音の妊娠への周囲の反応 / エール 第49回

2020年6月4日(木)第10週「響きあう夢」

あらすじ

音が妊娠していることが判明しました。裕一が喜ぶその一方で、音はある決意を固めていました。子育てしながら通学することはできない。だから音楽学校を退学しなければならないが、記念公演の『椿姫』だけはやり抜こう、と。

共演者や演出家に自分が妊娠した事実を告げた音は、稽古を続けると宣言しました。そして、自分に気づかう必要はないと周囲に告げました。しかし『椿姫』の稽古を一緒に続ける者たちは困惑を隠し切れません。

そんな中、千鶴子が音に言いました。自分は大丈夫だと思っても、周りの者たちのことを考えよ、と。姉の吟も音が妊娠しながら通学することを案じていました。そんな周囲からの忠告で音はいら立つようになっていました。

周囲からのプレッシャーで不機嫌になる音に対して、さらに双環が音に厳しく迫りました。子供が生まれた後、子供や家庭のことよりも音楽を最優先にするプロとしての覚悟はあるのかと。そんな中、音楽を続けたい気持ちを音は涙ながらに裕一に告げるのでした。

<<前回48回 | 次回50回>>

第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週

Sponsored Link

予習レビュー

音ちゃんが妊娠しました。

ところで、裕一くんが音ちゃんが結婚してから第一子出産や初のヒット作が出るまで、ドラマと史実とで時系列に違いが生じています。

そこで、音ちゃんの妊娠を機に、二人の結婚から第一子出産前後までのドラマと史実それぞれを整理してみました。

◆ドラマ
昭和5年3月:文通を開始
昭和5年7月:裕一が豊橋を訪問
昭和5年10月:音がコロンブスレコードを訪問
昭和5年11月:裕一と音の新婚生活が始まる
昭和6年4月:音が帝国音楽学校入学
昭和6年:早稲田大学応援歌『紺碧の空』
昭和7年春:初レコード『福島行進曲』でデビュー
昭和7年:『船頭可愛いや』双浦環が歌いようやくヒット
昭和7年9月:第一子「華(はな)」誕生

◆史実
昭和5年3月:文通を開始しほどなく結婚
昭和5年9月:上京しコロンビアレコードの専属作曲家に
昭和6年4月:リアル音が帝国音楽学校入学
昭和6年5月:初レコード『福島行進曲』でデビュー
昭和6年6月:早稲田大学応援歌『紺碧の空』
昭和7年:第一子誕生
昭和9年:第二子誕生
昭和9年:初のヒット作『利根の舟唄』
昭和10年:『船頭可愛や』が大ヒット

感想

妊娠判明後にまさかの重苦しい場面の連続

前回の音ちゃんの妊娠判明によって、今回は幸せいっぱいの回になると思いきや、いつになく重苦しい回になりました。

音ちゃんの妊娠を手放しで祝福したのは裕一くんと久志くんだけ。

その他の面々は祝福もしてくれるけれど、それ以上に身重でありながら通学を続けようとする音ちゃんのことが心配。

とりわけ吟ちゃんは姉として妹のことを真剣に案じるものの当の音ちゃんには、そんなお姉ちゃんの気持ちがわからない。

妊娠によって気持ちが不安定になりいら立つ音ちゃんを、周囲の気遣いがますますいらだたせせる。

ドラマの中の登場人物がいら立つ場面がとっても苦手なブログ主にとって、今回はつらいものとなりました。

パパになる裕一くんの姿をもう少したっぷりと見せて欲しかったです。

そんな状況下、音ちゃんが裕一くんに自分の気持ちを訴えました。夫として、父として。裕一くんが音ちゃんの気持ちをどう受け止めるのか。

次回の裕一くんの描写に期待がふくらみます。

コメントへの返信 by 朝蔵

私的には小学校の国語の教科書で山田耕筰先生の伝記を学んでいるので共感的(よるは去ったさん:48回)
ブログ主も小学生時代に山田耕筰先生の伝記を読んだことだけは記憶にあるのですが、その内容の記憶がほぼすべて消えてしまっています。(汗)

カバーやリバイバルが売れる(アーモンドさん:48回)
曲そのものよりも誰が歌うかが重要なんでしょうね。余談ですがブログ主は、双浦環の歌よりも下駄屋の娘の歌の方が好きです。

今度ばかりはこの人に共感しました(よるは去ったさん:48回)
廿日市さんも廿日市さんなりに一所懸命に仕事をしてるんだということがよくわかる場面でした。

世代交代を怖がる小山田先生の心情はさらに穏やかじゃない(魁光さん:48回)
ただでさえ小山田先生は、早稲田大学応援歌で第一応援歌の座を裕一くんに奪われていますからね。脅威をかなりリアルに感じているはずです。

下駄屋の娘さんは何も悪くないよね(ゆきこさん:48回)
ブログ主としては下駄屋の娘・藤丸ちゃんの歌声の方が透明感があって好きです。

権威のある方々の後押しがなければ新しい才能が世に出にくかった時代(名乗る程のものではございませんさん:48回)
裕一くんの国際作曲コンクールの受賞歴はある意味で権威者の後押しですが、赤レーベルではその権威が通じない世界だからつらいですね。

環さんが西洋音楽の歌手だからって、なんで、青レーベルなのかしら?(オペラ座の怪人さん:48回)
赤と青の柔軟性がまるでない形骸化したルール。小山田先生は、このルールの中に裕一くんを封じ込めたわけですね。

今後は廿日市さん自身の成長物語も見られるのでしょうか?(魁光さん:48回)
廿日市さん、本当にいい仕事しましたね。長いものに巻かれる主義の廿日市さんですが、双浦環という長いものに巻かれなくても社内では出世できる。にもかかわらず、まさかの決断。さらにいい仕事をするところを見せて欲しいです。

かなり重要な役になるでしょうね(よるは去ったさん:47回)
録音技師の小山さん、これから重要な役になるような気がしています。存在感が日増しに大きくなってきていますから。

環いや柴崎コウの歌声、感動しました(アーモンドさん:48回)
良い曲を世の中に人に知ってもらいたい。自分が歌えばそれができる。そう考えて自分で歌うと言い出した環さん。粋でした。

https://president.jp/articles/amp/30560?page=1(魁光さん:48回)
興味深い記事をお知らせくださりありがとうございます。手塚治虫さんが嫉妬に苦しみ続けていたなんて初めて知りました。

おそらくはこの回で志村けんさんの出番は終わりでしょうか(丹善人さん:48回)
志村けんさんが登場するはずだった場面は、この先の展開の中で用意されていたのかもしれません。でも撮影できないままこれがおしまいでしょうね。

久志の藤丸に対する壁ドンの唇がふれそうになる危うさ!(アーモンドさん:48回)
音楽学校の女子生徒たちがあの場面を目撃したら、藤丸ちゃんは嫉妬の対象となって大変なことになったことでしょう。

双浦環の堂々たる貫禄の前に、妙に小物化して見えた小山田先生でした(ずんこさん:48回)
環さんはプッチーニはじめ世界的な大作曲家の中で磨かれてきたキャリアを持つだけに、極東の島国の作曲家は「変なおじさん」にしか見えないのかもしれません。(笑)

おでんは煮込んだらダメなんですよ(名乗る程のものではございませんさん:48回)
台湾のコンビニでおでんが「関東煮」という大阪風の呼び名で販売されています。温度管理が雑らしく、煮込んでいませんが煮詰まっていてあまり美味しくない、というのが正直な感想です。

裕一くんはそれなりに辛酸をなめたんですよね(偽君子さん:53回)
浩二くんは強い思い込みの中にいますから、裕一くんのありのままの姿を受け入れることは難しいでしょうね。

「東村山音頭」だって、志村けんさん以外が歌ったら絶対ヒットしなかっただろうなあと思いました(たいとうみほさん:48回)
東村山というあまりにもマイナーな地名でありながら、あそこまで大ヒット曲にしてしまったのは志村けんさんの力以外の何者でもないですね。

廿日市の、ポスターにまで願掛けするかのようなその姿、笑えるけど笑えん、胃が痛いよ~(笑)(ヤジウマン157号さん:48回)
社長の意向に逆らってまで決断した環さんの起用。失敗したら裕一くんだけでなくご自分のクビも飛びかねないですからね。廿日市さんも必死だったんでしょう。

「舞台に穴を開けては駄目だ、他の人が迷惑する」(たいとうみほさん:48回)
豊橋の教会で環さんが音ちゃんに告げたこの言葉。すっかり忘れていました。音ちゃんがこれから直面する試練のフラグだったわけですね。

あの「桜木健一さん」じゃないですか(まことさん:48回)
そうなんです!大御所が地味に出演し続けているんです。裕一くんはようやく売れっ子になったので録音場面も増え、桜木健一さんの出番も増えるのではないでしょうか。

新橋花街は,銀座六丁目~八丁目が中心(hudukiさん:48回)
やっぱりあのあたりが「新橋花街」の名残りなんですね。新橋というと「サラリーマンの聖地」と呼ばれるように華やかさに欠けるので、新橋と花街がつながりませんでした。

なつぞらハードモード(魁光さん:49回)
『なつぞら』でもありましたね。妊娠で仕事に支障が出る場面が。音ちゃんの場合は、代替がきかないジャンルなのでつらいところですね。

朝ドラは本職のミュージカル俳優さんがたくさん出演されていますね(にゃんこさん:48回)
ミュージカル俳優さんがこれだけ出演しているのだから、『てるてる家族』みたいにミュージカルに振り切ってもらいたいなとも思います。

コロンブスレコードを首になったりしたら、ただの人なっちゃう廿日市(還暦のたつおさん:48回)
敏腕プロデューサーとして他のレコード会社が拾ってくれることはなさそうですね、廿日市さん。

すみません。打ち間違いました(還暦のたつおさん:48回)
修正しました。

福島、川俣メンバー再登場(masm580さん:52回)
はい。なつかしい人たちが画面の中に戻ってきます。

家族が一番大変(masm580さん:52回)
家族が再生する物語に泣かされそうな一週間になる予感いっぱいです。

ナイチンゲールは喜んで自ら血を吐いてみせる(つい しょうこさん:49回)
創作のためには家族を生贄のようにすることさえ厭わない狂気の作家を描いた芥川龍之介の小説があったと記憶していますが、それに通じる言葉ですね。

久志と環のは、有言実行でしたね(アーモンドさん:48回)
とりわけ環さんの行動力には驚かされました。自分で歌いたいと言い出した次の瞬間には、自分の希望の最大の障害の排除にまで動き出すその行動力。素晴らしいです。

<<前回48回 | 次回50回>>

第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. アーモンド より:

    今回音が主役に抜擢されたのに、妊娠のため降板したのと、以前裕一がハーモニカクラブの会長に抜擢されたのに、養子になって銀行を継ぐため、ハーモニカクラブを退団したのと状況が似てますね。
    また、不利な状況から、音はオーディションで演劇の主役に逆転で選ばれたのと、裕一は投票によるハーモニカクラブの演奏会の曲の作曲が逆転で選ばれたのも似てますね。

  2. アーモンド より:

    学校の「劇団」の皆に妊娠を明かし、舞台と妊娠の両立に苦悩する音。一方玩具屋でもするのかというほどのたくさん玩具を集めて気が早い裕一。険悪な雰囲気になる夫妻。音は「劇団」員とも微妙な雰囲気に。体調崩しがちになり、いよいよピンチに。

  3. 名乗る程のものではございません より:

    丹善人さん、私も『地獄変』だと思います、ただし映画は見ていません。「役に関してですが、気難しい絵師の父親に育てられ奉公先の大殿に手込めにされ最後は父親の前で牛車中に縛られた状態で火をつけられますが父親は見てるだけです」よくぞ当時のトップアイドルの事務所がオファー受けたなと思いますね。火をつけろと指示をだす錦之助さんは『柳生一族の陰謀』のラストみたいな感じなんでしょうかね?映画版、見てみたいですね。

  4. 浦まんた より:

    今日の双浦環先生は、音に対して淡白に接しながらもプロの覚悟を問う二面性がありました。ですが私は好意的に解釈しています。今の音は身重で体調万全ではないから舞台に立てない。しかし出産して体調が戻れば、覚悟と努力は要るけれども舞台に戻りなさい。既婚者だから、母だから、音楽を諦める必要なんてないのよ、と。柴咲コウさんの凛とした美しさ、本当に双浦環のはまり役ですね。

    ところで48回魁光さんの手塚先生話に関連しますが、宮崎駿に対する嫉妬心は終生消えず、手塚先生は宮崎御大にほぼ言及していないそうです。自分の人生をかけた(しかし事業として失敗した)アニメを成功させた宮崎駿への狂おしい思い。でもそれって大家という座に安住せず、生涯いちプレイヤーとしてあがき続けたことの反映であり、私は決して嫌いじゃないエピソードです。

  5. 1013 より:

    「地方小唄が流行ってるから」「芸者に歌わせるのが流行ってるから」
    廿日市さん、流行の後追いをするんじゃなくて時には起こせよムーヴメント!!

  6. オペラ座の怪人 より:

    色々なご意見があるとは思いまふが、
    私としては、

    A案:音が主役を辞退する
    B案:事務方(?)が主役を降板させる

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    おしまい

  7. 偽君子 より:

    >いら立つ場面が苦手
    わかりますわかります。小生も同じですよ。やっぱり時代劇はともかく、現代劇だと、概してリアリティラインが高いから、すぐ感情移入するタイプの小生みたいなのはフィードバックが大きいんですよね。

  8. 還暦のたつお より:

    ショウ・マスト・ゴー・オン という言葉があります。これは、親が死のうが、子供が死のうが、その舞台にかかわる者は、必ず舞台の幕を開けなければならないという意味です。又、オペラにせよ。歌舞伎にせよ、舞台の主役たる者は、座長としての責任を負わなければなりません。座長は、舞台にかかわる裏方、わき役その他すべての事に気を配らないといけません。わき役やスタッフに心配をかけている時点
    で音ちゃんはその資格を失ったのではないでしょうか。

  9. たいとうみほ より:

    子供が死にそうでも舞台に立てるか、というのは、決して「子供を放っといて身勝手をしろ」という意味ではないと思います。自分が傍にいる以外の事は何でもしてやる。周囲にひどい母親とバッシングされても、後々子供に恨まれても受け入れる。もちろんそれを理由に子供をぐれさせてはいけない。そして客やスタッフの前で、私事の言い訳をしない。何より、子供を案じる気持ちに自分自身が舞台上で耐える。そこまでやり抜く覚悟があるのか、プロとはそこまでしなければいけないのだ、という覚悟を、環先生は音ちゃんに投げかけた、と考えています。

  10. 丹善人 より:

    家族を犠牲にする芥川龍之介の作品は「地獄変」ですね。
    狂気の場面を描写するために実の娘を牛車に乗せて火をつける絵師。
    内藤洋子出演で映画になりましたね。

  11. 名乗る程のものではございません より:

    時代に関してコメントしますね。音ちゃんを批判する台詞に「計画性がない」という言葉がないのは避妊方法が確立されていなかった以前に避妊という概念が希薄だったということがあります。「明るい家族計画」が約2年後に上市されますが、一般的に普及するのは戦中・戦後に掛けてになります。「偽妊娠薬」は開発すらされていません。それと「母体保護法」が通るのは戦後、この頃は自由診療で医師免許があればどの科の医師が中絶に携わってもよかったので、予後がかなり悪かったというケースも少なくなかったようです。(「病気ではない」ということで産婦人科も「母体保護法」以前は少なかったのでは?)加えて、鎖国が解除された明治時代からキリスト教が一般に普及されはじめことで堕胎は罪なことという風潮もありましたし、『マッサン』のキャサリンさんのように子供が出来なければ離縁ということが当たり前の時代に中絶というのは廓関連の領域に限られた時代だったということです。ですので、音ちゃんに「今回こどもはあきらめる」という選択肢が出てこないのは自然な反応だと思います。
    因みに、「母体保護法」には「高齢出産」という項目もありますが、これに関してはあの時代にカフェで喫煙者がひとりもいない不自然さと同様に来週放送ではスルーされることが予想されます。

  12. 丹善人 より:

    僕の父の葬式の日が勤めている中学校の卒業式の日とかぶって、
    祝賀演奏の指揮があるので葬式に出られない、舞台に穴が
    開けられない芸能人並みの状態になった事があります。
    まあ、時間差でぎりぎり駆け込みセーフでしたが。
    妊娠の場合つわりがあるので、未経験者の音ちゃんにはそういう
    状態がまだ理解できていない、ちょっと無謀な行動でした。
    はっきり言ってくれる千鶴子さんや環さんがいてくれることの
    ありがたさ。

    余談
    桜木健一さんもそうですが、再レコード化を頼み込む相手の
    重役の一人に小倉一郎さんがいましたね。目立たなかったけれど。
    ミュージカルスターにオールドネームの多用。あ、人気子役や
    有望若手の起用とかも目立ちますか。

  13. 魁光 より:

    千鶴子さんを見ていると、芸能界を引退した渡辺麻友さんと重ねあわせてしまいます。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/25031e2ae513c1f57254813494da58ca3c275798

    千鶴子さんと渡辺さんの共通点は自分が選んだ夢のために多感な時期に様々な人生経験が積めなかったということです。

    AKBを卒業したときに、
    「だから私の感覚では、卒業というより、人間1年目なんです。」と言っています。
    千鶴子さんはその対局の音ちゃんを嫉妬混じりで羨ましがったんでしょうね。

    この記事を目を通すとさらに千鶴子さんが音ちゃんを強欲と言った理由の一端が見えてきます。

    「もちろん。結婚願望もありますよ。でも今は仕事に熱中しすぎてタイミングがなさそうだなと思います。不器用なので同時に二つのことができないんです。だからこの11年間、恋愛する暇なんて1秒もなかった。なんでも器用にできるようになりたいです。」
    お世辞にも千鶴子さんは音楽以外の私生活では器用とは言えないでしょうね。
    「自ら人生経験を積むことを捨てた」に加えて「しようと思っていても出来ない」というジレンマにも苛まれているかもしれませんね。

    茜さん役の好演が光った渡辺さんですが、今後は今まで出来なかった人生経験をたくさん積んで、1人の女性としてさらに輝いて欲しいと願っています。

  14. たいとうみほ より:

    男性が結婚し子供を持っても、それ以外のもの、仕事やら、今まで接してきたコミュニティやらを失う必要はほとんどないけれど、女性はそれがトレードオフになってしまう。これは日本では現在でも解決し切れていない問題、在宅ワークや男性育休や旧姓継続が認められた位では焼け石に水です。まして戦前は「女は戦場に行かないのだから兵隊の頭数を揃えるのが責務」とばかり、非婚や避妊には今以上に社会の目が厳しかったはずです。音ちゃんのように社会的な活躍を求める女性にはまだまだ道は厳しい。別ドラマでは「いだてん」の中で恩師が女性アスリートに対して「選手として活躍して尚且つ結婚もしろ」と勧めたのは、男性には認められるが女性の「強欲」を認めない社会へのアンチテーゼになっています。

  15. 魁光 より:

    やっぱりなつぞらのように都合よく解決してくれる人間はいませんでしたね…。
    裕一やバンブー夫妻は部外者。千鶴子さんや環先生の反応も極めて正論で厳しいなものでした。
    それにしても今日の音ちゃんはあまりにも独りよがり、前のめりすぎでしたね。
    別に強欲が悪いことではありませんが、藤堂先生も言っていた「何かを得るためには何かを捨てなければいけない」がここで突きつけられたような気がします。

  16. よるは去った より:

    環「『プロ』ってね・・・・・たとえ自分の子供が死にそうになっても・・・・・・・・。」
     ああ、ずっしりと来ましたね。
     「プロ」の世界の厳しさ。」
    音「裕一さん、代わりに産んでよ・・・・・・。」
    と生物学的に無理なことを言ってしまう気持ちもごもっともか・・・・・・・・。

  17. ゆきこ より:

    妊婦が気にするなって言われたって気にしないわけにはいかないんだよねだけどあんまり千鶴子さんが良かったのにってあんまり言わない方がいい時もあると思いますそりゃ技術は千鶴子さんが上だとは思いますだけど音ちゃんを選んだのは先生だよねこんな時期に妊娠したのは間違いかって問われても私は判断がつきませんが体調が変わりやすいことには変わりがないから気を使うのは仕方ないと思います環さんも辛い決意をしてきたからプロとしてやってこれたんだろうなと思います

  18. アーモンド より:

    史実では、お子さんが二人できてから、やっとヒットとは、生活は苦しくなかったのでしょうか?

  19. アーモンド より:

    リアルの史実と若干違いは、ドラマを盛り上げるため?

  20. つい しょうこ より:

    海堂尊の小説「ナイチンゲールの沈黙」には、「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の異名をとる、水落冴子という伝説の歌手が登場します。
    彼女が作中で、こんなことを言います。(正確には本編を参照されたし。)
    「ナイチンゲールは美しい声で歌うためなら、どんなに辛いことも苦しいことも、例えば喉から血を吹き出そうとも構わないと思っている」
    ここまではまぁ「壮絶だが、よくある表現だな」という印象でしたが、この後に続く言葉がすごかった。

    「むしろそれで美しい声で鳴けるというなら、ナイチンゲールは喜んで自ら血を吐いてみせる」

  21. 魁光 より:

    私は明日とその次のお話しは「なつぞらハードモード」という位置付けで見ることになるかと思います。
    なつぞらでも同じようになつが妊娠した時に正社員として覚悟を持って仕事を取るか、子供を取り契約社員になるかの二者択一を迫られました。
    その時はカミッチはじめ作画課がお膳立てをしてあっという間に問題を解決してしまいました。いや。解決してくれたという方が適切かと。
    物語が「なつがみんなから愛されている」という大前提の下、限りない「イージーモード」でヌルっと物事を済ましてしまいました。
    エールでは当然このようにはいかないでしょう。なつぞらのように都合よく物事をお膳立てをしてくれる人や解決してくれる人がいないからです。
    おおらかなことがまかり通ることが厳しいシビアな世の中や時代背景です。
    音ちゃんがどのようにして納得した結論を下すのか、見ものです。