2021年1月6日(水)第5週「女優になります」
あらすじ
千代は黒木の誘いに乗って活動写真に出演することを決めたものの、千代が決意を固めた直後に黒木が投資詐欺で逮捕されました。ショックを受けた千代は口車に乗せられてしまった自分を反省し、女給として堅実に働き続けると「キネマ」の面々に告げました。
その一週間後、洋子と真理が活動写真の女優の試験に合格しました。千代は二人の合格を祝福するものの、本心は複雑でした。自分だけがだまされて終わってしまったことが悔しかったのです。
千代は「キネマ」の面々に自分の本当の気持ちを打ち明けました。そして、宣言しました。女優になりたい。否。女優になる、と。千代の宣言を真理は喜んで受け入れ、ともに女優を目指すことを誓い合いました。
翌日から千代は活動写真の撮影所通いを始めるものの、門の中にすら入れてもらえません。そんな中、真理が劇団「山村千鳥一座」の座員募集のチラシを見つけてきました。千代は早速、京極の劇場に足を運び試験に挑むのでした。
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予習レビュー
千代ちゃんに映画に出演しないかと持ちかけてきた黒川という男は詐欺師でした。
千代ちゃんに金銭的な被害はありませんでした。
金銭的な被害がなくて済んだ千代ちゃんはまた、精神的なショックもそれほどは大きくならないものと思われます。
何故なら、千代ちゃんは真剣に女優を目指していたわけではなかったからです。
もし女優を目指している中での詐欺被害だったら、金銭的な被害はなくても千代ちゃんの心へのダメージはかなり大きかったはず。
しかし、この騒動への悔しい気持ちがきっかけとなって千代ちゃんはどうやら女優への道を目指すことになるようです。
詐欺騒動の直後、カフェー「キネマ」の二人の女給の女の子が映画撮影所の入所試験にパス。
その報告を受けた千代ちゃんは自分だけがだまされて終わったことに悔しさを感じ、そして女優になりたいという自分の気持ちに気づくことになることになるようです。
コメントへの返信 by 朝蔵
リトルちゃん千代ちゃん(boxster981さん)
それは知りませんでした。素の顔を見てみたかったです。
リアル千代ちゃんの晩年の自宅は嵐山(boxster981さん)
そんないいところにお住まいだったんですか!あの界隈は竹林だらけですね。
千代の心のハートに火が付きましたね!(二代目魁光さん)
スイッチが入った重要な回でした。
千代ちゃんのあの変装笑えた(よるは去ったさん)
さすが大阪です。(笑)
若村真由美さん(よるは去ったさん)
なにかと話題になる『純と愛』に出演されてたんですね。
去年は重苦しく、今年はコメディタッチ(二代目魁光さん)
プロの仕事とはこのことですね。
宣言は同僚たちに聞かせる為ではなく(還暦のたつおさん)
宣言を冷たくあしらわれてもそれをなんとも思っていない様子の千代ちゃんは今日も最強ヒロインでした。
この試練を突破するんだよ、千代ちゃん!!(オペラ座の怪人さん)
千代ちゃんにとっての試練は、少しばかり難度が高いゲームにしか見えません。
守衛さんと顔なじみ(丹善人さん)
千代ちゃんのことだから守衛さんもいつか味方につけそうですね。
西村亜希子さん(名乗る程のものではございませんさん)
BK常連女優さんは印象に強く残る方が多いですね。
若村真由美さん(おたかちゃん)
『まれ』『半分、青い。』
ここ数年の作品は怖い女性ばっかりですね。
杉崎花と吉川愛(丹善人さん)
ドラマの中であっという間に意気投合した二人はすでに共演作があったのですか!?
千代ちゃんの潔さが安心して見ていられる理由(秋桜おばさん)
お父ちゃんがあれほど残念な男なのに『スカーレット』ほど気にならなかったのも、千代ちゃんの性格によるものだったのかなと今にして思います。
守衛さん(ぱぱさん)
サプライズキャスティングですね。
感想
天敵が登場
お父ちゃんがあまりにも残念な人だったから「岡安」という居場所を手に入れ。
その残念なお父ちゃんのせいで「岡安」という居場所を追われ、京都にやってきて早々に出資詐欺の騒動に巻き込まれ。
その騒動がきっかけになって自分が生きる道を見つけることが出来た千代ちゃん。
ここまで塞翁が馬式の人生を歩んできた千代ちゃんが、自分の生きる道を見つける瞬間と、その道への入り口に立つ瞬間。
二つの記念すべき瞬間が描かれました。
さて、二つ目の瞬間。
自分の生きる道への入り口となりそうな「山村千鳥一座」の座長が、千代ちゃんの前に立ちはだかりました。
岡安のごりょんさんや亀さんよりも手強そう、そして面倒臭そうなキャラの登場です。
塞翁が馬式の人生を歩むのが上手(?)な千代ちゃん。
これまでのところ最強の天敵と、どのように対峙するのでしょうか。
他の朝ドラヒロインの場合、ヒロインが手強そうな天敵と出会うと心配でしかたありませんでした。
しかし千代ちゃんが天敵と出会うと、楽しみしかありません。(笑)
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守衛さんが、渋谷天外さん(^^)
まだまだ女優を目指すスタートラインに立ったばかりの千代ちゃん、先輩女給さんが女優テストに合格しても、羨ましがるには少し早いかな。
でも、陰でネチネチと落ち込むと思いきや、まさかの女優になる宣言でしたねぇ。
設定背景は暗いことばかりだけど、この千代ちゃんの潔さが安心して見ていられる理由の一つでしょうか。
杉崎花と吉川愛。映画「十二人の死にたい子どもたち」で共演している二人だが、どちらも子役出身。
どちらも子役時代の名前を捨てて今の芸名に変えた時に、覚悟ができたのでしょうか。
若村真由美さんって、元ヒロインですが、「はっさい先生」の頃は私は見ていませんでした。最近出演した朝ドラでは恐いイメージがあります。「まれ」ではヒロインの嫁ぎ先の厳しい姑、「半分、青い」では、ヒロインの結婚生活を壊すきっかけとなった作家、とか。本作では演劇の師匠ですね。厳しいけど悪人ではない、ヒロインを育てる人という感じですか。
山村千鳥一座のひとりに西村亜希子さん、朝ドラ6作目のBK常連女優。
『スカーレット』で喫茶店サニーで突然コーラスを指導し始めたり『まんぷく』で福子さんの悪口を言って追い出されたり等となにかとインパクトがあるお騒がせな役が目立ちますね。
『ごちそうさん』でも国防婦人会でめ以子さんと派手に取っ組み合いしていました(因みに息子とめ以子娘の福ちゃんも幼少期に派手に取っ組み合いしていましたね)。
め以子さんとはその後和解され、戦争で息子さんを亡くされ幼い養女を受け入れられてましたね、養女を含めた親子3人で喫茶店の片隅で仲むつまじくなされていた場面は台詞こそなかったのですが個人的には大好きなシーンでした。
言霊の魔力。口にすることで心も定まり、後には引けない状況を作り出す。
守衛さんと顔なじみになることも、後でいきていくのかも。
千代ちゃんの決起宣言!?
店長さんの予言と、決起宣言を聞いてのニンマリ。
西村さんは、今のところ、単なる通りすがり的な感じだけど、
これから、もっと重要になるといいなあ。
で、最後の座長さんは、
(科捜研で)風丘先生こと若村麻由美さん?
この試練を突破するんだよ、千代ちゃん!!
君は、明るくって、可愛くって、最高なんだから。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
二人が、合格して、茫然自失した千代ちゃん。すぐに気を取り直して、女優宣言。してやったりの表情の繁さん。宣言は同僚たちに聞かせる為ではなく。自分を追い込む為だったのですね。がんばれ千代ちゃん。こればっかり。
「関係者以外立ち入り禁止じゃ」
撮影所の門の熱き攻防戦ですが、これと全く同じセリフを去年同じ人が言っているんですよね(笑)
去年は重苦しく、今年はコメディタッチで。
その比較がとても面白かったです。
三代目!流石です!
千鳥「さっさとおやんなさい・・・・・・・・。」
若村真由美さんは朝ドラは「純と愛」以来ですかね。
ヒロイン(夏菜)の姑役でした。
千代「うちこないして頑張ってんのに・・・・・・・。」
千代ちゃんのあの変装笑えた。
千代の心のハートに火が付きましたね!
自分の心には嘘はつけないことは潔さんもお見通しのようでした。
ついにやりたいことをはっきり口にしました。
「自分の為に生きるんや」と励ましてくれたシズさんもさぞ喜んでることでしょうね。
「嬉しいより羨ましい」のワードが出た千代はやっぱり強いです。
誰かに頼ってダメなら、頼れるのは自分だけだと。
記憶が曖昧だったので調べみたらリアル千代ちゃんの晩年の自宅は嵐山近辺でした
敷地内に料理旅館「竹生」を建てリアルヨシヲの娘(姪)を養子に迎え経営しました
猫と竹林と最愛の弟の娘に囲まれて暮らすのがエンディングのひとつのイメージです
病死の描写はドラマでどう描かれるか不明ですが今再放送されている純情きらりがお手本です
公式には亡くなったかどうかを曖昧にする扱いです
エールでも音の死は明らかではなく、むしろ宗教的な復活が連想されました
リアル世界で多数のコロナ死がある毎日、死の描写は慎重に扱われることでしょう
昨日あさイチに近江アナに扮して“リトルちゃん千代ちゃん”出演!?
ネットで盛り上がっておりました
リアルタイムで視れずも9時台の料理コーナーの録画を先程拝見、汚しがないと綺麗!
とても小3には見えないくらい大きくてしっかり者、伊藤沙莉さんに似た雰囲気あり
冬休みで2日前から上京してるらしいがコロナで観光もきっと厳しいよね
かぐや姫のモチーフが戻ってきました
これもリアル千代ちゃんへのオマージュのはず、但し実は関連がまだ腑に落ちていません
かぐや姫は仮の世界を捨て本来の世界へ戻る場面の暗示
女給が仮の世界で女優こそが本来の世界との暗示でしょうか?
この場面に用意したぼぼりんさんご指摘の二階吹き抜けのセットと月光、本当に素敵でした