2020年11月17日(火)第23週「恋のメロディ」
あらすじ
華が東京都内にある病院で看護婦として働き始めて3年の月日が経ちました。華は看護婦の仕事にやりがいを見出し、家と病院を往復する多忙な日々を送っていました。音はそんな華のことが心配でした。
その頃、華は24歳になっていました。だから出会いのない職場で仕事に没頭していたら華は婚期を逃してしまうのではないかと、音は気がかりだったのです。音は華に対して恋をしろと告げるその一方で、見合い相手を探し始めました。
『君の名は』の放送が終わった裕一もこれまでになく多忙な毎日を送り、複数の仕事を同時にこなしながら名曲を次々と生み出していました。そんな中、池田が裕一を訪問。これからは大舞台でのミュージカルやオペラをやると宣言しました。
同じ頃、華の勤務先の病院に霧島アキラという名のロカビリー歌手が入院。看護婦たちの人気を集めるものの華は浮ついた様子のアキラのことが苦手でした。しかし、華は看護婦としてアキラを受け持つことになるのでした。
予習レビュー
今週のサブタイトル「恋のメロディ」は、きっと今回から始まるストーリーのためにあるのでしょう。
華ちゃんの恋バナが始まりました。
と言っても、まだ華ちゃんは恋をしていません。
音ちゃんが、華ちゃんの出会いのなさを心配するほどに看護婦の仕事に没頭。
そして、勤務先の病院に入院してきたロカビリー歌手の、同僚の看護婦たちが熱をあげても華ちゃんだけは無関心。
しかし、今回描かれる華ちゃんの「恋」とは縁のない状況こそが恋バナのフラグです。
今週から、最終週である次週に向けて華ちゃんの恋バナが展開されます。
一方でこの物語の主人公である裕一くんは40代後半。
いわゆる「あぶらの乗り切った」頃なのでしょうか。
戦時歌謡の作曲をしていた頃よりも、さらにハードな日々を過ごしています。
コメントへの返信 by 朝蔵
歌手・声楽家としては挑戦してみたい曲(よるは去ったさん)
ブログ主が『イヨマンテの夜』を知ったきっかけは巻上公一さんがカバーしたバージョンでした。
巻上公一さんによれば、『イヨマンテの夜』のカバーを最初はリアル裕一くんに拒絶されたのだとか。
久志の力押しと粘り勝ち(魁光さん)
『イヨマンテの夜』は高校時代に大好きでした。
プリンスのおかげで昭和50年代になっても語り継がれる名曲であり続けたということが今回の誕生秘話を通してよ〜くわかりました。
吟ちゃんが言うと重み(魁光さん)
時代に翻弄された経験は大きいですね。ご本人はその時は大変だったと思いますが。
音楽学校時代の久志さんを彷彿(重信六三郎さん)
学生時代のプリンスもいつも女性に取り巻かれてましたね。
津田さんの一人吹替(還暦のたつおさん)
一人何役(柏倉章宏さん)
本作『エール』は新しい試みが次々と出てきますね。
華ちゃんは叔母さんの血を引いているのかな(丹善人さん)
華ちゃんは吟ちゃんと通じるところがあるなと思ってましたが、梅ちゃんと似ているところもありますね。
見事な空振り(丹善人さん)
ブログ主はこの巨大な二つの空振りが切なすぎて直視できないくらいなんです。
終始ハラハラしてるディレクター役(トットてれびも見てましたさん:111回)
北村有起哉さんのトラブルに見舞われる状況はこれが二度目だったんですか!?
メディアの普及が、ヒットする歌を変えた(たいとうみほさん)
戦後編の短縮がなければ、テレビ時代のヒットソングの歴史を観ることができたかもしれませんね。
世の中に疎くなってきている(たいとうみほさん)
世の中に疎くなってきているか、または娘のことなので客観視できない、ということもありかなと思いました。
関内三姉妹の集合のとき(文月さん:111回)
とりわけ、戦後になってから出番がない梅ちゃんがどうなっているのかが気になっています。
『高原列車は行く』ですが薬師丸さん(名乗る程のものではございませんさん)
この組み合わせ、聴いてみたいです!
塩対応(1013さん)
華ちゃんは、母親よりも吟ちゃんや梅ちゃんと似ている点がありますね。
黄色のスーパースター林家木久扇師匠がネタで繰り出した(魁光さん)
そんなことがあったんですか!そう言えば『笑点』をひさしく観ていないことに気がつきました。
校歌編も出るんでしょうか(文月さん)
校歌編がもし出たら、大変な量になるでしょうね。
「久志」育三郎さんバージョンの『イヨマンテの夜』全曲通しで聴いてみたい(ひるたまさん)
同感です。登場人物たちの歌声による昭和歌謡集が出ないかなとひそかに願っています。
津田さんの“職人技”には確かに驚嘆(ひるたまさん)
はじめの2〜3秒は、ブログ主は状況をつかめませんでした。実はなんか声が変だな?くらいにしか思ってませんでした。(笑)
感想
『イヨマンテの夜』
最近、昭和の歌謡曲が「シティポップ」という名で若者の間で流行しているとのことですが、ブログ主も若者(高校生)だった昭和50年代に、昭和20年代から30年代にかけての歌謡曲が大好きでした。
その頃、最も好きだったのが『イヨマンテの夜』です。
一方、ブログ主は運動神経はすこぶる悪かったのでスポーツは何もしていませんでしたが、野球は大好きでした。
そして高校生と野球と言えば『栄冠は君に輝く』。
しかし恥ずかしながら、当時のブログ主の頭の中では、『イヨマンテの夜』と『栄冠は君に輝く』はまったくつながっていませんでした。
両方の曲とも大好きだったにもかかわらず、です。
『エール』を通して、四捨五入して約40年ぶりに二つの名曲がつながりました。
訂正です,梅は昭和7年生まれ・・・これ華の誕生日でした。
失礼しました。ま,東京オリンピックのころの出演を期待して待ちたいと思います。
梅ちゃんがどういう再登場をするのか楽しみなのですが。
森七菜さんの以前のインタビューで,「女学生から30代、40代以上までひとつの役を演じさせていただくのは今回が初めての経験です。1日の撮影の中で女学生のときと30代を両方撮ることもあったので、いかに年齢の違いを出すかはすごく難しかったです。」と答えてますから,昭和7年生まれの梅は,東京オリンピック(昭和39年)とその後も出演機会があるということではないでしょうか。
おそらく,最終回で,老けた梅が登場ではないでしょうか
PS
クランクアップの写真を見ると,出演者総出演で,星影のエールをうたうなんてこともあるかも,,
「ツダケン」さんこと津田健次郎さんの《一人吹き替え》、TL検索してみるとなかなか好評の様子ですね。おそらくコロナ禍etc.で撮影スケジュールが切羽詰まって来た⇒ 苦肉の策からこれも生まれた試みなのでしょう…きっと。
津田さんの“職人技”には確かに驚嘆しました。が同時に、吹替でない「裕一」窪田さんと「池田さん」北村有起哉さん御自身の肉声(セリフ)であの場面を見てみたかったな~という気もします。折角上手な俳優さん達を起用しているのですから。(余談ですが「杉山さん」の吹き替えの声はさすがに津田さんも大変だったか?…個人的には「御手洗ティーチャー」を連想してしまいました。^^;)
以前にも少し書きましたが、脚本&演出に吉田さんの色が強く出過ぎてしまうと個人的には「………」と感じてしまう時があるのが正直な気持ちです。吉田演出(&脚本)を楽しんでいる視聴者が大勢いる一方で、私に近い反応をされている方も少なくない様子です。吉田さんの脚本は案外好き嫌いが割れる(≒見る人を選ぶ)のでは?という気がしています。(脚本に関しては清水さん・嶋田さんと専業の方もいらっしゃる訳ですし…)
ネガティブなコメントはなるべく避けたいのが本音ですが(自分以外の不特定多数の方も見る訳ですし)、どうしても一言触れずにいられなくて、吐き出させて頂きました。(ごめんなさい)
なお前日(第111話)の『君の名は』に関するエピソードは結構面白いなと感じた事もまた事実です。
以前山崎育三郎さんが『土曜スタジオパーク』に出演された時、「伊藤久男さんはバリトンで、僕(山崎さん)はテノール…音域が違うんです」という旨の事を話されていました。音域そして声質も、伊藤さんと山崎さんは異なるようです。
『イヨマンテの夜』は以前「うたコン」で細川たかしさんが声量豊かに、且つ朗々と歌われていたのが個人的にはずっと印象深いので、「山崎さんにとってはかなりのチャレンジング(≒ハードルが高い)になるのでは?」まぁ素人がこう書いていいものかどうかは???ですが。(^^;)
クラシック等で声楽の基礎をしっかり学ばれている山崎さんでも、フルコーラスは些か難しかったでしょうか? (育三郎さんが下手、と言っているのでは決してないです。しかしながら、どうしても声楽(のレパートリー)には持って生まれた声質(声の高さ含む)に合う合わないがある事は如何ともし難い現実かな、という気がします…)
それでも敢えて、「久志」育三郎さんバージョンの『イヨマンテの夜』全曲通しで聴いてみたいな…という願望はありますね。(^^)
17日の放送では、ラジオドラマと映画の曲と歌謡曲を3つの机で、さらに校歌・社歌を同時に作曲と紹介されていましたが、実際に、それにひとしかったようで、福島の古関裕而記念館には、3つの座卓(机)を並べた書斎が再現されています。(ちなみに、11月末までは、物販などする休憩所が喫茶バンブーを模して設置しているようですが)
https://www.kosekiyuji-kinenkan.jp/
そして、12月には、日本コロムビアから、古関裕而秘曲集のCDが2種類出されます。歌謡曲編と社歌・企業ソング編なそうです。校歌編も出るんでしょうか・・
https://shop.columbia.jp/shop/g/gS3050/
https://shop.columbia.jp/shop/g/gS3143/
PS
加弥乃さんが、twitterで「今日の杉山さん、めちゃめちゃに良いお声でしたね」とつぶやいてましたが、津田健次郎さんのこえだったんですね。
「イヨマンテの夜」といえば、まだ歌丸師匠が司会をされていた頃の「笑点」で黄色のスーパースター林家木久扇師匠がネタで繰り出したことがあります。
私は動画で見たのですが、何か踊りの様なジェスチャーをして司会から「何してんの?」と言うので何か返して下さいというもの。
木久扇師匠は新しいラーメンの宗教だと「イヨマンテの夜」の一節、「ア〜ホイヤ〜」と歌いながらオーバーに祈りをするというネタを披露しました。
しかしイマイチオチが締まらなかった為、会場は沈黙。キョトンとする木久扇師匠。苦笑いで呆れる歌丸師匠と回答者たちという地獄絵図となっていたのを覚えています(笑)
日テレの公式サイトで文字起こしがありましたのでこちらもどうぞ。
https://www.ntv.co.jp/sho-ten/02_week/100606/week_03.html
華ちゃん知ってるかな?
あなたの叔母さんもおでん屋さんの屋台でウインクしてきた男に塩対応してたんだよ(笑)
山崎さんの『イヨマンテの夜』良かったですけど、まあ欲を言えば岩城役の吉原さんのバージョンも聴いてみたいかな。
あと、『高原列車は行く』ですが薬師丸さんの歌声に非常に合っていると思います。
『うたコン』あたりでやってくれないかな。
かつて結婚よりも仕事と思った音ちゃんの方が娘に結婚をと思い、吟ちゃんに「時代は変わった」と諭される。音ちゃんが「ラ・ボエーム」を降板して、商業的音楽活動から遠ざかって、すっかり家庭に入ってしまって世の中に疎くなってきているのかな、と思ってしまいました。裕一君も特殊な世界にいる訳ですし、むしろ接客業に関わっている吟ちゃんの方が(直接店には出なくとも智彦さんやケン君にいろいろ聞かされるでしょうから)社会の動きには敏感なのかもしれません。リアルとは逆に吟ちゃんの方が株に向いてたりして。ところで智彦さんの師匠が店を再建した場所が代々木だったはずで、何気にオリンピックに関わり合いのある地名だなと思ってました。裕一君が会場の建設現場でも覗きに来たらニアミスするかも。
メディアの普及が、ヒットする歌を変えたんだな、と感じます。時を遡ってプリンスが卒業後くすぶっていた頃に「イヨマンテの夜」を歌ったとしても「訳わからん歌歌うな」と怒鳴られていたでしょう。当時の流行歌は「居酒屋で聞く歌」であり「プロが歌う歌」だった。しかし戦後、ラジオができテレビができ、修業してプロにならずとも一般視聴者がメディアに登場する事が可能な時代になって、今度は「自分で歌う為の歌」「ちょっとした歌手気分を味わえる歌」が好まれるようになっていた。これは裕一君とプリンスが想定した事では全くないのでしょうが、「歌は世につれ」なんだなと思いました。ヒット曲のランキングにもカラオケ配信部門があったり、のど自慢で歌われた曲が紅白出場の参考にされたり。裕一君のデビュー当時とは隔世の感があるというものでしょう。
今日はイヨマンテの夜がメイン回でしたかね。大昔にラジオから流れる本物を聞いてますが、
今歌おうと思っても難しい曲で、レコード会社としては売れるわけがないというのも納得。
ただ、昔なら、売れそうもない曲ならただちに却下だったのに、大作曲家先生になって、
なんでも言い分が通るというのは時代が変わったというか。
ロカビリー青年のウィンクを受け流す場面、梅ちゃんが久志のウィンクに、ゴミでも入った
のですか、という場面を思い出しました。華ちゃんは叔母さんの血を引いているのかな。
で、その後の展開も梅ちゃんと五郎君と似た様なことになって。
1.「恋しましょう。」音さん敢えて言わなくてもいい事を言ってしまった気が。
2.津田さんの一人吹替面白すぎます。
3.「クリーム付いてる。」高校生カップルか!
4.華とアキラの関係は、ハリウッドの恋愛映画みたいになりそうな気が。
音楽学校時代の久志さんを彷彿とさせるようなアキラ君の初登場シーンでした…。
華ちゃん、色男のウィンクが効かないのは、関内家の女性の遺伝子でしょうか…。
幸せは時代と共に変わってゆく。
吟ちゃんが言うと重みがあります。
吟ちゃんは我が道を行く妹二人と違って、良くも悪くも時代に身を委ね、時には流されアップダウンの激しい人生でしたね。
その結果行き着いた先が幸せで、こうやってしみじみと振り返ることが出来た。
かなりのしっかり者に見えて一番ケセラセラな人生を送っていたのは吟ちゃんだったと思っています。
「イヨマンテの夜」秘話。
売れないと思われた曲を歌い続けた久志の力押しと粘り勝ちでしたね。
久志の心の中は「裕一が作る歌だから売れない訳ないだろう!しかもこの僕が歌うんだ!売りだしてくれないなら、この僕が売り出すまでだ!売れないなんて許さない(キラーン!バキューン!バキューン!)」
といった感じでしょうか(笑)
久志「俺は諦めない・・・・・・・・。」
You tubeで伊藤久男先生の「イヨマンテの夜」を視聴するとさすが東京音楽学校仕込みと思わせる歌いぶりですね。
伊藤先生の後は細川たかしさんや秋川雅史さんといった歌手・声楽家が歌っている動画もありますね。
やはり歌手・声楽家としては挑戦してみたい曲なんですかね。
先日(11/8深夜)、「エール いよいよクライマックス」という10分間の番宣番組が放送されていました。
見た印象から、華ちゃんの恋愛パートに関してどうやら第5週「愛の狂騒曲」のノリに近い展開が用意されている…ような気がしました。
第5週:即ち吉田照幸さんの脚本&演出が楽しめた方ならばきっと楽しめるのではないでしょうか。(正直に書いてしまうと、個人的に第5週には今一つ乗り切れませんでした。どうやら私の場合、脚本&演出に吉田さんの色が出過ぎてしまうと今一つ相性が合わないようでして…^^;)
なお11/15(日)14:50~15:00にも、番宣番組が放送されるとの事です。(再放送か否かは???ですが)
この週から登場する“お相手”の霧島アキラくんの役名は、福島県出身の歌手:霧島昇さんから拝借したのでは?という気がしますね。(^^)