2021年1月14日(木)第6週「楽しい冒険つづけよう!」
あらすじ
『正チャンの冒険』はその後も人気を集め、公演期間が延期された上で千秋楽を迎えました。千代の演技は高く評価され、新聞にも紹介されるほどでした。千代はさっそく、近況を道頓堀の岡安に知らせました。
そんな中、千鳥が千代に思いがけないことを告げました。山村千鳥一座を解散する。そして一人で修行しなおすつもりだと。千鳥は『正チャンの冒険』が大ヒットしたことで自分の慢心を悟ったのです。
千鳥は、一座の役者たちには次の行き先も用意していました。千代には、高城百合子も在籍している鶴亀撮影所に紹介状を出していました。その日の夜、すでに解散を告げられていた一座の座員たちは千鳥のもとに集まり別れを告げました。
季節は春になり、千代は千鳥から紹介された鶴亀撮影所に足を運びました。かつて千代が入ることを拒んだ撮影所の守衛・守屋は、門を開けて千代を通してくれました。そして千代は新たな第一歩を踏み出すのでした。
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予習レビュー
女優への第一歩を踏み出したその矢先に、期せずして主演女優としてデビューすることになった千代ちゃんの初舞台が描かれます。
ところで、何かを成し遂げた人には大きく分けて二種類の人がいます。
成し遂げたゴールを明確に決めて、そこに向かって努力を続け、最後にゴールインして何かを成し遂げるタイプの人。
もう一つのタイプは、本人の意思とは無関係に何かに導かれるようにしてゴールインし、何かを成し遂げてしまうタイプの人。
千代ちゃんは明かに後者のタイプのようです。
岡安という自分の居場所を見つけたのも、千代ちゃんの意思ではありません。
道頓堀から京都にやって来たのも千代ちゃん自身の意思とは無関係です。
そして、主演女優として舞台デビューすることも、まだ千代ちゃんの努力によるものではありませんでした。
千代ちゃんが何を手に入れるときは、何らかのトラブルが原因でした。
今後、千代ちゃんが窮地に立たされるとき、それは何かを手に入れるフラグに違いないと安心して観ていられそうです。
コメントへの返信 by 朝蔵
家族のような関係(よるは去ったさん)
家族の一員以外の何者でもないような喜びぶりでしたね。
千代ちゃんからの電話への岡安の人々の反応は。
岡安メンバー(二代目魁光さん)
千代ちゃんは、今もチーム岡安の一人と考えられているみたいですね。
千鳥さんの「楽しい冒険」(二代目魁光さん)
千鳥さんはもう一回登場することが確認されてますが、願わくば最後まで登場し続けてほしい登場人物の一人です。
千鳥さん(還暦のたつおさん)
お騒がせキャラに次回から会えなくなるのが寂しいです。
夜にならなぁ星は見えへん(boxster981さん)
この言葉が千鳥さんの心を癒しますように。
「掟の門前」(通りすがりさん)
カフカにこんな作品があることを初めて知りました。
まだ木曜日なのに(オペラ座の怪人さん)
二つも別れが描かれて泣ける回でした。
本当に千代ちゃんの家族(あさのあさみさん)
千代ちゃんには帰るところがあるとわかって安心できました。
千代パパ以外は、ホントに魅力的な人ばかり(秋桜おばさん)
唯一の残念な登場人物は最後はどうなるんでしょうね。
数年後に成長した彼(よるは去ったさん)
成長した進太郎くんをカントクと再会させてあげたいです。
脚色はありますが比較的に史実に近いエピソード(boxster981さん)
情報提供ありがとうございます。
元超獣戦隊ライブマンの黄色(名乗る程のものではございませんさん)
カントクはそんなキャリアがあったんですか!?
その筋の情報網(丹善人さん)
岡安の人々の情報網は広くはりめぐらされていそうですからね。
『プラダを着た悪魔』のあの編集長(Anneさん)
確かに似てますね。
ちなみに、最近「悪魔」の実在モデルが出演しているドキュメンタリー映画を観たのですが、映画の中の「悪魔」よりは温厚そうな「悪魔」でした。(笑)
感想
千鳥さんは千夜ちゃんにとって大切な存在の一人に
事前にアナウンスよりも一日早く、千鳥さんたちとの別れの日を迎えました。
最後の最後まで面倒臭い性格だった千鳥さんでしたが、その面倒臭いはいつの間にか彼女の魅力の一つになっていました。
ちょっとネタバレになりますが、千鳥さんは再び登場します。
今後も千鳥さんは、千代ちゃんにとってとても大切な存在の一人として、登場し続けて欲しいものです。
千夜ちゃんにとって間違いなく大切な存在の面々
千代ちゃんにとって間違いなく大切な存在。
道頓堀の岡安の面々の顔を久しぶりに見ることができて感激です。
かつて、生まれ故郷に二度と帰ることはなかったとナレーションでアナウンスされた、帰る場所のなかった千代ちゃん。
その千代ちゃんには帰る場所がある。
そのことが確信できた、岡安の面々の喜びぶりに泣かされました。
カントク
話が前後しますが、進太郎くんと仲良しになったカントクが、進太郎くんとの別れに涙まで流すとは。
前回の、舞台の上の千代ちゃんに拍手喝采を贈る場面以降、カントクの株は上がりっぱなしです。
生まれ故郷を捨てた千代ちゃんの向かうところは、素敵な人たちばかりですね。
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ジョージ「女中なし・・・・・・・・。」
千代「何で・・・・・・・・?」
舞台と映画の違いを思い知らされたってところですかね。
平八「あんた間が良かったな・・・・・・・・・・。」
ああセクハラという言葉が日本になかったあの時代。
千代ちゃんは見たくもないものを見せられて度肝を抜かれることもあるのかな?
朝蔵さん、こんばんは。
今朝のおちょやんの千鳥さんは『プラダを着た悪魔』のあの編集長(ミランダ:メリル・ストリープ)のようでした。
いじわるをしながらも、でも目は曇ってないというか…。ちゃんと実力は評価しているというか。
そんなことを思いながら見てました(*^^*)
現代なら既存の作品を舞台化するには上演権とかいろいろあるんですが、
おおらかな時代です。
ごりょんさん、千代からの電話があったとは言え、何の情報もなく、千代の名前も
出ていない新聞記事をよく見つけ出した物です。
ひょっとして、アングラネットワークとか、その筋の情報網で、こっそり千代のこと
情報としてつかんでいたのかも。
戦隊ヒーローはいつでも子供たちの味方、一緒に笑ってくれたり泣いたりしてくれる。そして、子供たちのピンチにはファイトイッパツのCMで披露した身体能力を屈指して闘ってくれる。
カントク役の西村和彦さん、元超獣戦隊ライブマンの黄色担当、同じく戦隊モノから朝ドラ出演した松坂桃李さんの大先輩。
山村千鳥にはモデルが実在し、実際にリアル千代ちゃんと師弟関係にありました。
その名は村田栄子さん。名前で気付くように千栄子さんの名付け親です。
村田栄子さんが厳しい演技指導をしていたというのも事実のようです。
厳しさからたくさんの人が側を離れていきました。
本人も舞台に厳しく地方巡業の舞台で倒れ宿泊先で若くして亡くなりました。
今週嫁いだ家に別の女が出入りするようになりその女に子が出来て飛び出したとありました。
その時は千代ちゃんの義母のケースとだぶらせての話と受け取っていましたが、
思えば将来の千代ちゃんのデジャヴになっているんですね。残酷な伏線です。
正ちゃんの大冒険は本当に村田栄子一座で演じていたようです。
正ちゃん役の座長が倒れ代役がリアル千代ちゃんに回ってきたのが史実のようです。
その舞台で台詞を忘れアドリブでやり過ごして、それが観客に受けたこともありました。
脚色はありますが比較的に史実に近いエピソードだったんですね。
進太郎「僕がお母ちゃん守るんや・・・・・・・・・。」
ようよう!進ちゃん!それでこそ男の子!
数年後に成長した彼とはまた会えるのかな?
もしそうだったら誰が演じるのかな?
「とと姉ちゃん」で夫役だった上杉柊平君とかだったらウケるな。
岡安を出ることになった時、ごりょんさんや岡安の皆を見ることが出来なくなることに寂しい思いをしたものですが、今回もあんなにモラハラの千鳥さんだったのに、これでお別れだと思うと寂しくて…。
千代パパ以外は、ホントに魅力的な人ばかりです。
カフェキネマーの人達もいい人ばかりだけど、
岡安の場面が出たら、ほっこりと幸せな気持ちになれました。本当に千代ちゃんの家族です。
しかし、本日の一番は進太郎くんの健気な言葉。洋子さんでなくても泣けます。
演出さんの思惑通り(笑)朝から号泣です。
今日は、まだ木曜日なのに、
ワンワン、鳴かせて、じゃなかった、
ワンワン、泣かせて、いただきました。
(>_________<。)
千代ちゃん、君は明るくって、可愛くって、最高だ!
(⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
一連の守衛とおちょやんのやりとりは「掟の門前」のオマージュでしたね
門をくぐらないと物語は進みません
座長の顔色はさえない
自分の考えが間違っていたと悟ったからだ
初舞台は成功し千代は正ちゃん帽を進太郎に贈る
弟を思い出しながら心の支えに感謝している
千代たちの公演は人気を呼び新聞にも掲載された
千代は岡安に電話する
千鳥さん千代ちゃんに訪ねる
どうして笑っていられるの?
答えを聞いて千鳥さんは安心したに違いない
山村千鳥一座は解散する
ひとりよがりだった
いつのまにか見下す側の人間になっていた
もう一度ひとりで全国回ってやり直す
千代や座員には行き先を手配てしていた
夜にならなぁ星は見えへん、うちは夜が好きです
そして撮影所の扉が開く
1,千鳥さん、色んな意味でビッグサプライズ。
2、「大女優の第一歩」潔さん、さすがの慧眼です。
千鳥さんの置き土産は鶴亀撮影所の門をくぐらせてもらえる権利でした。
守屋さんとの攻防戦は、実力と努力で千代の勝ちでしたね!
そして千鳥さんも傍若無人に見えて、自分の非を素直に認め、傲慢さを改める。芸に対しては誰よりも真摯な人でしたね。
千代だけではなく、これからの千鳥さんの「楽しい冒険」も今後の楽しみですね。
愛されるツンデレ座長、山村千鳥さんに幸多からんことを!
懐かしの岡安メンバーが再登場!
1分だけとの電話と聞いて、とっ散らかって言いたいことも言えずに終わるんだろうなぁ…と思っていましたが予想通りでした(笑)
でもシズさんに千代の活躍がちゃんと伝わってよかったね!
その時の慈愛に満ち溢れた表情は「帰る場所があるから何されても笑顔でいられる」と言うには十分過ぎる説得力でしたね。
千代「うちが帰るのを待ってくれはる人たちが・・・・・・・。」
「岡安」の人たちといかに家族のような関係になっていたか改めて感じさせられましたね。
すみません
訪ねる(誤)—> 尋ねる(正)でした
申し訳ありません