娘夫婦が仲直りの一方で /『ちりとてちん』91話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年1月19日(土)放送
再々放送:2014年1月24日(土)放送
第16週 第91話 「人のふり見て我が塗り直せ」

『ちりとてちん』第16週 第91回
「人のふり見て我が塗り直せ」あらすじ

友春と順子の結婚が許され、順子の妊娠騒ぎは一件落着しました。一方で、順子の騒動で自分たちが夫婦喧嘩の渦中であったことを喜代美は思い出しました。そして喜代美は意を決して草々と向き合いました。

草々は喜代美に言いました。喜代美には自分の模様になってほしい。そして自分も喜代美の模様になるつもりだ。そして、それが面白い夫婦の模様となって出たらいいと思う。喜代美と草々はようやく仲直りすることができました。

喜代美と草々はようやく仲直りができたその一方で、正典には糸子と仲直りするつもりはありませんでした。喜代美が、五木ひろしの貸し切りコンサートで両親の仲直りをさせたいと夢のような妄想をしているその時、塗箸店に客がやってきました。

塗橋店に突然やって来たその客は五木ひろし本人でした。そして、正典と糸子が夫婦喧嘩していることを喜代美から聞かされた五木ひろしは「いい方法があります」と言いだしました。何か解決策をひらめいたようです。

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『ちりとてちん』第16週 第91回
「人のふり見て我が塗り直せ」感想

正典の塗箸づくりを手伝う中、塗箸づくりの工程から人生の本質を学んだ草々が、喜代美との仲直りを宣言した時の言葉の美しいこと。

「お前に俺の模様になってほしいし、俺もお前の模様になりたい」

そもそも草々が小浜にやってきたのは、喜代美が自分の思うような女かどうかを見極めるため。

塗箸に例えて言うなら、塗り込んだ様々な素材を研いで模様を出すのではなく、研がずに自分の思い通りの模様を貼付けようとし、喜代美がその模様を持った貼り付け素材なのかどうかを見定めるというのが草々の思惑。

しかし、喜代美が自分の思うような女なのか、どんな女なのか、もうどうでも良くなった、知りたいと思わなくなったと草々。

美しい模様ははじめから完成された素材を貼り付けて出来るものでなく、完全なものも不完全なものもすべて塗り込んで、それを一所懸命に研ぐ努力さえ怠らなければ、その時はじめて模様が美しく現れてくる。

これからお前と人生を塗り重ねたくなった、腹の立つことも理解できないこともいっぱいあると思う、それが面白い夫婦の模様となって出たらいいと思う・・・と、喜代美に告げた草々。

「お前に俺の模様になってほしい」

小浜に来る前の草々であれば、この言葉は「俺の貼り付け素材になってほしい」という意味だったのでしょうが、今の草々は「腹の立つことも理解できないことも」すべて受け入れる、すべて塗り込めるという決意表明なのでしょう。

というわけで、草々と喜代美は一件落着ですが、正典と糸子は今回のうちに仲直りすることはできませんでした。

しかし、二人の救世主として登場した「五木ひろし」がどんな方法で、正典・糸子夫婦を仲直りさせてくれるのか、楽しみでなりません。

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