やりたい事が何もない華 / エール 第102回

2020年11月3日(火)第21週「夢のつづきに」

あらすじ

音がオーディションの最終審査に残りました。レッスンの追い込みで忙しくなってきた音の姿を見て、華は家事を手伝わせてほしいと音に申し出ました。しかし華の申し出を音はきっぱりと断りました。

困惑する華に対して音はさらに言いました。家事は自分ひとりですべてやるので華は自分のやりたいことをやるようにと。音からそのように言われた華は困りはてました。華にはこれといってやりたいことがなかったのです。

そんな中、甲子園出場を目指して日々練習にはげんでいる高校球児の渉と会話を交わした華は、自分にはやりたいことが何もないことを改めて思い知らされました。そんな中、華はついに感情を爆発させ家を飛び出してしまいました。

華が向かったのは吟の家でした。その日、華は吟の家に泊まることになりました。華はやりたいことが何もない何もない悩みを吟に打ち明けました。一方、華の気持ちに気がつくことができなかった音も深く落ち込んでしまうのでした。

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予習レビュー

自分には何もやりたいことがないと悩み始める華ちゃん。

華ちゃんの年頃に同じように何もやりたいことがなかった朝ドラヒロインは、ブログ主が記憶する限りでは次の二人です。

『ごちそうさん』のめ以子。

『ひよっこ』のみね子。

『ごちそうさん』のめ以子は、女学校時代の同級生が学校の先生を目指していることを聞かされ、わずかな間だけ自分が何も目指していないことを悩みました。

『ひよっこ』のみね子も、お父ちゃんが行方不明になってから、自分がやりたいことは何かを考えるゆとりすらなくなってしまいました。

め以子もみね子も、やりたいことはなかったけれど、当たり前の日常を丁寧に生きて道を開くことができました。

め以子もみね子も、それぞれのお母ちゃんが当たり前の日常を丁寧に生きていた人なので、モデルがいました。

しかし華ちゃんは、両親とも揃って若い頃に強烈にやりたいことを見つけて、その道を進んで来た人です。

華ちゃんみたいなタイプには厳しい環境なのかもしれません。

やりたいことが見つからない華ちゃんは、将来は看護職に就くらしいのですが、今週その道を見つけるのでしょうか。

そして看護職は華ちゃんのやりたいことなのか。

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コメントへの返信 by 朝蔵

まだまだこういう時代(よるは去ったさん)
空襲の被害がなかったエリアなので、ドラマを見ている限りは戦前の日常が戻ってきたように見えますが、東京の他のエリアはまだ混乱している時代ですね。

裕一を看病している時の華ちゃんの表情が生き生き(魁光さん)
裕一くんがいきなり風邪をひいたのは、華ちゃんが自分のやりたいことを見つけるきっかけのためだったんですね。

閻魔大王様、下界に降臨!(笑)(魁光さん)
ヒロインの子役ちゃんがヒロインの娘役で再登場というのは定番ですが、閻魔大王の再登場は画期的ですね。(笑)

実の母親よりも何でも遠慮なく(よるは去ったさん)
華ちゃんは吟ちゃんに自分と同じものを感じているのかもしれません。悩みを打ち明けられる人が身近にいてよかったです。

このところ、吟ちゃん、大活躍(オペラ座の怪人さん)
智彦さんを支え、ケンちゃんを受け入れ、そして華ちゃんに寄り添う。吟ちゃんの才能が見えてきましたね。

大きな夢や才能がない人にもこのドラマはスポットを当ててくれて(紺碧の空はいいなさん)
大きな夢や才能がない人が世の中の大半を占めているわけですからね。天才が主人公でありながら普通の人の描写も丁寧で本当に素敵な作品です。

平凡な主婦の道を選んだことがここにきて生きてきました(丹善人さん)
吟ちゃんが平凡な主婦だったことで智彦さんも救われました。特に戦時中の吟ちゃんの苦悩は戦後の逆転へのフラグだったのかもしれません。

有名人を身内に持つ葛藤(たいとうみほさん)
この葛藤に苦しんだ一人が『あさが来た』のヒロインの娘でしたね。途中から開き直ってたくましく生きてましたが。(笑)

裕一くんはその伏線のため無理やり風邪をひかされた(boxster981さん)
噂話が原因のくしゃみだとばかり思っていたら本当に風邪をひいていた。見事に華ちゃんの将来につなげました。

微妙な意識のすれ違い(丹善人さん)
今のところ華ちゃんの片思いなので、すれ違いがなかなか埋まりませんね。

広松寛治さんを小林亜星さんモデルにして(名乗る程のものではございませんさん)
楽しい想像でした。小林亜星さん、大好きでしたので。

明日はやっぱりあれですかね(偽君子さん)
裕一くんが迎えに行くかもしれませんね。母と娘の間に立って、奮闘してくれそうです。

吟ちゃんがいなければ(還暦のたつおさん)
すぐ近くに話を聞いてくれる優しいおばさまがいて華ちゃんは幸運です。

『モスラ』の歌を題材にしたもの(ヒデジラさん:最終週)
『モスラ』のスピンオフ、いいですね!

コロッケという一言(名乗る程のものではございませんさん)
読む者の涙腺を刺激するような想像でした。(笑)

プロとして舞台に立った経験の無い彼女はあくまでもアマチュアなのですよね(ひるたまさん)
ピアノの世界では「ピアノレッスンを1日休むと3日戻る」と言われているらしいですが、長年レッスンしていなかったブランクは致命的なことなのかもしれません。


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感想

吟ちゃんの才能

音楽の才能がある音ちゃん。文学の才能がある梅ちゃん。

才能と自分のやりたいことがある二人の妹を前にして、自分には何もないことがいつも悩みだった吟ちゃんの若い頃の経験が、ここに来て役に立つことになりました。

そして吟ちゃんの隠れた才能が見えてきました。

悩む人の気持ちに寄り添い、言葉を静かに聞き入れるのが吟ちゃんの才能なのかもしれません。

智彦さんが立ち直ることができたのも、吟ちゃんのそんな才能に支えられてのことでした。

華ちゃんの悩みも、吟ちゃんの才能によって救いが見出されはじめました。

そして、才能とやりたいことを持っている家族に囲まれて暮らし、自分には何もないことを吟ちゃんと同様に悩む華ちゃんは、吟ちゃんと同じ才能を秘めているような気がしてきました。

その隠れた才能が、今後の看護婦という職業に生かされるのかな?と考えた『エール』102回。

吟ちゃんの静かな語り口に癒される回でした。

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コメント

  1. ひるたま より:

    「今回は難しいかも。…力は出し切りましたよ。でも…やっぱ、最終に残った方々はさすがだった」
    学生時代の『椿姫』ヴィオレッタ役のオーディションで、千鶴子さんを差し置いて役を勝ち取った時の音ちゃんを推したのは、あの双浦環先生。(千鶴子さんが実力を出し切れなかった事もあったけれど)
    「実力的にはまだまだ。…けれど、貴女の可能性に賭けてみる事にした」という評価だったように記憶しています。当時の音ちゃんはまだ若くて伸びしろもあった筈。
    あれから十数年を経て年齢を重ねると、最早歌唱力etc.の伸びしろがあるか否か…微妙な所であるのが実情でしょうね。(私自身はズブの素人ですが)

    大概の音楽コンクールではエントリーに年齢制限が設けられていますが、同レベルの出場者同士ならば、年齢が若い出場者の方が上位に選ばれるのが実情かな、という気がしています。年齢制限ギリギリで応募する場合は、余程審査員の心を捉える(審査員含めた聴き手を納得させる事が出来る(言い方を変えれば聴き手に有無を言わせない))レベルの演奏が出来なければ厳しいのでは?

    音楽を勉強した経験がある音ちゃん自身が、身を以て分かっているかとは思いますが…プロとして舞台に立った経験の無い彼女はあくまでもアマチュアなのですよね。

  2. 名乗る程のものではございません より:

    コロッケを上手く揚げれて喜ぶ元職業軍人の妻と上手く揚がったコロッケをおいしいと喜び食べる元戦災孤児とそれを見て満面で微笑む元職業軍人。

    ちくしょー!
    コロッケという一言からここまで想像しちゃったじゃねーかよ!
    朝っぱらから心暖かくさせないでくれよ!

  3. 還暦のたつお より:

    1.華ちゃんが、自分の不満を思いきり吐き出した事で、音ちゃんは自分の誤りに気付きました。そして、華ちゃんにとって絶妙なポジションにいた吟ちゃんに救われました。吟ちゃんがいなければ、音ちゃんと華ちゃんの関係はもっとこじれていたかもしれません。
    2.タロットカードは、占い師が出たカードの結果に、相手の表情、態度の分析を加味して占います。御手洗さんと音ちゃんは気心が知れた仲なので、当たる確率は高いと思いますが、果たして?

  4. 偽君子 より:

    ともかくあんまり引っ張らないのは、吐き出せたからかな。こういう場合、どなったりひっぱたいたりしても解決しないんですよね。北風よりも太陽というところでしょうか。
    明日はやっぱりあれですかね、音さんが迎えに来ても、最初のうちは「あたし帰らない。お母さんなんか大っ嫌い」などと拗ね、焦りかけた音さんを吟姉さんが諌めることになるんでしょうか。

  5. 丹善人 より:

    連投失礼
    華ちゃんは渉君に弘哉君イメージを浮かべていたのだと思います。
    しかし微妙な意識のすれ違い。弘哉君なら気持ちのすれ違いなど
    起こらなかっただろうけれど、彼は弘哉君の代わりではないと
    言うことに気づいた瞬間なのかも。
    後に結婚する相手が別人なので、渉君とは別離するのでしょうが、
    彼との別れが、弘哉君との意識での決別、新しい出発になるための
    準備段階なのでしょう。

  6. boxster981 より:

    以前自分で華ちゃんは何故看護というハードルの高い仕事を目指したのだろうと自問自答した。その後考えて辿り着いた答えが吉田さんを始め制作スタッフの病院関係者に対するエールだったかとの結論でした。もしこれほどのコロナ禍が無ければ華ちゃんの職業は違っていたかもしれません!?今日の誇張された華の葛藤をみて、しかもそれが吟のような普通の生活に向かうのではなく、看護と言う病魔と闘う仕事を選ぶことに繋げるところにメッセージが隠れています。裕一くんはその伏線のため無理やり風邪をひかされたのでしょう。しかもその直前に噂でくしゃみをさせるなど手が混んでいることこの上ありません…。

  7. たいとうみほ より:

    渉君の言葉に微妙な表情の華ちゃんに、ひょっとして今週の裏テーマが「有名人を身内に持つ葛藤」では?と思いました。一応頭に入れている音ちゃんの今後と共に。才能云々はある程度努力でカバーできますが持って生まれた属性は努力でどうにもならない。環先生の周囲がヨーロッパで東洋人差別に遭った事と根っこは同じ。周りが勝手に期待するのを、プラスのモチベーションにできる人はいいけれど、みんながみんな、世間が勝手に思うステレオタイプに当てはまる訳じゃないから。山形人がみんな「おしん」好きな訳はないし。(勝手に山形の女性は辛抱強いとか県外で言われて閉口するとの話は今もあります)

  8. 丹善人 より:

    華ちゃん、ついに切れました。
    こういう時に吟ちゃんが役に立つ。特別な才能を持った妹二人に対して、
    特に才能らしき物もなく、平凡な主婦の道を選んだことがここにきて
    生きてきました。ここまで考えての設定だったのでしょうか。
    すぐ近くに駆け込み寺があって、華ちゃんよかったですね。
    兄弟のいない華ちゃんにとっても、ケンちゃんは弟代わりになるし、
    ケンちゃんの存在感もしっかりある。

  9. 紺碧の空はいいな より:

    近所に吟さんがいて、華ちゃん本当に良かったですね。何しろ裕一と音は異色のカップルですから。
    大きな夢や才能がない人にもこのドラマはスポットを当ててくれて、とても嬉しいです。

  10. オペラ座の怪人 より:

    このところ、吟ちゃん、大活躍。
    お見合いで結婚した、平凡な主婦だけど、
    とっても偉~いでふ!
    おじちゃん(私のこと)は、うれしいよ!

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    ところで、コロンブスレコード(だったかな?)の、
    廿日市さんだったか、八日市さんだったかは、
    もう出ないのかしら?

    志村けんさんは、まだ、出てくるんだろうけど、
    廿日市さん(?八日市さん?)は?
    まさか、戦死?
    あるいは、空襲死?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  11. よるは去った より:

    吟「コロッケ上手に揚げられた時は『私は天才!』って思うし・・・・・・・・。」
    華「私、吟伯母ちゃんみたいになりたい・・・・・・。」

    実の母親よりも何でも遠慮なく話せる存在するなのかな。

  12. 魁光 より:

    思っちゃったからしょうがないコーナー

    閻魔大王様、下界に降臨!(笑)
    きっと宝くじが当たらない為、安隆さんが頼んで差し向けたのかもしれませんね(笑)
    娘は元気にやってますよと。

  13. 魁光 より:

    竹中君はただ単に華ちゃんの恋仲として登場したかのように思いましたが、少し違うようです。

    裕一と音ちゃん含めて何もやることがない華ちゃんを追い込む役割だったようですね…。
    悪意がないのが一番怖いとはいいますが…。

    裕一を看病している時の華ちゃんの表情が生き生きしていたのが、今後の仕事のフラグになりそうですね。

  14. よるは去った より:

    保「ちょうど卵が手に入ったんだ・・・・・・・。」

    ん~まだまだこういう時代だったんですね。