最後に小草若の過去語る /『ちりとてちん』102話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年2月1日(金)放送
再々放送:2014年2月7日(金)放送
第18週 第102話 「思えば遠くへすったもんだ」

『ちりとてちん』第18週 第102回
「思えば遠くへすったもんだ」あらすじ

小浜で草若は、小草若の思い出話しを糸子に語って聞かせました。小草若が高校を卒業したら落語になると言って来たとき。弟子にしてほしいと言われたとき。草若はそのことを心から喜びました。そして妻の志保とともに喜び合いました。

しかし草若は、小草若が自分の息子であるが故に必要以上に厳しく指導しました。自分の息子だから甘やかしていると、他の弟子たちに思われないためでした。しかし草若はそのことを悔やんでいました。

一方の小草若は、自分が落語家になると決意したことを草若がどれほど喜んだかを知りませんでした。それどころか草若の厳しい指導によって小草若は劣等感を感じるようになっていました。そして草若に反発心を抱くようになりました。

そんな中、志保が亡くなりました。志保の臨終の間際、そして初七日の法事に草若が姿を消したことに対して小草若は怒り、草若を激しく責め立てました。それ以来、小草若と草若の確執がはじまるのでした。

<<前回101回 | 次回103回>>

Sponsored Link

『ちりとてちん』第18週 第102回
「思えば遠くへすったもんだ」感想

父と息子のすれ違い。

息子が落語になる、父の跡を継ぐと宣言したとき、昨日言ってくれればお祝いをまとめて出来たと面倒臭そうに言われてしまった少年小草若。

小草若はこの時の苦い思い出を今だに引きずり、「落語家なんかになる意味あったんやろか」と、自分の選択そのものに疑問を持つほどに。

しかし、草若師匠は心底喜んでいたんですね。少年小草若の苦い思いで場面はかつて登場しましたが、師匠がおかみさんと抱き合って喜ぶ場面、欣喜雀躍する場面は今回初登場。

こんなに喜んでいたとは。また、糸子に問われてその時の喜びを改めて噛み締める師匠の幸福そうな顔。

このすれ違い、埋まってほしいものです。

父と息子のすれ違いはもうひとつ。

おかみさんが亡くなり、葬儀の席で、またしてもなかなか姿を現さない草若師匠。天狗座の高座すっぽかしの直後だけに、そんな草若師匠の態度に小草若は怒り心頭。

のんびりとやって来た草若師匠に小草若は怒りを爆発させ、きっと殴り掛かろうとしたんでしょう。

ところが長時間正座していたものだから、足がしびれてその場で転倒。

「底抜けにしびれた!」と苦し紛れの照れ隠しをする小草若。

「底抜けに~」は流行ると見抜いた師匠の慧眼、「底抜けに~」が流行るということでなく小草若の芸風にぴったりと見抜いた師匠の愛情に、その時の話しを聞かされた喜代美と菊江は感嘆。

この時、小草若は何か覚ったような顔をしましたね。

「底抜けにしびれた!」の時には怒りと恥ずかしさで、そんなことに気づく余裕はなかったんでしょうが、今になって師匠が、父が、自分の芸を真剣に見てくれていたことがわかったんでしょうか。

だとしたら、こちらのすれ違いは解決ですね。

もう時間がありません。すべてのすれ違いが解決してほしいものです。

<<前回101回 | 次回103回>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする