩くつもりはない。男と並んで歩くとも宣言。
そしてプロポーズを一蹴。
裕一くんとともに歩む人生を暗示するかのようなエピソードがこれでもかというくらいに詰め込まれていました。
裕一くんと音ちゃん。二人の出会いが刻一刻と近づいて来ました。
コメントへの返信 by 朝蔵
Music teacherは、変な人ですなあ。(オペラ座の怪人さん:16回)
おかしなキャラが出てきましたね。オネエっぽいしゃべりかたは『半分、青い。』のボクテを思い出します。
一方で、こんなおかしな人と縁のある音ちゃんは、これからどんな人生を歩むことになるのか。二人の主人公が大人になって楽しくなってきました。
裕一君のノリの良さときたら(笑)(よるは去ったさん:16回)
あれだけ深く落ち込んでいたのに、唄を聞かせたらいきなり踊り出す。「自動的」みたいなノリで踊り出す様子はまるでからくり人形みたいです(笑)
作曲コンクールへの応募をきっかけに久しぶりに音楽と向き合った裕一くん。音楽が彼の元気を取り戻すというフラグなのかもしれません。
彼が踊り出す姿は。
あんなキャラの男性とご縁が深いのかしら?(よるは去ったさん:16回)
音楽の先生も、見合い相手も、揃いも揃って『半分、青い。』のボクテと同系列の方のようですね。
裕一くんも肉食系か草食系かといわれたら、どちらかと言えば草食系です。
音ちゃんとご縁のある男性たちが、いかにも男性的なキャラばかりだと裕一くんが埋もれてしまいかねないので、音ちゃんの周囲をボクテ系で固めたのかなと思いました。
この一件で、裕一くん女嫌いになってしまうとか?(偽君子さん:16回)
それはありそうですね。
または、この一件でポッカリ開いてしまった心の穴を、音ちゃんからの手紙が埋めることになるのかもしれません。
心にポッカリ穴が開いていなければ、手紙だけで恋におちるというのは史実とはいえ、ドラマで再現するのはやや苦しいところがありますので。
音楽にひたっていた人が音楽のない生活をする気持ち(偽君子さん:16回)
ブログ主は手先が不器用すぎて、楽器が何ひとつ演奏できなかったので音楽にひたった時間というものを経験したことがありません。
なので、乾ききった裕一くんの心が音楽によって元気を取り戻すその気持ち。半分も理解できていないのかもしれません。
それが残念です。今からハーモニカの練習しようかな(笑)
「まんぷく」の敏ちゃんが出ていましたっけ(偽君子さん:16回)
ついに登場しましたね。
『まんぷく』のときの安定感のあるキャラとは異なり、音ちゃんのお姉ちゃん・吟ちゃんはちょっとばかり面倒くさいキャラみたいです。
そういうキャラはとっても好きなので楽しみでなりません。周囲を振り回す迷惑キャラを炸裂させて欲しいです。(笑)
あの詐欺師が、銀行に転職したのかと、何と言う因縁(アーモンドさん:16回)
田口浩正さんと松尾諭さん。このお二人の登場する順番がもし逆だったら。銀行の先輩が先で、詐欺師が後だったなら。
あの心優しい銀行の先輩が、詐欺師に転落してしまったのか!?一体、彼の人生に何があったのか!?と、道場を集めていたかもしれません。
昭和初期って、ファンキーな時代なんでしょうか(さやさん:16回)
昭和の初期がファンキーな時代だったのか。それとも、裕一くんと音ちゃんが、二人揃ってファンキーな人とのご縁があったのか。
そして、ファンキーな人とのご縁がある裕一くんと音ちゃんなので、二人は出会うことができたのかもしれません。
広瀬アリス演じるりり子さんとの歌謡漫才(つい しょうこさん:16回)
松尾諭さんのお仕事。これがありましたね!笑わせてくれた上に、しっかりと泣かせてもくれました。
まるで美女と野獣みたいなあのカップルも素敵でした。
早稲田大学応援団長を演じるのは三浦貴大さん(名のる程の者ではございませんさん:8週)
ブログ主は、三浦貴大さんの映画デビュー作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を含めて、三浦貴大さんが出演している映画を不思議とたくさん観ているので、関心を持っていました。
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交響組曲「竹取物語」答えはアナザーストーリーの週の「バンブーの恋の物語」に隠されていると思います。宇宙人と解釈して斬新なものに受け取ったのではないでしょうか!?曲が残っていないのが残念ですが東洋的な旋律が西洋的な編曲に巧みに織り込まれていたのではないでしょうか?この頃インテリの間では東洋の神秘性への憧れがありやがて蝶々夫人がヒットするような時代背景がありました。現代でもスピルバーグやルーカスのジャポニズムがハリウッド映画、特にSFの世界に影響を与えていますから。もしオーソドックスな楽曲だったら1位になったか落選したかではないでしょうか?いかがでしょう。
子役から切れ目無く大きくなった人は印象変わりませんね。
えなり君とか芦田愛菜ちゃん鈴木福君とか。
途中休業していた子役が大人になって変身というのは
吉川愛(吉田里琴)とか。チビノリダー伊藤淳史はどっちだろう。
そうそう、秘書の加弥乃さんもそうなんだろうが、そもそも
AKB時代を知らないとか。
遂に、課題曲完成。でもあれは、川俣銀行二階での、関係者全員による長時間のブレーン・ストーミングで、疲労した反面、そのおかげで感覚が研ぎ澄まされた鉄男が月を見てあの詩を連想し、裕一がそれに曲を付ける形で完成しました。思えば小学校以来、二度目のふたりのコラボ作品でした。裕一は一人では、何もできないけど、必ず誰か助けてくれる。徳な奴ですね。それから音ちゃんのお見合い相手、なんで、なよなよ、くねくねおネエキャラなのに。マチズモ(男性優位主義者)なの、見かけと考えかたの乖離がすさまじいです。
裕一くんはなぜ大人になった志津に気づかなかったのかというコメントがSNS上にチラホラありましたが、ミュージカル女優・島田歌穂さんが知名度上がりメディアへの露出が増えた頃に島田歌穂=「がんばれロボコン」のロビンちゃん演じていた女の子と瞬時に気づいた人は多くなかったと思います
夏彦くん相手の音ちゃんの啖呵は、何度見ても痛快です。
夏彦くんも、いい味を出していますね。
ちょっと、可哀想だったけど。
「男の後ろを歩くつもりはない、男と並んで歩く」=同じ大きさの夫婦茶碗
なのですね。
あの同じ大きさの夫婦茶碗は、裕一くん音ちゃんの夫婦関係をよく表していて絶妙だなと思います(笑)
なよなよとした男性でも、見合い相手とミュージック・ティーとは
大きな違いがある。芯があるのとないのと。世間に対する見方、
殻から一歩も敗れないのと、世間がどう思おうと自分の道を
貫く姿勢。
見合い相手には写真を見ただけで嫌悪感が走ったのに、御手洗さんには
そういった印象も無く指導をお願いする音ちゃんも、本物を見分ける
目があったと言うこと。
しかし史実として、どうして「竹取物語」だったのでしょう。
外国人が竹取物語のストーリーを知っているとも思えないし。
もし別の内容だったら音ちゃんとの出会いも無かっただろうことを
思えば、ここにまず運命の神の出会いが用意されていたと
言うべきなんでしょうね。
銀行の人たちは、本当に、いい人立ちだ!
♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪
おしまい
光子さん「夢を叶えられる人は一握り。あとは人生に折り合いを付けていくの」
音ちゃん「あたし。幸せ捨てても夢を取る」
環先生の「プロとしての覚悟」に繋がっていきますね。
後に否が応でも光子さんのこのセリフの意味を理解することになる音ちゃん。
当時の音ちゃんは自分の意思を強く押し通せば何とかなると思っているようですが…。
そうもいかないシビアな世界を足を踏み入れた後の苦悩と人間的な成長を味わうことになりますね!
満月を見てさらっと竹取物語の和歌を呟く鉄男くん、本当のインテリってこんな感じなんだろうなと
作戦会議のボードにちゃっかり「英龍」(笑)
恐らく松坂くんの案かと思いますが、この集まりがどれだけ無意味だったのかがよくわかります(笑)
20〜30代の若き安隆さん、光子さんのいいお話。
演じるのは50代の光石さんと薬師丸さん。
無理があるようにも見えますが、それはそれでよしかと(笑)
音の見合い相手の兄が訪ねて来たとき、「お父さんいらっしやいますか?」と聞こえ、お父さんに直談判しにきたかと。お父さん亡くなっているのに、と思いました。ー
音の見合いの場面、爆笑でしたね。
スゲーとカッケーが見れた。
スゲーは心理学者ユングがシンクロニシティを発表するかなり前にその根幹を芥川龍之介が小説にて書いていたこと。
カッケーは絶妙なタイミングで光石さんがコメントした「貰い手いるよ」。
リトル音ちゃんの頃に食卓にあがっていたこともあって、
“関内家のみなさん、ちくわが好きなんだな~” などと今日もなんとなく観ていましたが、
ちょっと気になってググってみたところ、
「主人公のモデル、古関夫婦が愛したヤマサのちくわ」なるものがヒットしました。
そういえば、銭湯帰りに寄る団子屋の近くに、”ちくわ”と書いた のぼり旗 が出ていた
ように思い出しました。
音ちゃんのお母さんが「夢を叶えられるのは、一握りの人だけ」って言ったとき「スカーレット」の常治お父ちゃんを思い出しました。
音が少女時代に演じたのが竹取物語のかぐや姫、裕一が作曲したのが竹取物語、ここで二人の接点がありますね。
昨日、「鶴瓶の家族に乾杯」が放送されました。ゲストは菊池桃子さんで旅の舞台は福島県の川俣町。町の人々からは「エール」に対する愛が伝わってきました。史実だと、茂兵衛伯父さんに当たる方には弟さんと息子さんがいたみたいですね(^^)
見合いの相手の男、このての男は時代を変えても現代でもいますね。
で、自分の何が悪いのかまったく気がついていない。案外仕事では
できる男だったりして。
関係ないけれど、さだまさしの「関白宣言」もこんな男のような
気もして。あの歌の主人公、定年と同時に離婚届突きつけられて
いるだろうなと思っていますが。
今日は、裕一も音も、
なんだか、ドタバタでしたが、
まあ、入選できて、良かったね。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
おしまい
自分で動かずに妹をダシにした吟ちゃんが悪い!これは仕方ないと思います…女が男の1歩下がれっていつの時代の話ですか…聞いて呆れるわ音ちゃんの性格はお母さん似だったんですねお母さんが見合いの席で大人しくしてなかったから今のお父さんと一緒になれたんですね深いです( *¯ ꒳¯*)
光子「私も若い頃同じこと言ってた・・・・・・。」
亡き夫の事業をしっかり継いで、三人の娘をしっかり育て上げた強さはここから来ているわけですね。
音ちゃん多分女の癖にとか言われたんじゃないでしょうか…そういう言われ方嫌いですもんね(´・×・`)女の子が音楽学校に通ってるのが生意気に写ったんでしょうかそれとも見合いの席での音ちゃんの言い方が気に食わなかったんでしょうかどっちにしろ価値観が合わない相手と一緒になるのも苦痛らしいからそれでいいと思う