A子は小浜で父の手伝い /『ちりとてちん』112話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年2月13日(水)放送
再々放送:2014年2月19日(水)放送
第20週 第112話 「立つ鳥あとを笑わす」

『ちりとてちん』第20週 第112回
「立つ鳥あとを笑わす」あらすじ

小浜に帰ってきたA子はは病身の母の看病をしながら、父の会社の仕事の手伝いをしていました。そしてA子は、そんな日々が不満でした。自分は大阪で失敗して小浜に帰ってきた。A子は自分のことをそのように考えていたのです。

その頃、喜代美は草々に恐竜の石の顛末を話していました。その恐竜の石の後悔が後悔を呼んでついに大阪に出ることになったこと。そして大阪で、草若の声に導かれて「おじいちゃんもう一遍会えますように」という願いが叶ったことを。

喜代美と草若との出会いを改めて思い出した草々は言いました。「落語の世界から飛び出して来たみたいな子がいつか自分を高座の世界に引き戻してくれるんじゃないか」と、草若は喜代美に期待していたのではないかと。

続けて草々は喜代美に言いました。喜代美が草若に弟子入りという形で祖父に再会できたのは、かわらけ投げで願いが叶ったのではない。自分で自分の道を切り拓いた結果、草若に弟子入りできたのだと。

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『ちりとてちん』第20週 第112回
「立つ鳥あとを笑わす」感想

前回111話で、「かわらけ投げって本当に願いが叶う、子供の頃の願いだった『もう一遍おじいちゃんに会えますように』も、「ちゃんと会えました、もう一遍おじいちゃんに」と喜代美が語ってましたが、何を意味していたのか今回112話で判明。

大阪で行くあてもなくさまよい歩いていた喜代美が、聞き覚えのあるの声の主に導かれるようにして入った家で師匠と出会う回想シーンがありましたが、最初にその場面を見た時は見知らぬ人に家の敷地に入っていいのかとハラハラしながら見てました。

でも、改めてあの場面を見ると、本当に何者かに引っ張られて師匠のもとに行ったように見えてくるから不思議です。師匠との出会いが「もう一遍おじいちゃんに会えますように」という願いだったことですね。

でもあの時、師匠のもとへ喜代美の手をひいた目には見えないおじいちゃんと「もう一遍」会っていたのかも。・・・これは考え過ぎというものですね。一歩間違えると怪談かもです。

師匠の声に導かれた喜代美が師匠の背中に「おじいちゃん」と声をかけるところからはじまった、喜代美と師匠の出会いの回想場面の数々。

物語の進捗に会わせてすこしづつ変化する師匠を見て来たので、これまで気付きませんでしたが、一気に師匠との出会いの頃に戻ってわかる酒に溺れていた頃の草若師匠の凋落ぶり。

あんなに廃れていたんですね。見るからにみっともない出で立ちで、髪はぼさぼさ、ひげはのびっぱなし。人相も驚くほど悪い。しかも、酒が入った時の口の聞き方の汚いこと。

でも、いつも師匠の近くにていて師匠のことを一番よく分かっている早々が言いました。「今にして思えば、落語の世界から飛び出して来たみたいな子がいつか自分を高座の世界に引き戻してくれるんじゃないか」と。

今にして思えばというより、その時すでに草々はそんなふうに察知していたからこそ、喜代美に一緒に住んでくれと頼んだんでしょうね。(そして「高座の世界に引き戻す」目的を果たすことが出来た時にもう出て行っていいと言ったのも察知していたからこそ?)

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