草若の葬儀に四天王集う /『ちりとてちん』116話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年2月18日(月)放送
再々放送:2014年2月24日(月)放送
第21週 第116話 「嘘つきは辛抱の始まり」

『ちりとてちん』第21週 第116回
「嘘つきは辛抱の始まり」あらすじ

タンポポの花が咲き誇るおだやかな春の日、草若の葬儀が自宅で執り行われました。草若とともにかつて「四天王」とよばれた柳宝、尊徳、そして漢五郎も駆けつけ、盟友との別れを惜しみました。

柳宝、尊徳、漢五郎の三人が遺された弟子たちに涙を流しながら挨拶をしているその時に、式場に小次郎が到着。小次郎は到着するなり「草若師匠の宝くじが当たっているか確かめたい、当たるような気がする」と大騒ぎをはじめました。

葬儀もそっちのけで小次郎は喜代美に手伝わせながら当選番号の読み合わせをはじめました。一ケタづつ読み合わせる番号が一致し続けることに興奮した小次郎が「一億円!」と大声を発したことで、一同は葬儀どころではなくなってしまいました。

結局、その草若師匠の宝くじは下一ケタが2番違いで前後賞もなしのハズレ。その様子に小梅は感心しました。亡くなっても人を笑わす草若に小梅は心から感嘆しました。葬儀も終わったある日、弟子入り志願の電話がかかってくるのでした。

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『ちりとてちん』第21週 第116回
「嘘つきは辛抱の始まり」感想

前回115話の草若師匠の最期の場面は、明るく楽しい元気をもらえる、極めて珍しい「最期の場面」に心底驚かされました。そんな115話の続きの今回の葬儀の場面はいたって普通の葬儀でスタート。

・・・と、思っていたら小次郎伯父さんが登場したその瞬間から、またしてもあり得ない状況に急展開。小次郎伯父さん、さすがです。

正平を除いたあの和田家の面々ですら場をわきまえる中、そもそも場をわきまえるという気遣いがこの世に存在することさえ知らないんじゃないかと思わずにはいられない小次郎叔父さんの暴走ぶりがすごい。

気遣い以前に、宝くじ以外眼中にない。そもそも葬儀が行われていることすら全く気付いていないのかも。しかも、宝くじの読み合わせの自分の流儀を喜代美に熱く解説までしてしまうほどの熱中ぶり。

こんなすごい人を「心が綺麗な人」と見抜いた草若師匠の慧眼もまたすごい。落語で人間観察を極めた境地なのでしょうか。

ついには小次郎だけでなく葬儀の列席者全員が「一億円!」が気になって葬儀そっちのけ状態となりますが、思えばこの場所で行われた喜代美の結婚式も、式も主役もそっちのけになっていましたね。

その喜代美も、自分の痛い経験をすっかり忘れて、あっという間に小次郎叔父さんのペースにはまってしまい、宝くじの番号読み合わせに完全に心を奪われてます。

ただ、今回は小梅おばあちゃんが最後に上手にみんなの関心を本日の主役・草若師匠に引き戻してくれました。(喜代美の結婚式では主役の座を奪った一人でしたが)

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