2020年12月22日(火)第4週「どこにも行きとうない」
あらすじ
八年ぶりに再会したテルヲは千代に告げました。栗子は逃げ出したため、今はヨシヲと二人だけで暮らしている。ヨシヲは病気だが、金がないため医者に見せることができない。故郷で働きながらヨシヲの面倒を見て欲しいと。
ヨシヲのことを聞かされ千代は迷いに迷いました。岡安をやめるべきかどうかを。その一方で、テルヲが千代の身売りする算段する現場を目撃していた一平は、テルヲのいる料理屋に足を運びました。
一平はテルヲと対峙。一平がテルヲを詰問したことでヨシヲが病気だということは嘘であることが判明。千代はテルヲに深く失望しました。そして助けて欲しいと言うテルヲの頼みを千代は一蹴しました。
その翌日、粗暴な男たちが客として岡安にやって来ました。その男たちはテルヲを追う借金取りでした。テルヲの借金を取り立てる男たちは岡安で乱暴な振る舞いをし、岡安の得意客は逃げ出してしまうのでした。
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予習レビュー
「一緒に帰ろう」
「また一緒に暮らそう」
「家族三人で暮らそう」
これらテルヲお父ちゃんが千代ちゃんに対して言った言葉は真っ赤なウソでした。
千代ちゃんを借金のカタに身売りするのがお父ちゃんの真の狙いでした。
『スカーレット』の常治お父ちゃんも飲んだくれでかなりひどい男でしたが、娘たちへの愛情だけは本物でした。
テルヲお父ちゃんも、チビ千代ちゃんとの別れの場面では娘への愛情は本物だなと感じました。
ブログ主はほだされました。
しかし、もはや娘への愛情は失ってしまったようです。
テルヲお父ちゃん、朝ドラ史上最低最悪のお父ちゃん確定です。
コメントへの返信 by 朝蔵
千代渾身の最後通牒(boxster981さん)
お父ちゃんが「最後通牒」と受け止めてくれたらいいのですが、理解力に欠けるお父ちゃんには通じなかったかもしれません。
良い子はまねしたらあきまへん(よるは去ったさん)
良い子ではないかめさん、なかなかやってくれますね。
ゲームネタ(二代目魁光さん)
すみません。わからなかった者の一人です。(苦笑)
暴力よりも卑怯な手(たいとうみほさん)
この手の種類の人たちは時代を超えて悪知恵が働くものですね。
「お前しっかりしろよ!」(二代目魁光さん)
『まれ』のお父ちゃんはリアルでそんなこと言われてたんですか!?今にして思うとまれちゃんのお父ちゃんも不器用なりに家族を守ろうと必死でした。
一平君が千代ちゃんに、まず惚れているのか!?(オペラ座の怪人さん)
だからこそ残念なお父ちゃんから守ろうとしたのかもしれませんね。
まるで、西部劇や時代劇みたい(還暦のたつおさん)
『用心棒』の三船敏郎と仲代達矢のすれ違いを思い出していました。
一平君、座長格でありながら、一番年少者でまだまだ格下も格下(丹善人さん)
年少者=若者の目には大人たちのやっていることが時代遅れに映っているのかもしれませんね。
何か壊れるようなもの(たいとうみほさん)
あれだけ立派なお座敷なので書画骨董の一つもあるかもしれません。
テルヲ禍(ともあきさん)
一年前の残念なお父ちゃんが今では理想のお父ちゃんに見えます。(笑)
岡安に迷惑かかる(秋桜おばさん)
岡安に恩返しをしようと決めた矢先で恩を仇で返すという皮肉な展開になってしまいましたからね。
「花ちゃん」(おたかちゃん)
花ちゃんつながりに今更気がつきました。(恥)
「鬼滅の刃」(還暦のたつおさん)
あの話題作と時代がかぶるんですか!?
どう「おらんようになった」のでしょうか?(つい しょうこさん)
ある程度のことは判明しているのですが、ここでは伏せておきます。(秘)
感想
ヨシヲくんの暗いフラグ
お父ちゃんのクズぶりがますます鮮明に。
借金取りにお父ちゃんが告げた「奥の手」とは、ヨシヲくんのことを心から愛する千代ちゃんの気持ちを騙すための嘘でした。
いみじくも千代ちゃんはお父ちゃんは言いました。
八年前の方がなんぼかましやった、と。
本当にその通り。
八年前も何かと問題はありましたが、少なくとも八年前はこれほど悪質な嘘はつきませんでした。
ヨシヲくんが病気というのは嘘。
それどころかヨシヲくんもすでに実家を逃げ出している様子。
ヨシヲくんの暗いフラグが立ってしまいました。
一平くんと千代ちゃんの将来のフラグ
一方で、千代ちゃんの「運命の人」一平くんが男前な姿を見せてくれました。
この男前の側面が千代ちゃんを支えてくれるその一方で、つかみどころのないフワフワとした性格が千代ちゃんを苦しめることになるのかもしれません。
一平くんと千代ちゃんの将来のフラグも立ったような気がします。
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どっちも、大正時代です。
ヨシヲ君がどう「おらんようになった」のでしょうか?
家出ならば「エール」の典男君に続く快挙(?)ではないかと・・・
どうかヨシヲ君も鉄男・典男兄弟のように、せめてこれからは出会う人に恵まれますように。
そして
どうかヨシヲ君も鉄男・典男兄弟のように、実父にだけは似ませんように。
ふと、気が付いたのですが、「おちょやん]と「鬼滅の刃」って同じ頃の話だったのですね。関係ないけど。
いや、ホントですね。
最低最悪のお父ちゃん役を引き受けてくれて、ここまで視聴者に負の感情を植え付けてくれる(笑)トータスさんの力量には脱帽です。
トータスさんまで嫌いに…なんてコメントしてごめんなさいm(__)m
千代ちゃんがお父ちゃんやゴロツキにやられっぱなしじゃないのは救いでしたが、岡安に迷惑かかることに関しては人一倍心を痛めるのでしょうね。
本年はコロナ禍に加えてテルヲ禍が追加されました。
テレワークならぬテルヲワーク、ひど過ぎます。
朝ドラでこんな救いようのないお父さんが登場していいの?
おまけに借金取りの赤青コンビの演技が上手すぎる。
今までと違った意味で、朝から辛いです。
あ、からいんじゃなくて、辛いです。
「マルサの女」の場合はコーヒーに大量の塩を入れて、こんなもの飲めるか!とヤクザがコーヒーカップを投げつけて割ってしまい、ここぞと「器物損壊だ100番しろ」と言って退散させたのですが、あの座敷に何か壊れるようなものがなかったかなあと座敷の中を見てしまいました。高額の弁償を吹っ掛けられる物ならなおいい訳で。
一平君、座長格でありながら、一番年少者でまだまだ格下も格下。大人社会に連れ回されて、
こちらも8年間でずいぶんすれては来たけれど、気晴らしも話し相手もいない状況では
あんな性格になるのはしかたなかったかも。でも、まだ心の奥底では純粋さを失っていない、
抑えてていても見過ごしにはできない思いが残っている。これがあのクソ親父と根本的に
違うところでしょう。
あっしには関わりの無いことで、と言いながらついつい関わってしまう木枯らし紋次郎か。
1.千太郎と万太郎がすれ違うシーンは、まるで、西部劇や時代劇みたいでした。侍同士、ガンマン同士のにらみあい。(ただし万太郎は千太郎を完全に無視している。)
2、ろくでもない料理屋。例えばあの近くだと飛田にあるような、半分飲食店、半分風俗のようなお店。
千代ちゃん、お父さんにビシッと言ってくれて、
良かった、良かった。
(⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)
その後、一平君と千代ちゃんと、
2人して、歩いていて、
ふと、一平君の視線からして、
ん?
一平君が千代ちゃんに、まず惚れているのか!?
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
そして、最後、千代ちゃんが唐辛子入りのお酒!
そして、そして、名倉さんの情けないこと!
やっぱ、千代ちゃんは、明るくって、可愛くって、最高だ!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
トータス松本さんには注目度の高い朝ドラで同情の余地の全くない史上最凶のダメ親父役を引き受けてくれたことに最大限の敬意を評したいです。
役柄にとっては今後の活動にも大きく影響しますし、「まれ」でダメ親父を演じた大泉洋さんには街中で「お前しっかりしろよ!」とダメ出しされたことも(笑)
多くの俳優さんは引き受けるのは躊躇う貧乏くじ。NHKのギャラは民放よりも低めですし…。
そこを開き直り、ダメ親父として視聴者の嫌われ者になってくれたトータスさん!あんた最高だよ!
テルヲのことは嫌いになってもトータスさんのことは嫌いにならないで下さい!(笑)
これ、「マルサの女」に出てきた手口です。入る時に正当な理由を装い、犯罪には抵触しないギリギリの方法で役所内で手前勝手な言いがかりに出て、居合わせた本物の客を脅えさせる手口。時代劇ならあのヤクザが千代ちゃんを力づくで引っ張っていく(助さん格さんが止める)のでしょうが、大店相手にそんな事をしたら当然目立つし、警察や役所などが(馴染みの乞食さんたちも)動いてくれることになります。岡安の根負けを待つ気でしょう。精神的に追い詰めるのは暴力よりも卑怯な手です。
テルヲは8年のうちにキングボンビーに進化してしまった…。
ただ付いてきて小金を取るだけでなく、ボンビラス星拉致(千代を身売り画策)、デビル系カード大量押し付け(借金取り擦りつけ)並ですよ…。
何だかテルヲの見た目もキングボンビーに見えてきたような…(笑)
ゲームネタですが、分かってくれる人いますかね?(笑)
千代「お口に合いまへんか・・・・・・?辛口のお酒が好きやて・・・・・・・・。」
吉弥N「良い子はまねしたらあきまへん・・・・・・。」
いや、こんな輩にはどんどんやっちゃりと思いましたが。
最後の場面はちょっと胸がスカッとしました。
このドラマ、口上に代表される確信犯的な思わせ振りと予想の裏切りで構成されているようだ
年季明けしてお茶子として残る挨拶をしている時に千代の前に8年ぶりにテルヲが現れた
テルヲは千代に迎えに来た、一緒に暮らそうと持ちかける
どこまで信用して良いのか?義母は出て行った、今はヨシヲと2人だと言う
千代は、昔の事恨んでる、一生許したらへん、と当面拒否するが内心は複雑
それにしても思春期の娘らしい心の弾力がみつえと比べてもあまり感じられない
天海天海一座が戻ってくる、みつえは一平を相手に無邪気にはしゃぐ
道頓堀は万太郎一座の天下、鶴亀の社長から中日で千秋楽もありうると釘を刺される
千之助噴火寸前、あかん、空気を読んで座を立つ一同の素早いこと千代取り残される
荒れる千之助、一座の空気の悪さが表現され、とどめに一平が初日前夜に遊び歩く
テルヲの誘いに千代は里帰りをするつもり、内心嬉しい自分がくやしい
その夜テルヲが千代を身売りする企みであることを一平が聞いてしまう
茶屋のお茶子たちは勝手に千代が辞めるとおかめさん早合点を信じて寂しがる
千代はあっさりとただの噂と片付けるが…(たぶん思わせ振りで裏切りの展開が待つ?)
父の待ち伏せ、千代ピンチ!?売られてしまうやないか!!
テルヲはヨシヲの体の具合が悪いと千代の同情を引き出そうとする
お茶子の代わりはいるやろ、ヨシヲの面倒を見てやってくれないとそう来たか
ヨシヲのことを出されると、千代の気持ちは流石に揺れる
母の写真を見る眼が哀しい
しかし一平がテルヲと話をつけようとしてヨシヲもすでに家を出ていたとばれてしまった
テルヲは借金のカタに千代を身売りするつもりだったのだ
千代がテルヲに嘘を追求するとテルヲは開き治る
千代渾身の最後通牒、二度とウチの前に現れんといて…
ところが筋の悪い連中が客として岡安を訪れお茶子や他の客に迷惑をかける
察しのいい千代は酒に辛子を混ぜて退散させようと図るが…(続く)