2021年1月13日(水)第6週「楽しい冒険つづけよう!」
あらすじ
『正チャンの冒険』の開演前日、主役を演じる清子が、開演を目前にして足をくじいてしまい舞台に立つことができなくなりました。清子は代役として千代を指名しました。主役のセリフをすべて覚えているのは千代以外に一人もいなかったからです。
千鳥は千代を代役にすることに猛反対しました。しかし千代は『正チャンの冒険』をどうしても客に見せたいと主張。千鳥の反対を押し切りました。ところが稽古を初めてみると、千代の声は客席に届く声量を出すことができません。
その日の夜、座員たちが帰った後も千代は一人で稽古を続けました。そこへ千鳥が姿をあらわしました。千代の演技を見るに見かねた千鳥は、ついに千代に稽古をつけました。猛特訓は夜を徹して行われました。
そして迎えた『正チャンの冒険』の開演初日。劇場は満席になりました。客席には洋子と進太郎の姿もありました。小道具の短剣を忘れるなどのトラブルがあったものの、初日の舞台は無事に幕を閉じるのでした。
第11週 | 第12週
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予習レビュー
他の役のセリフまですべて覚えていた千代ちゃんの記憶力が回収されます。
主役を演じる予定だった清子さんが公演初日前日にまさかの捻挫。
舞台に立つことができなくなります。
そして、自分以外の役まですべて覚えていた千代ちゃんが、代役として清子さんから指名を受けました。
これとそっくりなことが岡安をやめる間際にもありました。
天海天海一座の女形の役者がぎっくり腰で動けなくなり、一平くんによっていきなり舞台の上に引っ張り出された時のことです。
あの時、千代ちゃんがいきなり舞台の上に引っ張り出される作劇上の理由がよくわかりませんでした。
岡安をやめる間際のこのタイミングでどうして舞台に立つのか。
ブログ主は疑問に感じたものですが、あの時のまさかの「舞台デビュー」は今回へのフラグだったのかもしれません。
千代ちゃん、実質的に初舞台でまさかの主演女優デビューを飾ることになりそうです。
コメントへの返信 by 朝蔵
愛されるツンデレキャラ(二代目魁光さん)
面倒臭い性格が今ではチャーミングに見えて来ました。(笑)
山賊さん友達になろ(よるは去ったさん)
道頓堀での「初舞台」でのアドリブは今回のフラグだったようですね。
戦わないラスト(二代目魁光さん)
素晴らしいコンセプトのラストを作ってしまいましたね。
子供たちの笑顔にも心を癒されました。
真っ先に拍手してくれたカントクも素敵です。
高校時代に千代ちゃんと全く同じことをした(たいとうみほさん)
ブログ主も小学校時代に全く同じことをしました。
老人2番の役だったので、忘れ物をしたボケ老人のフリをして小道具を取りに戻りました。(笑)
カフェーキネマもワンチーム(二代目魁光さん)
カントクはやっぱり素敵なリーダーです。
のちの大女優の片鱗(還暦のたつおさん)
今にして思えば岡安のお家さんの目利きはやっぱり確かなものでしたね。
アドリブに強い千代ちゃん(丹善人さん)
幼少期から機転をきかすのが上手でしたからね、千代ちゃんは。
西村さん、いい味出してる~(オペラ座の怪人さん)
最初は頼りない店長だと思ったけど、実は素敵な店長でした。
山賊さん、僕と友達になろ(boxster981さん)
このアドリブは予想の斜め上を行きました。
言葉一つ一つが千代ちゃんの血となり肉となる(秋桜おばさん)
千代ちゃんが大女優になった時、徹夜で稽古をつけてもらったこの時間は宝物みたいな時間になりそうですね。
清子さん…足捻挫してるから(1013さん)
笑笑
ほげたは、見事な「アドリブ」に昇華(ずんこさん)
「ほげた」レベルだったらお父ちゃんも達者そうでしたからね。
栗ちゃんと結婚できたのも「ほげた」あってのことだったのでしょう。
感想
素晴らしい師匠とのご縁
清子さんの怪我と千代ちゃんのまさかの代役。
このエピソードに洋子さんと進太郎くんのお話がどうして絡んでくるのか。
それがブログ主には見えませんでした。
昨日までは。
進太郎くんの姿を見て弟のヨシヲくんのことを思い出した千代ちゃん。
そのことが原動力となって、千鳥さんの反対を押し切ってまでも代役を引き受けると心を固めたわけですね。
一方で、千代ちゃんのそんな事情を知る由もない千鳥さんですが、千代ちゃんの情熱に間違いなくほだされた模様。
千鳥さんはまんじゅうを二個持っってきましたが、一個は千代ちゃんのために持ってきたものだと信じたい。
千代ちゃんが「うちに持って来てくれたんですか?」みたいなことを口にしてしまったがため、千鳥さんの面倒臭い性格が起動して食べ損ねてしまいましたが(笑)
しかし、千代ちゃんの本気の稽古の前では面倒臭い性格はすぐに停止。
夜を徹しての稽古に付き合う千鳥さんが素敵です。
千代ちゃんはまたしても素晴らしい師匠とのご縁に恵まれたようです。
第11週 | 第12週
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さすがは御寮ンさんに「ほげた達者」と言われた千代ちゃんです。
小学校で隣の小林君からおはぎをせしめ、ガラス工場の社長に流星丸を買わせた千代ちゃんの話芸とその機転は、福富のフラワーショウ(お茶子三人娘)との丁々発止のやり取りでさらに磨きがかかったようです。
そして今回、小道具を忘れるという大ピンチをもその機転とほげた達者さで見事に切り抜けました。
でも、今までと違うことが一つ。
そのほげたは、自己保身のためでも相手を遣り込めるためでもなく、仲間を助け、お芝居を進め、観客を幸せにするものでした。
ほげたは、見事な「アドリブ」に昇華しました。
千代ちゃん、おめでとう。
嬉しかったんだろうね、清子さんに思いっきり抱きついて。
でもね、千代ちゃん。
清子さん…足捻挫してるからほどほどにね(汗)
いやー、ホッとしました。
ハラハラしながら見始めて、終わった時には安堵感と共に、千鳥さんのめんどくさいながらも熱いハートに感動でした。
千鳥さんの物を投げながらの言葉一つ一つが千代ちゃんの血となり肉となるんですね。
今日発表された昨日の視聴率、18.1%に回復していて明日以降へ期待が繋がった
千代ちゃん、複式発声法が出来てなかった
千鳥座長、やはり気になり様子を見にくる
あるいは清子さんが裏で頭を下げて頼み込んだか???
秘伝、薙刀振り 見事な指導ぶり
翌朝疲れ果て眠りこける千代ちゃんと座長と人形 、いい絵だ
特訓の甲斐あって舞台は無事進んでいたが…
あろうことか決めアイテムの聖なる短剣を楽屋に置き忘れた千代ちゃん
…、とここまでは予想通りの展開…なのだが
次の展開が予想を越えたか!?
袖で目を見張った千鳥座長、千代の次のステージ(紹介先)を引き上げたか
山賊さん、僕と友達になろ
ほんまは寂しかったんやろ
今まで辛いことばっかりやったかも分かれへんけど、大丈夫
だんない。きっとこれからはええこともぎょうさんある
せやさかい…みんな一緒に楽しい冒険続けよう!
私には、独り気張って一座を守ろうとしている座長に語り掛けているように聞こえた
まぁこのドラマのお定まりとして、一緒に楽しい冒険は続けられないようなのだが…!?
初舞台がうまくいくことは、
まあ、ドラマの常道からして、
約束されている、とは思っても、
若村さんによる特訓シーンを見ていると
「本当にうまくいくのか!?」と
ビクビクしちゃいました。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
けど、特訓の甲斐あって、うまくいった!
と思ったら、短剣がない!?
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
と思ったら、千代ちゃんのアドリブ。
そこで、西村店長が、いの一番に、
立ち上がって、拍手拍手、
うんうん、西村さん、いい味出してる~
あなたは、ただの通行人的役割では「ない!」と
思っていました。
それも、これも、千代ちゃんが、
明るくって、可愛くって、最高だからさ!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
アドリブに強い千代ちゃんです。で、そのアドリブが共感を生む。
下手くそが一晩の特訓を経てなんとか舞台を持たせた。千鳥さんのお陰。
一生懸命さがまわりを動かす力となる。
やはり、あえいおえおあお、腹式呼吸は、基本です。一晩でよく習得したなあ。でも持ってきた大福を全部食べちゃうところは、やはり千鳥さん。しかし、腹式呼吸の一夜漬けといい、抜群のアドリブ対応力といい、千代ちゃん、のちの大女優の片鱗を覗かせていましたね。
岡安もワンチームでしたが、カフェーキネマもワンチームでしたね!
監督はじめ応援に来ていました。
家族はまぁ…アレでしたが(笑)、周りの人に恵まれたのも千代の人たらしの才能の成果です!
これも大事な才能ですね!
高校時代に千代ちゃんと全く同じことをしたのを思い出し、肝が冷えました。演劇部で、地区大会の予選という大事な公演で、小道具のホイッスルを首に掛けなきゃいけないのにポケットに入れたまま舞台に出て、吹こうと思ったら首にない!!焦ったなんて心境じゃないです時空間のすべてが硬直してしまった感じ。ホイッスルを吹くのは散らばった学生を呼び集める為だからと数秒?必死に考えて、「全員集合!」と声を張ったらあとは台本通りに話が進んで事なきを得まして、そこは千代ちゃんよりはリカバリーが楽でしたが。ホント生の演劇ってのは、非常時や不測の事態に対処する能力がないと駄目だな、と感じます。千代ちゃんならむしろ、ピンチを乗り越える事で原作と違う感動を、お客さんに与えたでしょう。
短剣を用意し損ねた千代がとっさに考えた「戦わないラスト」
自分の家族に重ね合わせていたでしょうね。
千代の「もし第1週が平和に解決していたら」のifを見た気がしました。
本当はテルヲや栗子さんとも戦いたくなかった、自分から捨てたくなかった気持ちが滲み出ていたような気がします。
でもやむを得ずそうしてしまった。
責任感があり弱い者に優しい千代のことだからそう思うのは自然です。
だからこそ、楽しい冒険を続けていけば道は開くと前向きになっているように感じます。
名を上げてヨシヲに会いたいと思ったり、進太郎くんをヨシヲと重ね合わせたりしていましたが、その裏付けかなと。
正ちゃん(千代)「山賊さん友達になろ・・・・・・・。」
楽屋に忘れられた短剣がアップになった時は「おいおい。」だったけど、なんだかんだ言って千代ちゃんは芝居度胸あるってことですね。
最初はとっつきにくく面倒臭い千鳥さんですが、今はなんだかんだで愛されるツンデレキャラになりましたね
(笑)
色々言いながらも懐が深い!
一晩中付き合うなんて余程の思い入れですね。
そして千代も学んだら一晩で身につけるとは飲み込みが早い!
この要領の良さと物おじの無さ、機転の効かせ方は女優としての重要な才能です!