2020年5月4日(月)第6週「ふたりの決意」
あらすじ
家族の説得に成功したという三郎からの電報を受けて、裕一は川俣に帰りました。茂兵衛の反対によって一度はあきらめていた英国留学も決まり、音との結婚も許された裕一はこれ以上望めないほどの幸福感を感じていました。
一方、福島の喜多一では、三郎、まさ、浩二だけでなく茂兵衛までもが裕一の帰りを待ちわびていました。そして、三郎以外は裕一の結婚に反対していました。三郎の電報は、裕一を実家に帰らせるためのウソだったのです。
その頃、音は吟とともに東京に滞在していました。音は、歌手になるための夢がかかった音楽学校の受験に挑もうとしていたのです。音は試験に対して不安を持つその一方で、裕一の身に起こっていることはまったく知らずにいました。
裕一は福島の実家に帰り、結婚に反対するまさと向き合いました。まさは裕一の結婚を認めようとはしませんでした。まさ以上に浩二は裕一の結婚に反対しました。浩二は、自由気ままに生きる裕一のことがどうしても許せなかったのです。
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復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵
茂兵衛さんの「過程より結果」(オペラ座の怪人さん:26回)
茂兵衛さんの教えがいつか生かされて欲しいですね。
茂兵衛さんの成果主義発言がこのエピソードの核心を突きましたね(魁光さん:26回)
もし浩二くんが養子に出されていたらそれはそれで不満を募らせていたのでしょうが、一方で茂兵衛さんに鍛えられていっぱしの男に成長できたかもしれませんね。
日本人が馴染みにない国に行って、地元民でもめったに口にしない最高級のご馳走だと言って、とても日本人が食べられないものを出されてどう思うか(たいとうみほさん:26回)
話が逸れてしまいますが思い出したことがあります。
以前、某国でその国の方にレストランでもてなされたのですが、日本人には無理!という味と量。ほとんど手をつけられませんでした。
しかし、その国では食べ物を残すことが礼儀との由。食べ切れないほどのご馳走をありがとうという感謝の表現なのだそうです。そんなわけで相手には喜ばれました。(笑)
副音声の鉄男くんの出番は控えめでしたね(魁光さん:26回)
音声切り替えを忘れたかな?って思ったほどでした。
ちくわチーズがなかったのは、この時代は日本人向けあまり臭くないチーズがまだ市販されていなかったからかな?(知らんけどさん:26回)
チーズが日本人の食卓に乗ったのはいつ頃からのことなんだろうとググってみてビックリしました。
表示された情報が正しければ飛鳥時代。西暦592年から710年の頃のことです。
また両親は浩二の現状を裕一にしっかり伝えないといけなかった(魁光さん:26回)
2回目を見て思いました。古山家の家族はギクシャクしているほどではないけれど、コミュニケーションが微妙にズレていますね。
今週は裕一君の生涯の中で一番辛い一週間(丹善人さん:26回)
一番つらい思い出が、いつの日かこの時のつらい思い出があるからどんなことでも耐えられるという体験になってほしいものです。
藤堂先生の物の考え方はだから、当時なら尚更、常識を超越した、地動説なみの視点(たいとうみほさん:26回)
人より努力しなくても人よりも上手くできることが才能。この藤堂先生の教えがなかったら裕一くんは努力の呪縛の中で自分の才能を見つけることができなかったでしょうね。
2021年度後期 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の制作発表(文月さん:26回)
『ちりとてちん』の脚本家、藤本有紀さんの作品ということで感激しました。
ちょうど今、当ブログの『ちりとてちん』のページを少しづつ書き直していて、毎日『ちりとてちん』を鑑賞してるところなんです。
そして、もう一度、こんな名作と出会いたいと思っていたところでした。
三代ヒロイン(知らんけどさん:26回)
「朝ドラ史上初」。大阪がまたしてもやってくれますね。
BK流の働き方改革はこうきたか!(魁光さん:26回)
なるほど、ヒロインを3人にしたのはそれぞれの女優さんの負担を減らす狙いがあったわけですね。
茂兵衛さんの言っていた殻とは浩二にとって、家族だったのでは(還暦のたつおさん:26回)
家族。とりわけ父親からの愛情への執着が浩二くんにとっての「殻」でしたね。
古川さんの「意外な形での再登場」(知らんけどさん:26回)
これは素敵な情報です。2回目を見てミュージックティがますます好きになりました。意外な形での再登場が待ちきれません。
『花子とアン』ではなく『あさが来た』(知らんけどさん:26回)
『花子とアン』でも、実名出演ありますよ。ヒロインが実名でした。
予習レビュー
家族の説得に成功したという三郎さんからの電報は、裕一くんを実家に帰らせるための真っ赤なウソでした。
裕一くんと音ちゃんの結婚は三郎さん以外は誰もが反対でした。
茂兵衛さんは言うに及ばず、お兄ちゃんに対して複雑な感情を抱いている浩二くんも反対。まささんまでもが反対します。
裕一くんと音ちゃんの結婚に賛成なのは三郎さんだけですが、家族の説得に失敗した三郎さんの賛成意見など、もはや何の役にも立ちません。
ところで、これまでの『エール』はすべての出来事がスピーディーに描かれてきました。
音楽活動に夢中になり商業学校を留年する日々が、実家の家業の窮地によって夢の断念。茂兵衛さんとの養子縁組の受け入れ、川俣銀行への就職。そしてダンスホールの踊り子への恋と失恋までがわずか一週間。
翌週もスピーディーでした。
1年を経過しても失恋の痛手から立ち直れない裕一くんが作曲コンクールに挑戦。そしてコンクールの入選。音ちゃんとの文通。留学の許可。ここまでも一週間。
しかし今週は、音ちゃんとの結婚に反対されるという状態は、スピーディーには解決しないようです。
木曜日の放送の時点でも、まささんは結婚に反対し続けています。
登場人物たちの思惑が入り乱れる今週は、見どころがいっぱいの一週間になりそうです。
感想
リトル浩二くんのフラグの回収
コメディタッチの前週から一転、とってもディープなシリアスドラマとして新しい週がはじまりました。
そのシリアスドラマの主人公は浩二くん。
浩二くんが今回のすべてを持って行ったと言っても過言ではないほどの熱演でした。
そして、子役ちゃん時代のスノードームのエピソードも回収されました。
スノードームの場面とは、以下の場面です。
少年時代、お母さんに連れられて川俣に行った裕一くんは、浩二くんのお土産にとストードームを買ってきました。
そしてそのスノードームを裕一くんが浩二くんに渡したその直後、お父さんが裕一くんに楽譜だったか譜面だったかをプレゼント。
スノードームをもらって嬉しそうだった浩二くんは、お父さんと裕一くんの様子を見て、とたんに複雑な表情を浮かべる。
このときの浩二くんの複雑な表情がその後もずっと忘れられずにいました。
今にして思えば、あれが浩二くんの心の屈折のフラグでした。そのフラグがついに回収されたのが今回だったのでしょう。
さて、リトル浩二くんのフラグは回収されましたが、成長した浩二くんの苦悩が回収されるのはこれからです。
しばらくは浩二くんから目が離せません。
コメントへの返信 by 朝蔵
二人はこうしてお互いを支え合いながら(よるは去ったさん:25回)
声が出なくなった音ちゃんを裕一くんが励ましたように、裕一くんもまた東京オリンピックで音ちゃんに励まされてましたね!
というか、これから励まされるわけですね。
「詐欺師」?とんずらしたんですね(アーモンドさん:25回)
この騒動の裕一くんと音ちゃんの反応の違いが印象的でした。
天然キャラの裕一くんは何も学んでなさそうですが、この騒動から教訓を得た音ちゃんがこれから先に裕一くんを鶴亀みたいなやからから守ってくれるのかもしれません。
古舘伊知郎さんのプロレス実況風にコメント(名のる程の者ではございませんさん:25回)
なつかしいです。古舘伊知郎さんの実況中継。ふたたび朝ドラに出演する機会があったときは、詐欺師でなくあの「実況」を再現するような役で登場してほしいです。
音以外は動じないのね(オペラ座の怪人さん:25回)
鶴亀によるお金の持ち逃げに腹を立てていたのは音ちゃんでしたが、将来、音ちゃんが裕一くんの危機管理を担うフラグかなと思いながら観てました。
これが志村けんさんの最後の映像(よるは去ったさん:25回)
志村けんさんの映像。他にもまだあるみたいです。しかし、本作『エール』は初の朝ドラ出演作品にして遺作になってしまいました。(涙)
そして、そして、ようやく自分の好物も登場!(ぱぽりんさん:25回)
お久しぶりです。ぱぽりんさんの「こまかすぎる撮影セットの観察(笑)」が復活して、ブログ主もとってもうれしいです。
どうやらいろいろ暗躍するようで(丹善人さん:25回)
「暗躍」。志村けんさんご自身も、これまでの自分らしくない役とおっしゃっていたそうですが、新境地を開くことになった作品が遺作になってしまったのが残念でなりません。
角替和枝さんと柄本時生さんが役柄も親子(せをはやみさん:25回)
親子共演だっただけでなく、リアル親子による親子の共演だったわけですね。放送当時はずいぶん話題になったことでしょう。
緊張する音が廊下を歩くとき、手と足が一緒に出てましたね(丹善人さん:25回)
そこにはまったく気がつきませんでした。
三郎さんをだました京都の業者を演じた田口浩正さんが、映画『シコふんじゃった。』でまったく同じことをしていました。彼の場合は緊張が原因ではなく、その奇妙な歩き方がデフォルトでした。(笑)
角替さんとサクラさんは劇中でも義理の親子(せをはやみさん:25回)
リアル親子が演じる親子。さらにリアル義理の親子が、義理の親子役を演じているとは。すごいことになってますね。
三郎も裕一&音も、契約相手にとんずらされれて、お金の絡む「詐欺」(アーモンドさん:24回)
親子で詐欺被害に遭ったわけですが、両詐欺師ともに実に縁起の良い名前なのが不思議です。
三郎さんを騙した詐欺師の名前は「吉野福之助」。そして裕一くんを騙した詐欺師の名前は「鶴亀寅吉」です。
実在の曲名がでていますね(アーモンドさん:10週)
作曲家たちの活躍が描かれる頃になると、実在モデルが誰なのか特定しやすくなりそうですね。
師匠であった故いかりや長介さんのように味のある性格俳優への転身もあり得た(まーちゃん:25回)
実際、今年の年末には山田洋次監督の映画の主演も控えていました。初の映画主演も経験され、志村けんさんのターニングポイントになる1年だったはずです。本年は。
自分の思いもよらない感情に気付くのかもしれません(つい しょうこさん:25回)
「嫉妬」という感情が小山田氏にとっては想定外のことだったのかもしれませんね。少なくともハチさんは「嫉妬」を想定してはいませんでした。
今度はディレクター、そういう役柄が合う人なんですね(アーモンドさん:6週)
さらに古田新太さんは、『あまちゃん』『とと姉ちゃん』に次いで意地悪な役です。こういう役柄も似合う人みたいですね(笑)
コロナの影響で、収録が中断してるとか(アーモンドさん:5週)
大河ドラマ『麒麟がくる』は収録の中断のしわ寄せがきて、放送が中断されかねないそうです。『エール』もそんなことになってしまうのかもしれません。
一度は朝ドラに出てほしかった女優さんでもあります(文月さん:25回)
ブログ主も同じことを考えていました。岡江久美子さんの悲報に触れたときに。志村けんさんといい残念でなりません。
緊張のあまり手と足が一緒に出てましたネ!(リキちゃんママさん:25回)
裕一くんが音楽の道をあきらめる原因をつくった京都の業者を演じた田口浩正さんが、その昔『シコふんじゃった。』という映画の中でまったく同じことをやってました。
姉妹での朝ドラは結構いました(文月さん:25回)
情報提供ありがとうございます!土屋太鳳ちゃんと有村架純ちゃん。このお二人は可能性ありますね。それぞれの姉妹の注目度も高いので。
ミュージックティーチャーのエピソードもあって、厚みがありましたね(tonkoさん:25回)
ミュージックティーチャーは、ただの変な人ではありませんでしたね。さすが、音ちゃんが師と仰ぐ人のことだけのことはあります。
御手洗さんの独白から80年以上を経て日本で結実しますよ(名のる程の者ではございませんさん:25回)
美輪明宏さんの『ヨイトマケの唄』への壮大なフラグ。そのように考えるとミュージックティーチャーの独白がますます味わい深いものになります。
音のみ悔しがる(アーモンドさん:25回)
お金を持ち逃げされて悔しがる人がいないと、また同じことを繰り返しかねないので、音ちゃんが今後の安全装置になりそうですね。
木曜日の親子4人のシーンは芸達者揃いで、圧巻でした(みかんの皮さん:25回)
古山家と関内家の二組の親子の場面。志村けんさんのお茶の間親子コントを思い出してしまいました。
「ふたりっこ」は良いですよ(みかんの皮さん:25回)
『ふたりっこ』は、往年の大女優・香川京子さんが出演されているので、とても気になっている作品です。ブログ主も再放送してほしいです。
エールが今週で終了したとしても名声が残るくらい完成度の高い1週間でした(boxster981さん:25回)
第5週の完成度への分析のレビュー。何度も読み返してしまいました。ここまで深く洞察している視聴者の存在を知ったら、作り手の方々はさぞかし喜ばれるだろうと思います。
「お父さん、音さんを産んでくれてありがとう」とナイスボケ(アーモンドさん:25回)
このボケによって、裕一くんのキャラがよ〜く見えてきましたね。そして、抜けたところがある裕一くんを、しっかり者の音ちゃんが支える未来も見えたような気がします。
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間違いました、『花子とアン』ではなく『あさが来た』でした
『うたこん』、古川さんが歌うのを見ました、タキシードで御手洗ティ要素控え目でしたね
嬉しい情報は古川さんの「意外な形での再登場」はまだ終わっていないということ
期待するのは『長崎の鐘』に生きる希望を頂いたと裕一さんに御礼を言う長崎県出身の丸山明宏青年役ですね、後の美輪明宏さん
フィクションに実名出演は過去に『花子とアン』『とと姉ちゃん』にて平塚らいてうさんのケースがありますので可能性はあると思います
「あいつは、頭がいいが,殻を破れない。」茂兵衛さんの言っていた殻とは浩二にとって、家族だったのでは、そして彼が持っていたスノードームがその象徴だったのでは。彼が裕一のように外の世界に興味の対象があれば、裕一に対してもっと寛容になれたのにと思います。
21年後期の「カムカムエヴリバディ」。
BK流の働き方改革はこうきたか!と感心しました。
ヒロインの分業制を敷くことで演者の拘束期間を短くしましたね。
気になる3人のヒロインの予想ですが、京都、岡山、大阪が舞台なので1人以上関西生まれの方を確実に器用してくるでしょう。
関西生まれで朝ドラ出演歴のある小芝風花さん、松本穂香さん。BK朝ドラ複数出演の黒島結菜さんは鉄板ですね。
この3人のうち1人は確実に起用されるはずと踏んでます。
大阪制作来年度ドラマ『カムカムエヴリバディ』
『シンエヴァンゲリヲン』も来年度には公開済みでしょうし「ヴ」が日本語から減っている昨今に攻めたタイトルですね
三代ヒロインというのは、レジェンド朝ドラ『おしん』『あまちゃん』を意識しているかな?
岡山県が舞台のひとつみたいですので「千鳥」の二人出演ならばいいなあ(理想的なのは「オール巨人阪神」「海原はるか・かなた」「ドランクドラゴン」みたいにひとつの作品でバラバラに出演ですね)、あと英会話が題材ですので御手洗さん役の古川さんの出演期待します
2021年度後期 連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の制作発表がありました。
ヒロイン3人のリレーとか・・
オーディションするにあたって,一人で6カ月は負担が大きいということでしょうか?
最初,祖母,母,娘の三人が並んででることを想像したのですが,どうも違うようですね。
ということで,20歳頃から30歳頃の3人の若手(ヒロイン)のリレーで,展開するようですね。
もう一つ,注目は,舞台が,京都,岡山,大阪ということ。
最近の朝ドラは,舞台となる地域の関係者を使う傾向がありますから,京都,大阪はともかく(関係者多すぎ),岡山は登場が期待される方が見えてきます。
今の有名人だと,千鳥の二人,桜井日奈子,オダギリジョー,次長課長の二人,MEGUMIあたりは可能性あるんですかね。
ナレーションは,NHKアナウンサーなら,井上あさひ さんが希望です。岡山出身で,京都局にもいましたし,歴史ヒストリア風のナレーションなどどうでしょう。
今日の妄想は,こんなとこまで。
浩二君の言い分は「努力とは苦労する事」なんですね。そして浩二君だけじゃなくて、日本人全体の中に、しつこくこびりついている事。オリンピックなんて、金メダルを取らなかったアスリートが「力は出し切ったし自分は楽しかった」などと言おうものなら袋叩きですからね。勉強でも仕事でも、お堅い分野程「楽しんでやってる」とはなかなか大っぴらには言えない。藤堂先生の物の考え方はだから、当時なら尚更、常識を超越した、地動説なみの視点でしょう。小学校は浩二君も裕一君と同じでしょうから、裕一君が卒業した後、藤堂先生が浩二君の担任になってくれたらよかったのにと思います。そして「努力する事が苦にならないものを才能っていうんだ」と教わって欲しい。浩二君にも何かあったはずなのに、「努力しなければ」が「苦労しなければ」に「苦労しなければ」が「楽しい事はいけない事」にすり替わった結果、彼の青春には苦しみしかなかったのでしょう。人は実は「天」という全体にくっ付いて一緒に回ってるんじゃなくて、「地」として自分自身が回っているのだと、知らずに。
今週は裕一君の生涯の中で一番辛い一週間ですね。
雨の中泥だらけの号泣シーンもあり、生涯最大の決断、
家族も何もかも捨てて、故郷には帰らない決心をする。
いつもは脳天気な裕一君が自分の道を選び取った週。
そして前よりコメントしてきた浩二に対して、「裕一への贔屓」をしっかり説明をしなかったツケが一気に出てしまいました。
さらに嘘の電報での三郎さんへの不信感から思わず裕一が言ってしまった「音さんが信頼できる『唯一の』人間」が決定打となって家族全体に亀裂が入ってしまいました。
家族内でも「報連相」が出来ていれば、ここまで派手に拗れてしまうことはなかったでしょうに…。
浩二のひねくれはかなり拗れてしまっている段階。察してくれで放置は絶対にダメなパターン。もう何を言っても手遅れです。その前にしっかり面と向かって話さないといけなかったですね。
また両親は浩二の現状を裕一にしっかり伝えないといけなかった。
裕一もまた人の気持ちを察することが苦手な人間です。
「裕一がおめでたいことが続いて嬉しいが、浩二のことも気にかけてやってくれ」と一言でも言っていれば変わっていたかもです。
昨日の放送、懇親会の場面で関内家のテーブルにあるお皿にちくわ胡瓜あること発見
ちくわチーズがなかったのは、この時代は日本人向けあまり臭くないチーズがまだ市販されていなかったからかな?
因みに、アサヒビールが好きなちくわの穴に入れる食材アンケート結果では①「アボカド・わさび」②「雲丹・わさび」③「チーズ」④「明太マヨネーズ」⑤「胡瓜・ねり梅」(以下略)の順位になります、個人的にはダントツ胡瓜なんかですがね
会話や喧嘩シーンで切れ目があまりなかった為、副音声の鉄男くんの出番は控えめでしたね。
鉄男くんがこれから感情移入していく展開だろうと思っていましたが、かなり冷静にあくまで副音声に徹していましたね。
行き当たりばったりの裕一とは逆に物事をしっかり把握して空気を読んだ行動ができる鉄男くんの人柄を伺うことができましたね。
「恵まれているくせに不満で他のものを」「愛されていることに感謝しろ」確かにそれはそうかな…しかしちょっと待て、と、このドラマでなくとも私は思っています。日本人が馴染みにない国に行って、地元民でもめったに口にしない最高級のご馳走だと言って、とても日本人が食べられないものを出されてどう思うか。最高の愛情表現だと言って自分の名前を入れ墨にされたら、向こうの名前も入れてくれと言われたら。まずもって現地の文化に敬意を表し、もてなしてくれた人の心遣いに感謝するのは人として当然ですが、だからと言って嫌々食べて吐きそうになって、口先だけでおいしいと言えばいいのか。現在の裕一君と、裕一君の周囲人達の反応がこれに近いんじゃないかとすら思えます。
ここまで極端でないにしても、病気で食事制限を受けている人に向かって「たまにはこの位いいでしょう」と、お酒に油たっぷりの料理を出されたらどうするか、世話になってる先輩に新歓コンパで「おごりだ」とジョッキを5つも出されて、それも確かに「恵まれている」「感謝」すべきことである事は間違いがないが、感謝してるなら食べなきゃ飲まなきゃいけないか。
尊重とか感謝とかの表現の仕方は、決して相手の期待する言動をとる事、忖度する事ではなかろう、と私は思っています。感謝や敬意の表現の仕方は他にもある、と。
特に立場の上下があると、上位者の押しつけがましい恩やら愛やらが、却って受けた側を苦しめます。パワハラ、アルハラ、毒親…現代の様な人権意識など浸透していない時代の、封建的価値観と個人との葛藤、私は今日の場面をそう捉えています。裕一君が恩知らずとか贅沢だとはか、私は感じませんでした。
浩二のこれまで溜め込んだ負の感情が暴発してしまいました。最初見た時は浩二に同情した部分もありましたが、たいとうさんの分析を見た今なら「浩二。もうちょっと大人になれ。」と言いたくなりましたね。
喜多一を継ぐことだけで満足してしまったようにどうしても見えてしまいます。
金貸しの提案も納得しない三郎さんに対して、OKと言って貰えるように対案を出したり、再度資料を練り直すなどそれに見合った努力をちゃんとしたのでしょうか?
茂兵衛さんの成果主義発言がこのエピソードの核心を突きましたね。
畠山さんのリンゴ農家への転向のお話しで全てが回収され、浩二がそこに気付くのはまだ先のお話しですね。
茂兵衛さんの「過程より結果」、
ほんと、そうだよね。
と前回も書きました。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
おしまい
この回が再放送される時分の副音声、誰になるんでしょうね。まさかの浩二くん?兄貴の愚痴が延々と続いたりするのはちときついですな(苦笑)。
もっともこのときも、例によって地雷を踏んだのは裕一くんなんですけどね。
思えば、当時は男性は身を固めてなんぼ、という風潮がまだ残っていましたよね。浩二くんの場合、家業で精一杯で、結婚どころじゃなかったんですね(今後はわかりませんが)。恋愛はおろか、お見合いすらできなかった。そうなると、そこへ裕一くんが乗り込んできて結婚宣言したのは、確かに逆なですることでしょう。ましてや当時はまだ風当たりの強かった恋愛結婚。そりゃブチキレますよ。
このスノードームの一件、「けっきょくあんた(裕一くん)は、こんな腹の足しにもならないショボいものしかくれなかったじゃないか」と言いたいのではなく、こういうのをくれた兄貴を、本当は信じたいんだ、と言いたかったのでは?浩二くんもあんがい、早く仲直りしたかったのかも。
思えば、このとき憤懣をぶちまけた時点で、歩み寄りの端緒はほぼ出来上がっていたのかも。
すみません、もう少し書かせていただきます。
なんというか、グッサグサ刺さるを通り越して一句ごとに頭をグーで殴られてるような気分でしたよ。こんな気分、「おひさま」の川原さん(わからなかったらお許しください)以来でしたねぇ。入れ込んで見るタイプの小生みたいなのはフィードバックが結構大きいし、かなり引きずります。あんまり意味のないことなのかもしれませんが、そういう風に幸不幸に固執したくなってしまうような人たちに事欠かないのが、朝ドラの魅力なのでしょう。
ふと思ったんですが、当時は御手洗センセの話でもわかるように、「男子たるものは・・・」という空気がまだかなり濃かったんですよね。福島のあたりは、戊辰以来特にそうだったと思います。
浩二くんはそういう中にあったから、自分が不当に冷遇されていると思っても、文句がなかなか言えなかったし弱音も吐けなかったんですかね。まぁ言ってもムダだというひねくれた諦めもあったでしょうけど(伯父さんが「あいつは賢いが、殻が破れねぇ」と言ったのはそういうことなんですね・・・)。
ついしょうこさんがおっしゃる通り、「無償の愛」なんていう単語を知るのはもっと成熟してからですよね。本当に愛しているなら、もっとわかりやすい形で示してほしい、というのはもっともです。
「あっちを立てればこっちが立たず」と言いますけど、この「こっち」側の人間が描かれると、よりリアリティラインが上がった感じになり、深みを増すんですね。朝ドラは感情移入させてなんぼの世界ですから、そういう壁にぶち当たる様子が、一番「あるある」となるのでは・・・だんだんなに言ってるかわからなくなってきたので終わりにします(苦笑)。
浩二君のデビュー作の「怒り」見ました。広瀬すずちゃんが黒人米兵に
レ○プされる衝撃の映画で、相手役で熱演でしたが。
昨日浩二君役の子その他大勢が出ていた評判の「3年A組」が一挙放送で
あって一気に見ましたが、今日の浩二君の熱演はあのドラマの主役の
先生の熱弁を彷彿させました。
親子共演。
もうどなたか書いていらしたでしょうか?
今再放送している「はね駒」の白川由美さんと二谷友里恵さん。
なんかこうなると、特別な才能で世を渡るのは、「鳴門秘帖」の表現を借りれば「人でなしの道を進む」ことになってしまうのかなぁ・・・。凡人で良かったと心底思います(笑)。
私も今日は浩二くんに泣かされました。この役者さん、数年前に映画「怒り」で、沖縄の少年を演じていました。本当にシビアな役で、心の傷にならないか心配したくらいの名演でした。それもあって、今回の弟役に注目してます。どうか、浩二くんも幸せになってほしい。老婆心じゃないですが。いえ、もう立派な老婆の歳なんですが:-)
スノードーム、あノシーン覚えてます。あの時三郎さんが買ってきたのは小山田先生の作曲の本だったかと。
逃げ出した実家に頭を下げてまでして援助して貰ったお母さん。
自由に暮らす兄ばかりかまってもらって、つぶれかけの店を
必死で守ろうとする弟。まだはっきりと口に出して非難するだけ
ましなのかも。
普通は、こうして一つの天才の芽がつぶされていくんですが。
世に出てくる天才は、周囲の猛反対など意に介せずに自分を
貫いてきた人が多いのでしょうけれど。一人でも後押ししてくれる
人がいることで事情が違ってくる。裕一君の場合には
恩師であり、妻であり、親友であったことですか。
しょうがないことなんだが、「無償の愛」を理解するには、まだ浩二君は若すぎる。
とどめに伯父さんにも「結果がすべてだ」とダメ出しされちゃったし・・・
一方、今まではどんな意思表示も弱気で暗い口調だった裕一君ですが、反対する家族を前にして一歩も引かない強い態度を見せるところが印象に残りました。
音ちゃんを結婚相手に決めたのは当然本人の希望ではあるけどあんまり裕一の事を責め立てないで欲しいですよね別にいいとこのお嬢様じゃなくてもいいじゃないですかお父さんは亡くなってるけど音ちゃんの家も軍に関係する仕事をしてる所なんだからそれだけでも十分いい所の家になると思いますあんまり責め立てるとわろてんかの二の舞ですね(笑)
茂兵衛さん曰く「経過より結果」
その通り。
努力を(大して)しなくても、
才能を開花させて、結果を出せば、オッケー!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
お母様と弟ちゃんが結婚に反対なのは、
よくわかりませんなあ。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
おしまい
津田N「現在の金で2500万円・・・・・・。」
計算してみると当時(昭和初期?」の1円は3000~4000円ということに。
以前の作品「わろてんか」ではヒロイン(葵わかな)が実家から500円が現在の金で500万円の価値だと言っていたと思います。
価格の変動がそれだけ大きな時代だったということですね。
今夜BSプレミアム夜9時「セーラー服と機関銃」が放送されますね。
約40年前高校生の頃の薬師丸ひろ子が懐かしい。