エール 最終週/第24週「エール」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『エール』
2020年11月23日 〜 11月27日放送

あらすじ

光子の形見であるロザリオ

アキラが、華のために作曲した曲を携えて古山家にやってきました。しかし、アキラがその曲を披露する前に、裕一も音も、華とアキラの結婚に対して難色を示しました。

しかし、アキラの曲を聞いた裕一と音は心を動かされました。そして、三郎と光子が自分たちの結婚を認めてくれた時のことを思い出しました。

音は、光子の形見であるロザリオをアキラに持たせると、華を幸せにすることをアキラに誓わせました。それは、華とアキラの結婚が認められた瞬間でした。

新たな作曲依頼

裕一が50歳を過ぎた頃、新たな作曲依頼が裕一と音を心から驚かせました。それは、東京オリンピックの開会式で使われることになる行進曲の作曲の依頼でした。

数ヶ月を経て東京オリンピックの開会式まで一年という頃になっても曲が出来ないことが音には心配でした。一方で木枯の『東京五輪音頭』は大ヒットを記録していました。

裕一の中では曲がほぼ出来ていました。しかし何かが不足していました。音の計らいで裕一は木枯など音楽界の友人たちと再会。裕一はついに曲を完成させました。

東京オリンピック開会式

東京オリンピック開会式の当日を迎えました。古山家のカラーテレビで開会式を見ようと、華とアキラ、保と恵、智彦と吟が集まってきました。

一方、会場では緊張した裕一はトイレの中で隠れていました。音に連れ出された裕一は『長崎の鐘』に感動したという警備員の言葉でようやく貴賓席に戻ることが出来ました。

同じ頃、裕一との約束を果たすため、鉄男は藤堂の墓前で手を合わせ、ラジオから流れる裕一の曲を藤堂に聞かせていました。

小山田からの手紙

東京オリンピックが終わった1ヶ月後に小山田が死去。ほどなくして、小山田の秘書が裕一を訪問。生前の小山田が出すかどうか迷っていた裕一への手紙を持って来たのです。

その手紙は裕一への謝罪の言葉で始まっていました。裕一のクラシック音楽の才能が怖くて流行歌のレーベルに推薦したこと。その行為は音楽への裏切りであったこと。

裕一のクラシックの才能を潰したことを悔いる小山田はまた、東京オリンピックの曲によって裕一の才能が開花したことに安堵したとも記されていました。

晩年の裕一と音

小山田の死去の約十年後。盟友として数々の仕事を一緒にこなして来た池田が死去。それがきっかけとなって音楽への情熱を失ったかに見えた裕一は一線を退きました。

豊橋の海が見える保養所で余生を過ごす裕一を、広松寛治という若き作曲家が訪ねて来ました。広松に対して裕一、心の中で常に持ち続けている音楽への情熱を語りました。

広松が帰った後、乳がんで闘病中の音を誘い、裕一は海岸を散歩しました。そして裕一と音は、二人が出会った頃の姿になり、海辺で音楽を奏でるのでした。

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予習レビュー

東京オリンピック

ついに『エール』第1回で描かれた東京オリンピックが再び描かれます。

東京オリンピック開会式の行進曲『オリンピック・マーチ』の作曲依頼から開会式までがこの週の5回すべてに当てられ、最終回は東京オリンピック開会式となるのか。

それとも東京オリンピック後のことも描かれるのか。

詳細は今のところ不明です。

『オリンピック・マーチ』の作曲依頼があった本当の時期

『オリンピック・マーチ』に関して、興味深い情報を見つけましたのでご紹介します。

ドラマでは描かれることがなかったリアル裕一くんの息子さんによる手記で、出版されていない情報です。

リアル裕一くん関連書籍の大半では、『オリンピック・マーチ』の作曲依頼を受けたのは東京オリンピックの前年、昭和38年(1963年)2月となっています。

ブログ主の手元にある書籍でもそのように記述されています。

しかしリアル裕一くんの息子さんによれば、『オリンピック・マーチ』の作曲依頼を受けたのは昭和37年(1962年)の秋頃であったとの由。

息子さんとリアル音ちゃんは、昭和37年(1962年)の暮れに新宿ミラノ座で、ジョン・ウェイン主演の映画『史上最大の作戦』を鑑賞。

その映画の主題歌『史上最大の作戦のマーチ』をリアル音ちゃんはたいそう気に入られたのだそうです。

そして帰宅するなりリアル音ちゃんは、自宅で留守番をしていたリアル裕一くんに訊きました。

「あなた、史上最大の作戦のマーチってとってもいい曲よ。オリンピック・マーチは大丈夫なの?」

リアル音ちゃんの問いかけに対してリアル裕一くんが答えて曰く、

「ああ、大丈夫。任せておけ」と即答。

というわけで、一般に知られている『オリンピック・マーチ』の作曲依頼のタイミングよりも前に、リアル裕一くんは曲の構想を練り始めていたのだそうです。

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コメント

  1. ヒデジラ より:

    まあ、正直ないだろうな・・・とは思ってましたが、『モスラ』の歌は触れられないようですね。ちょっと残念に思います。もしも、スピンオフが作られるのであれば、ぜひ『モスラ』の歌を題材にしたものになると嬉しいです。

  2. 名乗る程のものではございません より:

    似ている名前の役柄設定とか年齢とか無視したら広松寛治さんを小林亜星さんモデルにしてメガネをかけハナコ岡部くんに演じてほしいというのが個人的な願望なんですがねえ。
    橋本じゅんさんが閻魔様と審査員の二役しているからそれもありかと。
    裕一さんの話を聞いて子供たちへの応援歌として作曲したのが名曲『ピンポンパン体操』で・・・と、ここまでコメントしてさすがに無理がありすぎると気づいたわ。

    やっぱ広瀬健次郎さんだろうねえ。

  3. boxster981 より:

    広松寛治という若き作曲家についての補足。
    堀井めだかさん、情報ありがとうございます。廣瀬健次郎さんですね。
    廣瀬健次郎さんはオバQの楽曲で日本レコード大賞まで取られた方ですが映画音楽なども多数手がけているので接点はあるかもしれませんね。ただ1974年で45歳というのが引っかかって深くは考慮しませんでした。(設定では大学で音楽を学んでいる年齢)実は広松寛治のモデルは「エール」の風俗考証を担当した刑部芳則さんではないかという有力な説がございます。1977年生まれの現代の方で畑も全く違いますが、昭和歌謡史に精通して「古関裕而―流行作曲家と激動の昭和」という著書もあります。企画会議の席上で、もし古関さんが健在なら若い人々にどんな声を掛けるでしょうね、などとやり取りがあったかもしれません。彼を見ていて制作サイドがこのようなフィクションをエピソードに追加したとも想像できます。その時名前だけ廣瀬健次郎氏から着想した可能性はありますよね。

  4. 堀井めだか より:

    広松寛治は、広瀬健二郎さんでしょう。

  5. 名乗る程のものではございません より:

    結婚挨拶に用意した曲って『ミヨチャン』かなあ?
    歌詞はハナチャンに変更等したりして。
    いい歌ですよ。
    ドリフがカバーしてヒットしてますね。
    カトちゃんの素朴な歌い方といかりやさんの合いの手が素敵です。

  6. boxster981 より:

    広松寛治という若き作曲家についての心当たり。
    クラシックの素養のある音楽家(作曲家、シンガー、ライター)で主として東京オリンピックの10年後以降(1974年~)に活動を開始し応援(エール)を活動の信条とする。出来れば物語で核となった教会、長崎、平和への親密度が高くNHKの朝ドラにも出演もしくは楽曲提供があれば申し分ない。
    そこで私が思い浮かべるのはさだまさしさん。

    1972年、11月3日、バンド「グレープ」を結成、音楽活動を開始。
    1974年4月25日に第2作目のシングル「精霊流し」が名古屋地区から火が付き全国的なヒットとなり、この年の第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞する
    1976年のグレープ解散、ソロ活動を始める。その頃一時体調を崩し業界からはなれていた。
    この時放浪して裕一と音を訪ねたという設定ならドンピシャリ!

    さださんは長崎県出身で親族に原爆被災者がいることもあって、戦争の悲惨さや凄惨さを痛感している故に平和を求める気持ちが強く、そうしたテーマの楽曲が制作されたりイベントが開催されることも多い。
    但し宗教的にはキリスト教ではなく仏教的なモチーフが濃い。

    朝ドラの出演こそ無いがNHKとの関係性は強い。今夜も生でさだまさしシリーズ(2006年 – )や鶴瓶の家族に乾杯(前身となる番組はさだと鶴瓶による。現形式でも複数回出演。主題歌も担当)でのキーパーソン。また『精霊流し』はNHK・夜の連続ドラマとして2002年にドラマ化。紅白も出演多数。

    1週間前に押したアキラの平尾昌章さんよりはこちらの方が確信度が高いです。

  7. 偽君子 より:

    げぇ、とうとう光子さんが旦那さんのところへ行ってしまうのですか・・・。しかし形見のロザリオというと、やっぱり「長崎の鐘」ですねぇ。

  8. 丹善人 より:

    「アキラ」って架空の人物なんだろうが、誰をイメージしたのかな、って考えると、
    当てはまる人物を一人思いついた。
    元ロカビリー歌手で作曲も出来る人。先年亡くなるまで毎年紅白のラストで
    「蛍の光」の指揮をしていた、カナダから恋文を届けていたあの人かな。

    で、広松寛治は思いつかない。モデルは誰なんだろう?

  9. 魁光 より:

    仕事終わりに新宿の紀伊國屋で下巻を購入し、帰りの副都心線で一気に斜め読みしました(笑)

    過去のフラグ、シチュエーションをかなり有効活用していて、その回収が実に秀逸な印象でした。

    21週は、10週の頑なになる音ちゃんや13週のコネ採用の熊次郎くんのエピソードを彷彿させるものを。

    そして教会でのチャリティ音楽会では、音楽教室で子ども達を指導していた経験や裕一がハーモニカで音楽の面白さを教える15週の設定が見事に生きました。
    舞台は縁の深い教会で1週のように音ちゃんが歌い、10週のフラグを回収。

    22週はついに浩二の美味いりんごを送るよの11週のフラグが達成されますね!
    さらに17、18週で結婚ネタをチラつかせて1つの出来事で一気に2つのフラグを回収するのは流石です。

    23週では21週のなにもやりたいことがない華ちゃんへのアンサーになりますね。21週で華ちゃんが吟ちゃんの家に駆け込み、居場所に苦しんだ者同士を引き合わせたのも23週への暗示になりますね。

    24週の華ちゃんの結婚では、5週のドタバタ劇を思い出させます。
    そしてずっと心に引っかかった小山田先生の真意。一番最後に持ってきたのは心憎い演出ですね。
    多分志村さんがご存命ならオリンピックマーチのオファーの時に病床から直接謝罪ということにしたかったのかもしれませんね。

    そして最大のフラグ回収はラストシーンがOPで砂浜ではしゃぐ2人だったとは!
    梅ちゃんエンドを予想した私が浅はかでした。まさかの大フラグ回収でした!こりゃ一本取られた!
    毎日見ていたあのシーンを完全に見落としていました…。
    恐らく最終回あるあるのクライマックスでの主題歌に合わせた演出になるかと思われます。

    今作は大小様々なフラグがいい意味で複雑に入り混ざっているので、展開予想がとても楽しいものになりました。

    長文失礼しました!

  10. 植田久美子(海ブドウ) より:

    今朝のエール(第100話)は感動しました❗これで、久志さんが完全復活してくれるといいのですが。期待します‼️ふたりの友情に乾杯✨🍻🎶