おちょやん

千代の年季明けが近づく / おちょやん 第11回

2020年12月14日(月)第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」

あらすじ

大正13年(1924年)秋。道頓堀の岡安に奉公に上がってから8年が経過した千代は、数えで18歳になる年明けには奉公の年季明けを迎えることになっていました。その頃の千代はお茶子として忙しい日々を送りながら、その一方で芝居に熱中していました。

そんなある日、シズが千代を呼び出しました。シズは厳しい口調で千代に告げました。年季明けの後、自分が何をやりたいのか、後になって後悔しないように今からしっかり考えておくにようと。

しかし、これまで自分のことを考えるヒマさえなかった千代は、生まれて初めて自分がやりたいことを考えるものの、それが見当たりません。千代は、年季明けしたら何をしたら良いのか考え込んでしまいます。

その頃、廃業することを決意した歌舞伎役者・早川延四郎の最後の興行で道頓堀界隈は賑わっていました。一方、千代は思いがけない人物と再会しました。幼い頃の千代が初めて見た芝居で心を動かされた女優・高城百合子です。

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予習レビュー

今週からヒロインがバトンタッチ。

杉咲花ちゃん演じる千代ちゃんの登場です。

チビ千代ちゃん時代の前週、千代ちゃんは二度までも岡安を追い出されそうになりました。

そんな千代ちゃんが、今ではすっかりシズさんから信頼される存在に。

また前週、生まれて初めてお芝居の世界というものがこの世にあることを知った千代ちゃんでしたが、今ではすっかり芝居好きに。

そんな千代ちゃんが、自分の人生を自分で決める時期が近づいてきました。

奉公の年季明けです。

千代ちゃんが奉公に上がったのも、ある意味では自分で決めたことでした。

しかし、その時の千代ちゃんに自分の道を選ぶ自由はありませんでした。

今度は違います。

自分が進みたい道を選ぶことができます。

しかし千代ちゃんは、これまでの人生の中で「自分がやりたいことを考える」という経験をしたことがありません。

今の人にとって当たり前のことを経験したことがないなんて、切なすぎます。

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コメントへの返信 by 朝蔵

恩人への義理を貫くため(よるは去ったさん)
ご教示ありがとうございます。ドラマの中で登場したのが、そのやりきれない場面なのですね。

無敵(二代目魁光さん)
これまでの朝ドラヒロインは、成長後に「天敵による洗礼」が待ち構えていましたが、千代ちゃんはすでに天敵の洗礼を散々受けているので、もう怖いものなしですね。

自分のやりたいことはなんだろうか(二代目魁光さん)
『スカーレット』の喜美子ちゃんも大阪で働いていた頃に同様の悩みを抱えてましたね。あの時の喜美子ちゃんは千代ちゃんに近いものがありました。

いつもの口上無くなりました(還暦のたつおさん)
いつもの口上は子役ちゃん時代限定だったみたいですね。

明るくって、可愛くって(オペラ座の怪人さん)
不幸な幼少期をまったく引きずってなくて素敵です。

自分は何をしたい(丹善人さん)
自分はこれをしたい!とはっきり自覚している方が少数派なのかもしれません。

岡安と福富が険悪(たいとうみほさん)
どこかのタイミングで両者が険悪になった過去が語られるかもしれませんね。

東京人の杉咲花ちゃん演じる大阪人(あさのあさみさん)
同感です。数ヶ月のお付き合いになるのでブログ主もそのくらいがちょうど良いです。

さくらとも違う(偽君子さん)
自分がやりたいことを考えることが許される環境にいて自分がやりたいことが見つからなかた人と、自分がやりたいことなど考えるヒマもなかった人。両者は異次元の人ですね。

千代ちゃんの憧れの大女優さん!!(重信六三郎さん)
こういう登場のさせかたをするとは意外でした。

漫才トリオの「フラワーショウ」(フラワーマサキさん)
ちょっといけずなあの三人の名前はネタだったんですね。

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感想

ヒロインの子役ちゃんからのバトンタッチ。

ブログ主には違和感はまったくありませんでした。

心が折れそうもない安心感

チビ千代ちゃん時代の口の達者なところ、機転の利くところは健在。

福富のお茶子たちのいけずに対して絶妙に反撃し、幼い頃に自分を見つけてくれた乞食の小次郎さんも今では味方につけている様子。

お家さん同様に小次郎さんらを情報源として上手に活用しているのかもしれません。

道頓堀の界隈の人たちにもかなり顔が知られているらしく次々に声をかけられる。

これまでのヒロインとは異なり、ちょっとやそっとのことでは心が折れそうもない安心感が千代ちゃんにはあります。

重要な登場人物二人

今週の重要な登場人物二人が早くも登場しました。

一人は歌舞伎役者の早川延四郎。

月曜日から登場するのは意外でした。

もう一人は高城百合子さん。

彼女の登場も次回あたりかと思っていました。

今週もスピーディーな展開の一週間となりそうです。

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POSTED COMMENT

  1. フラワーマサキ より:

    福富のお茶子三人娘(椿、あやめ、ぼたん)は、松竹芸能に所属していた浪曲漫才トリオの「フラワーショウ」を思い出させてくれました。
    名前は、ぼたん、ばら、あやめ、ゆり、らん、ですが。

  2. 重信六三郎 より:

     最後の場面、千代ちゃんの驚きようからして、路上生活者に身を落としたテルヲさんとよもやの再会!かと思ったら…。

     よもやよもやの、千代ちゃんの憧れの大女優さん!!

     予想の斜め上を行く展開に、最後まで目が離せませんでした…。

     何故、大女優さんが路上生活者に身をやつしてあの場に居たのか?は明日のお楽しみ、ですね…。

  3. 偽君子 より:

    なるほど、確かに華ちゃんとはニュアンスが違いますね。さくらとも違うかなと。

  4. あさのあさみ より:

    みつえちゃんが女将業を継ぐつもりだと言った時、シズさん複雑そうな表情でしたね。
    千代ちゃんにも怖いくらいに将来のこと考えろと説教?するし、シズさんは自分の意思でハナさんの跡を継いだのでしょうが、きっと他になりたいものがあったのでしょうね。
    娘や娘分には同じ思いをさせたくない親心ですね。

    追伸:毎田暖乃ちゃん、素晴らしい子役ちゃんでしたが、東京人の私には大阪パワーが強過ぎて、東京人の杉咲花ちゃん演じる大阪人くらいが私には丁度良いです(笑)

  5. たいとうみほ より:

    岡安と福富が険悪なのは、岡安の先代が独立した事で大口顧客や長年の御贔屓さんがとられてしまった、という事なのかな。今でも飲食店とか理美容業など、客商売で聴く話です。あるいは代々続いた老舗だと、代替わりした時に新しい女将・大将に馴染めなくて他の店に客が流れたとか、昔ながらのしきたりにこだわって時代変わりのニーズが見えなかったとか。うちは老舗だ名門だと高を括っているとそういう事もあります。新規参入した側の方がシェアを伸ばそうと必死になります。少なくとも岡安の側に責められる理由はなさそうだとは感じました。

  6. 丹善人 より:

    18になって、自分は何をしたいのだろうかわからない。
    って、今の時代でもよくある話。高校卒業まではレールに乗るだけで、
    さて、自分は何をしたいのだろうか、何しに大学行くのだろうか。
    現代ならとりあえずどこかの大学に行ってから考えようとか。
    4年間伸びただけの話。今も昔も変わらない。

    8年間、とにかくヘマをせずにやってきたようです。テルヲやヨシヲの
    ことを考えることもなく。

    舞台挨拶、結局やめてしまいましたね。

  7. オペラ座の怪人 より:

    おちょやんこと、千代こと、杉咲花さん、
    明るくって、可愛くって、素晴らしいじゃん!

    (⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)

    で、最後、え!?
    あの女優さん!?
    役作りか!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦のたつお より:

    1,今回から、いつもの口上無くなりました。
    2.福富のお茶子たちの皮肉もあっさりいなせるようになっていました。
    3.千代は、ここで初めて自分の人生、将来について考える必要の迫られたわけですね。

  9. 二代目魁光 より:

    千代の自分のやりたいことはなんだろうかと悩むシーン。

    前作の華ちゃんにも同じシーンがありましたが、今回とは全く似て非なるものですね。

    華ちゃんの場合、恵まれた余裕ある家だったのでいくらでも選択肢が湧いてきてしまい、結局何がしたいんだろう。という感じでした。

    千代の場合は、目の前のことだけを全力投球せざるを得ず、選択肢を作り出す余裕が全くなく、やることが見つからないという感じでしょうか。

    だからこそだいぶ前もって告げてくれたシズさんの千代への優しさ、心遣いを感じましたね。

  10. 二代目魁光 より:

    口が立つ千代に仕事を覚えたらもう無敵ですね。

    そして人に好かれるタイプの人間に育ったことがとても大きかった。

    熊田さんに怒られながらも芝居の覗き見を黙認してくれたり、乞食とも仲良く話したり…。

    お弁当を分けたりするのも、昔の極貧と空腹に苦しんだ人生経験があったのかな?と。

    千代の好かれる人間性と道頓堀の街との相性がとてもよかったんでしょうね。

  11. よるは去った より:

    延四郎「悪い人でも舅は親・・・・・・・・・・・。」

    「夏祭浪花鑑」は現・中村吉右衛門丈によって度々上演されます。
     恩人への義理を貫くために義父を殺害してしまうやりきれない話です。

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