裕一と音の新生活始まる / エール 第31回

2020年5月11日(月)第7週「夢の新婚生活」

あらすじ

裕一と音の、東京での新婚生活がはじまりました。新婚生活が始まって早々のある日の朝。朝食に出された八丁味噌の味噌汁に裕一は違和感を感じていました。一方の音も、納豆を食べたがる裕一に対して違和感を感じました。

そして、迎えたコロンブスレコードの初出勤日。コロンブスレコードは西洋音楽を手がける「青レーベル」と流行歌を手がける「赤レーベル」がありました。裕一は、同期入社の木枯とともに流行歌を手がける「赤レーベル」への配属が決定しました。

しかし、これまで西洋音楽だけを勉強し流行歌を作曲した経験がない裕一は、曲をどれほど書いても廿日市に採用してもらえない日々が始まりました。そんな中、21曲連続で不採用になった裕一は、木枯から思いがけない話を聞かされました。

裕一がコロンブスレコードから契約金として受け取ったお金は印税の前払いでした。そのため売れる曲を書くことができなければ、契約金は返さなければならないのです。音を養えなくなくなるかもしれないと知った裕一は焦りを募らせるのでした。

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予習レビュー

裕一くんと音ちゃんの東京での新生活がはじまりました。

裕一くんはコロンブスレコードの専属作曲家に。音ちゃんは帝国音楽大学の学生に。

そして、早々に裕一くんの苦悩がはじまります。

裕一くんの苦悩の元は、流行歌を手がける「赤レーベル」に配属されたことにあります。裕一くんは流行歌を学んだ経験も手がけた経験もないので。

ちょっとだけネタバレになりますが、裕一くんが未経験の「赤レーベル」に配属されたのは、志村けんさんが演じる大作曲家の先生の推薦によるものです。

大作曲家・小山田先生は、裕一くんがコロンブスレコードの専属作曲家になれるようはからってくれました。

これだけ聞くと、若手を育てようとする大人物に見えますが・・・

しかし、裕一くんが未経験の「赤レーベル」に裕一くんを配属するよう仕向けたのもまた小山田先生です。

さて、小山田先生が裕一くんを「赤レーベル」に推した理由は二つ考えられます。

一つ目。裕一くんが経験のない分野を経験されることで、作曲家として器を大きくしようとする小山田先生の愛。

二つ目。未経験の分野で自信を失わせ才能をつぶそうとする小山田先生の策略。

いったい、どちらなのでしょうか。

感想

波乱の展開を暗示するかのようなフラグ

「夢の新婚生活」というサブタイトルを持つ一週間がはじまりましたが、夢とは正反対の波乱の展開を予感させるフラグがいっぱい立っていた回でした。

今回が始まって早々、東西の味噌の好みの違い。納豆の好き嫌いが明らかに。

しかし、裕一くんの八丁味噌への違和感に音ちゃんはまったく気がつかず、一方の裕一くんは音ちゃんの納豆への違和感にまったく気がつかない。

しかも、裕一くんは夜食にも出た八丁味噌に明らかにストレスを感じています。

「夢の新婚生活」が始まって早々、味覚の違いのストレスを裕一くんは持ちましたが、音ちゃんはまだそれに気がつかない。

お互いの味覚のギャップへのトスレスに二人とも気がついたとき、一体、何が起こるのでしょうか。

また、裕一くんの仕事もさっそく行き詰まりました。

行き詰まっただけでなく、受け取っていた契約の真実まで知ってしまいました。

波乱の展開を暗示するかのようなフラグがいっぱい立った一週間のはじまりです。

コメントへの返信 by 朝蔵

大伯母さんの一言が引き金(よるは去ったさん:30回)
茂兵衛さんに返すはずだった「舶来品の雨傘」を、裕一くんは権藤家の縁側に置き去りにしたままその場を立ち去りました。

あの雨傘を見て茂兵衛さんだけは何があったのかを理解するのかもしれませんね。そして、奥様思いの茂兵衛さんのこと。裕一くんの気持ちも察してくれていると信じたいです。

「あまちゃん」の太巻さんに見えてしかたなかったです(朝ドラ大好きさん:30回)
実際に、性格も職業もよく似てますからね。太巻さんと廿日市さん。錯覚してしまう人は少なくないのではないでしょうか。

古田新太さんの朝ドラ意地悪キャラには『とと姉ちゃん』のブラックな家電メーカーの社長というのもありますが、あの社長はブラック過ぎたので太巻さんと区別しやすかったです。

裕一とお父様とのツーショット、涙が止まりませんでした(オペラ座の怪人さん:30回)
祐一くんを家の外。しかも家から離れたところで待ち構えている三郎さんの気づかいが素敵でしたね。

家族の前で「俺はお前を見捨てない」なんて言ったら、家族が大炎上状態となり祐一くんがますます苦しむことになりかねません。

そんな事態を避けるために家の外で祐一くんと別れを告げることにしたのでしょう。

名バイプレイヤーがまたまた出演、野間口徹さん(名乗る程のものではございませんさん:30回)
野間口徹さんが出演している映画を、不思議とブログ主はいくつも観ているので気になる役者さんの一人でした。

祐一くんと音ちゃんの新居の隣の喫茶店マスターなので、これから出番がたくさんあるかと思います。楽しみがまた増えました。

二人が昭和の音楽界を背負っていく人になるなんて廿日市氏には予想できなかったでしょうね(よるは去ったさん:30回)
廿日市さんが「一年でクビ」と言い切った二人は両方とも時代を代表する人気作曲家に。廿日市さん、人の才能を見る目がなさそうですね。(笑)

それとも、本当は才能を見抜くことができる廿日市さんの想定を超えるほどに、祐一くんと木枯さんは大化けしたということなのでしょうか。

とにかく凡人が一番です(偽君子さん:30回)
凡人の主人公といえば『ひよっこ』のみね子ちゃん。最初から最後まで人よりも秀でた何らかの才能を一度も発揮するようなことはありませんでした。

なので、自分の「才能」が困難を招いてしまうということも皆無でした。

才能や成功が美徳とされるサクセスストーリーとはまったく異なる凡人ドラマ。とっても新鮮な朝ドラでした。

ファンの声援や応援団のエールって、実は何の保証も確信もない(丹善人さん:30回)
根拠のない自信が一番強いとよく言われますが、この根拠のない自信を持たせてくれるのが何の保証も確信もないエールなのかもしれない。

丹善人さんのコメントを拝見し、そんなことを考えました。

新居が立派過ぎないですか?(つい しょうこさん:30回)
ブログ主も同じことを感じていました。もしかすると店舗営業をして大勢のお客さんが来るはずの喫茶店のバンブーよりも、たった二人の新居の方が広いのではないかって。

コロンブスレコードで破格の待遇を受けたことで舞い上がってしまったのでしょうか。

中庭見覚えがあるような(1013さん:30回)
大阪の朝ドラでは大道具のリサイクルをよく見かけます。『マッサン』の鴨居の大将の社長室と『あさが来た』の大阪商工会の会議室とかです。

中庭が『とと姉ちゃん』と似ているのは、もしかすると大道具のリサイクルをしているのかもしれません。

本当にクビにしていたら歴史が大きく変わった(名乗る程のものではございませんさん:30回)
廿日市さん=古田新太さんが『あまちゃん』で演じたキャラは、歌手を目指していた少女の夢をつぶしたことで歌謡界の歴史を変えてしまったのかもしれません。

本作『エール』では、からくもそんな歴史の書き換えは回避できそうですね。

来週から古山音になるんですね(アーモンドさん:30回)
翌週の予告映像の中で、音ちゃんが実に嬉しそうな顔をしながら「古山音」と自己紹介する場面がありましたね。

権藤家では、まるで裕一の不幸を喜んでいると言わんばかり(たいとうみほさん:30回)
すべてを失ってしまたったと思い込み失意のどん底にいるはずの祐一くんにとって、その悲劇を笑いものにするような八重さんの態度は、傷口に塩を塗り込むようなものでしたね。

今後はそういった自然に従い生きることがキーになるかと思います(魁光さん:30回)
自然な気持ちに従って生きることが上手なのが音ちゃんです。自然な気持ちに従って生きることが不得手な祐一くんのことを、音ちゃんが導いてくれるといいですね。

藤田嗣治や高村光太郎ほど戦争責任を問われなかった(たいとうみほさん:30回)
ちょっとネタバレになりますが、藤田嗣治を実在モデルとしたらしい登場人物がもう少しするとドラマの中に登場します。

一週かぎりの登場になりそうではありますが、もし継続して登場するとなると、世の中の価値観が反転することで断罪される場面が出てくるかもしれません。

今回裕一を救ったのは実は支店長の言葉「逃げんなよ、自分の心から」でしたね(boxster981さん:30回)
祐一くんにとって支店長の存在は、小学校時代の恩師・藤堂先生に次ぐ恩人かもしれませんね。

祐一くんの豊橋行きも支店長はこころよく受け入れてくれました。

サマリーの方が時系列が素直(boxster981さん:30回)
本作『エール』は時系列を前後させるなど複雑な構成をとっていますので、週間サマリーが一週間の整理にとても役立ちますね。

前作『スカーレット』も時間の描写が複雑だったので週間サマリーがあったらどれほど助かったかと思います。

「あまちゃん」出演者がけっこう出てきましたね(丹善人さん:30回)
『あまちゃん』出演者の中でもインパクトの強い二人が出てきた上に、そのうちの一人は特に『あまちゃん』のときと性格も職業もそっくりな役を演じています。

何か狙いがあるんでしょうか。気になりますね。

一番手ごわいのは八重の血を引くまさだったりして…(boxster981さん:30回)
まささんは、損得勘定で生きる自分の家族が持っていないものを三郎さんの中に見出して好きになったと言いました。

損得勘定で生きる家族に嫌気がさしていたということですが、人が誰かを嫌うときって往々にして、自分自身が嫌う相手の合わせ鏡になっています。

まささんの中にブラックな一面が隠されているのかもしれません。

リトル音ちゃんとリトル裕一くん(boxster981さん:30回)
リトル裕一くんの描写が大好きでした。朝ドラでは極めて珍しい少年時代。もっと観ていたかったです。

どこまで放送されるか気になりますね(アーモンドさん:30回)
次回作の『おちょやん』も撮影がストップしてしまっているらしいので、朝ドラの放送時期がズレることも考えられますね。

大河ドラマみたいに1月スタートになることもあるかもしれません。

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コメント

  1. アーモンド より:

    最近の朝ドラは、続けてAKB48関連のOGが重要な役どころを担ってますね。
    なつぞらー渡辺麻友、スカーレットー大島優子、エールー松井玲奈。皆ヒロインに深く関わる役ですね。

  2. たいとうみほ より:

    第1話を思い起こすと、あれこそが裕一・音夫妻のエッセンスだったんだと、この時点で納得できます。オリンピックマーチがなかなか書けない裕一が、音の歌を聞いて閃いて一気に書き上げる。開会式直前ビビッてトイレに引きこもってしまえば、音が見つけて表舞台に引っ張り出す。「長崎の鐘」の警備員さんに相当する人も、今後何人か出る事になるのでしょう、というよりあの方も今後、ちゃんとした役名と共に再登場するんじゃないかと思っています。

  3. 偽君子 より:

    そういや三郎パパ・・・じゃなくて花山編集長が「ひとつの内閣を変えるより、ひとつの家の味噌汁を変える方が難しい。結婚は二つの国をひとつにするようなもの」と演説をぶっていましたね。男性と女性は異星人のようなもの、と言いますが、ましてや生まれ育った土地が違うならなおさらでしょう。

  4. 名乗る程のものではございません より:

    ちょいちょいという歌詞に戸惑いを隠せない裕一くん、しかし彼はまだ将来オールインドネシア語で呪文のような歌詞に曲をつける仕事を大怪獣モスラが
    運んでくることをまだ知りません。

  5. 偽君子 より:

    まぁ、なんというか、ここは裕一&音のオシドリっぷりと頑張りっぷりに視聴者を乗せたかったんでしょうけど、なんか小生としては、浩二くんのことが(最後には和解するとわかっているからかえって)気がかりで素直に乗りずらかったんですよねぇ。ここらあたり、ちとスパイス効きすぎというか。前例はあるんですけどね。

  6. 丹善人 より:

    タイトルバックの写真が子役バージョンから大人バージョンに
    替わっちゃいましたね。残念ながら。

    秘書の方、楽譜が読めるんですよね。どういう経歴なんでしょうかね。
    まあ、女性で当時の音楽業界に就職できるんだから、それくらいの
    能力はあるのでしょうが。

  7. アーモンド より:

    本来ならば、音は、教会でウェディングドレスで式を挙げたいところだが、駆け落ち同然だし、お金もないし。また新婚生活、のろけて浮かれてばかり要られない。木枯から契約金は、印税の前借りであることを聞き、甘い新婚気分がぶっ飛んでしまいましたね。音の学費のお金もかかるし、生活費もいるし。

  8. たいとうみほ より:

    小山田先生が本当に悪い奴だとしたら…自分の仕事が手一杯になった時に裕一にゴーストライターをさせる、なんて事も考えてしまいます。ちょっと「あまちゃん」に似た展開になりますが。その為には、ライバル社に行かれては困るし、自分の近くに置くと「本当は彼が書いてるんだ」とバレる危険が高くなる。本人には過分な恩を事前に着せておけば逆らえない…さすがに考えすぎでしょうか。

  9. 丹善人 より:

    文通だけのわずか三ヶ月での結婚では食の違いまでは
    わからないでしょうね。豊橋と福島のそれぞれでの「当たり前」。
    仕事もそうですが、置かれた環境を受け入れることから
    出発が始まる。裕一君の作曲姿勢と会社の思惑の違い。
    理解できるようになるまでそうとうの時間がかかるようですね。
    弱気でくじけそうになる裕一君。独り身だったらおそらくは
    耐えきれなかったかも。

  10. オペラ座の怪人 より:

    裕一「音」
    音「な~に、あなた?}
    2人「キャー」

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    音「もう1回」
    で、場面が変わっちゃって、
    もう1回やってくれよ。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    同期の作曲家「木枯し」君っていうのは、
    古賀政男さんなんですって?

    あっという間に半年たっちゃって、
    で、2人とも苦労していますなあ。

    半年と言えば、音は芸大(?)合格から入学まで、
    半年もあったんだ!?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    今日はお姉ちゃんも、いい味を出していました。

    おしまい

  11. よるは去った より:

    裕一「連続21曲駄目・・・・・・・。」
    正人「こっちは19曲・・・・・・・。」
     いわゆる駆け出し時代はほとんどそうでしょうけど。
     それを乗り越えたからこそ昭和の大物になったのでしょうけど。
     今は裕一君!正人君!ガンバレ!と「エール」を送るのみです。

  12. 名乗る程のものではございません より:

    ちょいちょい~、ちょいちょい~♪
    木枯さん、受け入れと適応が早い。
    パビプペパビプペパビプペポ~、うちの女房にゃ髭がある♪を後年作曲する方です。