順子が喜代美に妊娠告白 /『ちりとてちん』88話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年1月16日(水)放送
再々放送:2014年1月21日(水)放送
第16週 第88話 「人のふり見て我が塗り直せ」

『ちりとてちん』第16週 第88回
「人のふり見て我が塗り直せ」あらすじ

喜代美が、浮かない表情を浮かべる順子の相談に乗ることになりました。十年以上の付き合いの中で、喜代美が順子に相談したことは数知れず。しかし喜代美が順子の相談に乗ることはこれが初めてです。

順子は覚悟を決めると話し始めました。妊娠してしまったこと。子供の父親は友春であるということを。そして友春は塗箸製作所の跡取りで、一方の自分は魚屋を継ぐと決めているので結婚出来ないと言い出しました。

衝撃的な順子の告白に気が動転した喜代美は、そのことを草々に相談しました。喜代美から順子の妊娠の事実を聞かされ激高した草々は友春のもとに駆けつけました。そして、順子が妊娠したことを友春に告げ、責任をとれと詰め寄りました。

偶然その場を通りかかった順子の母は草々の怒鳴り声に聞き耳を立て、それが順子のことだとは夢に思いませんでした。そして、馬鹿男に騙される馬鹿娘の親の顔が見たいと言いふらしはじめたそのとき、結婚を許してほしいと友春が順子の両親に頭を下げるのでした。

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『ちりとてちん』第16週 第88回
「人のふり見て我が塗り直せ」感想

順子の相談に乗るのが初めてなら、順子の口から「どねしよう(どうしよう)」という言葉を聞くのも初めて。喜代美もびっくりでしたが、観ているだけの僕もびっくりでした。

いつも状況を冷静に分析し、問題点と解決策を論理的に導きだすあの順子が「どねしよう」と思考停止に陥るなんて・・・。よっぽどの緊急事態ですね。

ただそれでも「どねしよう」と悩む内容が、ごく普通の女の子と違ってレベルが高い。妊娠してしまったことを「どねしよう」でも、両親や友春に打ち明けられずに「どねしよう」でもない。

魚屋食堂は、父がやっとのことで持つことができた大切なお店。父の長年の夢が叶ったお店なのかも知れません。

野口家のたった一人の子として、幼少時から自分が継ぐと、父の夢を継ぐと決めたのに、相手の友春も親から継ぐべき会社がある。

このジレンマに「どねしよう」。

正典も、そして草若師匠の弟子たちも「継ぐ」ことに真剣ですが、順子も同じように真剣に承継と向き合っているようです。

その点、友春だけが他の誰よりも継いでほしいと親から思われながら、継ぐことに消極的、というか継ぐ自信がない。

でも、その消極的な姿勢が吉と出るかも。融資がどうとか、投資的な話しには乗らない方がいいとか、リスクが高いとか、秀臣がいろいろアドバイスを受けてましたが、塗箸製作所の経営に暗雲がたちこめはじめてそうです。

話し変わって、犬の夜這いまで噂話しにするほどの順子の母。小耳に挟んだ友春のスキャンダルを特ダネとして吹聴し「親の顔が見たい」とまで言わせ、その直後にその馬鹿娘が自分の娘だと発覚。

笑いを通り越して残酷な脚本だと思ったことでした。

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