2020年6月17日(水)第12週「古本屋の恋」
あらすじ
喫茶バンブーの保と恵の物語。10年前、保は東京の神田で両親から受け継いだ古本屋を営んでいました。当時の保は、人づきあいが苦手で店から一歩も外に出ないような生活をしていました。そんな中で来店した恵に、保は恋をしました。
恵は毎週木曜日になると保の古本屋に姿を表しました。そして、木曜日に恵が来店するのを保は心待ちするようになりました。恵が来店するようになって3ヶ月が経過したある日、古本屋の常連客の一人である木下が、保の恋を実らせいようと考えました。
そして、保と恵の距離を縮めようと一計を案じたのは木下が連れてきた親戚の子供でした。その子は、幼い頃の久志でした。久志は保にアドバイスしました。行動しなければ何も変わらない。恵を食事に誘ってみろと。保は恵を食事に誘うと気持ちを固めました。
しかし、保は恵を食事に誘うことに失敗。恵は帰ってしまいました。そのとき、恵の左手に指輪があるのを久志は見逃しませんでした。恵には婚約者がいるのではないか。久志の推測に焦った保は意を決して恵に求婚。恵は求婚を受け入れたのでした。
復習レビュー:コメントへの返信 by 朝蔵
保マスターは工業系の学問(魁光さん:58回)
保さんは文系でなく理系だったんですね。ブログ主もこれは新発見でした。
緊張したらコーヒーを出す手が震える(魁光さん:58回)
手が震える癖がありながらも喫茶店を始めた保さん。恵さんと一緒にいる時間を増やすためにこの道を選んだのでしょうか。
「僕は行動しました。だからあなたにも行動してほしい」(魁光さん:58回)
翌週のリトルプリンスのエピソードとつながっていたんですね。このお話は。
バンブー夫妻の回を1回だけ入れたのは、久志君のエピソードを挿入するため(丹善人さん:58回)
今週と翌週。まったく関係ないように見えてしっかりと関連し合っていたんですね。
間違いなく悲劇は18週に起こる(魁光さん:58回)
時間をかけて丹念に描いた戦時中のエピソードの最後の週。つらい一週間になりそうですね。
後光を浴びてプリンス久志登場(還暦のたつおさん:58回)
翌週のプリンスの少年時代のエピソードにつなげるために、プリンスの存在を際立たせるための演出として「後光」が差したのかなとブログ主は考えました。
嗣人さんをdisる(偽君子さん:58回)
いいタイミングで恵さんが解説の当番になってくれました。(笑)
『鉄腕投手 稲尾物語』(知らんけどさん:58回)
本多猪四郎監督はある時期から怪獣映画が専門みたいになりましたが、それ以前にこのような作品も手がけておられたんですね。
予習レビュー
本編中スピンオフ第3回は、喫茶バンブーの夫婦・保さんと恵さんの出会いの物語。
もともとの今週のサブタイトルは「あの世、パリ、神田」。保さんと恵さんの出会いの物語は「神田」に当たるもので最後のはずでした。
しかし「あの世」に次いで「神田」の保さんと恵さんの物語です。
これまで喫茶バンブーの夫婦・保さんと恵さんの二人については、恵さんの過去だけが本人の口から少しだけ語られました。
オックスフォード大学に在籍していたこと。芸人として旅をしていたいこと。などなど。
いずれも、保さんですら初耳の過去でした。しかも、それらの過去は嘘ではないと恵さんは言います。
そんな恵さんの過去が明らかになるのでしょうか。
一方、保さんについてはこれまで過去が語られることはまったくありませんでした。ようやく保さんの過去も明らかになるのでしょうか。
そして、保さんと恵さんの出会いに、なんとリトル久志くんが関わっているというまさかの展開。
保さんと恵さんの出会いに、リトル久志くんが関わる作劇上の理由は、今後、本編の中で明らかにされてゆくのでしょうか。
・・・
保さんと恵さんの出会いの物語「古本屋の恋」は今回1回限り。
次回とその次の回は、いよいよパリ留学時代の環さんを描く「環のパリの物語」です。
感想
音声のない映像を見ているだけで楽しめる
月曜日、火曜日のスピンオフの短編をすっかり気に入ってしまったブログ主は本日1回限りの短編スピンオフを昨日から心待ちにしていました。
そして今回もまた、期待通りの素敵な小品でした。
ブログ主はかつて神田神保町の古書店街をまわるのが大好きでした。あのあたりの古書店の空気感が見事に再現されたセットが秀逸。
そして、その古書店の中で井上順さん演じるお洒落な老紳士が絵になる!
古本の匂いとコーヒーの香りが混ざった空気までもが漂ってきそうな古書店のセット。音声のない映像を見ているだけでも楽しめるほどです。
そんなセットの中で本編とは異なり、抑制のきいたお芝居で保さんと恵さんが出会いの物語を見せてくれました。
夫婦喧嘩しているところを一度も見たことがない保さんと恵さんの夫婦仲に納得の、二人の出会いでした。
そして、二人の仲を取りもったのはまさかのリトル久志くん。
保さんと恵さんの馴れ初めにリトル久志くんが関わっている理由、これからどこかで回収されるのでしょうか。
さて、次回の短編スピンオフはパリ編。
実は今週のスピンオフをあまり期待していなかったブログ主が、環さんの若き日が描かれるパリ編だけは楽しみにしていました。
短編スピンオフにすっかりハマってしまったブログ主。明日のパリの短編が待ちきれません。
コメントへの返信 by 朝蔵
クリスチャンなのに白装束(魁光さん:56回)
豊橋や川俣の教会の場面。西洋の宗教施設に集う日本人のほとんどは和装。そのくらいの認識で安隆さんの白装束を見ています。
梅ちゃんがあんな笑顔見せるの初めてかな(よるは去ったさん:57回)
ドラマの中ではどうしても音ちゃんとお父さんの関係がクローズアップされることになりますが、梅ちゃんにとってもお父さんは大切な存在だったんですね。
当たり前のことですが、今更ながらそれを理解できました。
それにしても吟ちゃんと梅ちゃんのお父さん出没への反応のあまりにも対照的なことに驚かされます。というか吟ちゃんの反応は至ってノーマル。梅ちゃんの反応は・・・(笑)
梅ちゃんの友人に抜かれる悔しさは前作の喜美子と八郎さんの関係に似てますね(魁光さん:57回)
安隆さんが悔しい気持ちを受け入れることの大切さを梅ちゃんに説きましたが、同様のアドバイスをしてくれる師匠がハチさんにいれば、ハチさんの心はどれだけ救われたことか。
ハチさん、フカ先生を師と仰いでいれば少しは生き方が変わったかもです。
姿は見えなくても見えるが如くに気配はしっかり感じとっていた(よるは去ったさん:57回)
腕の良い職人の研ぎ澄まされた感性と、安隆さんとの太い絆。これら二つを感じさせてくれる岩城さんの反応でした。
安隆さんと岩城さんの心の通い合い。本編のときよりもしっかり描かれていたような気がします。
美少女にメガネをかけさせるのって、どうなんでしょうね。美少女ぶりが分からなくなるような(さん:回)
美少女であることを意図的に消していることも考えられますね。その目的はヒロインを際立たせるため、です。
幽霊を感じた岩城さんとお父さんの繋がりも大きな絆があったからなんですね(丹善人さん:57回)
安隆さんの生前。岩城さんとの絆はそれほど描かれなかったので、ドラマの中での岩城さんのポジションがどれほど重要なのかが今一つ見えていませんでした。
これでようやくスッキリしました。
突飛な設定からは考えられない、非常に暖かいヒューマンドラマでした(魁光さん:57回)
ブログ主は、突飛な発想のドタバタコメディになるものとばかり思い込んでいたので、この週についてはあまり期待していませんでした。
しかし、あまりの素晴らしい出来栄えにすっかり気に入ってしまいました。
彼の最後の手紙の返信は泣けました(さやさん:57回)
安隆さんが書いた手紙。岩城さんは筆跡からそれが安隆さんだとわかり、そして安隆さんが近くにいることを察したのでしょうね。
そして信頼し合っていた二人の気持ちが通じ合う瞬間。素敵な演出でした。
ヒロインをやっていた子役が永野芽衣だった(丹善人さん:58回)
後の朝ドラヒロインが出演していたんですね。『ゼブラーマン』には。『半分、青い。』は賛否両論真っ二つに分かれてますが、ブログ主はお気に入りでした。特に秋風先生が好きでした。「真実の味!」が忘れられません。
職人の岩城、霊感が強く実は安隆が見えていたか、存在を認識していたのでは?(アーモンドさん:57回)
手紙を見て安隆さんがやってきたことを察したのでしょう。筆跡から懐かしい安隆さんの文字だとすぐにわかったかなと思います。
養蚕農家の奥さんは意外でしょ(名乗る程のものではございませんさん:57回)
畠山さんの奥様も踊れる人だったんですか!?踊れる人を、あんな地味な出し方するなんて朝ドラは贅沢ですね。
もし三郎パパが幽霊になって裕一君に会いに来てくれるとしたら…それは戦後、自分の軍歌で多くの若者を戦場に送ってしまったと嘆く裕一君を、受け入れ支えてくれるのがいい(たいとうみほさん:57回)
いいですね!それ!
ここ(あの世)に来た若者たちは、苦しい環境の中で裕一の曲によって励まされていた。そんな風に三郎さんがフォローしてくれたらと思います。
今の価値観で昔の人を裁くのは簡単ですが、昔の人も時代の制約の中で自分の持ち場で一所懸命に生きていたわけですからね。
古き良き日本男児の矜持なのかもしれません(たいとうみほさん:57回)
岩城さんはが安隆さんに返したメッセージはまさに「古き良き日本男児」でした。
作者は短編の才能がすごくあります。或いは比較的自由な設定で作家の才能を鍛える目的でスピンオフが使われているのかとも感じました。単なる穴埋めでは決してありません。(boxster981さん:57回)
同感です。本当によくできた小品です。1話完結の短編スピンオフを、本放送がなくなった土曜日に見せてもらいたいくらいです。
昨日から涙腺崩壊です(妖怪おばばさん:57回)
スピンオフがこれほど泣ける作品になるとは意外でした。見終わってからも、感動が心の中でジワジワと広がり続けています。
「心霊小説」を「心霊作品」に変更(boxster981さん:57回)
はい。変更しました。
このふたりの関係、素敵ですね(ろくさん:57回)
安隆さんと岩城さんの絆。スピンオフで初めて理解することができました。また何かの機会に「再会」させてあげてほしいです。
やっぱり今朝も泣きました(浦まんたさん:57回)
スピンオフでこれほどまでに泣かされるとは思いもよりませんでした。今週が終わったらスピンオフロスに悩まされそうです。(笑)
こっちの方が喜美ちゃん&八郎さんっぽい(偽君子さん:60回)
才能への嫉妬のドロドロ劇。そこに男女の感情がからんでくる。まさに喜美子ちゃんとハチさんの関係に近いですね。
いわば天動説が主流だった時代の人が、地動説を唱えている人を見ているような感じ(偽君子さん:『エール』)
三郎さんにしても自分の息子ではありながら裕一くんは「地動説を唱えている人」みたいなものだったのかもしれません。
最期に浩二くんに言った言葉。「裕一とは音楽を通じてでないと話をできなかった」。この言葉に突飛な存在である息子への気持ちが込められているような気がします。
大阪国歌誕生エピソード キタ━(゚∀゚)━!(名乗る程のものではございませんさん:61回)
大阪人感涙のこの回のスペシャルゲストは、まさかの掛布さんなのだそうです。
ストイックで義理堅く律儀、岩城さんカッコ良すぎます(還暦のたつおさん:57回)
高倉健さんが亡くなってから、岩城さんみたいな男を映画の中で観る機会がなくなってしまいましたね。
豊子先生,派手なオーラを放つスターが好きだったんですね(還暦のたつおさん:56回)
男性の主要登場人物については、かなり明確なイメージを持たれながら執筆されていたんでしょうね。
古関さん、多くの映画音楽担当なされていますがそのひとつに『鉄腕投手 稲尾物語』という作品があります、「神様仏様稲尾様」と博多では言われた西鉄ライオンズのエースだった投手自伝映画です
映画監督は本多監督、後に『モスラ』で古関さんと再度タッグを組みます
映画には稲尾投手以外にも西鉄ライオンズ関係者が出演していますが出演かつ映画監修も担当されたのが西鉄ライオンズ監督だった三原脩さん、「紺碧の空」の週にて早慶第二戦でホームスチールを決めた早稲田の選手です
因みに、映画で稲尾投手の母親を演じているのが浪花千栄子さん、『エール』と『おちょやん』唯一の接点かと思われます
恵さん、明後日あたり思いっきり嗣人さんをdisるのかな。
後光を浴びてプリンス久志登場。ちなみにこのドラマで後光を浴びて現れたのは、双浦環先生に次いで二人目です。余りに恐れ多い、彼もゆくゆくスターになっていくのだろうけど、人間としての格が違いすぎます。双浦先生の生き方を見習ってほしいものです。
閑話休題:藤堂先生の戦死のXデーを予想
不謹慎な話題かもしれません。
是非三郎さんのような幸せな最期をとは思っていますが、現状ではそれはかなり厳しそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98035162ce6780e90f2a71e04016e657c98026b1
18週で裕一の戦地慰問、19週より戦後となるため、間違いなく悲劇は18週に起こるでしょう。
またベトナム・サイゴンへの戦地慰問中の1944年にリアルまささんが亡くなってしまいます。
この週は特に覚悟をしておかないといけないです。
月曜ー戦地慰問の依頼を受ける裕一
火曜ー戦地に赴き人々に勇気を与える裕一、まささんの死
水曜ー裕一、藤堂先生と再会
木曜ー裕一帰国。藤堂先生の戦死の報を受ける
金曜ー藤堂先生を失った心の傷と玉音放送
こうなるのではないでしょうか?
Xデーは10/15と予想します。
そうなると福島疎開と音ちゃんの急病がカットになりそうですね。
そして戦後編が少し長いように見えますが、キャラクターの人物模様を描く為の週もありそうですね。
久志の没落、浩二と千鶴子さん、鉄男くんと希穂子さんの回収などいろいろありますから。
「長崎の鐘」「栄冠は君に輝く」「古関オペラ」「オリンピックマーチ」はおそらく確実に取り上げられますが、それだけでは8週分は多少長いですし。
思い返せば、このバンブー夫妻の回を1回だけ入れたのは、久志君の
エピソードを挿入するためだったのですね。
「店から一歩外に足を踏み出せば、世界が広がる」
保さん、喫茶バンブーから一歩も外に踏み出していませんよね。
久志「僕は行動しました。だからあなたにも行動してほしい」
62話のエピソードでしょうか。
2回目を見ると時系列がしっかり整理されてきましたね。
PS:今日の話ではやっぱり恵さんの妄言の真意は出ませんでしたね。後半のお楽しみといったところでしょうか?
思っちゃったからしょうがないのコーナー
緊張したらコーヒーを出す手が震えるのは昔から変わらないですね(笑)
後に恵さんにも伝染してしまいましたが…。
見逃してました。保マスターは工業系の学問をかじってたんですね。
全く似合いそうにないですけど(笑)
ていうか裕一があの少ない情報量で久志を特定したのは、凄いですね!
そういう子はごまんといるはずなんですけどねぇ(笑)
スピンオフになぜわざわざバンブー夫妻の馴れ初を不自然に1回分だけ入れたのか?
そして裕一と音ちゃんが店名の由来を聞いたのか?
普通なら安隆さんと環先生の3話ずつの2エピソードの方が自然に収まり、2エピソードとも物語をより深く掘り下げられるはずです。
私は戦時中のバンブーに大きい逆風が吹くのは確実であり、今後の苦悩や悲しみが間違いなく描かれるからと踏んでいます。
その根拠が「敵性語」です。
https://matome.naver.jp/m/odai/2147661945488499101?page=3
思いっきり店名に英語を入れていることから、そこは触れられてしまうでしょう。
「竹取」という名前にせず、「バンブー」という名前にした意味がここで悲しくも生きてしまうのかもしれません。
また食料事情も年々悪化し、喫茶店の様なある意味贅沢な娯楽は不要になってしまうでしょう。
場合によっては保マスターが戦争に動員される可能性も否定できません。そうなったら東京に残る恵さんは…?
恵さんのバンブーの由来で「私も根っこを生やして生きていきたい」という何気ない発言や2人の間に子供がいない(描写がない)、61話で華ちゃんを夫婦で可愛がるのも重要な伏線になりかねません。
追加キャスト発表で野間口徹さんが主人公の味方の人間になったことに驚いて「何か裏があるかも」と意味深なことを仰っていましたが、私は保マスターが戦争絡みで人生観を大きく変えてしまう程の重いトラウマを背負い、苦しみ続けるのではないかと踏んでいます。
朝ドラでは「あまちゃん」のユイちゃんや「ちりとてちん」のA子、「半分、青い」の涼ちゃんのように自身のどうしようもない現状に絶望して一時的に闇堕ちする人物が何人かいました。
この三者に共通する特徴は、良くも悪くも素直な心を持った人間だということ。
最初はひねくれ気味だった保マスターもスピンオフにてその部類の人間になるまでの過程が描かれました。
今まで私も悶々としていましたが、華ちゃんとのシーンで少しずつ確信に変わりつつあります。
裕一が自分の曲で戦争に駆り出してしまったことへの後悔とともに妻の恵さんのような内地の人間にも戦争の深い傷を負わせてしまったという悲しみにも真正面から向き合うことになるのでしょうか?
この不自然にも見える1話限りのスピンオフの持つ意味としては、これから起こるかもしれない悲しいエピソードを際立たせるためのものかもしれません。
しかし、1話の1964年の場面で古山家の東京の自宅は恐らくですが焼け残っていたようでした。バンブーも戦後にちゃんと復興する望みはしっかりとあるようですね。
長々と悲しくマイナスな予想をしてしまいましたが、個人的にこの予想は外れて欲しいと切に願っています(笑)
バンブー夫妻の恋のキューピッド、久志は、ませた子供だったんですね。
NHKオンデマンドでこの話を振り返ったら、保マスターが恵さんを食事に誘おうとした日の日めくりに書いてあった金言が「焦つてはことを逸す」でした。
まさにこれからの行動を戒めるかのようでした(笑)
そんな隠れたハードルも保マスターは乗り越えていったようです。
誰もコメントされていなかったので、ご報告です(笑)
すみません。あと仲里依紗さんですが、「あなたのことはそれほど」での夫の浮気を絶対に許さない主婦の役は、非常にリアルで恐ろしかったです。その少し後の「フルーツ宅配便」の、母親の借金返済の為にブラックな風俗店で働かされる女の子の役は、逆にすごく儚げでした。この人はどんな役が来てもしっかりこなします。中尾明慶、仲里依紗夫妻と柄本佑、安藤サクラ夫妻は芸能界を代表する名優夫婦ですね。(あっ、四人とも朝ドラに出てる。)
まず、お詫びです。16日の山崎豊子先生に関する小ネタは、ついしょうこ様への返信でもあったのですが、その事を書き落としていました。申し訳ありませんでした。さて、今回は、昔のハリウッド映画のような粋なコメデイに仕上がっていました。これ、おなじ事を三谷幸喜がやるともっと、くどくなっていた所ですが、あっさり上品な作りだったのは流石です。井上順さんは、丹善人さんも書いておられたように台詞がかすれ気味でしたが、以前患っておられた難聴と関係があるのかと、心配になりました。耳と声帯なので直接関係ないとは思いますが、他の原因からだとするとなおさら心配です。バンブーの夫妻ですが、野間口君は「相棒」でおなじ犯罪者の役で、二回登場していますが、同様のケースで、出演していたのは、長門裕之、生瀬勝久、泉谷しげる、津川雅彦、古谷一行 とそうそうたる顔ぶれです。もう彼は、名優ですね。あと野間口君が二度目に出演した時のもう一人のゲストが、橋本淳。そう早稲田の応援団長
の彼でした。
喫茶店に華ちゃんがいなくてバンブー夫妻の椿姫寸劇が既に開演されていたこと等を考慮したら、今回の時系列は『福島行進曲』が発売されて音ちゃんが椿姫主演が決まった頃の話かな?となれば、バンブー夫妻は結婚して間もなく関東大震災で古本屋を廃業せざるえなくなり、以降、ショックで恵さんの言動に時折「???」なことが増えてしまったのかなと推察されますね。もしそうなら、それでも以前と変わらない接し方している保さんに大きな愛を感じますね。
本作、収録は再開されてるんですよね。よかったよかった。いろいろあるでしょうけど、願わくば、少しも早く放送再開されますように。
今日も素敵なお話でしたね。
バンブー夫妻、かなりのインテリです! 爪を隠しているマスターもいいですけど、古本屋はどうしちゃったんでしょうね?
それにしても、大人になったプリンス久志くんに気がつかないのは不自然過ぎます!
いくら平凡な名前とは言え、あのキャラは印象に残るでしょう! ただ、恵さんの方が実際にリトル久志くんを見てないのが痛かったですかね。
そして、久志くん、恵さんの指輪に気づく程の観察力があるのですから、バンブー夫妻があの古本屋の二人だとすぐに気付きそうなものです。(大人はサイズも変わらないし笑)
いや、とっくに気づいていて、あえて知らんふりしてるだけなのか?
来週もまたリトル久志くんとプリンス久志くんの出番があるそうなので、そのあたりの真相がわかるのでしょうか?楽しみです!
恵「『竹取物語』を外国の人に読んでもらったら・・・・・・。」
保「『月』から『かぐや姫』を奪ってきます・・・・・。」
「竹取物語」に縁が深かったのは裕一君と音ちゃんだけではなかったわけですね(“⌒∇⌒”)
「父、帰る」が秀逸だっただけに今回は少々物足りない。
致命的なのは肝心のプロポーズのシーンが省略されてしまっていたこと。指輪は単なるファッションでしていただけというオチは実演技があってこそ生きたもの。是非とも野間さんから里依紗さんへの真面目で間抜けなプロポーズをみてみたかったが…。ひょっとして「LIFE」あたりで見せてくれるのかも。キャスティングで引っ張る回だと思うがそれならもっとコメディーに振った方が深い味わいが出たように思う。なんせみんな優れた役者さんだから。
バンブーの二人の扱いは二人が登場する本編に軍配が上がるし、恋物語としても本編「東京恋物語」の方が優れていたと思う。詰めが甘い気がするのは私だけだろうか?
見ず知らずの子供の言う事が、見知った大人のそれより胸にぐっとくる、というのは、あるあるだなあと思いました。子供だからこそ机上の空論であっても素直に受け入れるという事もあるし、子供は相手に合わせてオブラートにくるんだ物言いをしないから、というのもあります。裸の王様に出てくる子供並みに、忖度なく本質を突いてくるガキ(チビ久志くん)、その生意気さが最高です。もちろん子供の無遠慮な物言いが人を傷つける事も多いので、そこは痛し痒しです。チビ久志くんは人の心の痛みがわかりそうなので安心して見てられます。
野間口さんが主役の物語って珍しいですね。
佐藤少年があのプリンスだったことに今頃気づくとは。
しゃべり方でも気づくと思いますが。
しかし、あの難しい台詞を言わされた子役は大変だったでしょうね。
量も多かったし。
子役と言えば昨日は新津ちせちゃんも回想でなく出演していたし。
後々、中学生の華ちゃんの伴奏で音が歌う場面があるようなので、
清水夏帆ちゃんの再登場もあったりして。
井上順さん、声が出にくそうでした。これが最後の演技なんてことに
ならないように。
婚約指輪が珍しい時代でしたか。ダイアモンドに目がくらんだ貫一お宮の
物語は明治時代だったと思いますが。
しかし今更ながら朝ドラのキャスティングは非常に豪華ですね!
大ベテランの井上順さんをスピンオフの1回だけゲストで起用するとは…。恐れ入りました。とても贅沢な使い方です(笑)
しかし、前のコメントにも書いたように今日のエピソードの1つでも欠けたり、なかったことになってしまえば今のバンブーや裕一は存在しなかった隠れた重要回でした。
そのキーマンですから、このキャスティングは必然でしたね!
私も「こころ」が好きで、
10回以上、読んでいまふ。
大昔、20代の頃、
毎年、夏に「こころ」読んでいました。
という、私の話はどうでもいいのですが。
野間口さんの告白のシーンを
仲さんがやっちゃ、駄目だろ。
野間口さんにやらせてくれよ。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
おしまい
久志「保さんの状況はおじさんから聞きました・・・・・・・・。」
実際の伊藤久男先生があそこまでの子供だったとは思えないんですがね(“⌒∇⌒”)
伊藤久男先生の苦労話(議員の親からの仕送りをストップされてからがちょっと大変だったらしいですね。)はネットで読みましたけど、本日のラストシーンで後光に照らされるが如くに「バンブー」に入って来た久志君の苦労話もドラマの中で語られるのですかね。
今日のストーリーは世の中の煮え切らない片想い男性には耳が痛かったでしょうね。
かくいう私もそうでした。職場の向かいのコンビニの店員さんに一目惚れしましたが、彼女自身がガードが固く諦めてしまったんです(笑)
久志の指摘全てが私に深く突き刺さってきました(笑)
そんな私からしたら最後の捨身の告白に出た保マスターの勇気は称賛に値します。
そんな男性達にちょっぴり辛口なエールを送る回でした。
なぜ井上順さんがキャスティングされたのか分かりました。保さんのストーリーは「男なら夢をみる、いつも遠いところを♪」「新しい生き方をぼくは探したいのです♪」まさに井上さんの代表曲『お世話になりました』の歌詞通りです。「君とあった、その日か~ら、な~んとな~く幸せ♪」というザ・スパイダーズ時代の井上さんの代表曲『なんとなくなんとなく』がよく似合う二人の素敵なショートストーリーでしたね。
今回はたった1本15分の短編ストーリーながらある意味、他のどの回よりも重要な回だと思います。
今日のストーリーのどれか1つでも抜けたりないものになってしまえば、これまでのこれからの裕一の成功があり得ないものになってしまうからです。
たらればは禁物ですが…
もし木下さんがコーヒーの入れ方を保マスターに教えていなかったら、恵さんが本を崩していなかったら、そして文学への造詣がなかったら、木下さんや久志が保マスターを後押ししなかったら、保マスターが一歩出る認識を変えなかったら…。
当然2人は結婚しないだろうし、喫茶バンブーは出来ていなかった。上京したばかりの裕一と音ちゃんが辿り着くこともなければ、福島三羽烏が揃ってまた出会うことも今後の活動拠点になることもなかったでしょう。
裕一は凡庸な作曲家で収まるか、挫折していたでしょう。
人の縁はお金よりも遥かに大事ですね…。
裕一の大作曲家への道は10年前から既に布石が打たれていたんですね。
保マスター、恵さんだけではなく久志は裕一の見えない恩人だったんですね!
仲里依紗=ゼブラーマンと言えば、公開直前まで彼女が登場することが
伏せられていて、発表時は世間が驚いた物ですが。
この映画で、実年齢は大人ながら成長が止まって少女の姿のままだった
ヒロインをやっていた子役が永野芽衣だったことを後に知りました。
ちょっと危ない台詞もあっていいのかよと思ったりしましたが、天然な子だから
本人は気づいていなかったかも。
10年前の恵さん、というか仲里依紗さんですが『ハチワンダイバー』『ゼブラーマン』の頃の写真を見たら「ボ~ン・キュ・ボ~ン」なんですよね。リアル恵さんだったら保さん「これは無理だな」と考えていたかな?因みに、『ハチワンダイバー』主演の溝端さんですが10年前はチャラい感じがしますね、あとチンピラ役のサンドイッチマンの二人が『ゼブラーマン』主演の哀川さんに匹敵するぐらい怖い。