おちょやん

シズが延四郎と会う決意 / おちょやん 第15回

2020年12月18日(金)第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」

あらすじ

シズは千代の必死の説得を受け入れ、延四郎との待ち合わせ場所に足を運びました。そしてついにシズと延四郎は言葉を交わすことができました。シズは、これまで胸に秘めていた延四郎への気持ちを語りました。

シズは女将としての自分があるのは延四郎の言葉に支えられたからだと礼を述べました。延四郎もまたシズへの感謝の言葉を口にし、シズに対して頭を下げました。二十年前に会えずに別れた悔いはシズの心の中から消え去りました。

一方、千代が岡安の組見での接客で忙殺されている中、女優の高城百合子が千代の顔を見に岡安にやって来ました。しかし千代が忙しいことを察した百合子は、千代には会わずに岡安を去りました。その頃、百合子は活動写真に転向する決意を固めていました。

その一ヶ月後、延四郎の訃報がシズのもとに届きました。延四郎は重い病気を隠して最後の舞台に挑んでいました。そして最期にシズを別れを告げたかったのです。大正14年(1925年)、年が明けて年季明けを迎えた千代のもとにテルヲが訪ねてくるのでした。

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予習レビュー

延四郎は自分の死期を悟った上でシズさんとの再会を望んだようです。

一方の、シズさんはそんなことを知る由もありません。

そして同じく延四郎の事情など知らない千代ちゃんですが、いい働きをしてくれました。

千代ちゃんがシズさんの説得を試みていなければ。

そしてシズさんが延四郎さんと会っていなければ。

シズさんは延四郎さんの死を知らされた時に悔やんだに違いありません。

あの時、会っておけばよかったと。

『エール』の安隆さんの言葉を借りれば、やらずに後悔よりもやって後悔といったところでしょうか。

そんな悲しい恋の結末の後に、あの残念な人がやってきます。

テルヲさんです。

一週間の最後に登場する残念なお父ちゃん。

嫌な予感しかしません。(笑)

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コメントへの返信 by 朝蔵

「おおきに」(二代目魁光さん)
美しくも切ない別れでしたね。

「すっかり騙されてしもたな」(よるは去ったさん)
視聴者も、すっかり騙されてしまいましたね。

先が思いやられます(二代目魁光さん)
自分の生きる道を見出した千代ちゃんの輝く笑顔が素敵だっただけに、残念すぎるお父ちゃんの再登場は気が重いです。

また出るんかい!!!!!(おっさん)
よりによってこんなに美しい回の最後に再登場。美しい記憶が一瞬でデリートされました。

何がチエちゃんや・・・・・・(よるは去ったさん)
ウケ狙いか「チエちゃん」と呼んだ男性がリアルで間違えたか・・・ですね。(笑)

このドラマ初の神回でした。テルヲさんが現れるまでは。(還暦のたつおさん)
最後の数秒が今回のすべてを台無しにしてしましたね。(苦笑)

最後の逢瀬(秋桜おばさん)
これが「最後の逢瀬」だとわかっている延四郎さんの涙が忘れられません。

復活して(オペラ座の怪人さん)
重い病気を隠して役者稼業を続けて来たみたいなナレーションが入っていたので、これまで何度も倒れていることが考えられます。

あのクソ親父登場(丹善人さん)
今回だけでなく、少なくとももう一回、あのクソ親父が騒ぎを起こすようです。

テルヲ!厄介ごと持ち込まんといてや!(ひなさん)
次週には朝ドラ史上最低最悪のヒロインの父親が確定しそうですね。

Mr.オクレさん(ずんこさん)
あの一瞬だけのための登場。朝ドラは相変わらず贅沢です。

雪が落ちてきて、雪に埋まり、窒息してしまう(文月さん:13回)
『北の国から』にそんな場面があったと記憶しています。

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感想

美しい回でした。

シズさんと延四郎さん

今週の月曜日だったか、シズさんが千代ちゃんに後になって後悔しなように将来を真剣に考えろと言った言葉。

あの言葉はやっぱり自分の後悔の裏返しだったようです。

シズさんは女将の道を選んだことを後悔してはいませんでした。

しかし二十年前に延四郎との待ち合わせに行かなかったことを後悔していたようです。

当時、ハナさんに引き留められ駆け落ちを思いとどまったシズさんは、再び女将になるための道への決意を新たにしました。

そして、延四郎さんにその礼を述べたかった。

しかし、その一方で延四郎に会ってしまったら決意が再び揺らぐことが怖かったのかもしれません。

だから延四郎さんには会わず、礼を述べることができなかった。

それが悔いとなって心の中に残り続けた。

一流の歌舞伎役者である延四郎さんなら、シズさんのそんな気持ちを察していたかと思います。

しかし、死期を悟った延四郎さんは最期にシズさんに会いたかった。

そして、最期の願いを叶えることができた延四郎さんの涙・・・こういう場面はやっぱり土曜日にやってほしいものです。

平日はつらすぎます。

高城百合子と千代ちゃん

千代ちゃんと会ったことで、百合子さんは女優としての原点に戻ることができたのでしょうか。

そして、舞台女優に未練を残しながらも活動写真の女優への転向を決意したのでしょうか。

しかし、千代ちゃんが忙しく働いている様子を察した百合子さんは千代ちゃんと会うことをやめました。

百合子さんが千代ちゃんと会うことをやめたのは、千代ちゃんが忙しそうというだけでなく、千代ちゃんが自分の生きる道を見つけたことを察したからかとも思います。

千代ちゃんに今さら余計なことを言うまい。

そんな気づかいを百合子さんがしたような気もします。

一方、百合子さんがやって来たのを知らずにお茶子としての仕事に没頭する千代ちゃんの生き生きとした表情。

自分の居場所と自分の生きる道がはっきりと見えた喜びにあふれていました。

年季明け

そして千代ちゃんの年季明け。

決意も新たに自分が選んだ人生を千代ちゃんが歩み出そうとしたその時、やって来てしまいました・・・。

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POSTED COMMENT

  1. おたかちゃん より:

    「チエちゃん」は、「花ちゃん」のお母様でしたね。で、このお話に登場する「ハナちゃん」はお家さんで…

  2. さそりん より:

    ぽぽりんさんへ

    朝ドラ最多出演気になったので調べてみました。
    最多出演は、南条好輝さんの12回で役名あり限定だと尾上寛之さん(ひよっこ太郎役など)と三林京子さん(スカーレット大久保さん)の8回。その他多いのは 、森田直幸さん8回(役名なしもあり)、光石研さん、宮田圭子さん、楠見薫さん、宮嶋麻衣さんが7回でした。

  3. ぱぽりん より:

    やっちまった、大事な方を忘れていた。
    朝ドラ出演、

    佐藤仁美さん 5回
    財前直見さん 4回

    で、念のため 「朝ドラ最多出演」 で検索してみたら、なんと!

    南条好輝さん 12回(役名無含む)
    森田直幸さん 8回
    楠見薫さん 7回

    自分、よく存じ上げないのが残念&失礼。
    なお、朝ドラ出演は其々1回ずつですが、大河出演だと

    江守徹さん 19回
    北村和夫さん 14回

    いやはや、お疲れ様です。

  4. たいとうみほ より:

    茶屋というシステムが残っているのは、現在では大相撲位でしょうか。(朝ドラ「ひらり」で触れてました)枡席なんかは今も茶屋を通さないと買えないようです。ただ2階席ならば国技館の入り口でもチケットショップでも買えるし、茶屋から豪勢な引き出物をもらわなくても弁当やグッズは国技館で買える。そこは他のスポーツ観戦と同じになりました。飛行機でいうと茶屋が至れり尽くせりのファーストクラスで、時代と共に格安航空の様なセルフサービス低価格に移行していく。福助君の指摘は広くサービス業態の変遷を見通しているようです。残念ながら、自分にどんな才があるのかは見通せていないようですが。

  5. boxster981 より:

    先週までが序章なら今週は千代ちゃん自立に向けての第一章…
    その重要なエピソードは2つの旅立ちの物語
    あこがれの女優高城百合子の映画界への旅立ちと
    今週後半のメインテーマ、延四郎とシズの恋バナ

    前にも述べたが週間サマリーは良く出来ている
    関西特有のどぎついいじりが希薄化している分見ていて心地良い
    それとも75分は長すぎで15分程度の内容だということか?!

    今週が壮大なサイドストーリーで伏線の仕掛けの週であったことは本編で述べた
    延四郎とシズの恋バナは芸人とお茶子の色恋沙汰がご法度であることを念押ししたもの
    もちろんそれを乗り越えていくストーリーも可能だが本作はそうはならない予感
    史実と照らしても早々に芝居茶屋を離れる(早ければ来週にも)ことが想定できてしまう

    テルヲの来訪はそのためのフラグ・オンだろう
    紆余曲折はあるかもしれないが岡安に居づらくなることが見え見え
    それにしても展開が早すぎて道頓堀の特設セットも償却できないから何かの形で舞台となろう

    高城百合子の映画界への旅立ちは、女優となった後似たような転身が千代の身に起こるのか?
    舞台→映画→テレビのどれを指すかは今詰めない方がいいと思うが波乱万丈の予感はする
    その時千代ちゃんは内なる心の声のままに道を選ぶことが出来るのか?
    高城百合子の今週の心情が解る境地に至ってこそ高城百合子を師と呼べると思うが…
    今週は千代のアシスト(自身の心の声傾聴への気付き)の方が大きかったような気がする

  6. ちぃちぃ より:

    個人的に延四郎さんが「あの時会って別れを言うつもりだった」と言ってたのは、今現在岡安の女将として岡安を取り仕切ると同時に、家庭を持ち幸せな妻でもあるシズさんを思っての優しい嘘だったと思ってます。
    シズさんの幸せを壊すつもりはないけど、死を目前にして、どうしても直接会って話がしたかったんでしょうね。
    延四郎さん……切ないです(涙)

  7. boxster981 より:

    一気見、前半の重複は省くが冒頭に補足
    早川延四郎の引退興行、見て損はないわ。女将もな!あかん、はしゃいでしもうた(伊東)
    お気遣いには及ばしません(シズ)のやりとりが実は伏線だったとは…

    シズ延四郎と遭遇、福富のお茶子がそれを見ていて噂を拡散
    噂に岡安のお茶子たちも興味津々、駆落ちしようとした昔話まで飛び出し皆不安な表情
        確かに恋仲になりかけたことが…お茶子と役者の色恋沙汰はご法度
    シズは、千代たちお茶子に延四郎とのことを打ち明け騒がせたことをみんなに謝罪
    手紙の束も燃やしてしまう

    翌日、千代は偶然会った延四郎にシズにあてた手紙を託される
    千代はそれをシズに渡そうとするがシズは受け取らない

        お茶子として行き詰ったとき延四郎の言葉に助けられた
        今の私があるのは延四郎さんのおかげ、恩人や
        手紙を読んだら、会わんといてられへん
        「岡安」の暖簾を守る者としてそれはできない

    渡された手紙をご寮さんは破り捨てる、それを覗き見ている千代
    芝居茶屋なんか無くなると言われみつえが福助のトランペットを堀川に投げ込む
    千代が自らの考えで動き始める、ご寮さんに会いに行くように背中を押す
    芝居茶屋なんか無くなると聞いて解った、うちはご寮さんに恩返しがしたいだけ
    延四郎さんがご寮さんの恩人ならうちの恩人はご寮さん
    うちはご寮さんに後悔してもらいたくない

    杉咲花さん、子役からバトンを受けて見せ所のセリフ回し
    お茶子たちも団結、組見は自分たちだけでやる
    みんなの後押しに1日だけ暇をもらうシズ
    岡安の暖簾はのうならん、みつえも手伝う

    延四郎倒れる    エンディングへの重要な伏線

    組見の当日、他のお茶子たちやかめ、みつえも協力しながら、大勢の芝居客の接待
    目が回る程の忙しさの中でも滞りなくすすめていく
    一方、待ち合わせ場所に立つシズ
    その姿に驚きを隠せない延四郎
    二人の20年の秘められた思いが交錯する

    千代たちが組見体客の世話をしている最中
    百合子が道頓堀を去るあいさつに岡安を訪ねるが宴席で忙しい千代には会わずに去る
        ちんどん屋がはなむけにカチューシャの唄で送る

    ほなここで シズ、どうぞ、お健やかに…見送る延四郎、目に涙

    疲れ果てたお茶子たち
    千代、おおきに、あんたのおかげどす、おおきにな
        シズは、こうして後悔なく延四郎さんと別れることができた
    千代も満足、明日もええ天気や

    しかし、その1ヶ月後に延四郎の訃報が届く
        最後の最後にすっかり騙されてしもうたがな…

    年が明け、千代は18歳になり年季があけた
    そして、シズと宗助に挨拶をする
    改めてこれからもよろしゅうお願いします!   その時、テルヲが突然訪問(続く)

    今週後半のメインテーマ、延四郎とシズの恋バナは何故敢てここで語られたのか?
    出来は秀逸だが壮大なサイドストーリー
    千代が天海(一平)と再会し結ばれるとしたら、千代がお茶子にはならないという伏線
    もうそうとしか考えつかない!!!

  8. ぱぽりん より:

    おちょやんHPにある登場人物を見てみたら、この先、鶴亀撮影所所長として六角精児さんが登場するじゃありませんか。
    六角さん、朝ドラ登場6作目だとのこと。
    もしや最多?

    朝ドラ出演の多そうな方を思いついたところで調べてみると、

    泉ピン子さん 5回
    徳永えりさん 4回
    海原はるかさん 6回
    海原かなたさん 4回
    菅野美穂さん 4回
    風吹ジュンさん 4回
    竹下景子さん 4回

    朝蔵さんの好きなはるか師匠も六角さんと回数では並びますが、役名のない場合があるので六角さんの勝ち、としたいところです。
    ちなみに竹下景子さん、大河ドラマにも5回出演って、凄いですね。

  9. ずんこ より:

    Mr.オクレさん、クレジットで名前を見つけていったいどんな役割で?と思っていたら、同じヨシヲでも似ても似つかぬしょぼくれたおっさん役。
    弟を思い出したところに、まさかのテルヲ父ちゃん再登場。
    一連の流れの重要な(?)役どころでした。

    「あーほォー」の一言で、相変わらずのいい味を出してくれました。

  10. ひな より:

    お父ちゃんが現れた時の千代ちゃんの顔、驚いたというより、めっちゃ怒ってましたね。エンディング写真の片隅の猫ちゃんも、プンプンって怒ってはりました。テルヲ!厄介ごと持ち込まんといてや!

  11. 丹善人 より:

    今日の冒頭。えっ!?まだ生きてたんかい?それとも亡霊?
    思い残すことなく永遠の別れが出来てよかったです。

    せっかく岡安で本を埋める覚悟が出来たのに、あのクソ親父登場で
    岡安を離れることになるのでしょうか。ヨシヲを思い出したのが
    フラグになってるんでしょう。

    高城さんと千代が挨拶できなかったけれど、こちらは後に再会するの
    でしょうか。

    読む気は無かったけれど、ガイドブックであらすじをさっと流し読み
    しただけで、気分悪くなったので、先のあらすじは読まないことにしたので、
    この後の細かいことは知りませんが。

  12. オペラ座の怪人 より:

    延四郎さんって、昨日の最後、倒れたよね。
    で、それから、復活して、
    ご寮人さんのところへ、駆けつけたの?

    それとも、
    怨念と言うか?
    執念と言うか?
    幽霊と言うか?

    まあ、実物が駆けつけたんでせうなあ。

    それにして、お父ちゃん、ええっ!?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  13. 秋桜おばさん より:

    やったー。
    ごりょんさん、延四郎さんと会えましたね。
    ごりょんさんの柔らかいいい顔と、延四郎さんの悲しい涙…。切なくも嬉しい最後の逢瀬でした。

    でも、千代ちゃんの年季明けの明るい未来に、ろくでなしの父親がやってきたー( *_* )

  14. 還暦のたつお より:

    1,延四郎さんの顔を見たシズさんの表情が思いっきり女子になっていました。
    2、百合子さんと熊田さんのやり取りが新劇調になってましたね。
    3.百合子さんと千代は、関わりこそ薄かったけど、師弟関係でした、百合子さんの歌う「ゴンドラの唄」せつないです。
    4.今回は、人物のクローズアップも多く、しっかりと撮られていた回でした。全てを呑み込んだ熟年夫婦の描写もよく、このドラマ初の神回でした。テルヲさんが現れるまでは。

  15. よるは去った より:

    千代「何がチエちゃんや・・・・・・。」

    ちょっとしたウケ狙い?
    リアルではまさしく・・・・だし。

  16. おっさん より:

    また出るんかい!!!!!あの親父!!!!! 年末が台無しだ。

  17. 二代目魁光 より:

    立つ鳥跡を濁さず。

    高城さんは千代の手間にならないよう、つつましくハナさんにお礼だけを言い残し潔く岡安を去っていったのに、テルヲときたら…。

    後を濁すどころか、色々何かわからんもん塗りたくる気満々やないかい!(笑)

    来週に向けて、先が思いやられます…。

  18. よるは去った より:

    シズ「最後の最後に・・・・・・すっかり騙されてしもたな・・・・・・・。」

     前回、延四郎さんが倒れた時「え?あのままシズさんに逢わずに・・・・・・・。」と思ってしまいましたが、重い病をおしての逢瀬だったんですね。

  19. 二代目魁光 より:

    延四郎さんの終活、無事成就!

    岡安で見せたことのないシズさんの屈託のない笑顔が印象的でした。

    そして別れ際はお互い「おおきに」と言い合い、負い目を感じた過去を全て悔いなく清算出来ましたね。

    シズさんの千代への笑顔の「おおきに」はそれを物語っていましたね。

    安心したかのようなあっけない最期でしたね。

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