おちょやん

千代が岡安をやめる決心 / おちょやん 第19回

2020年12月24日(木)第4週「どこにも行きとうない」

あらすじ

天海天海一座の公演の客の入りは思わしくなく興行の打ち切りが決まりました。そして迎えた千秋楽の日、幕開け直前に千之助が書き置きを残して失踪。さらに女中を演じる女形の役者が腰を痛めて出演を続けられなくなりました。

幕開けの時間も過ぎ、窮地に追い込まれた一平は千代に目をつけました。舞台に立てなくなった役者の代役を千代が頼んだのです。一平は千代に返事をする隙を与えず、強引に舞台の上に引っ張り出しました。

千代は緊張のあまり舞台の上で失敗したものの、一平と千代の機転によってその場を乗り切ることができました。ところが千代の二度目の出番で千代は台詞を忘れました。パニック状態に陥った千代は岡安をやめたくないという自分の気持ちを舞台で叫びました。

千代は二度目の失敗も機転をきかして観客の笑いをとることに成功。舞台は無事に終わりました。一平は興行が打ち切りになったことを観客に詫び、必ずここに戻ってくると宣言。観客は一座の面々に応援の拍手を贈るのでした。

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予習レビュー

借金取りの相次ぐ嫌がらせに、千代ちゃんがついに屈しました。

千代ちゃんは、一生を捧げるつもりでいた岡安をやめると言う苦渋の決断を下します。

自分が岡安をやめて借金取りの言いなりになれば、嫌がらせは終わる。

これ以上、岡安に迷惑をかけないで済む。

千代ちゃんはそう考えたのでしょう。

千代ちゃんのそんな気持ちを、あのシズさんが理解しないはずがありません。

千代ちゃんの決断に対してシズさんがどう出てくるのか。

それが今週の最大の見どころになるのではないでしょうか。

一方、こんなギリギリの状態で千代ちゃんがまさかの舞台初出演。

唐突とも思えるこのエピソード。

この先の展開の中で回収されることになるのでしょうか。

現時点では、千代ちゃんがこのタイミングで舞台の上に立つことの作劇上の意味は不明です。

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コメントへの返信 by 朝蔵

前兆?(よるは去ったさん)
千代ちゃんの未来へのフラグが立ちましたね。

喜美子さんと八郎さんの関係性のように(還暦のたつおさん)
ハチさんは最終的に喜美子ちゃんに超えられたことを受け入れることができましたが、一平くんにそれができるかが心配ですね。

ド緊張して舞台でヘマするヒロイン(二代目魁光さん)
『ちりとてちん』のB子ちゃんが緊張のあまり五木ひろしの「ふるさと」を歌い出す場面。それを思い出しました。

舞台の題目がいずれも今の登場人物の境遇とリンク(二代目魁光さん)
この点も『ちりとてちん』と似てますね。古典落語とドラマをリンクさせながら描いたストーリーテリングが秀逸でした。

シズさん、分かってますね(二代目魁光さん)
人の気持ちを知り抜いているシズさんは本当に素晴らしい女将です。

三谷幸喜のドラマ(還暦のたつおさん)
前作で描かれた『君の名は』のエピソードにも通じるものがありました。

お客さんは、岡安のお茶子さんってわかってる人もいたのかな?(秋桜おばさん)
失敗作に来るくらいのお客さんなのでよっぽどの芝居好き。岡安も度々使って千代ちゃんのことを知っていることは十分に考えられますね。

熊田さんに怒られつついろんな舞台を覗いた賜物(たいとうみほさん)
天性の口達者に芝居をたくさん見た経験が加わったみたいですね。

今日の出演者の中に悪人が一人もいない(丹善人さん)
年明けはこんな回が続いて欲しいです。

女優デビュー(オペラ座の怪人さん)
女優・竹井千代の誕生の瞬間でした。

必ずここに戻ってくる(ひなさん)
千代ちゃんが道頓堀の舞台に再び立つ場面は感無量でしょうね。

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感想

「どこにも行きとうない」

今週のサブタイトル「どこにも行きとうない」という千代ちゃんの叫びが涙を誘う回でした。

と同時に「どこにも行きとうない=岡安をやめたくない!」と叫んだその場所は、千代ちゃんの未来の仕事の場所でもありました。

千代ちゃんが舞台の上で叫んだ「岡安をやめたくない!=どこにも行きとうない」という願いは残念ながら叶えられません。

しかし叶えられないからこそ、偶然に立ったその場所=舞台が千代ちゃんのライフワークになってゆく。

人生は面白いと思ったことでした。

女優・竹井千代の第一発見者

千代ちゃんの初演技を見てハナさんがポツリと言いました。

「おもしろいがな」

お芝居のことを知り尽くし、役者の気持ちも役者の目利きもできるはずのハナさんが、千代ちゃんの演技をこのように評価したこと。

これは、後に千代ちゃんが女優として大成することのフラグなのかもしれません。

もしそうだとすると、女優・竹井千代の第一発見者はハナさん、ということになりますね。

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POSTED COMMENT

  1. boxster981 より:

    (萌音さんの英語~おちょやんからは脱線します、すみません)
    歌が上手くてミュージカルの舞台を踏んでいる俳優さんは一般に英語の発音がきれいですが、萌音さんは英語検定2級も持っているので英会話のアシスタントを充分こなせるでしょう。大学では英語教育に力を入れている学部に所属し、英語漬けの日々を送っていたようです。父親の仕事の関係で小学生時代3年間メキシコで生活をしていたのでスペイン語も少し出来るらしく、薩摩弁もできるはずなので立派なマルチリンガル(笑)です。なお彼女は多才で女優の他に声優、歌手、ナレーターと色々活躍しています。ドラマも大河や「丹燈籠」のような時代劇から「恋はつづくよどこまでも」のようなコミック原作のポップなテーストまで幅広くこなします。若くしてヒロイン役に恵まれている割に役柄の幅が広く固定した色がつかないのは息長く活躍できそうなお得な資質で、今のところ妹の萌歌さんや清原果耶さんとはキャラが離れていて良い距離感を保っていると思います。

  2. boxster981 より:

    朝ドラのヒロイン、清原果耶さんから上白石萌音さんにバトンリレーが決まりました。大阪も本気のバトルを仕掛けてきましたね。一番視聴率に影響する出だしのリードオフの祖母役(3世代のトップ)です。現代若手俳優を代表する2人の演技が連続して比較できるのも今から楽しみです。

  3. ふー# より:

    当時は酒梅組が道頓堀を仕切っていたんとちゃいますかね。河内の与太者が割り込んで来たら、酒梅組が排除したと思うんですが。まあ、朝ドラでそういう勢力が主人公側についていたとはできないから、違う解決方法になる訳でしょうけど。
    今でも存在する組でいろんなところに寄付もしているようです。名前が寄付者とした刻印されていますから。

  4. ひな より:

    一平さんの「必ずここに戻ってくる」宣言。
    これは千代ちゃんにも言えること。
    今は思いがけず踏んだ初舞台。でも。
    役者として、この道頓堀に、この舞台の上に戻ってくる千代ちゃんが見られる。何週か先でしょうが、その時が楽しみです。

  5. オペラ座の怪人 より:

    ひょんなことから、舞台デビュー、
    って言うか、女優デビュー。

    うんうん、千代ちゃん、君なら大丈夫、
    だって、明るくって、可愛くって、最高だから!

    ♪ヽ(´▽`)/ ♪♪(~▽~@)♪♪ρ( ^o^)b_♪♪ヽ(*´▽)ノ♪へ(*^▽^)/★*☆♪

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 丹善人 より:

    今日の出演者の中に悪人が一人もいないのを見て、安心してドラマを見ることが
    できました。
    ああいう連中や、怒鳴り声だらけのドラマは嫌いで、はなから見たくもないので。

    主役がいなくなり、主要メンバーが腰痛で出られなくなる緊急事態。切羽詰まって
    初めて一平君の出番となる。これまでずっと一番下っ端で、困ったときも誰かが
    何とかしてくれていたから芽を出すきっかけもなかったのでしょう。ずぶの素人を
    舞台に上げたことで、一平君も何かが変わるのかも。

    まさかこれが千代ちゃんの長い役者人生の初舞台になるとは、この時誰一人として
    思わなかったでしょうね。

  7. たいとうみほ より:

    緊張の真っただ中、こぼしたお茶を熱がる一平君(の演じる役)に向かって「熱いんだか寒いんだか」という台詞がとっさに出てきたのは、さすが熊田さんに怒られつついろんな舞台を覗いた賜物ですね。何かの台詞そのままではないにしても、舞台の進行やテンポ感がわかっていて、こんな場面ではだいたいこんな受け答えが続くものだ、という事がわかっていた。そうじゃないとアドリブはできません。千代ちゃんの中に、様々なジャンルの芝居の豊かなストックがあります。

  8. 秋桜おばさん より:

    舞台での千代ちゃんが、そこに手応えを感じたか、天性の素質があったのかはイマイチよくわかりませんでしたが、千代ちゃんの周りの人の温かさには心打たれる回でした。
    まばらなお客さんは、岡安のお茶子さんってわかってる人もいたのかな?

  9. 還暦のたつお より:

    今回は、まるで三谷幸喜のドラマのようでした。楽屋で放置された漆原さんが悲しい。

  10. 二代目魁光 より:

    シズさん、分かってますね。
    お金をカンパしても逆に千代が気を遣い、居心地が悪くなるのが目に見えて分かります。

    お金の渡し方は前作でも散々言われてますから(笑)
    明日シズさんがその模範演技を見せますよ!

  11. 二代目魁光 より:

    舞台の題目がいずれも今の登場人物の境遇とリンクしていますね。

    だからこそチビ一平くんも今回の千代もそれだけ入れ込むことが出来たんでしょうね。

    前作「エール」で池田さんの「古山は色んなものに自然と感情を寄せていくことができる」という分析。演劇でも同じだなと感じてしまいました。

    その部分を磨いていけば、一平くんも喜劇役者として格が上がるはずです。
    千代の演技(というよりも素を出しただけのもの)を見て一平くんはどう感じるんでしょうか?

  12. 二代目魁光 より:

    ド緊張して舞台でヘマするヒロインとそのヘマをアドリブで何とかしていくお相手の構図はちりとてちんを思い出してしまいましたね。

    そして強烈な爪痕を意図せず残すことになった千代のラストシーンの充実した笑顔は複雑なものでした。

    やりたいことのヒントを今日掴んだのに、運命に抗えない切なさも前の話でやっていたので…。

  13. 還暦のたつお より:

    百合子さんの薫陶を受け、舞台の袖で数多の芝居を見続けていた千代ちゃんは、立派な見巧者に成長していたと思います。演じる事に関してはまだ全くの素人ですが、芝居に対する思いは一平ちゃんより遥かに勝ります。やがて、千代ちゃんは一平ちゃんを追い越してゆくでしょう。あたかも「スカーレット」の
    喜美子さんと八郎さんの関係性のように。その場合、人間性では八郎さんに劣る一平ちゃんが千代ちゃんに対してどういう態度を取るか心配です。

  14. よるは去った より:

    千代「暑いんか寒いんかどっちだす・・・・・・・。」
    客席「爆笑」
    ハナ「面白いがな・・・・・・・・・。」

    何や面白い展開になってきそうでんな。
    いよいよ千代ちゃんの役者としてのスタート?っていうか前兆?

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