裕一がレコードデビュー / エール 第45回

2020年5月29日(金)第9週「東京恋物語」

あらすじ

『福島行進曲』のレコード発売を祝うパーティーを喫茶バンブーで開くことになりました。音は希穂子をそのパーティーに招待しようとカフェーに足を運びました。そして希穂子に、鉄男の詞がレコード化されることを祝福して欲しいと頼みました。

しかし、希穂子は音の頼みを聞き入れませんでした。希穂子は鉄男が勤めている新聞社の社長との間で、鉄男とは二度と会わないと約束をしていました。そのため、鉄男とは会うことができないのだと希穂子は音に告げました。

しかしその日の夜、希穂子はバンブーにやってきました。そして祝いの言葉だけ告げると去って行きました。数日後、音楽学校で記念公演の主役を決める最終選考が行われました。音は希穂子の気持ちを思い出しながら歌い、審査員の心を動かしました。

音は最終選考で勝ち残り主役の座を射止めることができました。一方、鉄男は福島に戻り、新聞社の仕事をこなす日々が再び始まりました。同じころ、鉄男に対して結婚することを告げた希穂子はどこかへと旅立ってゆくのでした。

<<前回44回 | 次回46回>>

第9週 | 第10週
第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週

Sponsored Link

復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵

男くんの為についた優しい嘘(魁光さん:45回)
切なすぎる優しい嘘でした。思い出すだけで泣けてきます。(涙)

最後に希穂子さんももちろん救われないといけない1人です(魁光さん:45回)
大将が藤堂先生のお墓参りをする頃には希穂子ちゃんは救われていて欲しいです。

最後には相手の気持ちを尊重した別れの切なさ(知らんけどさん:45回)
相手を愛するが故に別れを選ぶ。本当に切なすぎです。

作家を目指す梅ちゃんには刺激が強すぎる一週間(丹善人さん:45回)
強すぎる刺激を消化すれば創作意欲の原動力になるかもですね。

もしかしてパリでの悲しいいきさつが音ちゃんの歌でよみがえった(たいとうみほさん:45回)
パリの日々を思い出しているに違いない。ブログ主もそう思いながら環先生の表情に注目していました。

バンブーでのパーティーのシーンは相当凝った撮り方をしているのが解ります(還暦のたつおさん:45回)
そこまで気がつきませんでした。バンブーでの場面では壁面に飾ってある絵皿がいつも気になり、そちらに気を取られてます。(アンティーク絵皿が好きなのです)

強い者が勝つのでなはなく勝った者が強えぇ!(知らんけどさん:45回)
茂兵衛さんの「結果がすべてだ」に通じますね。

予習レビュー

今週のもともとのサブタイトルは「福島行進曲」でした。

「福島行進曲」とはリアル裕一くんのレコードデビュー曲です。今週は裕一くんの作曲家デビューがテーマの週のはずでした。

しかし、事前に発表されていたストーリーを読むかぎり、裕一くんのレコードデビューよりも鉄男くんの悲恋の方がインパクトが強かった。

音ちゃんが演じる『椿姫』のプリマドンナの悲恋を巧みに取り入れながら描かれることで、鉄男くんの悲恋は際立つものになっていました。

そうしたら案の定というか、今週のサブタイトルは鉄男くんの悲恋をあらわすものに。

鉄男くんと、鉄男くんのかつての恋人・希穂子ちゃんの切ない恋物語が今週のメインテーマになってしまいました。

ところで鉄男くんと希穂子ちゃんの悲恋は、悲恋のままで一週間の物語が終わります。

願わくば、鉄男くんの希穂子ちゃんの悲恋が、最後にはハッピーエンドで終わることができますように。

感想

神回:大将と希穂子ちゃんの別れ

ブログ主にとって今回は「神回」でした。

大将は希穂子ちゃんに言いました。たまに嘘をつくことがある。ただしその嘘は、相手のことを思っての嘘なのだと。

希穂子ちゃんが結婚が決まったというのはきっと嘘なのでしょう。そして、大将もそのことがわかっていたかと思います。

しかし大将は男です。それは嘘だろうとは口が避けても言わなかった。

そんな気持ちのすれ違いと思いやりを目の当たりにした音ちゃんは、二人の気持ちを思い出しながら『椿姫』の悲恋を歌い上げました。

音ちゃんの歌う『椿姫』を挿入曲として使いながら描かれる大将と希穂子ちゃんの別れが切なく美しい。

そして、一人立ち去ってゆく希穂子ちゃんの後ろ姿に泣かされました。

いつの日か大将と希穂子ちゃんが再会を果たすことができますように。

コメントへの返信 by 朝蔵

全朝ドラファンの誰からも文句が出ない、来年春に清原果耶ちゃんの登場。(丹善人さん:43回)
清原果耶ちゃん、すでにその実力は2つの朝ドラで証明済みです。期待しかないですね。本作が放送される頃は日常が戻った状態で心から安心して鑑賞したいです。

担当の安達奈緒子女史、社会派を得意(偽君子さん:全作品リスト)
社会派が得意な方が描く、東日本大震災後の平成の女性の生き様を描くストーリー。こう書いただけでリアリティーを追求した作品に仕上がることが予想できますね。

次々回作で清原果耶ちゃんが演じるヒロインは「気象予報士」の道を行く女性なんですかね(よるは去ったさん:43回)
気象予報士の職業を経て故郷に戻り、故郷を再生する道を歩むみたいです。後半から職業が変わるかもしれません。

カフェのママ役の黒沢あすかさんですが、どっかで見た顔だと思ったら園子温監督の「ヒミズ」でヒロインの二階堂ふみを虐待する母親(還暦のたつおさん:43回)
園子温監督作品に2回も出演されているんですか!?しかも、いかにも園子温監督作品らしいエグい役ばかり。朝からすごい女優さんを起用しましたね。

「強欲上等」(魁光さん:44回)
強欲とは別の言い方をすると生きる力が強いということですから、「強欲」と言われたことは、これから激動の時代を生き抜くフラグなのかもしれませんね。

遂に裕一の鉄男君の呼び方が大将から鉄男に変わりました(魁光さん:44回)
そこを見落としていました。作詞家の道の最初の一歩を踏み出したことで、裕一くんの鉄男くんに対する見方が大きく変わったんでしょうね。

いやあ、結婚していることを秘密にしていたわけでもないんだろうけど、そうかあ、言ってなかったかあ(オペラ座の怪人さん:44回)
入学した頃、自己紹介のときに「古山」姓を名乗ることに音ちゃんは喜びを全開させ、級友たちはそんな音ちゃんに違和感を感じていました。でもそこでおしまい。

たしかに、結婚している事実までは知らせていませんね。音楽学校で音ちゃんが既婚者であることを知っているのはもしかすると久志くんくらいでしょうか。

音ちゃん的にはまさか「椿姫」のヴィオレッタをリアル(?)に見てしまうなんて予想外(よるは去ったさん:44回)
希穂子ちゃんが口にした「あなたが重荷になったから」発言の、その裏側にある希穂子ちゃんの本心を知ったとき。音ちゃんは男女の恋愛の機敏を初めて深く理解することになりそうですね。

吟「強欲上等・・・・・・・。」いやあ、いい御姉様ですね。(よるは去ったさん:44回)
吟ちゃんといい音ちゃんといい、あと数年で迎える激動の時代をたくましく生き抜いていきそうですね。

山田麗さんの歌声、今回初めて聴きました(名乗る程のものではございませんさん:44回)
ブログ主も初めて聴きました。山田麗さんの歌声を。

山田麗さんが演じた歌手の実在モデルの方は幼少の頃から美声の持ち主だったようで、史実に忠実なキャスティングになったかと思います。

秘書は廿日市より知識があるかも(アーモンドさん:44回)
秘書はなかなか頭の切れそうな女性なので、廿日市さんが今のポジションにいられるのは秘書の女性の支えがあってこそなのかもしれません。

「おかえりモネ」の主題歌を新しい地図が歌うのではとリアルに予想しています(魁光さん:44回)
素敵な曲をお知らせいただきありがとうございます。『雨上がりのステップ』。まさに朝ドラの主題歌にピッタリな爽やかな曲ですね。

また、もし来年に東京オリンピックが開催できれば、そのオリンピックは「世界の雨上がり」の象徴みたいなもの。時代を象徴する曲になるかもしれません。

https://youtu.be/n_GExOcP-mU

音楽の研鑽に打ち込んでろくに友達も作らなかった千鶴子さんには恐らくない、音ちゃんの強みです(たいとうみほさん:44回)
音楽の外を知らないことが原因になっていつか千鶴子ちゃんは大きなつまづきを経験することになるかもしれませんね。

千鶴子ちゃんの実在モデルは非業の死を遂げているので、ドラマの中では音楽のこと以外知らないことで大きな挫折を経験し・・・なんていう悲劇を想像しています。

他のお友達は音ちゃんが既婚者であることを知っているとばかり思ってました(あさのあさみさん:44回)
ブログ主も、いつも音ちゃんと一緒に行動しているらしいご友人は音ちゃんが既婚者であることを知っているものとばかり思ってました。

音ちゃんが既婚者である事実よりも早くカフェーで働いていることを知ったわけですね。ご友人たちは。(笑)

音ちゃんを強欲だと責めたてる千鶴子さんの声に、教室の陰で環先生は何を思ったのでしょう(たいとうみほさん:44回)
文学作品というのは強欲と強欲の衝突から発生したドラマを描いているわけですから、強欲を拒絶していて文学作品の中の人物を演じるのは限界があるかもしれませんね。

はっきり振られた鉄男君。あと一日で挽回できるのか(丹善人さん:44回)
このコメントが投稿される頃にはすでに鉄男くんと希穂子ちゃんの恋物語の結末は判明しているものと思われますが、最後は幸福に結ばれてほしいものです。

朝ドラの多作品出演の東の雄は,大島蓉子さん(文月さん:44回)
そんなに出演されてるんですか!?(驚)

ブログ主は『梅ちゃん先生』を再放送で観たのと『とと姉ちゃん』をリアルタイムで観ただけなので、自分の中に出演回数が多い女優さんというイメージがありませんでした。

台詞なしでも録音技師としてそこにいるだけで「裕一くん、やっとここまでたどり着いた」という印象が残りました(名乗る程のものではございませんさん:44回)
桜木健一さんの存在感はすごいものがありますね。平均レベルの役者さんがあの登場の仕方をしたらエキストラにしか見えないかもしれません。

三波春夫さんの真意は違うようです(よしけんさん:44回)
はい。オリジナルの「お客様は神様」の意味するところは、実をいうとかなりよく理解しているつもりです。そんな話を人にすることがよくありますので。

ただオリジナルから離れて慣用表現に近くなった「お客様は神様」は、勘違いした客を増長させるだけになってしまっていて残念です。そういう意味での「迷信」です。

「私って強欲?」「今頃気づいたの!」(丹善人さん:44回)
浜松時代に大好物のアジフライを音ちゃんにかすめ取られてしまったことを吟ちゃんは覚えているのかもしれません。(笑)

秘書のあかねにも弱いんですね(文月さん:45回)
彼女に判断の相談をしたところがうまく行った。そんな経験を繰り返しているのかもしれません。廿日市さんは。

現代の曲は難しく過ぎて、何度聞いても覚えられない(丹善人さん:45回)
ブログ主も現代の曲は「リスニング」ができません。外国語を聞いているみたいだと思うこともしばしばです。

この夫婦って家事分担している?(還暦のたつおさん:44回)
結婚したばかりのころ。八丁味噌攻撃にあった裕一くんが納豆で反撃に出ましたが、あの納豆は裕一くんが買ってきたものと思われます。

どうやら買い物をしていたらしい裕一くん。あのころから家事分担が始まっていたのかもしれません。

<<前回44回 | 次回46回>>

第9週 | 第10週
第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 知らんけど より:

    強い者が勝つのでなはなく勝った者が強えぇ!

    真理と言い切っていいぐらいの当たり前のことが分からない人が多いんだね、「千鶴子さんの方が実力上なのに、絶対におかしい」等とアンチコメントする方には、いろんな意味でセンスないね

  2. 還暦のたつお より:

    改めて見ると、バンブーでのパーティーのシーンは相当凝った撮り方をしているのが解ります。超ローアングルから登場人物全員をフルショットで捉えたかと思うと、登場人物の言動に合わせて、細かくカットを割っていき、鉄男君と希穂子さんの別れ話のシーンでは二人のバストショットの切り返し。ラストはバンブーにいる全員を、室内シーンにしては珍しいくらいの高さから俯瞰で映します。また最終選考のシーンでは、千鶴子さんを同じく俯瞰で撮っているため、具体的な説明がなくても千鶴子さんが音ちゃんに敗北した事がわかるようになっています。普通、スタジオ撮りのテレビドラマで、高低差を使ったケースは皆無ではないにせよ、かなり珍しいので取り上げて見ました。

  3. たいとうみほ より:

     歌を聴いている時の聞き手の表情が、今日は印象深く思いました。まずは「福島行進曲」に耳を傾ける希穂子さん。実際に大将との日々が幸せだった頃、仕事が非番の時に福ビル近くで待ち合わせで、心待ちにしつつおしろい叩いたり眉書いたりしてたのかな。ほんのつかの間でも、大将と人生の幾ばくかを共にすることができた、自分の人生の最高の時だった。歌を聞いて希穂子さんは心からそう思ったんじゃないか。だからこそ万感の思いで「ありがとう、楽しかった」と大将に告げて去っていった。
     一方オーディションでの環先生、私には、目をつぶって何か考え深げな様が、もしかしてパリでの悲しいいきさつが音ちゃんの歌でよみがえった、きちんと締めた蓋がふと外れたんじゃないか、と思えました。椿姫も舞台はパリですし。自分の意志で別れを選んだのは椿姫に幾ばくか通じる。歌手になりたいから足手まといの男など用はない、という別れ方ではなかったのでしょう。このまま2人でいては、この人だってきっと駄目になる、と思ったから。希穂子さんの思いにも多少は通じるものがあるでしょう。沈痛の思いで、いつか必ずこの人の絵が評価される時が来て欲しいと、思いながら。

  4. 丹善人 より:

    人間万事塞翁が馬。
    感情がこもっていないのダメ出しの結果、カフェ勤めで鉄男が元恋人と再会。
    しかし悲恋の別れとなって、恋愛の機微を知って主役に選ばれる。
    で、夫婦で歓喜、喜び合った結果妊娠して主役辞退。
    波が激しすぎますね。
    作家を目指す梅ちゃんには刺激が強すぎる一週間でしょうか。

  5. 知らんけど より:

    カフェの名前がパピヨンだったのは映画へのオマージュなのか?
    最終選考の曲ってどことなく映画『パピヨン』のテーマ曲に似ているんだよね、音楽あまり詳しくない私個人の感覚だけど
    初冬と真夏、男女と男同士の違いはあれ最後には相手の気持ちを尊重した別れの切なさは同じだわ

  6. 魁光 より:

    鉄男くん「なんで俺ばっかりってひねくれて世の中恨んでた」

    この朝ドラの裏テーマは「切ない境遇とその救済」ですね。
    裕一、浩二、鉄男くん、久志。

    皆、自身の境遇を嘆き世の中や他人を恨んでいた人たちです。
    そして全員周りからのエールと愛で立ち直り、苦しみから救われています。

    裕一は音ちゃんが。浩二は三郎さんが。鉄男くんは希穂子さんが。久志は新しいお母さんが。

    そして恐らく千鶴子さんも。
    千鶴子さんも「全てを犠牲して」と発言していることから今の状況は本意ではないのは誰の目から見ても明らかです。見ていて痛々し過ぎます。

    最後に希穂子さんももちろん救われないといけない1人です。

    これから戦争からの敗戦で世の中が暗くなるでしょう。
    この裏テーマがより注目されることになるはずです。

  7. 魁光 より:

    希穂子さん…。皆分かってますよ。
    鉄男くんの為についた優しい嘘だということを。

    嫁ぎ先が裕福でましてや結婚が決まっている身であれば、カフェーで働くこと自体が矛盾しているんで…。

  8. アーモンド より:

    早いですが、今年流行語大賞は「エール」でしょうか。医療関係者にエールを送るとかよく言っているし、「コロナ」や「ウイルス」などコロナ関連は、マイナスイメージですし。

  9. 名乗る程のものではございません より:

    ストイックと闘魂を極端に併せもつ千鶴子さんに『巨人の星』星飛雄馬が被る、音ちゃんの歌う姿を見て負けを悟るシーンは甲子園の決勝で敗れ「あぁ、巨人の星が遠ざかる」と絶望を込めて呟いた星飛雄馬の姿を思いだしました。飛雄馬もリアル千鶴子さんもその後プロになりますが、一見栄光への階段を昇っているように見えて実はゆっくり破滅へと向かっていることも併せて・・・。 

  10. boxster981 より:

    本編投稿してビックリ、ここはモネのページか!?みんな清原果耶が好きなんですね。(笑)
    そうか進学しないのか、長期間よく押さえられたなというのが本音。螢草の菜々、良かったです。

    週間サマリーに戻り、双浦環の重要性。あなたは何を伝えたいの。
    椿姫が下敷きだから希穂子が噓をついて別れるという筋書の予想がつく。
    しかしこのスタッフなら大逆転もあるかな?と最後まで引きずって観てしまう。
    千鶴子「音は強欲、負ける訳にはいかない。」強欲というか原始人のように天然なんじゃぁ!?
    何故か初回シーン、フラッシュバック。技巧、洗練の千鶴子vs天然、情感の音。
    テツの詩に裕一の作曲。福島行進曲、初のレコード化。バンブーで希穂子にも聴かせました。
    音はカフェーでの修行が生きて最終審査合格。合格時まるでライバルをみるような環の眼は本編より弱かった。一方千鶴子は完敗で顔も上げない。
    恋物語に逆転はなく噓の結婚話で希穂子が身を引いて終了、でもこれがさらに伏線かもしれないのがこのドラマの油断ならない点。期待しないでスピンオフ待ちましょう。
    で、次回は先週の伏線回収で、音妊娠してハムレット状態か。

  11. boxster981 より:

    今日の第一印象。冒頭双浦環の千鶴子をみる目には穏やかな優しさがあった。しかし最終審査後の音をみる眼には称賛よりライバル千鶴子の眼に似た嫉妬心のような厳しさが伺えた。来週以降、音との関係で双浦環の重要性を彷彿とさせる。裕一の初レコードはテツと希穂子を最後に引き合わせるだけの小ネタになってしまう。
    椿姫が下敷きだから希穂子が噓をついて別れるという筋書の予想はつく。しかしこのスタッフなら大逆転もあるかな?と最後まで引きずって観てしまう。
    演出はややサービス過剰か?バンブー小劇場は驚いたがテツと希穂子の恋物語に必要な舞台回し。しかもその恋物語が音の成長に必要な心のプロセスという重層構造だから複雑だ。視聴者はまずドラマで希穂子に感情移入し、その希穂子の心情を想って詠唱する音に感動し、環の最後の表情に来たるべき不安を覚える。
    今日の一気見。よって瞳の演技に注目。音の二次審査で環の眼に戸惑いが漂う。環が音に「あなたの歌には惹かれるものが無かった。何を伝えたいの。」というシーン、実は各回の冒頭に2度繰り返され厳しい表情が刷り込まれる。だから音が見事に歌い終えた時、喜ぶのかと思いきや最初に述べた厳しさだ。
    希穂子がテツとカフェーで出会うシーンのお互いのフリーズした眼。料亭の回想シーンの優しさと恥じらいの混ざった眼。冬(早春か?)のデートでの温もりと信頼の笑顔。社長の縁談を廊下で聞いた後の悲しさ。社長から身を引くように言われたときのやるせなさ。その事実を音に語る時の強さ。テツに「うそつくことも知っている」と言われたときの動揺と涙。そして音のアリアをバックに噓の別れを告げる。控えめな希穂子も役者だ。結局ネタの椿姫のように別れてしまうがスピンオフもありかなと思わせる終わり方だ。
    音はなつぞらのすずちゃんと比較されるが、眼の演技力に大きな違いが見られる。 ‎広瀬すずは振れ幅が小さかった。一方二階堂ふみは過去の出演作品を超える冒険をしている。個性もあるが演出サイドも思い切って新しい魅力を引き出そうとしているようだ。

  12. 還暦のたつお より:

    入山さん。ネットで「ニッポンノワール」に出ていたって書いてありましたが、あの時の入山さんの役は、物語が始まる前には、既に殺害されていて,回想シーンしか登場しないという酷い扱いでした。因みに,この「ニッポンノワール」、「SPEC」から超能力ネタを抜いたような怪作で、北村一輝、井浦新、工藤阿須賀など朝ドラ関係者も出演していました。入山さんは木村多江さんに代わって,薄幸の美女枠を独占しそうです。

  13. つい しょうこ より:

    音ちゃんが歌い終わった時の、「何でこんなに進化してるの?」いう声が聞こえそうな千鶴子さんの表情が印象に残りました。

    さて、鉄男君と希穂子ちゃんですが、今二人の間にある諸々のしがらみとか格差などの弊害が、戦後の復興と共に消滅してしまった頃に、再会して結ばれるのではないかな、というのが私の予想です。

  14. 名乗る程のものではございません より:

    立ち去る希穂子さん、振り返った時に背後から汽笛の音。『ちりとてちん』の喜代美ちゃんとお母ちゃん、『あまちゃん』のアキちゃんと夏さん、『とと姉ちゃん』の常子さんと星野さんの別れのシーンを思いだしました。朝ドラでは列車を使った別れのシーンを描くのがホント上手い。

  15. 浦まんた より:

    主さま、多分初コメントですが、ROM歴は長いです(笑)。
    今週もまた素晴らしい一週間でしたが、分けても今日のラストシーンは、水彩画のような淡麗な味わいでしたね、驚きました。

    ネットで検索すると、入山法子さんの演技は竹久夢二の美人画ようだと話題になっていて、それにはもちろんまったく異論がないのですが、加えてあの雰囲気を想像した制作陣には脱帽です。宣材写真の彼女は、スラリとした現代的な美人にしか見えなくて、和服、あの境遇、あの寂しい笑顔をどうやって思いついたのか、キャスティング側の眼力に感嘆しました。

    このドラマ、5日制でやや物足りない気持ちもありましたが、演出のテンポ感もよく、また脇を固めるのが安心して見られる俳優ばかりですよね。番組を見たあとここに来て様々な解釈や感想を目にするのは、まるで「バンブー」に集ったドラマ好きの常連さんと駄弁るような楽しい気分になります。

  16. さや より:

    今日の「あさイチ」のゲストが中村蒼さんでした。共演者の山崎さんも窪田さんも今日の希穂子さんに対する告白の演技が一番好きだと言ってました(*^^*) 美男美女同士、いつかは……なんて期待しちゃダメなんですかね……?

  17. 魁光 より:

    希穂子さんの件で気になるのが、OPの役名クレジットに名字がなかったことです。
    その場限りの登場で名字を省いて簡略化したのか?将来的に鉄男と結婚して初めて名字が付くという伏線なのか?
    謎は深まる限りです…。

  18. 丹善人 より:

    場所違いですが、

    さっき公式本のあらすじを読んでいたら、喫茶店マスター夫妻が
    つきあうきっかけを作ったのが、少年時代の佐藤久志少年だったそうです。
    ですから、マスター夫妻は顔は覚えていなくても、佐藤久志という名前に
    心当たりがあったはずのようです。

  19. 丹善人 より:

    希穂子さん、またまた身を退いてしまいました。願わくば再登場を。
    裕一が実家を捨てて上京したように、鉄男君も現在の恵まれた状況を
    捨てて上京するんですよね。社長さんがどんな顔をするのやら。
    ここで社長の娘がすべてを捨てて追いかけてきたなら、また別の物語に
    なるんでしょうが。

  20. たいとうみほ より:

    バンブーで出されたはちみつショウガ紅茶。そういえば豊橋のコンサートで音ちゃんは練習しすぎで声が出なくなり、裕一君が持ってきたネギはさすがに食べられなくて、多分はちみつを飲んでいたようです。千鶴子さんももしや音ちゃんに対抗心を燃やすあまり、練習のし過ぎで声が潰れたのかもしれませんね。いくら普段の実力がダントツでも本番に発揮できなければ何もなりませんから。そして後に八丁味噌だ納豆だ「鼻につく」だの言われまくる、ずっとその前に、ネギに閉口する音ちゃんがいたんだっけと。これが敢えてか偶然か笑ってしまいます。

  21. たいとうみほ より:

    「見込みがあるから叱られる」と、音ちゃんに対してママと希穂子さんが諭していましたが、今週の冒頭で、音ちゃんがいきなり環先生に厳しく駄目だしされた事につながるかもしれません。今のままでは音ちゃんはまだまだだが、本人が至らぬ部分を克服すれば伸びしろはある、それは最終選考までに備える事が可能かもしれない。あの時点でそう思われたという事を、後日ママの言葉で暗示したかのようです。

  22. 名乗る程のものではございません より:

    昔の医療費は自由診療、医師の判断で診察費が決められていたこと、薬品費用も国で薬価が決められていたのではなく製薬会社が設定されていたから長期療養が必要になる結核等の疾患は莫大な医療費が必要なのはいろんな物語で描かれていますね。希穂子さんの父親がまだ療養中なのは最後の台詞で語られていましたね、受け取ったお金でも治らなかったみたいですね、最後の嘘は鉄男くんに重荷をかけたないためという最後の愛なのでしょうね。因みに国民皆保険制度が出来るのは約30年後の1961年、モスラが東京タワーに繭を作る頃になります。

  23. 魁光 より:

    もし希穂子さんが父の医療費として貰ったお金が手付かずであれば、全額そのまま返してなかったことにできるという希望が残りますが…。
    もう使ってしまったのなら後戻りは出来ないでしょうね。

  24. 魁光 より:

    この物語を通して裕一と音ちゃんは苦労しながら壁を乗り越えていきました。
    次は鉄男くんと希穂子さんが「椿姫」の壁を乗り越える番が来ました。
    それがいつになるか、結婚して報われる形になるのか?
    それはまだまだ先にならないとわからないですが、スッキリ解決してくれたらと願っています。

  25. よるは去った より:

     久志「コロンブスレコードはいずれ後悔するだろうけど・・・・・・・・。」

     何か私的にはニクメないですね、

  26. オペラ座の怪人 より:

    きほこちゃん(でしたっけ?)が
    新聞社の社長さん(でしたっけ?)から、
    金はもらうわ、
    願いは聞き入れないわ、では、いかん、と思ったら、
    さすがにそれはなかったですなあ。

    しかし、結婚が決まった、というのは、本当かしら?
    うそなんでしょうなあ?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    音も、千鶴子に勝って、良かったね。
    千鶴子も、戦う前に、音に圧倒されていたっぽいけど。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    それにしても、バンブーは良いお店だ!
    怪しげな過去を吹聴するマダムと
    マダムに翻弄されながらも誠実なマスター。
    バンブーに行きたいよお!

    (⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)

    おしまい

  27. よるは去った より:

    鉄男「俺と一緒に生きてくれないか・・・・・・・。」

    希穂子「私・・・・・結婚が決まったんです・・・・・。」

     恐らくは「真実」でないでしょうし、鉄男君もわかっているのかも知れないけど。
     リアルに「椿姫」の話を見せられちゃいましたね、音ちゃん。
     その結果、めでたく〇印ですか。

     千鶴子さんも音ちゃんの最終選考の歌を聴いていた時点でどこか敗北感を通り越して隠せないでいるように感じられました。

  28. 丹善人 より:

    歌謡曲というのは一度聞いたら即歌えるというのが基本。
    以前に廿日市さんが、こんな高さで歌えるわけがないと
    酷評しましたとおり、覚えやすくて上がり下がりが少なくて、
    単純な曲でないとレコードにはできないもの。
    現代の曲は難しく過ぎて、何度聞いても覚えられない
    歌えない曲がけっこう多くて、昔だったら絶対にボツに
    なってるだろう曲のなんと多いことか。

  29. 文月 より:

    廿日市さん,強面かとも思っていましたが,小山田のような強い人に対峙して強いものに巻かれる類の人と思っていましたが,秘書のあかねにも弱いんですね。
    まさか,あんなにもあっさりレコードプレスに同意するとは思いませんでした。
    もうすこし,渋るのかなとおもってました。