2020年12月7日(月)第2週「道頓堀、ええとこや〜」
あらすじ
シズが岡安から千代を追い出しました。しかし、テルヲが夜逃げしたばかりの千代には帰る家がありません。そのことを知らされたシズとハナは千代の行方を探しました。千代はすぐに見つかりました。神社で雨宿りしていたのです。
ハナは千代を岡安に連れ帰り、千代に芝居を見せました。それは千代にとって生まれて初めて鑑賞する芝居でした。舞台の上では子役の一平が父と別れる場面を演じていました。ハナと千代は、舞台の上で懸命に演じる一平を見守りました。
芝居が終わり、ハナは千代を岡安に連れて行きました。千代はシズに語りました。実母を亡くしたこと。継母に邪魔者扱いされて奉公に出されたこと。千代は続けました。父が夜逃げをし帰る家がない。岡安で働かせてほしいと。
ついにシズは千代を岡安のおちょやんとして認めました。千代の願いを知った宗介は、千代に読み書きを教えることになりました。そんな中、天海一座は次の巡業地へと旅立ちました。その8年後、千代は17歳になっていました。
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予習レビュー
今週の月曜日の回に、千代ちゃんは危うく岡安を追い出されかかりました。
千代ちゃん、再び同様のピンチを迎えます。
というか、シズさんから今度こそは追い出されてしまいます。
でも安心してください。
捨てる神あれば拾う神あり。
シズさんのお母上のハナさんが助けてくれます。
月曜日の回にも窮地の千代ちゃんを救ってくれたのはハナさんでした。
千代ちゃんにとってはハナさんは恩人です。
いつか恩返しする日は来るのでしょうか。
さて、ピンチの千代ちゃんがハナさんに救われたことで今週はおしまいです。
そして、チビ千代ちゃんの登場も今回でおしまいです。
コテコテの河内弁で強烈な印象を残してくれたチビ千代ちゃん、お疲れ様でした!
コメントへの返信 by 朝蔵
「大久保さん」(偽君子さん)
本作品は「大久保さん」的な存在がたくさんいるみたいです。
あの口の悪い(海ブドウさん)
口の悪さは、岡安での八年間で少しはマシになる。そんな設定がされるかもしれませんね。優しいハナさんが言葉遣いだけは厳しかったので。
それほど大事なお客様の強い思い入れのある使い(よるは去ったさん)
おっしゃる通りだと思います。シズさんの判断ミスでもありますね。
「自分は不幸や思われたないんや」(よるは去ったさん)
ハナさんの人の気持ちを読む力はすごいですね。自分にはそこまでわからなかった!というシズさんの後悔の念も伝わってきました。
お家さんは人格者(boxster981さん)
岡安は分家という設定ですが、分家が本家を超えてしまった理由がお家さんの人柄にありそうです。
イメージは覆されましたね(二代目魁光さん)
とりわけかめさんは意外なほどに千代ちゃんに深い愛情を注いでいたみたいですね。
関心を一気に「おちょやん」に向けさせてくれました(二代目魁光さん)
同感です。暖乃ちゃんの熱演が、力づくでブログ主をエールロスから目覚めさせてくれました。
好きなチーム(二代目魁光さん)
なんとカープ女子なんですか!!!
ブログ主も一緒です。古葉監督時代からのファンです。
誰に対してもおおらかに接する御家さん(たいとうみほさん)
御家さん回、と呼んでも差し支えないほどの素敵な活躍を見せてくれました。
うちのおちょやんだす(還暦のたつおさん)
シズさんの「うちのおちょやんだす」に続く千代ちゃんへの厳しい言葉。
あの厳しい言葉は「自分が不幸と思われとうないんや」という千代ちゃんの気持ちを汲み取った言葉と受け止めました。
「今日も晴れやな」(boxster981さん)
これからは目の前にある時間を大切に過ごそうという宣言のようでした。
二人の子役の最大の見せ場(丹善人さん)
『なつぞら』『スカーレット』『エール』そして『おちょやん』。子役ちゃんたちが泣かせてくれました。
役名:知らないおっちゃん(丹善人さん)
そんな表示がありましたか!?気がつきませんでした。ハルカ師匠のことでしょうか?
大奥様?(オペラ座の怪人さん)
名倉さんのお母様かと思います。
千代ちゃんに居場所が出来て(秋桜おばさん)
お父ちゃんがあまりにも残念だっただけに岡安の人々の優しさが心にしみますね。
旦那さん御寮さんに漢字を習う所(たいとうみほさん)
たっぷりと愛情を注がれながら読み書きを習ったことで、文字のその奥まで読めるようになるのかもしれませんね。
まさに髪(神)技(リキちゃんママさん)
大阪の朝ドラでブログ主がいつも楽しみにしているのがハルカ師匠の髪(神)技です。こんなに早いタイミングで見せてもらえて感激です。(笑)
リトル千代ちゃんの再登場(はままさん)
何かの機会に再登場して欲しいですね。忘れらない朝ドラの子役ちゃんの一人になりました。
「底抜けに早い」(tonkoさん)
一平くんへの本心を千代ちゃんに告げたその直後の急死。ブログ主の予想をはるかに超える底抜けスピードでした。
カナタ師匠も髪芸(名乗る程のものではございませんさん)
そこはまったく気がつきませんでした。『マッサン』のハルカ師匠の髪芸場面は、どういうわけか鮮明に覚えているんですが・・・
やっぱ厠、厠でしょ(ぱぽりんさん)
セット分析、今回もありがとうございます!
子供っぽいところを叱って反省させ(文月さん)
いわゆる「お灸を据える」ことが目的なわけですね。
入り婿(丹善人さん)
ありがとうございます!宗介さん、入り婿の立場でありながら随分のんびりしてますね。
めゐ子の料理を、ふつう〜(千秋様ファン。さん)
和枝姉さんがピシャリと言いましたね。あの場面、大好きです。
感想
千代ちゃんの強運
千代ちゃんの父親が夜逃げをし、千代ちゃんには帰る家がない事実を知らされたシズさんやかめさんの反応を見て安心しました。
この人たちに見守られていたら千代ちゃんの将来は安心だと。
そして何よりハナさんがいてくれることの安心感!
道頓堀の浮浪者(?)たちにまで慕われるその一方で、危急の際にはあのシズさんでさえハナさんの前では小さく見える。
父を亡くしたばかりの一平くんを見守るハナさんの視線が優しかった。
あまりにも残念な生家で始まったヒロインの物語。
しかし、生家を出たヒロインは素敵な人との縁に恵まれながら波乱の人生を歩んでゆくことになりそうです。
ハルカ師匠の髪芸の新機軸(笑)
久しく朝ドラの中で披露されることがなかったハルカ師匠の髪芸が久しぶりの登場。
しかも、ヒロインの代わり(?)に水落し、濡れた髪によって髪芸を披露するという新機軸を打ち出すとは・・・
ハルカ師匠の髪芸を経て成長した千代ちゃんを初登場させるまでのテンポの良い演出。
次週から本格的に始まるドラマのテイストがどんなものになるのかを暗示しているかのようでした。
次週以降も引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。
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本日の、ありゃま!
<おちょやん>
おちょぼさんを改めて調べると、茶屋などで働く15~16才くらいまでの女性などとある。
え、えええ~!
岡安の「うちのおちょやん」、第10話終盤の数分間だけのことじゃありませんか。
杉咲さんのおちょやんが登場した時点ですでに千代はおちょぼさんではない。
10話中盤までと11話からのおちょやんは<千代と言う名に由来するところのおちょやん>。
つい騙されるところだった、と言うか、あー、面倒くさい、というか、怒涛の展開、というべきか。
さて、後になってしまいましたが、第9話が考えてみると凄まじい。
鶴亀株式会社の熊田が大山の意向を伝えた席。
葬儀の直後か少し間をおいてなのかはわかりませんが、なぜに朱塗りの膳?
想像するに大山が、この時点では内輪のこととしながらも一平の二代目天海襲名を強要しての祝いとして設けられた席なのではないか。
既成勢力の権力行使、強制強要。
ドラマの時代としては確かにそうなのですが、こうしたものをただ当然とし描いてしまう傾向がBK作品には強く見られるようで、自分がBK作品に抵抗を覚えがちな要因であるように思えます。
勿論あくまでAK、BKを比較した場合の比重の差、なのですが。
前作エールでも権威権力として小山田が登場しその影響力を行使しますが、環がそこに風穴を開ける、廿日市があがらう、裕一はそれに取って代われる立場になってもそうした形にはならない、などなどによって救われました。
因みに、先の席は岡安の居間と客間を続き間としてのものであり、一平が2代目を迫られたのが岡安2階なので、鶴亀株式会社、岡安、一平の関係を、リアル世界の松竹、岡島、天外と擦り合せたということなのでしょうか。
先の書き込みは例によっての呆けたものとなってしまいましたが、真面目な話し、おちょやん第10話、エールにおける戦争描写以上の問題作なのではないかと思っております。
作中ではさらっと触れただけで流してしまっていましたが、めちゃくちゃ、重い。
25年くらい前に関西まで出張ってとある視察をしたのでした。
関東では自治体が造り運営するある施設を、関西ではその一部を民間業者が替わってかなりの規模で行っていた。
そこには明らかな歴史的背景があるわけですが、それは、第10話、小次郎一家(?)が当然行っているであろう別の家業、稼業の延長にある。
芝居茶屋岡安には大いに必要なその作業、他店も同様であるわけで、店の発展に小次郎ルートから集めた他店の裏情報が活かされていたとするならばとても生々しく深いドラマとなってしまうわけで、脚本家や総括は明確に意図して作ったものなのかどうか・・・
今週の象徴的シーンは天海との会話と堀に石を投げ込む場面、字を習う場面だろう
道頓堀に来て浮かれて喜ぶ千代だが…
お茶子にぶつかり大声で啖呵を切る素行でご寮さんに追い返されそうになる
その時お家はんに救われ1か月の試用で芝居小屋岡安での奉公が始まる
天海天海一座が興行にくるが息子一平は芝居も父も大嫌い
役者は親が死んでも舞台に穴をあけないものと言われるが仮病で寝込む
千代は使い先で高城百合子の芝居を観てそのとりこになる
(キラキラしてきれいで本物のかぐや姫…千代の本来の居場所が舞台だとの暗示)
台本をもらうが字が読めない、一平に教わることに
天海さんを迎えに行った際一平を親友と呼んだことを感謝され先も頼むと告げられる
一平は父に親友と呼ばれたことを告げていたのか?そんな会話は考えにくい…
台本に筆を入れる一平を見咎めた天海に、親友と言われたから仕方ないとでも弁解したか
しかしこの時、父天海が33歳で急死、この先も頼むでという言葉は「遺言」になった
葬式に須賀廼家万太郎と大山鶴蔵が登場、上方演劇界の大物が出揃った
小林のおっちゃんから実家の夜逃げを告げられた千代は気になり使いにも気が入らない
さらに堀に石を投げ込む一平を見て道草を食ってしまう
(石を投げ込むシーンは来週いとさんで繰り返されるらしい)
気いもんでたでぇ ええやないか最後に気いもんでもろただけ、あんたが羨ましい…と涙する
しかし使いに遅れご寮さんを怒らせ千代はクビを言い渡される
そして翌朝迎えを待たずにひとりで出ていく
雨の中、寺の門の軒下で台本を読んでいるところをお家さんに救われる
岡安に戻り長々と境遇を吐露してここに置いたってくださいと涙ながらに懇願する
境遇の出だしが、うちは読み書きが全くできませんで始まり、字を習う場面で終わる
今日もええ天気やな 8年後、今日もええ天気やな
最後の普通という解説にはエールの早変わりへの対抗心もありそうです
朝ドラでこんなに泣いたことあったかな?というくらい号泣してしまいました。
ちょいちょい泣いているのですが・・・
チビ千代ちゃん上手すぎる!
杉咲花ちゃんも大好きなので楽しみです。
広島弁を全国区に知名度上げたのが『仁義なき戦い』ならば河内弁を最初に全国区に知名度高めたのが映画『悪名』シリーズ。
勝新太郎さん演じる八尾の朝吉と田宮二郎さん演じるモートルの貞(3作目からは清次)がコンビの痛快なシリーズ映画。
この1作目と2作目に浪花千栄子さんが出演されています、広島県因島の女大親分として。
愚直なまでにスジを通そうとする朝吉と女大親分が終盤で対峙する場面がありますが、朝吉の格好良さを女大親分が鬼の形相で引き立てています。
ネタバレはコメントしません、非常に面白いシリーズ映画ですので機会があれば観られることをお薦め致します。
最後のふつう〜
は、ごちそうさんで、義姉さんが
めゐ子の料理を、ふつう〜
と評価したののオマージュかな。
NHKの公式HPでの登場人物紹介では、名倉さんは入り婿のようです。
岡安の面々の行動,里に返す時にわざわざ口入屋をよんで送らせるところをみると,
大切な用事を頼んでもすぐ他所事に走ってしまう(今回は,一平を慰めることに走ってしまう)子供っぽいところを叱って反省させ,あとで呼び戻そうとしていたのかもしれません。
そうでないと,大切な用事を頼んだ子をそんな即座に暇だしできません。最初の福富へのお使いの時とつじつまが合いません。
口入屋には,あとで呼び戻すからほかにやらないでくれとでも,因果を含めるために呼んだのかなと。
怒って首にするなら,口入屋など呼ばずとも,さっさと追い出しておしまいと思います。
本日の、おお?
やっぱ厠、厠でしょ。
第2週目にして早くもおちょやんHPに、岡安のプラン、スタジオセットの配置などの図が掲載され、ムフフと喜んでおります。
良い感じのセットですしね。
ところが、おお??
1階の奥、客間の肘掛窓の有る外壁は、スケッチによると2階外壁と同じ位置。
しかし、階段からおのずと決まる2階ホール(?)と和室(一平が仮病で寝ていた和室10畳)の間の建具から外壁位置を追うと、2階がオーバーハングしてしまう、う~ん。
そしてもう一つ、千代が座布団を直している時に2階から階段を下りてきた一平。
千代がいるのはおちょぼさん達がいる離れ。
一平がいるのは母屋。
両者は2階でつながっているわけではない。
建物が離れているものの、映像にあった庇に乗れば母屋から物干しに移り離れの2階に入ることも可能なわけですが、現実にはここの外壁も1階2階の位置が合っているので庇を付けることの無い壁(というか、あれだけの庇を付けられない)。
ちょっと都合よくし過ぎじゃないか、との印象をおぼえてしまったのでした。
ちなみに千代、物干しから少なくとも水平距離にして7m以上褌を投げた模様。
なかなかの投てき力です。
さて、一座が厄介になっているのだから、2階ホールを挟んで10畳の向かい側は大部屋となっていて天海と一平以外の座員が寝泊まりするのだと考えるわけですが、そうすると岡安一家はどこに住んでいる?
表の通りから見て、ポストの右が岡安、左の建物の奥の位置に離れ。
ということは、左の建物も岡安のものであって、岡安一家はここに住んでいるのだろうか。
まあそういうことにしたいと思うのですが、おちょぼさん、そして岡安2階に投宿した天海一座はどこで用を足す?
岡安一家と別に、おちょぼさん用、客用の厠を用意してくれないと切ないぞ、我慢できないぞ、大変なことになっちまうぞー!!!
実はハルカ師匠だけでなくカナタ師匠も髪芸を朝ドラで披露しています。
『マッサン』で毛の長い洋猫を抱いて出演なされた際に猫の毛をフッと吹いています。
因みにそのシーンはアドリブで、マッサン役の玉山鉄二さん(関西出身)は噴き出してしまうのをこらえOKが出た瞬間に爆笑してしまったとのこと。
天海天海さん出てきました…が
ネットで言われているように
「底抜けに早い」展開で亡くなりました
芸人は親の死に目に…の部分は
「ちりとてちん」に繋がる台詞でしたね
今回は初代として後を継がれる立場
色々と重なる部分がありました
あと子役の一平くんが成田さんに似ててびっくりしました
よく見つけたなぁ~
岡安の面々は
子供相手にいけずやなぁと思いましたが
千代ちゃんがいなくなった後の反応を見て
ちょっと安心しました
毎日、暖乃ちゃんの目力、もとい、演技に引き込まれていました。
リトル千代ちゃんの再登場はあるのでしょうかね???
ナレーションにもあった「朝ドラあるある」で言えば、
今日のおちょやんは、最近でいうと「なつぞら」9話そっくりに
思えてきて・・・つまり号泣です。
泣かされたあとのはるか師匠の髪芸、まさに髪(神)技でした。三條アナウンサーの笑顔も、いつもは微笑むくらいですが、今日はクスッと笑ってました。
千代ちゃんが頂いた脚本に一平君が振り仮名を打つ所、旦那さん御寮さんに漢字を習う所。さりげないシーンですがこれ千代ちゃんの人生にとってとてつもなく肝要な事でしょう。将来役者になるのだとしたら、脚本が読めなければできない事ですから。一平君も学校には行っていないけれど、あんな漢字だらけの、小学生には今でも読むのが難しそうな本に、ちゃんと読み仮名が打てる。脚本を読む力、新しい話を書く力がないと一座を続ける事ができないからそこは、天海お父ちゃんや一座のみんながきちんと教えたというのがわかります。
チビ千代ちゃん、今回で最後ですね。
たった2週間とは思えないほどのインパクトでした。
千代ちゃんの切々と訴える姿には朝からうるうるしてしまいました。いい仕事してますね~(笑)
岡安のごりょんさん、旦さん、お家さん、かめさん、お茶子さん、みんなが千代ちゃんをそれぞれ心配してくれて、千代ちゃんに居場所が出来てホントに良かった。
来週からの杉咲花ちゃんの千代ちゃんにも期待します。
今日の最後、8年もたっちったのね。
杉咲花ちゃん、正式に(あっさり)登場。
さて、警察よりも早く、
お乞食さんの情報網を駆使して、
千代ちゃんを発見してくれたのは?
ええ~っと、
大奥様?
女中頭様?
大奥様よね~。
篠原さんのお母様?
名倉さんのお母様?
その辺のこと、さっぱり分かっていなくて、
すみません。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
そうそう、役名:知らないおっちゃん、ってなんやねん。
一平君、同じ芝居を2回やって違いを見せる。1回目は下手な演技をしてみせるのは
子役には逆に難しいことかも。で、親が亡くなったことを実感として演じることで
覚悟と思い入れが入って客席に涙が。千代ちゃんも訴えかけて、二人の子役の
最大の見せ場を迎えて退場。いつもながら2週間だけというのは短いな。
明日もきっと晴れやな、と言っていた千代が
道頓堀にきて「今日も晴れやな」と言うところに
居場所を見つけた喜びが感じられます
1、「自分が不幸と思われとうないんや。」ハナさん見抜いてましたね。
2、「間違いない、うちのおちょやんだす。」このシズさんの台詞、泣けましたね。
お巡りさんの登場の仕方が絶妙でした。御寮さんは立場や気性から、心配したとか探したとか言う事はできない。千代ちゃんの目の前で、岡安にお巡りさんが来てくれたからこそ千代ちゃんは、岡安でわざわざ駐在所?に出向いてまで、情けを掛けてもらえた事を知った。決して1人ぼっちではないと心底実感したでしょう。その前のハナさんの「お巡りさんより自分の方が早い」との言葉も、単なる比喩ではなくて、岡安の対応を示していたのだと納得しました。「子供の身に何かあったら岡安の評判に関わります」とか言って、御寮さんか旦那さんが、使用人の誰かを駐在に走らせたのを見て、ハナさんが「自分が探してくる、町の乞食に訊けば何かわかる」と、あえて大家の御家さんが、雨の中走り回ってくれたという事でしょう。御寮さんが厳しい姿勢を貫く中で、誰に対してもおおらかに接する御家さん、いいコンビネーションです。
本当にどうでもいいコーナー
チビ千代こと毎田暖乃ちゃんの趣味は野球観戦で好きなチームはカープだそうです。(公式プロフィールより)
カープファンの私、少し親近感を覚えています(笑)
そして暖乃ちゃんの長尺のセリフ。
今後女優として、羽ばたけるか?という「おちょやん卒業試験」のように感じました。
怒り、悲しみ、後悔。全ての感情をセリフに込め、見ている人の感情を鷲掴みにした心揺さぶられる演技でした!
暖乃ちゃんの演技のおかげでエールロスだった私の関心を一気に「おちょやん」に向けさせてくれました。
本当にお疲れ様でした!
最初岡安のメンバーはどっちかというと癖者揃い、冷淡な部分を描いていましたがそのイメージは覆されましたね。
厳しさの中にも優しさと暖かさ、血の通った人間の集まりでした。千代が出て行った後で総出で心配したり、読み書きの練習もまた総出。
主人と奉公の身分を超えたワンチーム。
8年後も晴れやかな笑顔で千代が出てきたのも、家族同様に愛されていたことが容易にわかります。
茶屋を飛び出し寺門の軒下で台本を読んでいる千代…
お家さんは人格者らしい
千代の居場所を探り当て舞台に連れてゆく
一平、舞台に復帰して良かった
岡安に戻ると境遇を語りだす
涙ながらにここにおいて欲しいと真剣に頼む
捜索願が出ていたところに茶屋のみんなの気持ちが詰まっている
家と言う字が美しい
最後はいじってひねって8年後
この素直でないところが演出の特徴で気持ちの入れ込みを逆なでしてしまう
このままでいいかどうか?
ハナ「自分は不幸や思われたないんや・・・・・・。」
千代「うちはかわいそうやない・・・・・・。」と言っている場面を思い出しました。
さすがはお家はんはわかってはりますな。
海ブドウさん。
「ハケンの占い師アタル」では杉咲花ちゃん、時々口の悪くなるキャラでしたよ。
他のサスペンスドラマじゃ私立中学校の受験に失敗して公立中学校でイジメにあい、グレかかった少女の役も演っているし。
シズ「クビだす・・・・・・・・・。」
私的に言わせてもらうなら、それほど大事なお客様の強い思い入れのある使いを普通に考えて九歳のひょっ子(言い方悪いかな?有村架純ちゃん(-_-;))に任せるかな?????ですね。
九歳の女の子じゃ他の事故も考えられるわけだしね。(変質者に大事な品ごと誘拐されたりとかね。)
ご寮さん自ら届けはった方が相手の旦さんに誠意が伝わるんとちゃいますか?
口では厳しいこと言うても千代ちゃんのこと、それだけ買うているというんやったら話は別やけど←おっと!!いつの間にか関西弁になっちまったぜい(-_-;)
あの口の悪い、どちらかというと荒っぽいちび千代ちゃんが、どうやったら杉咲花ちゃんになるのか無理があるような気もしますが、そこはドラマと割りきって、杉咲さんの好演に期待します🍀頑張れ千代ちゃん🎵
こうなってみると、やっぱり「大久保さん」は欠かせないなと。