草原と緑の出会いと結婚 /『ちりとてちん』101話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年1月31日(木)放送
再々放送:2014年2月6日(木)放送
第18週 第101話 「思えば遠くへすったもんだ」

『ちりとてちん』第18週 第101回
「思えば遠くへすったもんだ」あらすじ

小浜で、草若師匠が糸子に語って聞かせた話。それは草原と妻の緑の馴れ初めでした。緑は大学時代、落語研究会に所属するアマチュア落語家でした。落語のことを熱心に質問する緑に、草原が丁寧に答え続けてたことから二人の間に恋が芽生えてゆきました。

そんな中、草原は新人落語コンクールに出場することになりました。草原は緑をそのコンクールに誘いました。そのコンクールは芸歴十年の草原にとって、新人コンクール出場の最後のチャンスでした。草原はそれまでコンクールに落ち続けていたのです。

草原は背水の陣の決意を固めました。このコンクールで賞をとれなければけじめを付ける。落選したら緑と別れると。しかし草原はまたしても落選しました。そして草原は緑に別れを告げました。

失意の中の草原に草若は告げました。新人コンクールを受け続ける目的は緑に応援されたいだけなのだろうと。草若に図星を刺された草原は緑との別れを撤回。その後、草原は緑と結婚するのでした。

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『ちりとてちん』第18週 第101回
「思えば遠くへすったもんだ」感想

第18週初回で、正典が「伝統工芸士」の資格を取ったことが糸子の口から告げられましたが、この資格が物語の中でどう生きて来るのかと期待して待っていたら、今回その答えが登場。

師匠が糸子に「ご主人、この資格を何故とったかわかるか?奥さんにいいとこ見せたいから。男ってのはそういうところがある」

そんな「男の癖」が、草原の過去につながってゆく話しの運びの上手さ。

芸歴十年まで出れる新人コンクールの、草原最後の出場チャンスの年、草原は28。緑も就職し26。

将来の見込みのない落語会のために緑の人生を棒に振らせるわけにはゆかないと、最後のチャンスで賞をとれなかければ緑と別れると背水の陣を敷く草原。

しかし、あえなく最後のチャンスも落選。

落ちても落ちてもコンクールに挑戦し続けるのは何のためだと師匠は鋭く草原を質しました。

これからも芸を磨いて行く励みにと答える草原に、師匠は、それは違う、「緑ちゃんに喜んでほしかったからだ、マー君すごいと尊敬されたかったからだ」

男なんかどいつもこいつも根性無し、女にちやほやされずに誰が芸なんか磨くか・・・男の本質を語る師匠は、お前の長たらしい芸を聞いてくれる女が緑以外にいるのかと、草原を手厳しく詰ります。

師匠のこの時の言葉、裏を返せば、緑を失えば草原をちやほやしてくれる女はいなくなる、ちやほやされなければ芸を磨けなくなる。そういう意味でしょうか。

草原は緑を失うことの損失の大きさを始めて覚ったみたいですね。

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