おちょやん

千代が高城百合子と再会 / おちょやん 第12回

2020年12月15日(火)第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」

あらすじ

ある日、千代は高城百合子と再会しました。幼い頃の千代の心を震わせた女優・高城百合子との再会を千代は感激するその一方で、百合子は何者かから逃げている様子でした。そんな百合子を千代は岡安に連れて帰り、岡安で百合子をかくまうことになりました。

そんな中、えびす座の支配人である熊田が千代に告げました。百合子が鶴亀株式会社の社長・大山から逃げ回っていることを。その頃、大山は百合子が活動写真の女優に転身することを強く求めていました。そのことを拒む百合子は大山から逃げ回っていたのです。

百合子と話す機会を得た千代は、百合子に尋ねました。女優になったの理由は何なのかと。その頃、千代はまだ将来のことを決めかねていました。百合子は千代に自分がやりたいことをやれと助言し岡安を去ってゆきました。

一方、一家で外出していたシズはその帰り道に歌舞伎役者・早川延四郎と遭遇しました。それはシズと延四郎にとって20年ぶりの再会でした。延四郎はシズに告げました。千秋楽の明くる日の朝、この場所でシズのことを待っていると。

<<前回11回 | 次回13回>>

第3週 | 第4週 | 第5週 | 第6週 | 第7週
第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週
おちょやん|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

予習レビュー

自分の将来のことで悩み続ける千代ちゃんが女優の百合子さんと再会しました。

そして千代ちゃんが百合子さんに質問します。

どうして女優の道を選んだのかと。

千代ちゃんが将来、百合子さんと同じ女優の道を進むことを暗示する、とてもわかりやすいフラグです。

一方、その頃のゆりこさんは活動写真(映画)の女優に転身することを求められているものの、それがいやで逃げ回っていました。

当時の映画は無声映画です。

なので当時の舞台女優はセリフがない映画女優を軽蔑していたのだとか。

そんな、お芝居の世界が大きく変わろうとしている頃に、千代ちゃんが百合子さんと再会したのは、時代の変化の波に千代ちゃんが乗ることの暗示でしょうか。

この先の展開へのフラグがいっぱい詰まっていそうな今回。

一つ一つの場面を心に刻みつけておこうと思います。

後半を楽しむためにも、です。

Sponsored Link



コメントへの返信 by 朝蔵

おかげで忙しゅうて(よるは去ったさん)
ひと芝居打つことで女優の素質を見せつつ、「忙しゅうて」というライバルの弱点を巧みにつくところは策士の資質もありますね。

自殺しようと考えて猫に思いとどまらされた(boxster981さん)
オープニングの千代ちゃんらしきキャラがなぜネコなのかがわかりませんでした。そんな背景があったわけですね。

篠原さんと訳ありっぽい人、誰?(オペラ座の怪人さん)
前回出てきた歌舞伎役者ですよ。

「やらない後悔よりやって後悔」(二代目魁光さん)
まさに安隆さんの言葉が実行に移される一週間ですね。

「立ち聞きトーテムポール」(二代目魁光さん)
立ち聞きトーテムポール三人娘たちの拍手の間の取り方も見事でした。

何かとクールな性格に見えた高城さん(二代目魁光さん)
次に出てくる時はさらにパワーアップした騒動を巻き起こすみたいです。

高城さんは、千代の人生の師(還暦のたつおさん)
高城さんとの出会いがなければ千代ちゃんの人生は芝居好きのお茶子で終わっていたかもしれません。

舞台俳優が無声映画に回されるのは屈辱でしょうね(丹善人さん)
無声映画の最初期はど素人でも俳優がつとまったらしいので、一流の舞台女優がそんな仕事を強いられるのはかなりの屈辱であったと思います。

活動写真(たいとうみほさん)
活動写真は不良の仕事みたいに思われていたと何かで読んだことがあります。舞台女優としては相当な抵抗を感じたかと思います。

先輩のお茶子さんが岡安に残っている(秋桜おばさん)
恩返しのために一生を岡安に捧げるつもりの人もいるのかもしれませね。

熊田役の西川忠志君(還暦のたつおさん)
恥ずかしながら西川きよし師匠の息子さんということを本作で初めて知りました。

本日は更新ペースが通常に(名乗る程のものではございませんさん)
お気遣いありがとうございます。当ブログも働き方改革を検討してみます。

トーキー出現(ケロタンさん)
トーキー出現でチャンスをつかんだ人。失った人。名作ミュージカル映画『雨に唄えば』が描いた時代ですね。

「人形の家」で、ヒロインが衝撃を受ける(はままさん)
『なつぞら』にもそんな場面があったと記憶しています。

Sponsored Link



感想

百合子さんの気持ちがどう動いたのか

前回、まさかの登場をした女優の百合子さんは、千代ちゃんのこれからの人生の指針となるような言葉を残して岡安を立ち去ってゆきました。

年季明けにどのような道を進むのか迷っていた千代ちゃんは、百合子さんの言葉にヒントを得ることは出来たのでしょうか。

一方の百合子さんも千代ちゃんとの会話の中で何かを見出したのでしょうか。

汚い布をかぶって大山社長から逃げ回っていた百合子さんが、帰り道は何かに挑むようにして岡安を立ち去ってゆきました。

百合子さんが次に登場するのは少し先のことになりそうです。

しかしいつのことか、今回の百合子さんの中で生じた変化が回収されますように。

ブログ主は、千代ちゃんの心の中の変化よりも、むしろ百合子さんの気持ちがどう動いたのかが気になっています。

シズさんと早川延四郎のスキャンダル

昨日の時点でフラグが立っていたシズさんと早川延四郎が再会を果たしました。

ちょっとネタバレになりますが、今回の最後に描かれた再会がスキャンダルに発展します。

シズさんと早川延四郎の偶然に再会を、あたかも二人が密会したような噂を道頓堀に広めるのは、福富のいけずなお茶子三人組です。

お茶子三人組のいけずっぷりを前回と今回で繰り返し強調していましたが、シズさんと早川延四郎のスキャンダルのための準備だったようです。

次回あたりから道頓堀が騒々しくなりそうです。

<<前回11回 | 次回13回>>

第3週 | 第4週 | 第5週 | 第6週 | 第7週
第8週 | 第9週 | 第10週 | 第11週 | 第12週
おちょやん|感想あらすじネタバレトップページ

POSTED COMMENT

  1. はまま より:

    今日、芝居のセリフを掛け合いしている場面で思ったのですが、
    芝居「人形の家」で、ヒロインが衝撃を受ける・・・という流れは、
    「なつぞら」と同じですね。違ってたらごめんなさい。

  2. ケロタン より:

    余談ですが、サイレント映画全盛期にはチャップリンの喜劇映画が多く制作されました。チャップリンは映画を撮る前にパントマイムをやっていた経験があるので、それがあの軽妙な動きを生んだのでしょう。逆に普通の舞台育ちだと、トーキー出現まで、当時のサイレント映画には抵抗感があったのかもしれません。

  3. 名乗る程のものではございません より:

    ブログ主さん、本日は更新ペースが通常に戻られたみたいで安心致しました。
    日曜日ならびに月曜日の更新に違和感がありましたので師走でお忙しいならまだしもひょっとしたら体調崩されたのではと心配していました。
    ご時世がご時世ですので、くれぐれもご無理なさらないよう身体ご自愛してくださいませ。
    朝ドラが働き方改革で週5になったのですから土日のコメント欄への対応はなしでもいいと考えています、休みは十分に取られ長くこのサイトお続け頂ければ幸いです。

  4. 還暦のたつお より:

    今、何気にウイキペディアを見ていたら、熊田役の西川忠志君は、なんと52歳になっていました。まだ30代位に見えたのでいささかびっくりしました。

  5. 秋桜おばさん より:

    大きくなった千代ちゃん、しっかりと地に足をつけて過ごして来た様子で安心しました。
    先輩のお茶子さんが岡安に残っているのは、やりたいことが他になかったってことなのかな?
    百合子さんの件、シズさんの件、何かが起こりそうな…。

  6. たいとうみほ より:

    ライブから活動写真への転向に対し抵抗を示したのは「わろてんか」リリコちゃんも当初そうでした。目の前に客がいない所で台詞しゃべってもつまらない、観客の反応が感じられない、と。舞台はやはり、目の前の客の息遣いや感動を肌で感じられるのが醍醐味なのでしょう。今日の千代ちゃん&’お茶子ズの熱さに気が付いた高城さんもそうだった。今エンタメ関係の演者が、ライブができなくなり軒並みリモートで活動しています、あんな思いを高城さんも感じたのでしょうか。

  7. 丹善人 より:

    昨日出ていた、延四郎からの封を切っていない手紙の束。過去に何かがあったの
    でしょうが、まああってもおかしくはないが。
    お茶子と役者のからみは、この先の千代の話の暗示か。すでにからんではいるが。

    「そんなに好きなら自分でやってみれば」
    将来のことを考え出したタイミングでの、考えもしなかったレール。

    舞台俳優が無声映画に回されるのは屈辱でしょうね。TVが始まったときも、
    映画俳優がTVに出るのは落ちぶれたと思われたり。今では逆にTVから
    舞台俳優に転身する人が増えていますが。

    千代ちゃん、子どもの時から即答のごまかしは得意。口達者はアドリブにも
    強い役者になることの暗示でしょう。

  8. 還暦のたつお より:

    1.高城さんからも、人生の命題を問われる千代。
    2.この偶然の出会いは、明らかに千代の今後の生き方を方向付けました。
    3.高城さんは、千代の人生の師になりましたね。
     

  9. 二代目魁光 より:

    何かとクールな性格に見えた高城さんですが、見方が少し変わりました。
    自由奔放な性格が見え隠れしていましたね。

    自分に素直な「あまちゃん」の鈴鹿さんとマスコミから逃げていた「ひよっこ」の世津子さんを足して2で割った感じでしょうか?

  10. 二代目魁光 より:

    思っちゃったからしょうがないコーナー

    朝ドラ名物建築物「立ち聞きトーテムポール」
    今作も建立されましたね。
    もはや国の登録有形文化財ですね笑

  11. 二代目魁光 より:

    高城さんの去り際のセリフ「一生に一回、やりたいことをやってみるべきよ」

    女優として目の前のお客様を喜ばせる原点に気付かせてくれた千代の施しに対する最高の対価を渡してくれました。

    この後の延四郎さんのストーリーも含めて今週のテーマは、安隆さんのセリフを借りたら「やらない後悔よりやって後悔」ですね。

  12. オペラ座の怪人 より:

    杉咲花ちゃん、
    典型的な美人っていうのとは、
    ちっと(だいぶ?)違うけど、
    明るくって、可愛くって、
    最高じゃあないでふか!?

    で、井川遥さんと2人芝居、
    覗き見していた女中さんたちも絶賛!

    それにしても、
    最後に出てきた、
    篠原さんと訳ありっぽい人、
    誰?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  13. boxster981 より:

    千代ちゃん、座布団抱えて通行人とぶつかりそうになってももう転ばない…
    地に足をつけて生きているんだね!?
    オープニングの竹林と猫、どちらもリアル千代ちゃんに縁の深いもの
    自殺しようと考えて猫に思いとどまらされたことが自伝には記載がある
    でも既に年季明けが描かれるということは猫のエピソードはスルーか?形を変えるのか?

    リアル千代ちゃんはトイレで新聞を読んで文字を学んだという
    千代ちゃん、学校こそ行けなかったが地頭は良かったし芯の強い気の利く子だったろう
    働き者で我慢強くお茶子として頭角を現すのは時間の問題だったに違いない
    そんな彼女が1番のハンディを負ったのが文字
    ドラマでは旦さんが手ほどきをしてくれたように描かれたが
    自伝ではふりがなのついた新聞で独学したらしい

    お・ちょ・やんって、はやし言葉を兼ねてたのだろうか?それにつけても見事な切り返し
    岡安と福富のいがみ合いは今後もドラマの中でのスパイス?息抜き?or 悪ふざけ?
    お里がいてくれるお陰でリトル千代ちゃんロスも妙に和らぎ成長の跡も想像できる良い演出
    みつえちゃん、お茶子修行もせずに女将になれるんやろか?甘くないでと言いたげなシズ
    舞台袖の千代ちゃん、セリフ助言する黒衣と見まがう位、貫禄が出来て板についている
    早川延四郎の引退興行、今週後半のエピソードの仕込みと予想
    ご寮さんから年季明けを告げられ「自分のやりたいことをよう考えなはれ」と喝を入れられた
    お守りのガラス玉を月にかざし亡き母に問いかける千代…

    出た早川延四郎の手紙の束、未開封?宛名はシズさん?
    翌日の劇場、誰か行方をくらましたらしい
    物乞いの一団に突然の高城百合子、颯爽?と登場、彼女が失踪中??

    千代憧れの大女優、高城百合子と思わぬ場所で再会する
    百合子は舞台から映画の世界に行くのが嫌で逃げ回っていたらしい
    なんとか助けたい千代、相談したい御寮さんは出かけて不在
    お家さんがまた助けてくれる~この人はいつもそういう役回り

    興行から映画へエンタメ界の時代の変革期、百合子は岐路に立っていた
    会社から舞台ではなく映画の撮影所へ行くように命じられていた
    百合子はそれが嫌で逃げ回っていた
    千代はそんな百合子を岡安の2階でかくまうことにする

    その日の夕方仕事を終えた千代、百合子がまだいるか心配で急ぎ2階に駆け付ける
    千代は励ますつもりで台本を百合子に見せながらの一節をそらんじてみせる

    舞台を垣間見たあの日からこれが読みたくて字を覚えた「人形の家」
    何度も読み返しボロボロになっていた
    襖の覗き見は朝ドラあるある
    百合子も応じて二人は熱を帯びる
    千代の芝居への熱意を感じた百合子は芝居の道を勧めるのだった

    えっ、延四郎とシズが会ってる?(続く)

  14. よるは去った より:

    千代「おかげで忙しゅうて・・・・・・・・・。」

    これでライバル店のお茶子さんを上手く誤魔化すあたりは「女優」の素質ありかな?

二代目魁光 へ返信する コメントをキャンセル