裕一が故郷の福島に帰る / エール 第52回

2020年6月9日(火)第11週「家族のうた」

あらすじ

裕一が、音と華を連れて生まれ故郷の福島に帰ってきました。裕一は藤堂の依頼を受けて福島の小学校の校歌を作曲。校歌完成披露会の式典に、裕一は藤堂から誘われたのです。裕一は、藤堂のおかげで作曲家になることができたと感謝の言葉を述べました。

そして、藤堂から結婚の報告を受けた裕一は、藤堂の結婚相手を知って驚きました。藤堂の結婚相手は川俣銀行に勤めていたころの同僚・昌子でした。昌子のお腹の中には、すでに藤堂との間で授かった赤ちゃんがいました。

完成披露会が終わり、裕一は何年ぶりかで実家に足を運びました。家族は自分のことを迎え入れてくれるだろうかという裕一の心配は杞憂に終わり、裕一との再会を三郎とまさは心から喜びました。

その頃、実家の家業であった喜多一はすでに閉店していました。裕一が帰ってきた日の夜、三郎は大勢の仲間たちを自宅に集めて宴会を開きました。宴会が終わった後、三郎の体調の異変を察した音は、三郎の身を案じるのでした。

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予習レビュー

藤堂先生の誘いを受けて、裕一くんが福島に帰ってきました。

故郷を捨てるかのように福島を去って行った裕一くんは、福島に帰るべきかどうか悩み抜いた末に帰郷を決断。

二つのことが裕一くんの背中を押し、福島に帰ると決断できたようです。

二つのことのうちの一つ目。それは、母・まささんからの手紙です。

校歌完成披露会のことを聞かされたらしいまささんが、この機会に帰って来てほしいと裕一くんに手紙を書くのだとか。

二つのことのうちの二つ目。華ちゃんの存在です。

自分の生まれ故郷のことを自分の娘に語って聞かせるようになりたい。そう考えた裕一くんは故郷=実家と向き合うと心を固めました。

さて、この回をブログ主はとても楽しみにしています。

川俣銀行時代の同僚だった昌子さんが再登場するからです。しかも、藤堂先生の妻となり、藤堂先生との間にもうけた一児の母となって、です。

藤堂先生を人目見るなりその場で気絶するほどの勢いで恋に落ちた昌子さん。みごと、藤堂先生を射止めることに成功したようです。

感想

『エール』前半のクライマックス

久しぶりに三郎さんとまささんの顔を見ることができました。

裕一くんと音ちゃんの結婚を意外なほどに猛反対していたまささんが、音ちゃんに対して何のわだかまりも持っていなさそうな様子に安心しました。

一方、裕一くんと音ちゃんの結婚を応援していた三郎さんは、安定の裕一くんの溺愛ぶり。思いがけない裕一くんの来訪がどれほど嬉しかったことか。

しかし、その三郎さんが体調の異変を訴える。心配です。

古山家のもう一つの心配のタネ、浩二くん。今回は、役場で働いているという近況がセリフを通して説明されただけで本人の姿は登場しませんでした。

次回あたり、浩二くんは登場するのでしょうか。

いよいよ明日、『エール』前半のクライマックスとも言える古山家の兄弟の確執とその回収の物語がはじまります。

コメントへの返信 by 朝蔵

花子とアンを思い出します(アーモンドさん:51回)
裕一くんを演じる窪田正孝さんは『花子とアン』の中では、ヒロインを一生支える幼なじみというとても重要な役割を演じました。

なので、華(はな)という名前は『花子とアン』のはなちゃんへのオマージュなのかもしれませんね。

屋台での藤丸(アーモンドさん:51回)
大将のおでん屋の常連さんですね、藤丸ちゃん。同じく常連さんである裕一くんや久志くんよりも来店頻度が高いかも。お酒、好きそうだし。

「人生の並木道」「東京だヨ、おっかさん」(名乗る程のものではございませんさん:51回)
数十年を経ても歌い継がれている名曲中の名曲を、絶えず交流していた数名の人たちが次々と作曲していたなんですごいことです。

浩二を除いて地元の人々の態度は幾分か軟化したようですね(魁光さん:51回)
裕一くんが故郷を離れることに異を唱えた人、または異を唱えたであろう人は、浩二くん、まささん、そして茂兵衛さん。

まささんは手紙をくれたくらいなのでもう問題なし。浩二くんはまだ一波乱あることがわかっています。

残るは茂兵衛さん。どのように回収されるのか、回収場面で茂兵衛さんは裕一くんとどのように向き合うのか。ブログ主はこの一点が一番気になっています。

どの面下げて福島に帰郷するかを迷いますね(アーモンドさん:51回)
故郷を離れて東京に行くことをまさお母さんは猛烈に反対しましたが、そのまさお母さんが手紙をくれたことが救いですね。

浩二くんという大きなハードルが残っていますが、家族の中の「反裕一」は少数派になっているのが視聴者にとってはこれからの展開の安心材料です。

福島を捨ててきたから、今さら、どんな顔、ってかあ?まあ、そういうもんでしょうなあ(オペラ座の怪人さん:51回)
故郷』の歌詞の中に「 志(こころざし)を はたしていつの日にか帰らん」とありますが、裕一くんは志(こころざし)を はたすことができているのが救いですね。

敢えて古風な女性にした方が新鮮でいいかもと思っています(魁光さん:51回)
『あさが来た』のヒロインのご令嬢が、まさに古風な女性でしたね。進歩的なお母ちゃんの考え方に対してある時期までは理解を示そうとしませんでした。

その一方で「徳川様ってどちら様?」などと発言して、過去の伝統へのこだわりがまったくない態度も示していましたが。(笑)

オリジナルが出て時間が経ってからカバーが大ヒット、というと「まちぶせ」が思い出されます(たいとうみほさん:51回)
『まちぶせ』大好きでしたが、初めて知りました。オリジナルが過去にあった事実を。さっそくYoutubeで検索したところありました。

音ちゃんは三郎さんとしか会ってないんですよね(丹善人さん:51回)
音ちゃんは、まささんとも会ってますよ。裕一のことは忘れてほしい、あきらめてほしいとまささんからかなり熱心に説得されたと記憶しています。

裕一に預けた夢が華ちゃんが歌手になりその為に音ちゃんが支え、育てていくという展開(魁光さん:51回)
裕一くんが華ちゃんの泣き声が「ラ」の音でとても可愛いなどと表現していましたが、この裕一くんのセリフは将来の美声のフラグなのかもしれませんね。

「頭の中では出来上がっているもんね」(よるは去ったさん:51回)
裕一くんが豊橋の古関家に押しかけたとき、創作の秘訣を梅ちゃんから問われた裕一くんが言いました。曲がすべて頭の中に降りてくると。

頭の中で出来上がっているというのはそういうことなんでしょうね。

鉄男君の「おでん屋」は今や良き「溜まり場」というよりは「出逢い」の場(よるは去ったさん:51回)
芸術家たちの交流の場でもあるパリのカフェ。その昭和初期の東京版が大将のおでんの屋台ですね。大芸術家が集うおでんの屋台。考えてみると、すごいおでん屋です。

音も妊娠騒動もあり、鉄男の屋台に来たことがない(アーモンドさん:51回)
大将の屋台、音ちゃんはまだですね。

早慶戦が終わったあとに、ラーメンの屋台で裕一くんと音ちゃんがラーメンを食べる『まんぷく』へのオマージュみたいな場面がありましたが。

多分、バンブーのマスター夫婦には子供がおらず、気分的には吟さんに近いのでは?(うこちえすさん:51回)
そこに気がつきませんでした。

マスター夫妻に子供がいる気配がなさそうなので、もし子供が欲しくてもできない夫婦だったとしたら裕一くんの子供自慢はかなりつらいものがあったでしょうね。

今日の裕一を見て、水川あさみは何と思ったのか(丹善人さん:51回)
二人の間に子供が生まれたときに、水川あさみさんはこの場面を思い出すことになるかもしれません。

リアル鉄男君の野村俊夫先生とリアル正人君の古賀政男先生の代表作に「湯の町エレジー」(よるは去ったさん:51回)
この楽曲の誕生がドラマの中で描かれたら近江俊郎さんが実在モデルのキャラの登場は避けて通れませんね。

オリジナルよりカバーの方が有名な曲(丹善人さん:51回)
オリジナルよりヒットしてしまった曲の数々。いくつも挙げてくださりありがとうございます。藤丸ちゃんみたいな思いをした歌手、たくさんいるんですね。

今後の展開で豊橋の家族と会うシーンはあるのでしょうか?(みぃちゃん:51回)
お久しぶりです!

光子さん、このまま出番が終了ということはないでしょう。いつかきっと華ちゃんと対面する場面がドラマの中で描かれるものと思われます。

ちなみにドラマの中では、あの世の安隆さんの方が光子さんよりも早く華ちゃんと対面することになりましたね。

数年前アナ雪主題歌『ありのままで』について「(松たか子さんではなく)最初に歌ったのは私」とMay.Jさんが言ってしまったこと(名乗る程のものではございませんさん:51回)
悔しい気持ちがうっかり口に出てしまったんでしょうね。

以前の朝ドラの「カーネーション」ですが、このドラマも主人公の生家は、呉服屋でした(還暦のたつおさん:51回)
『カーネーション』と『エール』それぞれのドラマの中で描かれた家業の栄枯盛衰の対比。興味深く拝見しました。

『カーネーション』と『エール』で描かれた家業とは異業種ですが『あさが来た』もまた、時代の変化への対応できた物語でしたね。

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コメント

  1. 1013 より:

    少女マンガでありがちなのは
    ひょんな事で知り合った、いちいち突っかかってくる奴が実はスゴくいい奴で、紆余曲折の果てにくっ付く
    というパターン。
    というわけで鉄男くんに一票です(笑)

  2. つい しょうこ より:

    そういえば本日の宴会に元喜多一の番頭さんの姿はありましたが、あのオイカワくんは今、どうしてるんでしょう?裕一君が家を出ると言った時、まるで年季奉公が(当たらずとも遠からずかもしれないが)人身売買みたいな言い様でしたが、だとするとご実家に帰るのも難しそうな境遇のようだし、次の職場が繁盛してくれているといいんですけど。

  3. 還暦のたつお より:

    朝蔵様、ありがとうございます。「あさが来た」。も、すごく出来が良かったですね。偏見かもしれませんが、NHK大阪制作の朝ドラは時代設定が昔のものの方が傑作が多いような気がします。と言いながら「ふたりっ子」や「ちりとてちん」も好きなんですけど。
     さて、三郎さんですが、明らかに今までの経緯から考えて、裕一の出奔の後始末や、店をソフトランディングに閉店まで持っていくには、三郎さんの能力では、普通では乗り切れなかったと思います。相当無理をしたのではないでしょうか。自分にも経験がありますが、最初にメンタルがやられて。次に神経や臓器をやられます。幸い自分は、軽い心身症と胃潰瘍で済みましたが、三郎さんは身体に致命的なダメージ
    を負ってしまったようです。明日はこの一件の最大の被害者、浩二が現れます。裕一はこの二人に対していかに接するのでしょうか?

  4. 1013 より:

    >華(はな) という名前は「花子とアン」のはなちゃんへのオマージュ
    そしてヒロインの妹を演じたのは黒木華さん(笑)

  5. ともあき より:

    思ったより喜田一の閉店が最近だったことに驚きました。
    三郎さんも裕一くんが出て行く際の浩二くんの涙の訴えに心を動かされ、任せることが増えていたのかもしれません。
    権藤家の川俣銀行が人手に渡ったから援助が出来なくなって倒産したのであれば、裕一くんの東京行は閉店と直接は関係なかったのでは?と、思いました。
    とはいえ、夜まで働いて疲れて帰ってきたら、家を捨てた裕一君の凱旋宴会で父が倒れていて…。
    明日は予定通りの一悶着を通り越し二悶着くらいありそうですね。

  6. コテツのママ より:

    弟の浩二くんがいつ登場するのかとハラハラしながら見ていました。

    あと気になっているのが下駄屋の娘さんが誰と結婚するのかしら?ということです^^

  7. 名乗る程のものではございません より:

    オリジナルより売れたカバー曲としては真っ先に平成最後の誰でも知っているヒット曲『U.S.A.』が思い浮かびました。カバーが売れてオリジナル曲のみならずバンドまで有名になったのは秀樹さんの『ヤングマン』ですかね、オリジナルを歌ったビレッジピープルは後年『Go West』がサッカー日本代表の応援曲に使われていましたね。また、応援曲として甲子園のアルプス席で沖縄代表高校応援団がよく演奏する喜納昌吉さんの『ハイサイオジサン』ですが形を変えたカバーとして知れ渡っていますね、志村さんの「変なおじさ~ん♪」の原曲です。   

  8. 丹善人 より:

    聖書の中に「放蕩息子」という物語があります。家の財産半分持って家出した
    弟息子が財産すべて使い果たしてぼろぼろになりながら家に帰ると、
    父親が大歓迎して迎えて宴会を催し、遅れて帰ってきた兄が怒るという物語。
    兄と弟の立場が逆ですが、音の家庭が正教徒のクリスチャン家庭だったので、
    この話を持って来たのでしょうか。

    三郎さん、赤と青の2枚のレコードやはり買っていましたね。
    今日は下駄屋の娘の出番は無いと思っていたのに、かけたレコードは
    こちらでしたね。今日は声だけの出演。

  9. 魁光 より:

    今日は見えないところでの制作側のネタバレ防止策が光りましたね!
    昌子さんのOPクレジットが名字がなかったんです。
    いきなり「藤堂昌子」にしたらOPで豪快にネタバレしてしまいますから(笑)
    特にインパクトの強いシーンなので尚更です。
    もし今、なつぞらをやったら千遥の初回クレジットは「謎の少女」になりそうですね(笑)

  10. 丹善人 より:

    今日は浩二君をあえて出さずに、楽しい気分のままで終えました。
    とはいっても、三郎さんのわかりやすい症状の変化。次回につなげますね。

    ところで、藤堂先生、確か留学と結婚の相談に行ったとき、教師を辞めるとか
    言ってた様に思いますが、教師は続けてるんですね。

    喜多一と言えば、史実の古関裕而の長男が、女性2人との音楽ユニット「喜多三」を
    主宰して、伴奏を担当とWIKに書いてありました。彼が生まれる前、とっくの昔に
    潰れていたはずですが。祖父の思いをつないだようです。

  11. 魁光 より:

    宴会の時に流した船頭可愛いやの場面。
    大衆が聞く流行歌。まさに赤レーベルのあるべき姿でしたね。
    裕一が経験のなかった赤レーベルに配属されたことで幅広く音楽を学び更に作曲家として成長することができました。
    もし最初から青レーベル配属だったら、今後の活躍やこれまでの活躍もなかったかもしれません…。

  12. オペラ座の怪人 より:

    ゆういちが福島を「捨てて」から、
    何年になるんだろう?
    まあ、今回は凱旋ですなあ。

    福島のみんなも、色々あって、
    茂兵衛おじさんは隠居?
    銀行も売却?
    銀行のみんなは信用金庫?
    堀内敬子さんは、
    え!?

    ゆういちの実家も廃業?
    弟君も映りましたっけ?

    そして、最後、お父様、
    え!?
    大丈夫?

    猛烈に、悪い予感がしてきたのお。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    しかし、校歌のお披露目は、
    もうちっと、盛大にやるかと思ったよ。

    おしまい

  13. おっさん より:

    まさかっ! 恩師の妻の座に昌子さんとはびっくり。目出度い事ではありますが、昌子さん、してやったり。にしても福島の雰囲気は世の流行り廃れを感じさせますね。歌との結びつきが楽しみです。

  14. よるは去った より:

    三郎「ちっと・・・・・・飲み過ぎたな・・・・・・・。」

     あの父さんに異変。
     「飲み過ぎ」だけではなさそう・・・・・・・。

  15. 魁光 より:

    父ちゃんの裕一の活躍は何となく聞いていると言う割には今に船頭可愛いやのレコードをちゃんと飾っている(しかも2枚とも!)のは父ちゃんなりの照れ隠しでしょうね。
    父ちゃんがご存命の間に一旗上げられて良かったですね!

  16. よるは去った より:

    昌子「ヤッホー!裕一君・・・・・・・・。」
    清晴「妻の昌子です・・・・・・・・。」

     昌子さん、藤堂先生おめでとう。

  17. 名乗る程のものではございません より:

    今週の見所、唐沢さんが見せる三郎さんの死に様を描くストーリーが始まりましたね。忌の際まで外科医としての矜持を貫いた『白い巨塔』の財前教授、最後の最後に常子さんに御礼を言って亡くなられた『とと姉ちゃん』の花山編集長、どちらも非常に印象深い死に様でした。この二人とは全く違うタイプの三郎さん、木曜日・金曜日に注目しています。

  18. masm580 より:

    福島、川俣メンバー再登場!?楽しみです!!

  19. 偽君子 より:

    小生は楽しみというより、ちとハラハラしますね。理由はお察しください(笑)。

  20. さや より:

    藤堂先生、昌子さんと結婚したんですね(*^^*) 喜田一、閉店しましたか……。でも、史実だと小関先生が高校生の時に閉店したようなので、長持ちした方ではないでしょうか。権藤家の行く末も気になります。喜田一閉店に伴って、浩二さんが養子に行っていたりしませんかね?