裕一と池田の新たな挑戦 / エール 第113回

2020年11月18日(水)第23週「恋のメロディ」

あらすじ

音が華に見合いをすすめました。しかし、華は結婚相手は自分で見つけると言って見合いを断りました。その頃の華は、渉との別れを引きずっていました。大学を卒業後、プロ野球選手を断念し失意の中にいた渉に、華はふられたのです。

一方、池田がエンターテインメントを扱う大企業に引き抜かれました。これまで数多くのラジオドラマを大ヒットさせてきたその実力が評価され、役員待遇でその企業に迎えられることになったのです。

池田がその企業で最初に手掛ける企画は、喜劇界の大物たちが総出演するミュージカルでした。そして池田は、裕一にその作品の楽曲の提供を依頼しました。裕一はそのために32段の五線紙を作りました。

そんな中、華の職場の先輩の結婚が決まりました。その先輩は結婚を機に退職することになり、職場で最年長の独身看護婦になってしまったことに対して華は動揺を隠せません。帰宅した華は裕一と音に宣言しました。自分を変える、と。

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予習レビュー

裕一くんと池田さんがミュージカルに挑みます。

ドラマの中で描かれるミュージカルは、エノケン、ロッパ、越路吹雪、宮城まり子などの喜劇の大物が総出演する作品ということだけが判明しています。

作品名はまだ紹介されていないのですが、おそらく『恋すれど恋すれど物語』ではないかと思われます。

『恋すれど恋すれど物語』は昭和31年(1956)年に東京宝塚劇場で上演。

今も続く「東宝ミュージカル」の第1回作品とのことで、当時は「ミュージカル」ではなく「ミュージカルス」と語尾に「ス」がつく表記。

当時の劇場パンフレットが以下のブログで紹介されています。

東京宝塚劇場『恋すれど恋すれど物語』

本作品は同じ年に映画化もされており、映画の情報は数多くネット上にアップされていますが、舞台で上演された際の情報はわずかしかありません。

わずかしかない情報の中で、同作品の出演者だけが少しだけ分かりましたので、ご紹介いたします。

三木のり平、古川緑波(ロッパ)、越路吹雪、榎本健一(エノケン)、トニー・谷、有島一郎、宮城まり子

なお映画版『恋すれど恋すれど物語』には、次作朝ドラ『おちょやん』ヒロインの実在モデル・浪花千栄子さんが出演しています。

感想

NHKのスタジオ(のセット)は見納め?

裕一くんと池田さんが去った後のNHKのスタジオ。

数々の名作ドラマを生み出した思い出の詰まった場所は今回が見納めでしょうか。

誰もいなくなったスタジオで、NHKの若い担当の男性がたたずむ姿は、演技を超えた切なさを感じさせました。

『エール』での仕事が終わったことを寂しく思う役者さんたちや作り手の方々の思いまでもが伝わってきたからです。

裕一くんと池田さんは新しい出発ですが、出発後の姿をもっと観たかった。

『エール』は次回で終了。

寂しくなります。

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コメントへの返信 by 朝蔵

華ちゃんはそんなことでは(よるは去ったさん)
恋する人の死を乗り越えた経験がありますからね。華ちゃんは間違いなく強い女です。

リアル音が後に証券投資にのめり込む史実(boxster981さん)
「私も株やってみようかしら・・・」という音ちゃんのセリフは史実を暗示したものかもしれませんね。

かなりのやり手投資家(柏倉章宏さん)
そうだったんですか!?ご主人の収入もたくさんあるので、資金も潤沢だったんでしょうね。

本質をバシッと突くキャラ(魁光さん)
若いのにするどい観察眼を持ってますね。華ちゃんとアキラくんの今後をもっとずっと見ていたかったです。

「華、軽い女になる」(よるは去ったさん)
「華、軽い女になる」という重すぎる決断。重すぎるテロップでした。(笑)

回を経るごとにだんだん音ちゃん化(魁光さん)
華ちゃんは吟ちゃんや梅ちゃんに似てるなと思ってましたが、やっぱり音ちゃんの娘でした。

華ちゃんの失恋の痛手(還暦のたつおさん)
「重さ」が原因の失恋の痛手。その失恋が華ちゃんをさらに「重く」してますね。「軽い女」になれるのでしょうか。

年齢がバレそう(よるは去ったさん)
『繭子ひとり』の放送年をひそかに調べてしまいました。(笑)

軽い女になる!って、決意が重い(音)(オペラ座の怪人さん)
音ちゃん、なかなかうまいこと言いますね。

五郎ちゃんとまったく同じ(たいとうみほさん)
華ちゃんとアキラくんのやりとりに既視感を覚えてました。これは梅ちゃんと五郎ちゃんのやりとりの再現ですね。

華ちゃん、だんだんと音ちゃんに似てきました(丹善人さん)
吟ちゃん似とばかり思ってましたが、やっぱりお母さん似ですね。

既に野球への熱意を失っていた感じですね(たいとうみほさん)
野球への熱意を失った上に、音ちゃんのように気持ちを切り替えるほどに円熟もしてないかなと思います。

二階堂ふみさんのオバハン化が止まらない!(地方都市住民Y.M.さん)
本当に!これはすごい才能です!

老けた梅(文月さん)
最晩年の裕一くんは豊橋にいるらしいので、そのタイミングで再登場するのかなと予想しています。

関内家女系の頑固さが遺伝(ともあきさん)
華ちゃんは関内家三姉妹の性格を少しづつ受け継いでますね!

今日はアキラ君を見直しました(重信六三郎さん)
たしかになかなかの好青年です。

浩二叔父さんの、即ち古山家のDNA(ひるたまさん)
古山家と関内家の一族の中で、親に対して反抗的な態度を示したのって、浩二くんと華ちゃんの二人だけであることに気がつきました。

「銭湯」(ひるたまさん:107回)
ドラマではなく映画ですが『テルマエ・ロマエ』のテーマが銭湯そのものでしたね。


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「華、軽い女になる」

誰の言葉か忘れましたが「悲劇と喜劇は紙一重」という言葉をそのままドラマ化したような回でした。

職場で最年長の独身看護婦になってしまった瞬間は華ちゃんにとってはこの上ない悲劇。

ところが、華ちゃんの悲劇の演出は喜劇の演出。そして「華、軽い女になる・・・次回放送」というエンディングのまさかのテロップ。

大阪の朝ドラが遊びまくるのに対して、東京の朝ドラはお行儀がいいのが基本ですが、本作は大阪の朝ドラもおとなしく見えるほどの弾け方。

この楽しすぎる朝ドラが放送期間を短縮された上に、もう間もなくしたら最終回を迎えてしまうことが残念でなりません。

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コメント

  1. おたかちゃん より:

    裕一父さんの親バカぶりが微笑ましい。ついに夢を叶えたオーケストラ作曲より愛娘。解るなあ。娘が好きすぎて、その職場の病院に入院、とか。少し前にやっていた、元朝ドラヒロイン主演のドラマでは、親父が娘と同じ大学に入学してましたね。

  2. ひるたま より:

    ともあき様のコメントを拝読して。
    今朝見ながら「何だかんだ言っても、華ちゃんには関内家のDNAもしっかり流れているのでは?」私も、ともあき様と同様に感じた1人です。
    …と同時に、少し前(第21週)のエピソード:「やりたい事が何もない(見つからない)」華ちゃんを見ながら、「結構拗らせる子だなぁ…そうだ、かつての叔父さんと同じだわ」とも感じました。
    浩二叔父さんの、即ち古山家のDNAも華ちゃんはしっかりと(?^^;)受け継いでいると私は見ています。(あくまでも私見です…念のため(^^)

  3. 名乗る程のものではございません より:

    あれ?
    山口果林さんでイメージするのは映画『砂の器』での代議士の娘で和賀英良の婚約者であり、『クイズ・ピントでヒント』のレギュラー解答者なんだけど、個人的には。

  4. 重信六三郎 より:

     アキラ君、華ちゃんの本質を見抜く洞察力だけでなく、同室の患者さんの誕生日を祝うような思いやりまで持ち合わせていた…。

     本当のチャラ男なら、恋愛対象になりそうな、則ちオトせそうな女性にしか優しくしないものです…。

     アキラ君、チャラ男なんかじゃない!!

     今日はアキラ君を見直しました…。

  5. ともあき より:

    華ちゃん、一体全体誰に似たんでしょうね?
    って思ったんですが…
    安隆さん曰く、「うちの女衆は全員頑固だ」でしたから、関内家女系の頑固さが遺伝したんですね。
    特に、善き相談相手である吟ちゃんの生真面目さに似たのかな?
    一つのことに真剣に取り組むのは両親譲りでもありますが、頑固で生真面目なのは、いつも華ちゃんの善き相談相手でいてくれる吟おばちゃんなんですかね?

  6. 地方都市住民Y.M. より:

    追記
    その二階堂さんの熱量が、古川さんや森さんなどの若手女優さんたちのタガを外して、皆さん元々上手だけれど、何かチャレンジングな演技を引き出しているような感じもします。

  7. 地方都市住民Y.M. より:

    二階堂ふみさんのオバハン化が止まらない!コメディエンヌの才能全開ですね!
    歌唱も、門外漢なのに、下手から上手くなる成長過程や、ブランクと限界を役にも視聴者にも悟らせるシーンなどを演じ分けようとするチャレンジ精神を感じます。しかも楽しそうに。
    自らオーディション参加した熱量が、コロナ禍が邪魔しても全く冷めることなく、全開でこちらに伝わってきます!

  8. たいとうみほ より:

    苦節何年でようやくオケのスコアを書けるに至った裕一君。この方が先だったらもしかして「ノンプロの都市対抗で活躍してのプロ入りもあるよ。今回無視したスカウトを見返してやろうよ」と音ちゃんが言っても渉君は耳を傾けたんだろうか…いやあの様子だと、既に野球への熱意を失っていた感じですね。「ラ・ボエーム」を降板して、自分はここまでだと悟って、目立った音楽活動をしなくなった音ちゃんに、むしろ、渉君の心情は近いのでしょう。ただ、音ちゃんは楽しむための音楽に戻れたが、渉君は楽しむための野球には戻れなかった。裕一君が音ちゃんにしたように、華ちゃんが「聖マリア園の子供達に野球を教えて欲しい」と言えたら…それもやはり渉君には「重い。僕の気持ちがわかってない」なんでしょう。高校時代に、自分の生き方を決められない華ちゃんの気持ちを渉君が逆なでしていた、それが逆転してしまいました。

  9. 丹善人 より:

    華ちゃん、だんだんと音ちゃんに似てきました。あの詐欺師の興行師が開いた豊橋での
    音楽会に臨む音ちゃんが、同じ側の手と足を動かして歩いていた、あの時の姿を
    彷彿させます。

    アキラ君、チャラいだけの男かと思っていたら、自分の周りを取り囲むファンがいる
    前だけの態度だったようですね。騒がない人と一緒にいれば、ごく普通の気が利く
    青年。香取慎吾くんが、ふだんは物静かなのに、演技等になるとはちゃけるのと
    イメージ的には近い様な。

    NHKの若い人。ラジオドラマを当てた物の、ラジオはもう終焉。でも、TVサイドから
    声がかかって、この後どうなったのでしょうね。モデルの人のその後が知りたい。

  10. たいとうみほ より:

    悪気はないんだが言い方がストレートすぎて、相手の心に余裕がないと反発を買ってしまう。これは五郎ちゃんとまったく同じですね。チャラいウィンク野郎のプリンスと、ストレートさが良くも悪くも働く五郎ちゃんを足して2ではなく3で割る(体格を)とロカビリーボーイになります。後はストレートさをいい方向に働かせれば…華ちゃんのリアクションが見ものです。

  11. オペラ座の怪人 より:

    野球の青年はどうなったんだ?
    と思っていたけど、
    別れたんだあ、
    って言うか、つき合ってたんだあ。

    で、軽い女になる!
    って、決意が重い(音)、
    って「軽い女になる」って文字が!?
    って、軽い演出ですなあ、NHK!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  12. よるは去った より:

    チエ「私の誕生日にアキラ君が歌をプレゼントしてくれたの・・・・・・・。」

    山口果林さん主演の「繭子ひとり」が放送されていたのは何時のことだったでしょう・・・・・・なんて言ったら年齢がバレそう・・・・・・もう手遅れか(-_-;)

  13. 還暦のたつお より:

    華ちゃんの失恋の痛手、かなり深かったみたい。女の子の頑な心を、男の子が軽く諫める、恋愛ドラマの王道に入ってきました。「運命の人にはもう会っているよ。」本人は、まだ気が付いていません。先輩の結婚。どんどん状況は詰んできました。「私お見合いしてみようかな。」方向はそっちじゃない。

  14. 魁光 より:

    華ちゃん「私!軽い女になる!」

    華ちゃんよ…。そういう意味じゃない(笑)
    極端に偏った考えを持つのは気持ちが重い人あるあるですね。

    竹中君にも無闇やたらに励ますことをせずに気持ちにある程度寄り添ってあげるスタンスでいたら少しは変わっていたかもですね。

    というか回を経るごとにだんだん音ちゃん化していってないでしょうかね(笑)

  15. よるは去った より:

    華「軽い女になる・・・・・・・・。」

    おい!おい!華ちゃん!(*_*)
    と思っている目の前であの大きな赤い毛筆体の字幕に爆笑!!!
    「華、軽い女になる」とかフツーあんな風に書くかつーの!?(笑いが止まりませぬ)

  16. 魁光 より:

    アキラ君「君たちまで一緒に重くなったら困るよ」

    チャラいように見えて華ちゃんの本質を一瞬に見抜いてましたね。

    こういうトンチキの様に見えて、本質をバシッと突くキャラは個人的には好きです。三郎さんや「ひよっこ」の宗男おじさんの様な方です(笑)

  17. 柏倉章宏 より:

    音ちゃん「株始めようかしら。」
    実話では、かなりのやり手投資家だったようでした。

  18. boxster981 より:

    華の見合いの候補は証券会社の営業マン。
    リアル音が後に証券投資にのめり込む史実がヒントになったんでしょうか?
    渉との交際は結構進んで華が振られたんですね。
    これはトラウマとなる!
    そしてNHKではいよいよテレビ時代の幕開けが…。
    リアル池田は昭和30年、東宝の取締役に就任する。
    いよいよ五輪まで10年を切って…華ちゃんの大胆宣言か!?

  19. よるは去った より:

    渉「君はいい人だ・・・・・・でも僕には重い・・・・・・。」

    ん~そんなすれ違いがあったとはね・・・・・・。

    でも華ちゃんはそんなことではヘタリますまい。

  20. 柏倉章宏 より:

    津田さんの一人何役のナレーションに爆笑。

  21. 柏倉章宏 より:

    三木のり平さんと言えば、菊田さん亡き後の”放浪記”の演出家‼️