2020年12月9日(水)第2週「道頓堀、ええとこや〜」
あらすじ
天海天海の一人息子・一平が、芝居に出るのがいやで仮病を使い岡安で休ませてもらうことになりました。一平の看病を任された千代は、一平と言葉を交わす機会を得ました。一平は千代と同い年とわかり、千代は一平に興味を持ちました。
一平は千代に日頃の父への不満を口にしました。学校に行きたくても行かせてもらいないこと。大酒飲みで女好きの父が大嫌いであること、などを。一平の不満を聞かされた千代は一平に対して親近感を抱き、一平を親友とまで呼びました。
ある日、客から注文のあった弁当を届けるために芝居小屋の中に足を踏み入れた千代は、初めて見る芝居に心を奪われました。その芝居の台本を手に入れた千代は、台本を読みたい一心で、その日から文字を読む勉強を始めました。
そんな中で天海が、一平を親友と呼んでくれた千代に礼を述べ、一平への本心を千代に告げました。その直後、天海はその場に倒れるとそのまま帰らぬ人になりました。その数日後、河内から訪ねてきた小林が、テルヲたちが夜逃げした事実を千代に伝えるのでした。
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予習レビュー
前回かまたは今回、千代ちゃんの運命の出会いが描かれます。
出会いの相手は一平くんという劇団の座長の一人息子。
本作『おちょやん』制作発表時の段階ですでにアナウンスされているので、もはやネタバレでもなんでもないですが、千代ちゃんは将来、この一平くんと結婚します。
だから運命の出会い、というわけです。
今回は千代ちゃんにとってもう一つの運命の出会いがあります。
それはお芝居の世界との出会いです。
弁当を届けるために初めて入った芝居小屋。
千代ちゃんはそこで将来のライフワークと出会ってしまうのです。
千代ちゃんの人生にとっては後者の運命の出会いの方が重要かもしれません。
二つの運命の出会いが、どのような演出で描かれるのか。
見どころがいっぱいの予感しかない『おちょやん』第8回です。
コメントへの返信 by 朝蔵
小草若兄さんと草若師匠の確執(二代目魁光さん)
あの確執は根の深いものがありましたね。それだけに解決した時の感激も大きかったです。
苦心して読み書きを勉強(よるは去ったさん)
チビ千代ちゃんも夜遅くまで勉強してましたね。疲れ切っているはずなのに。
何かが降ってきた瞬間(二代目魁光さん)
「降ってきた瞬間」のチビ千代ちゃんの表情が見事。芝居とは思えませんでした。
父親との突然の別れ(よるは去ったさん)
天海さんが倒れる直前にチビ千代ちゃんに告げた息子への本心。あの言葉が一平くんの心の支えになりますように。
天海さん(オペラ座の怪人さん)
せめて3回くらいは登場して欲しかったです。
いろいろ急展開(還暦のたつおさん)
『エール』同様、ストーリーを圧縮しているのかもしれません。
今日一日だけで盛りだくさん(丹善人さん)
3回くらいに分けて十分なくらいです。
指示される前に仕事をこなす(秋桜おばさん)
あの口やかましいかめさんが、千代ちゃんに一目置くような表情を浮かべたのが印象的でした。
三條アナウンサーの表情(リキちゃんママさん)
どんな表情してるんですか?気になります!
感想
情報量が非常に多い回でした。
しかも今後の展開に大きな影響を与える情報ばかり。
そこで、今後の展開(一部予想)に少しばかり触れながら、今回のドラマの中の情報を整理してみます。
一平くん
本作の制作発表の際にすでにアナウンスされている通り、一平くんは将来の千代ちゃんの夫になる存在です。
二人の本格的な接点ができました。
一平くんとみつえちゃん
みつえちゃんに縁談の話が持ち上がる頃。
縁談に乗り気ではないみつえちゃんは、幼なじみの一平くんに想いを寄せているからではないか。
そんなウワサが立ちます。
高城百合子
女優の高城百合子もまた千代ちゃんにとって「運命の人」です。
そして、千代ちゃんが高城百合子の舞台を偶然目にしたのは「運命の瞬間」です。
天海の死
一平くんのお父ちゃんの突然死。
これが一平くんのこれからに影響を与えることは言うまでもありません。
小林のおっちゃん
そして、小林のおっちゃんが、テルヲお父ちゃんが一家で夜逃げした事実を知らせにきました。
この夜逃げは次週あたりに最初の回収があるものと思われます。
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続きです。
「わしもっと生きていたいんや!」急死の場面があまりにも印象強過ぎてすっかり吹き飛んでしまっていましたが、劇中で天海さんが発していたこのセリフ…録画で改めて見直すと複雑な気持ちになりますね。
「あ、小草若兄さんだ!」と思いながら見ていたのも束の間…僅か2日間だけの出演で呆気なく「天海さん」茂山宗彦さんが“退場”…途中からとはいえ『ちりとてちん』を見ていた者の一人としては今朝もショックを引きずっているのが本音です。
(帽子が風に吹き飛ばされる演出は、いかにもという感じで分かりやす過ぎたかも?)
思えば、今作のナレーション担当が「草原兄さん」こと桂吉弥さん。ここに青木宗高さん若しくは加藤虎之介さんのどちらかお一人でも後からキャスティングされるような事があれば、『ちりとてちん』ファンにとっては感涙モノでしょうね。
お昼の放送が終わったあとの三條アナウンサーの表情が話題になっているみたいです。
千代ちゃん、実家での暮らしが指示される前に仕事をこなす原動力になってたんですねー。
吉本新喜劇のメンバーである小林のおっちゃんが道頓堀にいるのはしっくりきますね(笑)
でも夜逃げの知らせを持ってきたとは…。姉やん姉やんって叫んでたヨシヲくんの行く末が気になります。
それにしても、一平役の中須くんと成田くんのそっくりなこと。同一人物にしか思えませんねぇ。
今日一日だけで盛りだくさん。
仕事も順調に覚え、演劇に目覚め、文字の勉強を必死で行い、一平との関係に、
ミツエとの三角関係、一平の父親の急死に、テルヲの夜逃げ。
一平と千代の両者は位置こそ違え、似たものの境遇、それが引き寄せ合った
のでしょうが。波瀾万丈すぎますね。
今回は、いろいろ急展開でした。千代と一平には将来に繋がる布石と家族の不幸が襲いました。少女期があと二回なので、どう方向付けするのでしょうか?あと西川ジュニアは、吉本新喜劇で、脇役として存在感を示しています。「相棒」で犯人役で水谷豊と渡り合った時もなかなかの好演でした。
一平君、ちっと、いい子だな、
と思ったら、例の娘っ子に取られちって、残念。
天海さん、ちっと、いい人だな、
と思ったら、お亡くなりで、残念。
故郷のおじさんが訪ねてきてくれて、
と思ったら、実家は夜逃げ?
残念。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
千代「お父ちゃんのこと嫌いなのにお父ちゃんの子であること自慢するのんけ・・・・・・。」
そんな父親との突然の別れを九歳の一平君はどう受け止めて生きて行くのでしょうか。
そして父親の夜逃げを聞いた千代ちゃんは今後一体・・・・・あのヨシヲ君がどうなるかも気になりますね。
演劇との出会い。
裕一のように理屈抜きで何かが降ってきた瞬間でしたね。
一平くんの支えもあって、同時に仕事へのモチベーションも上がり、ぐんぐん上達。プラスの連鎖に入ったかと思いきや初代天海師匠の突然の死去。
どんどん拍子にはいかないものですね。
やらされ感が滲み出ていた一平くんも父の死と千代のやる気で奮起してくれるでしょうか…。
千代「何やねあいつら・・・・・・・字読めるんがそんなに偉いんか・・・・・・・。」
浪花千栄子さんはかなり苦心して読み書きを勉強したとネットで見たことがあります。
小草若兄さんと草若師匠の確執を見てきた人間としては、初代天海師匠と一平くんで立場を変えて茂山さんが真逆な立場を演じることになるとは時の流れを感じました。
二代目天外と浪速千栄子さんの離婚の理由は二代目天外の浮気でした。
朝ドラでは到底描くのは難しいため、二代目天外の女好きの設定は初代天海に組み込んだようですね。