秀臣が友春の希望認める /『ちりとてちん』90話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年1月18日(金)放送
再々放送:2014年1月23日(金)放送
第16週 第90話 「人のふり見て我が塗り直せ」

『ちりとてちん』第16週 第90回
「人のふり見て我が塗り直せ」あらすじ

集合をかけろという糸子の号令のもと、順子と友春、そして両家の家族が和田家に集まりました。秀臣は順子を嫁として迎えたいと言うものの、魚屋食堂を継ぐ友春の覚悟に揺るぎはありませんでした。

家族の意見がまとまらない中、順子は結婚せずに子供は一人で育てる。祖母の家で子供を育て、子供の手が離れた頃に戻って来て魚屋食堂を継ぐと言い出しました。その順子の言葉に異を唱える者がいました。喜代美でした。

喜代美は順子に言いました。そんな嘘をつくな。友春と結婚して一緒に子供を育てたいという本当の気持ちを何故言わないのかと。喜代美に問い詰められた順子は両親に本音を打ち明けました。現実から逃げたいという本当の気持ちを。

順子と友春の二人の気持ちを理解した秀臣は、友春が塗箸製作所を継がないことを認める決断を下しました。そして、魚屋食堂を友春に継がせてほしいと頭を下げました。秀臣とともに友春も頭を下げ、ついに友春と順子の結婚が認められるのでした。

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『ちりとてちん』第16週 第90回
「人のふり見て我が塗り直せ」感想

順子が初めて「どねしよう(どうしよう)」という言葉を口にし、動揺を隠せなかった理由が今回、明らかになりました。

かつてA子と草々の一件があった時に、順子が喜代美に「何があっても天災」とアドバイスしていましたが、順子自身もこれまでどんなことがあっても「何があっても天災」と自分に言い聞かせて乗り切ってきたのだそうです。

しかし、今回の騒動だけは「天災」ではなく「自分でしでかしたこと」。冷徹な順子のこと、これまで自分の首を締めるような致命的なミスをしたことがなかったのでしょう。

だから「自分でしでかしたこと」が怖くなり、逃げ出したくなったという順子。

また「自分でしでかしたこと」であるが故に、自分に嘘をついてでもことを収めようとしたのでしょうか、結婚せず母の実家で一人で子供を育てる、自分は一人でも平気、などと言いだしたりして。

喜代美がそんな順子の「嘘」を鋭く見抜いたのにはびっくりしました。不器用故に人よりも苦労している分、順子の心の中がはっきり見えたんでしょうか。

喜代美に「嘘」と指摘され「一生懸命な阿呆に順ちゃんもなってよ、一番好きな人と幸せになってよ」とはっきり言ってもらったことで、突っ張っていた心が折れて、順子ってここまで感情を爆発させるのかというくらいの喜びの号泣。

喜代美のこの時の演説は実に実に立派でした。「人生はこれからや、人生のど真ん中歩いて行け。順子があの時そう言ってくれなければ草々と出会えなかった、幸せになれなかった」

めでたくことは収まるのでした。

それにしても順子の父が涙ながらに告げた「友春と順子の結婚の条件」に心が震えました。その条件とは「喧嘩はすな、仲良く暮らせ」

話しが前後しますが、息子への事業継承にあれほどのこだわりを持っていた秀臣さんですが、今回も正典の口から出た塗箸製作所の経営不振問題、かなり深刻な状況なのでしょうか、今度はこちらが心配です。

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