2020年12月2日(水)第1週「うちは、かわいそやない」
あらすじ
テルヲと栗子が結婚したのは、テルヲが栗子に贅沢な暮らしをさせると口約束していたからでした。しかし、家の中にそんな金はありませんでした。出て行こうとする栗子を引き留めるために、テルヲは自慢の鶏「流星丸」を売り払うことにしました。
ほどなくして千代とテルヲは、ガラス工場を経営する峰岸の屋敷で開かれた観賞用の鶏の品評会に足を運び、流星丸を高値で売ることに挑みました。しかし流星丸は、厳しい目つきで鶏の目利きをする峰岸の目に叶いませんでした。
そんな中、千代が持っていた亡き母・サエの形見のガラス玉に峰岸は強い関心を示しました。峰岸はサエのことを知っていました。サエは幼い頃、峰岸に家に奉公に上がっていたのです。その縁がきっかけとなって峰岸は流星丸を買うことに決めました。
流星丸が高値で売れたことを喜ぶテルヲは、サエのことを思い出さずにはいられませんでした。そして、テルヲは千代とともに久しぶりとなるサエの墓参りに行きました。同じ頃、ヨシヲが山の中で道に迷い崖から転落してしまうのでした。
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予習レビュー
栗子さんみたいな怠け者がテルヲお父ちゃんみたいな残念な男と結婚するのが謎でした。
怠け者がどうして貧乏な男と結婚するのか。
怠け者なら、金を持っている男を選ぶはずだろう。
ブログ主は前回、そのような疑問を感じていたのですが、ブログ主の疑問は早くも回収されました。
どうやらテルヲお父ちゃんは口から出まかせを言っていたらしい。
好きなだけ贅沢をさせてやるから俺と結婚してくれ。
そんな口説き文句と達者なトークによって、テルヲお父ちゃんは栗子さんを落とすことに成功したのでしょう。
しかし、ウソにも程というものがあります。
その程を超えたウソを取り繕うために、テルヲお父ちゃんは自慢の鶏を売り払うのだとか。
果たして自慢の鶏「流星丸」は、高い値段がついて売れるのでしょうか。
コメントへの返信 by 朝蔵
事情を知っている小林家(boxster981さん)
小林家の兄弟たちがチビ千代ちゃんに嫌な思いをさせてしまった後、厳しいお父ちゃんが子供たちを説教したのかもしれません。
お膝元の関西が関東よりも低い(boxster981さん)
大阪の朝ドラが東高西低でスタートすることは少なくないので、その点はブログ主はいつものことかなと考えています。
「いやらし・・・・・・。」(よるは去っさん)
まだ幼い子供にこの言葉を吐いてしまうところに、栗ちゃんの人となりがよく現れていますね。
継母も揃ってアウト(二代目魁光さん)
竹林の中での亡き母のイメージだけが千代ちゃんの心の支えになりそうですね。
最初からダメ男ではなかったのでは?(二代目魁光さん)
サエさんについて語った峰岸社長の言葉からも、サエさんがとても素晴らしい女性だったことは想像がつきます。
そんなサエさんと結婚できたテルヲさんも、それなりの男だったのではないかと思います。サエさんが亡くなって変わってしまったんでしょうね。
栗子の女狐ぶり(還暦のたつおさん)
ここまでわかりやすい「女狐」タイプ。朝ドラでは珍しいですね。『まんぷく』で壇蜜さんが演じたモデルもまあまあ女狐でしたが、栗ちゃんが軽く超えました。(笑)
心の根本には優しさを抱えている(オペラ座の怪人さん)
亡くした前妻を本気で愛していたようなので、いつか立ち直って欲しいですね。
ダメダメ父ちゃんのちょっといい一面(秋桜おばさん)
残念すぎるお父ちゃん、根っからの悪い人ではないみたいですね。というか、サエさんと結婚した頃はそこそこいい男だったかもしれません。
14~5歳頃まで引っ張って欲しい(boxster981さん)
同感です。チビ千代ちゃんが楽しすぎます。
ヨシヲは子役だけ(おたかちゃん)
大人になったヨシヲくん、出てきますよ。まだかなり先の話です。かなり難しい演技を要求されそうな役のようなのでそれなりの人がキャスティングされるかもしれません。
朝ドラ初の娘を愛していないヒロインの父親(重信六三郎さん)
どういうわけだか、残念なお父ちゃんはみんな大阪の朝ドラですね。
奥さん大好きやった(丹善人さん)
常治父ちゃんも困った人でしたが、奥さんと喧嘩したことは一度もありませんでしたね。
抵抗があった(還暦のたつおさん)
こんな残念なお父ちゃんを演じる仕事。その後の役者のイメージが歪みかねないので抵抗はあるでしょうね。よく引き受けたものだと思います。
隣家のおじさんはすっかり悩殺(ケロタンさん)
隣家のおじさん、実にわかりやすい人ですね。(笑)
「おちよやん」→「おちょやん」(ちゃーちゃん)
「おちょやん」という固有名詞がありそれが「おちよやん」」→「千代」に転じたみたいですね。
本当に素敵な俳優さんですね(ひるたまさん)
悪女・栗ちゃんの中の人はそんな女性なんですか!?俄然、興味を持ちました。小林家のおっちゃんのように。(笑)
感想
二つの「末恐ろしい」
草原兄さんあらため黒衣のナレーターが、チビ千代ちゃんは末恐ろしいと口にしましたが、確かに二つの点で末恐ろしい子供だとブログ主も思いました。
一つ目、黒衣のナレーターが言ったように、栗ちゃんが出て行ったのはチビ千代ちゃんを困らせるためだったことを見抜いていたこと。
二つ目、栗ちゃんが残念なお父ちゃんと結婚することにしたのは、お父ちゃんが「美味いものを食べさせてやる」と図星を突いたこと。
人の本音を鋭く見抜くチビ千代ちゃんの末恐ろしい洞察力。
大人になったらどのように発揮されるのでしょうか。ダークな要素もたっぷりと秘めた、一筋縄では行かないヒロインに成長するかも。
そんなことを期待してしまいました。
残念なお父ちゃんの本心
『スカーレット』の残念なお父ちゃん・常治さんを軽々と超えてしまった残念過ぎるお父ちゃんのテルヲさん。
そのテルヲさんの意外過ぎる本心が見えました。
テルヲさんは亡きサエさんのことを心の底から愛していたようです。いまだにサエさんの死から立ち直れずに苦しんでいる様子。
そして、サエさんを忘れるために酒に溺れていたのかと。
サエさんと正反対の性格の栗ちゃんと再婚したのは、サエさんと似た女性と再婚したらサエさんのことを思い出してしまうと、思わず口にした言葉に本心が丸見えでした。
末恐ろしいチビ千代さん、そんなテルヲさんの弱さも重々承知していることは間違いなさそうです。
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こんばんは。再び宮澤エマさんに関して。
今日(2020年12月25日)放送の『チコちゃんに叱られる!』番組中に登場したミュージカル(厳密に言えばミュージカル仕立てで牛乳とペットボトルの“悲しい関係”を説明するコーナー)に、何とまぁ…「栗子さん」もとい(^^;)宮澤エマさんが出演されていて大変驚きました。
個人的にはミュージカル俳優としての宮澤エマさんを拝見したのは無論初めて。番組内の1コーナーにも関わらずなかなか本格的なミュージカルに仕立てられていて結構楽しめた事に加えて「ミュージカル俳優:宮澤エマ」を見られた事は大収穫でした。
改めて宮澤エマさんに魅了されました。明朝8時15分からの再放送を録画予約した事は言うまでもありません。(^^)
還暦のたつお様
因みにトータス松本さんとユースケ・サンタマリアさんは共に売れてから日テレで「新橋ミュージックホール」ていう番組をビートたけしさんを加えて続編的になされていました。この三人は番組「ぢ・大黒堂」というユニットを組みCDも出されています。
しかしながら、トータス松本さんは非常に優しさ溢れる曲を書かれます。このユニットが出した「友達じゃないか」は悪友に対して、ウルフルズで出された「バンザイ」は恋人に対して、「かわいいひと」は母親に対してありったけの優しい思いを歌われています。
今日(12/2)の『ごごナマ』に「栗子さん」こと宮澤エマさんが出演されていました。
エマさん御本人はお綺麗でチャーミング、且つ若干天然な所も持ち合わせておられる(御本人は否定していましたが…(^^;)本当に素敵な俳優さんですね。個人的にすっかり魅了されました。(^^)
父方のお祖母様そして母方のお祖父様(=宮澤喜一元首相)に関するお話も興味深く拝聴しました。(お祖父様関連では、抱腹絶倒なエピソードも伺う事が出来ました…長くなるのでここでは割愛しますが^^;)
エマさん、いわゆる“悪女”の役柄も行けそうですね。ドラマ(劇)だからこそ許される“悪女”…御本人もプレッシャーと闘いつつ楽しんで演じられているのでは?(^^)
その宮澤エマさんは1988(昭和63)年生まれとの事。現在活躍されている同い年の俳優さんをざっくり挙げただけでも、前作『エール』の「裕一さん」窪田正孝さん・『スカーレット』ヒロイン戸田恵梨香さん・松坂桃李さん・濱田岳さん・徳永えりさんetc.…百花繚乱ですね。(^^)
南河内に住んでいた時、兄のことを「にーやん」と呼んでいた当時の甥っ子のことを思い出しタイトルの「おちょやん」は「おちよやん」→「おちょやん」になったと思っていたのですが違ったのですね。
女優の浪花千栄子さんがモデルと有り記憶にないので調べたらあのオロナインの看板の女性だと知りビックリ!
しかも本名が「ナンコウキクノ」だったからCM出演したとか…楽しい人だったんですね。
エキゾチックな色白で和装の宮沢エマさんに、隣家のおじさんはすっかり悩殺されてましたね。きっと、後でかぁちゃんにどやされたことでしょう。男という生き物は、本当にしょうもないです。自分も含めて・・・
思い返せば、まだ売れてなかった頃のトータス松本とユースケ・サンタマリアは、二人で、スペースシャワーTVで「夕陽のドラゴン」という音楽バラエティー番組の司会をしていました。それが今や、かたや朝ドラでダメ親父、かたや大河で織田信長に敵対する戦国大名、朝倉義景。なんか差が付いたなあ。ちなみにトータス松本はこの仕事を受ける時にテルヲのキャラクターがあまりにひどい為、相当、抵抗があったようです。
テルヲ父ちゃん、ほんまに亡くなった奥さん大好きやったんやな。ちょっと見直したで。
喪失感が激しくて立ち直れないんやな。
今日本屋でちらっとガイドブック見たけど、なぜか相関図に弟がいない。なんでや?
第1回からの皆様のコメントを拝読していたら、過去の朝ドラにも常治さんやテルヲさんに匹敵する“クソ親父”が居たのを思い出しました…。
演じていた武田鉄矢さんが、“朝ドラ初の娘を愛していないヒロインの父親”だと語っていた、『純と愛』のヒロインの父親、狩野善行さんです…。
典型的な小悪党で、“慇懃無礼”・“厚顔無恥”等の四字熟語を駆使して人を罵り倒す様は宛ら、“教師の仕事が嫌いで生徒を愛していない金八先生”のようでした…。
改心した直後に不慮の事故で亡くなってしまった善行さんと、基本的には改心はしなかったものの、何だかんだで周りの人達からは慕われていた常治さんでしたが、果たしてテルヲさんは…。
今日の放送分を見た限りでは、テルヲさんと千代ちゃん、お互い心底嫌っているようには見えませんでしたが…。
番組のHPを見ると主要人物は子役と大人が並んで出ているのに、なぜかヨシヲは子役だけです。これは何を暗示するのでしょうか。まさか、子供時代だけで退場なんてことある?希望としては、未発表の大物が登場!なのですが…
すみません。佐川光男さんではなく、佐川満男さんでした。「遅かったのかい」の正しい曲名は
「今は幸せかい」でした重ねてお詫び申し上げます。
千代ちゃん、素晴らしい啖呵を切りました。
でも社長の心を動かしたのは実母と社長の縁でした。
実母の形見のガラス玉が千代たちを見守っていたのです。
常套手段の小道具で少しがっかり。
でも解りやすくていいけれど…。
リトル千代ちゃんの演技、予想通り見事です。
出来れば早めにバトンタッチせずに14~5歳頃まで引っ張って欲しい。
優しい母ちゃんは亡くなってからも千代ちゃん守ってくれてる。そんな母ちゃんに惚れてたダメダメ父ちゃんのちょっといい一面が見られてホッとした所で、ヨシヲくんの転落事故…
千代ちゃん、嬉しいことやショックな事のアップダウンが激しいなぁ。
主題歌?
ん?
初めて?
さて、
スカーレットのお父さんも、
おちょやんのお父さんも、
かなり問題のある人物でしたが、
心の根本には優しさを抱えているようでふなあ。
ちと、頭がおかしかったけど。
そこ行くと(以下、愚痴になっちゃいまふが)
私の父親は、優しさゼロにして、
頭のおかしい人でした。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
1.「ほんま生きるってしんどいな。」小学生の言う台詞じゃない!
2.小林さん、栗子の女狐ぶりにたぶらかされてガツンと言えません。
3.関西ドラマ界の重鎮、佐川光男さん登場。存在感半端ないです。そこ佐川さんと互角に渡り合う
毎田ちゃん凄い。遅かったのかい。恨んでみても。好きになるのが遅かったのかい。BY佐川光男 遅かったのかい
4、自分を見つめるヨシヲの視線に男を感じる栗子。怖い。
前妻サエさんについて話したテルヲを見ると、多分テルヲは最初からダメ男ではなかったのでは?と思ってしまいます。
1話でのサエさんの病床のシーン。見守るテルヲの深刻そうな表情と手元にあったのは「湯呑み」でした。恐らく酒じゃないでしょう。
そして帰り道での妙に影のある表情。
恐らくはサエさんが亡くなってから自暴自棄となり立ち直り切れてない状況かもしれませんね…。
栗子よ…。怠惰な癖に外面だけはいいのはタチが悪い…。
テルヲよ…。無い袖を振りまくる場当たり自転車のやりくり。すぐにまた愛想尽かされるのは目に見えています。
2人とも自分自身の物欲の為に自分勝手なのはスカーレット の常治でもなかったですね。ダメ男でも血の通った理由があった。
朝ドラでは父親がダメ男はお馴染みですが、母はまとも、働き者のパターンも多かったですが、継母も揃ってアウトとは救いようがないですね。
栗子「何見とんねん・・・・・いやらし・・・・・・。」
この人って結局どこにも居場所ない思いしてきたんじゃないかななんて思ってしまいました。
おちょやん初回視聴率が良くないらしい。勝負は舞台が移り杉咲さんが登場する来週からだというものの、お膝元の関西が関東よりも低いことに心配が残る。コロナ禍で思いもよらず貧しい生活を強いられる弱い立場の人々にとっては、いくら健気でも、いや健気であることが少し辛すぎる極貧生活の描写なのかも知れない。
思った通り黒子の解説(ツッコミ)がないと笑いのポイントがよく分からない。
でも関西人にとって、当たり前のことを解説されたら興ざめにならないんかなぁ?
おはぎの残りを「ヨシヲに持ってったり」なんて、勝次優しいなと感心するよりも、
事情を知っている小林家の方でおそらく多めに持たせていたことに気付くべきでしょうね!
小林家のばあ様、半ばもうろくしている体でしたがよく千代たちを観察してたんだと思う。
誇張された笑いを誘うのはエマ継母(かあ)さんの食べ残しのあんを拭う表現。
あれは「お里が知れる」という汚い食べ方を敢て大人のおんなにやらせている。
まだこの作者のリズムが見えてきた訳ではないが千代の才能の一端が今日開花するか!?
流星丸を売る品評会が開かれる社長の屋敷に千代を連れて行くということでピンときた。
社長が流星丸を高く買うことになる決定的な役割を千代が担うことに多分なるだろうから…
きっと佐川社長に気に入られ厚意を引き出すことになると予想できる。
おはぎをめぐる勝次との巧妙なやり取りはそのための序章または伏線に過ぎない。
テルヲ「博奕に負けて・・・・・博奕に勝ったんや・・・・・。」
流星丸の鳴き声が「アホかああああ・・・・・・・・。」
と聴こえたのは私だけでしょうか.