草若襲名を固辞する草原 /『ちりとてちん』135話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年3月11日(火)放送
再々放送:2014年3月18日(火)放送
第24週 第135話 「蛇の道はヘビー」

『ちりとてちん』第24週 第135回
「蛇の道はヘビー」あらすじ

小草若の行方がわからないまま執り行われた草若の三回忌の法要の席に、天狗芸能の鞍馬が現れました。鞍馬は草若悲願の常打ち小屋を考え直してもいいと言いました。しかしそれには条件がありました。誰かが草若を襲名すること。それが条件でした。

小草若が帰るのを待つと言う草々に対して草原は異を唱えました上方落語界のことを真剣に考えるならば、身がちぎれるような選択をしなければならない時がある、草原は暗に小草若を切り捨てることをほのめかしました。

草々は断腸の思いで草原が襲名することを仏前に報告しました。しかし気の小さい草原は「襲名」という言葉に恐れをなして固辞。草々に襲名しろと言い出す草原に、四草は自分に襲名させてくれと言い出しました。

四草は、草原が襲名するのでなければ自分は納得出来ないと主張。草々もまた草原を差し置いて襲名するわけには行かないと言い出しました。面々は喧々諤々の議論を闘わせるものの結論は得られないのでした。

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『ちりとてちん』第24週 第135回
「蛇の道はヘビー」感想

草若師匠の実の子である小草若が襲名すべきところ本人は失踪。順番で言えば草原が襲名すべきところ、今度は草原が固辞。襲名という「どでかい花火」など緊張して自分には無理だと。

草々に白羽の矢が立つと、今度は四草が二番弟子が襲名できるのなら自分も襲名の権利はあるはず。襲名すれば収入も増えるので、その名前を自分にくれと言い出す四草。

分野問わず時折耳にする「襲名争い」は四草みたいな利害が横並びして争うある意味シンプルな争いとなりますが、徒然亭の「襲名争い」は単純に利害の対立でないところが実に難しい。

視聴者をあっと言わせるようなまさかの解決策がこの先に用意されているのでしょうが、こんな複雑な状況をつくってそれを解決し感動にまで持って行く・・・一体、どんな過程を経てこの物語は作られたのでしょうか。

作劇術が気になってしまう135話でした。

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