小草若が若狭で高座復帰 /『ちりとてちん』139話

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年3月15日(土)放送
再々放送:2014年3月22日(土)放送
第24週 第139話 「蛇の道はヘビー」

『ちりとてちん』第24週 第139回
「蛇の道はヘビー」あらすじ

塗箸イベントの日がやって来ました。会場にはA子から誘われた小草若も姿を現しました。そんな中、喜代美の創作落語がはじまりました。かつて五木ひろしが父の塗箸を買った時のエピソードを喜代美は面白おかしく脚色しました。

その時、控え室では小次郎が五木ひろしの出番の準備を進めていました。小次郎が、五木ひろしの登場を促すべく『ふるさと』のイントロを流したつもりが、ラジカセから流れたのは草若の落語でした。

会場はしらけてしまいました。しかしその時、小草若の脳裏に古い記憶が蘇りました。父の高座の巡業に連れて来られた子供の頃の小草若は、この会場の楽屋で父の落語の声を聞きながら遊んでいたのです。

喜代美がパニック状態に陥る中、小草若が咄嗟に高座にあがりました。そして小草若の「底抜けに!」の叫び声に会場に集まった人々が注目。小草若は『はてなの茶碗』を演じ切り、「復帰高座」は大盛況のうちに終わるのでした。

<<前回138回 | 次回140回>>

Sponsored Link

『ちりとてちん』第24週 第139回
「蛇の道はヘビー」感想

塗箸工房のことを「ここで落語と出会った、ここが徒然亭若狭の故郷」と語り、工房で創作落語をつくる喜代美。小梅おばあちゃんがやって来ると、草々と私が小草若の故郷を奪ったのだろうかと相談。

「いいや、誰にでも故郷はある、帰るところはある。誰にも奪うことのできん小草若ちゃんの故郷がきっとあるはずや」

奪うことのできない小草若の故郷を、小草若は自分で見つけることはできるんでしょうか。それにしても、小梅さんの言葉はいつも優しくて深い。

イベント当日、この会議室に見覚えがあるとあたりをキョロキョロ見回す小草若。もしや、昭和43年の高座で父と一緒に来てたのかなと思いましたが、案の定でした。

さて、控え室では小次郎が、まさかの五木ひろしオンステージの準備。かつて五木ひろしが塗箸店で塗箸を買い、しかもお金がなんなんていう設定も今日のこの日のためのものだったとは。

お金がない五木ひろしを、家族の誰かが「手のこんだ詐欺」と言いましたが、それが創作落語のネタになり、それをネタにしたがために会場がパニック状態になり、小草若の復帰高座につながる。

しかも、小草若の復帰高座は草若師匠の復帰高座とそっくりな状況。ひとつひとつのエピソードの無駄がまるでない、エピソード使い倒しの脚本。設計は大変な作業だったんじゃないでしょうか。

「底抜けに!」で、見事復活を果たした小草若、これからどうなってゆくのでしょうか。

<<前回138回 | 次回140回>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする